JPS61146435A - クリツプ自動取付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、長尺の加工材に、穴明けし、クリップを取付
ける作業を自動化したクリップ自動取付装置に関する。

［従来の技術］ 従来、長尺の加工材、例えば自動車のラジェータサポー
トの加工材の加工方法を述べると、その加工工程は、お
よそ次の様である。

所定の長さに切断された加工材に、複数台のボール盤又
は、多軸ボール盤、或いはパンチングプレスで所定の間
隔に複数の貫通孔を開け、その侵前記貫通孔に、手作業
により作業者がクリップを通す方法、又は前記貫通孔を
、機械で順次１個づつ検出し、該検出された穴にクリッ
プを自動挿入する方法がとられている。前者のクリップ
取付は方法は言うに及ばず、後者の場合も貫通孔を検出
し該貫通孔に、クリップを挿入するという２工程が必要
であり、生産能率が悪い。又加工材への貫通孔の加工工
程と、クリップ取付加工工程が別の場所又は不連続な２
工程で行なわれているため、加工能率が悪い。さらに、
穴明工程とクリップ挿入工程が別の工程になると、それ
ぞれの工程において独立して位置決めをする必要がある
。特に加工材がゴム材の場合には伸縮により正確な位置
決めができないという欠点がある。

［発明が解決しようとする問題点］ そこで本発明は、前記穴明工程、前記クリップ取付工程
、及び前記クリップ取付工程へのクリップ供給を１台の
機械によって自動化することで、生産性の向上及び品質
の向上を図ることを目的とする。

［ｒ！！Ｊ題点を解決するための手段］本発明は、長尺
の加工材を保持する支持台と、前記支持台に保持された
前記加工材を固定するクランプ装置と、 前記クランプ装置に固定された前記加工材に穴を関ける
穴明装置と、 クリップ供給装置からのクリップを、把持し、前記加工
材の前記穴明装−で穴明けされた位置に取付けるクリッ
プ取付装置と、 前記クリップ取付装置にクリップを供給するクリップ供
給装置と、 前記クランプ装置と前記支持台とで固定された加工材の
加工位置に、前記穴明装置、前記クリップ取付装置を配
設した共通の基台を移動する順次移動装置と、 から成るクリップ自動取付装置である。

支持台は所定の機械的強度を有し、加工材を保持する部
材である。前記支持台と前記加工材の接面状態は、該加
工材を損傷しない形状であればよい。

クランプ装置は、後述する穴明装置、クリップ取付装置
により、前記支持台に保持された前記加工材が加工され
る時、該加工が円滑、正確に行なわれるように、穴明工
程、クリップ取付工程が終了するまで前記加工材を固定
する装置である。前記固定の方法は、例えば、いわゆる
、真空パッドにより吸着し固定してもよいし、又は、シ
リンダーの押、又は引力により固定してもよいし、或い
は電磁力で鉄片を吸引し、該鉄片で固定する事も利用で
きる。

穴明装置は、前記加工材にクリップが挿入可能な貫通穴
を関ける装置である。穴明は工具としてはドリル、ポン
チとダイによる金型等が利用できる。

クリップ取付装置はクリップ供給装置からクリップを把
持し、前記穴明装置で前記加工材に開けられた穴に、該
クリップを通す装置である。前記クリップを把持する方
法としては、例えば、真空パッドによる吸着とか、空圧
で作動する触指装置が利用できる。クリップを前記加工
材に取付けるための移動は、シリンダーの往復運動や、
ピニオンギヤを介してラックを移動させることが利用で
きる。

クリップ供給装置は、前記クリップ取付装置が把持でき
る位置まで、クリップを供給する装置である。前記クリ
ップの供給方法は、例えば、該クリップの形状に合致し
た溝を有する案内台に、振動を与えることで、供給終端
まで移動させる方法とか、又は該溝のクリップを横方向
から押し棒で押す方法とかが利用できる。

順次移動装置は、前記穴明装置、前記クリップ取付装置
を配設した共通の基台を有し、前記支持台と前記クラン
プ装置で固定された加工材に穴明、クリップ取付けの作
業ができるように、前記基台を移動し、位置決めする装
置である。前記基台の移動方向は直線的でもよいし、曲
線的でもよく、又、移動の方法は、モータの回転力、シ
リンダーの出力等が利用できる。

［作用］ 加工材は、支持台に支持され、クランプ装置により、前
記支持台に固定される。穴明装置は前記加工材の所定の
位置に穴を開は初期位置に復帰する。クリップ供給装置
は、クリップ取付装置が把持できる位ばにクリップを把
持する。前記クリップ取付装置は、前記クリップ供給装
置からクリップを把持する。順次移動装置は、前記加工
材の穴に前記クリップを取付可能な位置に、前記クリッ
プ取付装置を移動させる。

