JPS61157984A - 欠陥表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は欠陥表示装置に関し、特にテレビジョンカメラ
によって被検査物体を撮像して得られるビデオ信号を用
いて被検査物体の欠陥の有無を識別する物体検査装置に
通用して好適なものである。

〔従来の技術〕

この種の物体検査装置として従来、テレビジョンカメラ
から得られるビデオ信号が表す画面を、例えば第３図に
示すように、西面１の水平方向及び垂直方向にそれぞれ
Ｘ軸及びｙ軸を割当ててなるｘｙ平面を考え、当ｔｆｘ
ｙ平面上に監視すべき１つ又は複数の観測位置ＰＡ、Ｐ
Ｂ・・・・・・を設定し、当該観測位置に相当するビデ
オ信号が所定範囲内の信号レベル（すなわち輝度レベル
）をもっているとき、現在テレビジョンカメラによって
撮像されている被検査物体には欠陥がないと判断し、こ
れに対して観測位ＷＰＡ、ＰＢ・・・・・・の信号レベ
ルが所定値から外れたとき、被検査物体に欠陥があると
判断するものが提案されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

かかる欠陥の有無の判別は、ビデオ信号を情報として所
定の信号処理をすることによってなし得るが、かくして
欠陥が発見された被検査物体については、どのｔ！測位
置に欠陥があるかを判別するために、−Ｓにビデオ信号
を例えば陰極線管でなるモニタの表示画面上に表示させ
るようにすることが便利である。

因にオペレータは、物体検査装置によって被検査物体に
欠陥があるとの判断結果が得られたときには、当該被検
査物体の処理作業（例えば物体検査装置が自動製造ライ
ンの加工機械によって製造される製品を検査するように
適用される場合には、例えば製品の加工機械からの除去
作業などがある）を行う必要があるからである。

本発明は以上の点を考慮してなされたもので、被検査物
体の観測位置のうちの少なくとも１つに欠陥があるとの
判断がされた場合には、当該欠陥が発生した観測位置を
モニタの表示画面上に明確に表示さセるようにすること
により、オペレータに対して欠陥の発生位置を簡便に知
らせるようにした欠陥表示装置を提案しようとするもの
である。

〔問題点を解決するための手段〕

かかる問題点を解決するため本発明においては、被検査
物体を撮像するテレビジョンカメラ３から得られるビデ
オ信号ＶＤＩＮに基づいて、所定の１！測位闇ＰＡ、Ｐ
Ｂ・・・・・・の欠陥の有無を検出する欠陥検出手段４
と、ビデオ信号ＶＤＩＮを表示西面１１上に表示するモ
ニタ８と、欠陥検出手段４の検出出力ＤＳによって表さ
れる欠陥位置及び表示画面１１上の走査位置を比較し、
一致したとき所定のパターンを有するカーソル４０を表
示画面１１上に表示するカーソルパターン信号ＣＰを発
生する欠陥表示制御手段２１とを設け、表示画面１１に
おける発生した欠陥の表示位置又はその近傍にカーソル
４゛０を表示させるようにする。

〔作用〕

テレビジョンカメラ３によって撮像されている被検査物
体に欠陥が発生すると、これを欠陥検出手段４が検出し
、その検出結果に基づいて欠陥表示制御手段２１が現在
の走査位置と欠陥の発生位置とを比較し、一致が得られ
たときモニタ８にカーソルパターン信号を送出する。か
くしてモニタ８の表示画面上には、発生した欠陥の表示
位置又はその近傍位置にカーソルが表示され、かくして
オペレータはカーソルが表示されたことによって欠陥が
発生したことを簡易に判知し得ると共に、カーソルが移
動した位置を読取ることによって発生した欠陥の位置を
詳細かつ確実に知ることができる。

〔実施例〕

以下図面について本発明の一実施例を詳述する。

第１図において、２は全体として物体検査装置を示し、
テレビジョンカメラ３において被検査物体を撮像して得
られるビデオ信号ＶＤＩＮが欠陥検査装置４に入力され
る。テレビジョンカメラ３は同期信号発生回路５におい
て発生される水平同期信号Ｈ５ＹＮＣ及び垂直同期信号
ＶＳＹＮＣを受けてこれらの同期信号に同期したビデオ
信号ＶＤＩＮを発生するようになされている。

かかる構成に加えてビデオ信号ＶＤＩＮは混合回路６を
介して例えば陰極線管でなるモニタ８に供給され、かく
して第３図との対応部分に同一符号を付して第２図に示
すように、被検査物体を表示画面ｌｌ上に表示する。

この実施例の場合、欠陥検出装置４は表示画面１１にｘ
ｙ座標を割当て、各観測位置ＰＡ、ＰＢ・・・・・・の
左上角の座標（ｘａ　、７ｍ　）、（Ｘｓ　、７％）・
・・・・・によって観測位置ＰＡＳＰＢ・・・・・・の
表示画面１１上の位置を特定し、ビデオ信号ＶＤＩＮの
うち当該観測位置（ｘａ　％　７ｍ　）、（Ｘ＞、７ｂ
）・・・・・・に相当するタイミングで、各観測位ｆｉ
ＰＡ、ＰＢ・・・・・・におけるビデオ信号の信号レベ
ルが所定範囲内にあるか否かを判断し、欠陥が生じた観
測位置番号を内容とする欠陥位置検出信号ＤＳを発生す
る。ここで、各観測位置はＸ軸及びｙ軸方向に所定の長
さをもつ領域でなる。

なお実際上欠陥検出装置４は、全ての観測位置について
の欠陥検出動作をした後、現在表示画面１１上に表示さ
れている被検査物体が合格しているか否かの総合判断を
して、別途被検査物体を加工処理している機械に対して
監視制御信号を発生することにより、機械の停止等の自
動制御を実行するようになされている。

欠陥検出装置４の欠陥位置検出信号ＤＳは、欠陥表示制
御部２１のＣＰＵ２２　（例えばマイクロコンピュータ
で構成されている）に制御入力として与えられる。ＣＰ
Ｕ２２は欠陥位置検出信号ＤＳを受けたとき、バス２３
を介してメモリ２４から当該欠陥位置番号に相当するｘ
ｙ！ｉ！標上の位置データを読出す。

この実施例の場合、メモリ２４には全ての観測値ｉＰＡ
、ＰＢ・・・・・・についてその左上角の座標（ｘｌ、
ｙ、）、（Ｘｂ　、）’ｂ　）・・・・・・を表す数値
データが予め格納されており、欠陥位置検出信号ＤＳに
基づいてＣＰＵ２２が欠陥番号を指定したとき、°これ
をＸ７座標データに変換してバス２３を介してｃｐυ２
２に転送する。

ＣＰＵ２２は、この欠陥位置データをＸ軸しジスタ２５
及びｙ軸しジスタ２６にロードし、各レジスタ２５及び
２６の記憶内容をコンパレータ２７に比較入力として供
給させる。

一方欠陥表示制御部２Ｉには、Ｘ軸カウンタ３１及びｙ
軸カウンタ３２が設けられ、Ｘ軸カウンタ３１のクロッ
ク入力端に同期信号発生回路５において発生されるクロ
ック信号ＣＬＫが与えられると共に、同期信号発生回路
５の水平同期信号Ｈ５ＹＮＣをリセット入力端に受けて
、カウント内容を水平同期信号Ｈ３ＹＮＣが発生するご
とに０にリセットするようになされている。これにより
Ｘ軸カウンタ３！は、表示画面ｌｌ上の各走査線ごとに
Ｘ軸方向の座標メモリに相当するＸ軸メモリ信号を発生
し、これをコンパレータ２７に供給する。