前記クリップ取付装置は、前記加工材の穴にりリップを
取付け、初期位置に復帰する。順次移動装置は、穴明装
置を本作用の開始する初期位置に移動させる。

［実施例］ 以下本発明を具体的な実施例に基いて詳しく説明する。

第２図は本発明の具体的な実施例に係るクリップ自動取
付装置を（以下単に取付装置と略す。）を３台で１グル
ープとし、グループ１乃至３までを同時に駆動する時の
レイアウト図である。但し、穴明装置、クリップ取付装
置の駆動源であるエアシリンダーの取付部分、及びクリ
ップ供給装置は、図面を見易くするために省略しである
。

本実施例装置の加工目的は、本取付装置により、側面形
状を第４図に示す加工材に、第５図で示されるクリップ
を取付け、自動車のラジェータサポートを完成させるこ
とである。

前記取付装置のそれぞれはガイドレール２０１．２０３
に沿って摺動して、横方向に移動可能、つまり、定寸さ
れたウェザ−ストリップ（加工材５）に取付けるクリッ
プ間隔が調整可能なようにレイアウトされている。グル
ープの総計は３グループからなり、それぞれのグループ
は３台の前記取付装置で構成され、１グループの取付装
置は、後述する１台のダイセット駆動装置により駆動さ
れる。

第２図は前記取付装置の詳細図であり、同図（ａ）、（
ｂ）はそれぞれ正面図、側面図を示す。

支持台１０は前記取付＠１１１０１の共通の架台である
コモンベース９１に、前記加工材５の断面形態１４を有
する位置決め台１０ａ　（及び図示されないが前記１０
ａと同寸法の１０ｂ）を配設して構成する。

クランプ装置２０は、アーム２５．２６と、前記位置決
め台１０ａ（１０ｂ）に前記加工材５を固定する押え板
５０と、エアシリンダー２３とから成る。前記クランプ
装置２０は前記コモンベース９１に保持板８４、支柱９
２．９３を介して固定されている。

本実施例では、穴明装置とクリップ取付装置のそれぞれ
の作業治具部を、ダイセット３０に配設し、該穴明装置
、クリップ取付装置の駆動部として、ダイセット駆動装
置８０を配設する。

ダイセット３０は、固定ダイプレート３１と、可動ダイ
プレート３３、前記ダイプレート３３を導くガイドボス
ト３５．３７及び復帰バネ３９．４１かうなる。前記固
定ダイプレート３１は後述する順次移動装置１７０の、
前記共通の基台としての可動板７５に固定されている。

前記ダイプレート３３には、ポンチホルダー４３に保持
され、前記固定ダイプレート３１に配設された穴あけダ
イ４７とにより前記加工材に丸穴を打ち抜くポンチ４５
と、継手５３に接続され、前記クリップを把持するため
の真空パッド５５と、後述するダイセット駆動装置８０
からの動力を受け、可動ダイプレートを押し下げるため
の力を受ける受圧台４９と、受圧ビン５１と、クリップ
取付工程を行なうための前記クリップ取付は受は型５６
を先端に配設したエアシリンダー５７と、が配設されて
いる。

クリップ供給装置６０は、クリップが整列順次移動可能
なガイド溝を有し、供給終端が後述するダイセット３０
の移動に応じて、該ダイセットに配設された真空バッド
５５が把持できるように、前記保持板８４に配設された
調整板６１．６２に、角度、位置が調整可能なように、
ボルトナツトにより固定されている。

前記クリップ供給装置６０の詳細を第３図に示す。ガイ
ド板６５の溝に側ってクリップ６は、矢印６９の方向へ
押し棒６４により所定の位置まで送られる。その後、前
記押し棒６４が矢印６８１の方向に移動し、前記ガイド
板６５が矢印６７１の方向に回転し、前記吸着板が把持
できる１点鎖線の位Ｗ１６６で停止する構造になってい
る。矢印６７２．６８２は前記クリップ供給袋ばが初期
位置へ復帰する方向である。

順次移動装置７０はアリミゾにより摺動する固定台７３
、可動台７５と、該可動台７５に固定された前記固定ダ
イプレート３１を押引するエアシリンダー７１と、でな
る。前記固定板７３は補助板７７、支持板７８．７９を
介して、前記コモンベース９１に固定されている。

ダイセット駆動装置８０は、前記支柱９２．９３、支持
板９４に保持されたロットカバー８３、エアシリンダー
８１及び第３図に示す押し板８５とで構成する。

以降に述べる作用説明について、部品番号については第
２図に於ける番号を代表して用いて説明する。本実施例
では第１図に於ける機番１０１乃至１０９の全ての取付
装置が同時に作動する。