これに対してｙ軸カウンタ３２には、クロック信号とし
て水平同期信号ＨＳＹＮＣが同期信号発生回路５から供
給され、かつリセット信号として垂直同期信号ＶＳＹＮ
Ｃを同期信号発生回路５から供給される。かくしてｙ軸
カウンタ３２は表示画面１１上の各水平走査線番号を表
すｙ軸メモリ信号を発生し、これをコンパレータ２７に
基準式゛力として供給する。

コンパレータ２７は、Ｘ軸カウンタ３１のＸ軸メモリ信
号と、Ｘ軸しジスタ２５のＸ軸欠陥位置信号とを比較す
ると共に、ｙ軸カウンタ３２のｙ軸メモリ信号とｙ軸し
ジスタ２６のｙ軸欠陥位置信号とを比較し、Ｘ軸及びｙ
軸両方について一敗が得られたとき、一致検出信号ＩＤ
Ｓをカーソルパターン発生回路３５に供給する。

カーソルパターン発生回路３５は、表示画面ｌｌ上にお
いて観測値ｆｉＰＡ、ＰＢ・・・・・・のうち欠陥が発
生した観測位置を表示するマーク（これをカーソルと呼
ぶ）を発生するもので、この実施例の場合、垂直方向に
一本の走査線に相当する幅を存しかつ水平方向に観測値
１１ｆＰＡ、ＰＢ・・・・・・の水平方向の幅とほぼ同
じ長さを存する１本の輝線で構成されている。

なお、カーソルパターンとしてはこれに限らず、十字状
、三角形状、長方形状・・・・・・などのマークや、欠
陥位置の周囲を囲む輝線でなるマークや、観測位置ＰＡ
ＳＰＢ・・・・・・を全体として高い輝度で光らせるよ
うなマークなど種々のものを適用し得る。

この実施例の場合、ＣＰＵ２２は、欠陥検出装置４から
供給された欠陥位置検出信号ＤＳに基づいて、Ｘ軸しジ
スタ２５及びｙ軸しジスク２６にそれぞれＸ軸及びｙ軸
欠陥位置データをロードするにつき、ｙ軸しジスタへの
データをｙ軸方向の欠陥位置を表すｙ軸座標の値から−
１だけ減算した値をロードするようになされ、かくする
ことにより、表示画面１１上欠陥を検出した観測位置Ｐ
Ａ％Ｐ　Ｂ　−−−−−・の１つ上の走査線上にカーソ
ル４０を表示てきるようになされている。

かくしてカーソルパターン発生回路３５示ら得られるカ
ーソル信号ＣＰは、混合回路６においてビデオ信号ＶＤ
ＩＮと混合された後、モニタ８の表示画面ｌｌ上に被検
査物体の映像上に重畳するように表示される。

以上の構成において、欠陥検出装置４がｖｌ、検査物体
の観測位置ＰＡ、ＰＢ・・・・・・の全部に欠陥がない
ことを判断し、その結果欠陥位置検出信号ＤＳを送出し
ていない状態においては、ＣＰＵ２２は、Ｘ軸しジスタ
２５及びｙ軸しジスタ２６にホームポジション位置デー
タ（Ｘ＊　、Ｆｏ　）をロードする、従ってコンパレー
タ２７は、表示画面１１の走査ビームが（Ｘｓ−、Ｙｔ
ｒ）の座標位置に、来たとき、Ｘ軸カウンタ３１及びｙ
軸カウンタ３２の内容がＸ軸しジスタ２５及びｙ軸しジ
スタ２６の内容と一致したことを検出し、−敗検出信号
ＩＤＳをカーソルパターン発生回路３５に供給すること
により、モニタ８の表示画面１１の左上隅のホームポジ
ションにカーソル４０が表示される状態になる。

この状態は欠陥検出装置４が被検査物体の欠陥を検出す
るまで維持される。従ってオペレータは、表示画面１１
のカーソル４０の位置が左上隅のホームポジションにあ
ることをｆ１認することによって、被検査物体には欠陥
が生じていないことを容易にｎ認し得る。

この状態において、観測位置ＰＡ、ＰＢ・旧・・のうち
の１つ又は複数について、欠陥が検出されると、欠陥検
出装置４は欠陥が発生した観測位置を表すデータＤＳを
ＣＰＵ２２に供給する。このときＣＰＵ２２は、当該欠
陥位置番号に対応する座標データをＸ軸しジスタ２５及
びｙ軸にジスタ２６にロードし、従ってＸ軸カウンタ３
１及びｙ軸カウンタ３２のカウント内容がＸ軸しジスタ
２５及びｙ軸しジスター２６のロード内容と一致すると
、その都度コンパレータ２７が一致検出信号ＩＤＳをカ
ーソルパターン発生回路３５に送出することにより、表
示画面１１上の欠陥が発生した監視領域の１つ上側の走
査線位置にカーソル４０か表示されることになる。

カくシてオペレータは、モニタ８の表示画面１１上のカ
ーソル４０の位置が、左上隅のホームポジションから他
の位置に移動したことによって、被検査物体に異常が発
生′したことを簡易に判知し得ると共に、カーソル４０
の移動後の位置にある監視領域の番号を確認することに
よって、どの観測位置に欠陥が発生したかを詳細に判知
し得る。

このようにして第１図の構成によれば、被検査物体のう
ち監視すべき複数の監視部分について欠陥が発生したと
き、これをカーソル４０の表示位置が変化することによ
ってオペレータが簡易かっ確実に判知できる。

か（するにつき、被検査物体の観測位置を変更する場合
には、各監視領域番号に対応してメモリ２４に格納され
ている位置データを変更するだけで、回路構成１何等の
変更を伴うことなくカーソル４０を変更後の観測位置へ
移動させることができる。

なお上述の実施例においては、欠陥が拠生していないと
きには、カーソル４０を左上隅のホームポジションに表
示させるようにしたが、これに代え、表示させないよう
にしても良い、このようにすれば、オペレータはカーソ
ルが表示画面１１上に表示されていない状態のとき、欠
陥が発生していないことを簡易に判知し得ると共に、表
示画面１１上の何れかの位置にカーソル４０が表示され
たとき、欠陥が発生したこと及び発生した欠陥位置を簡
易かつ確実に判知し得る。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれば、被検査物体の観測位置の
何れか１つに欠陥が発生したとき、これをモニタ８の表
示画面１１上のカーソルの位置の変動によって表示する
ようにしたことにより、オペレータが筒易かつ確実に欠
陥の発生及び発生した欠陥の位置を判知し得る欠陥表示
装置を容易に実現し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による欠陥表示装置の一実施例を示すブ
ロック図、第２図はモニタの表示画面１１上の表示の説
明に供する路線図、第３図は従来考え得るモニタの表示
方法を示す路線図である。 ３・・・・・・テレビジョンカメラ、４・・・・・・欠
陥検出装置、５−・・・・同期信号発生回路、６・・・
・・・混合回路、８・・・・・・モニタ、１１・・・・
・・表示画面、２１・・・・・・欠陥表示制御部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被検査物体を撮像するテレビジヨンカメラから得られる
   ビデオ信号に基づいて所定の観測位置の欠陥の有無を検
   出する欠陥検出手段と、上記ビデオ信号を表示画面上に
   表示するモニタと、上記欠陥検出手段の検出出力によつ
   て表わされる欠陥位置及び上記表示画面上の走査位置を
   比較し、一致したとき所定のパターンを有するカーソル
   を上記表示画面上に表出するカーソルパターン信号を発
   生する欠陥表示制御手段とを具え、上記表示画面におけ
   るカーソルの表示を、発生した欠陥の表示位置又はその
   近傍に表示させるようにしたことを特徴とする欠陥表示
   装置。