以下、第６図のタイミングチャートに基いて前記取付装
置の作用を説明する。第６図は横軸に時間経過を示し、
縦軸に示す（ａ）乃至（１）はアクチュエータの名称を
示す。

加工材５、クリップ６は時刻Ｔ−ｔｉ（以下単にＴ−ｔ
ｌ、ｉ−１，２・・・・・・と略す）において、それぞ
れクランプ装置、クリップ取付装置が把持できる位置に
搬送され、それぞれのモータが停止される（同図（ａ）
、（Ｑ））。前記作業が終了して、Ｔ−ｔ２より前記ク
ランプ装置２０のシリンダー２３が前記加工材を、位置
決め台１０ａ（１０ｂ）に固定する作業に入る、同時に
クリップ供給装置６０の移動シリンダーが押棒６４を矢
印６８１の方向に移動しく同図（ａ））、同装置６０の
回転シリンダーがガイド板６５を矢印６７１の方向に回
転させる（同図（１））。

ｔ３≦Ｔ＜ｔ４は、前記加工材５への穴明工程（往復〉
　（同図（Ｃ））と、前記クリップ取付装置の吸着盤５
５が前記クリップ６をクリップ供給装置のガイド板６５
から把持する工程である。吸着！１５５は後述するＴ＝
ｔ６まで前記クリップを把持する。前記吸着板５５は周
知の様に、該吸着板内の内圧とクリップ６への外気圧と
の差により、該クリップ６を吸着する。また、この時前
記クリップ供給装置も初期位置に復帰を開始する。（同
図（ｇ）、（ｉ））。

ｔ４≦Ｔ＜ｔ５でダイセット駆動装Ｗ１７０のシリンダ
ー７１はダイセット３０のクリップ取付部が、前記加工
材の穴の位置にクリップが取付けできるように、該ダイ
セット３０を位置決めする（同図（ｅ））。

ｔ５≦Ｔ＜ｔ７は、前記ダイセット駆動装置のシリンダ
ー８１（同図（ｅ））により駆動された前記ダイセット
３０の吸着盤５５と、該吸着盤５５に吸着された前記ク
リップ６を取付は用シリンダー５７（同図（ｆ））の作
用により、前記加工材に前記クリップを取付ける工程で
ある。

その後、Ｔ−ｔ８より前述したｔ１≦Ｔ≦ｔ７の工程が
繰り返される。以上の作業は取付装置の機番１０１乃至
１０９の９台が同時に実行するため、加工材には１サイ
クルの作業４で９ｍのクリップが取付けられる。

本実施例によれば、３台を１グループとする装置をグル
ープ１乃至３のグループでレイアウトし、総計３グルー
プの装置を同時に稼動させるように設定し、又、ガイド
レールによりそれぞれの取付装置の間の距離が移動によ
り調整可能したことで、クリップの取付はピッチが自由
に変更でき、かつ、穴あけ、取付けとの自動化により、
品質及び生産性の向上ができる。

〔発明の効果］ 本発明によれば、支持台、クランプ装置、穴明装置、ク
リップ取付装置、クリップ供給装置、順次移動装置によ
りクリップ自動取付装置を集合して１台の機械として構
成したことで、従来のように不連続な複数の場所で加工
しなくてよく、加工材への穴開け、クリップの取付けの
作業が連続してでき、時間の短縮ができ、又、作業６者
の手動送りにより穴明作業をしないため、穴明けの精度
が良くなり、クリップ取付は不良もなくなり、品質の向
上が実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の具体的な実施例に係る、３グル一プ９
台のクリップ取付装置で構成されたクリップ取付けのレ
イアウト図である。第２図、第３図はそれぞれ同実施例
に置いて使用したクリップ取付装置の詳細な構造図、ク
リップ供給装置の詳細な説明図である。第４図、第５図
はそれぞれ、お 同実施例に置いて使用した加工材、クリップの形状を示
す斜視図である。第６図は同実施例に於いて使用したク
リップ取付装置の動作を説明するりイミングチヤードで
ある。 １０ａ・・・支持台　　　　　２０・・・クランプ装置
３０・・・ダイセット（穴明装置、クリップ取付装置）
６０・・・クリップ供給装置 ７０・・・順次移動装置 ８０・・・ダイセット駆動装置

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 長尺の加工材を保持する支持台と、 前記支持台に保持された前記加工材を固定するクランプ
   装置と、 前記クランプ装置に固定された前記加工材に穴を関ける
   穴明装置と、 クリップ供給装置からのクリップを、把持し、前記加工
   材の前記穴明装置で穴明された位置に取付けるクリップ
   取付装置と、 前記クリップ取付装置にクリップを供給するクリップ供
   給装置と、 前記クランプ装置と前記支持台とで固定された加工材の
   加工位置に、前記穴明装置、前記クリップ取付装置を配
   設した共通の基台を移動する順次移動装置と、 から成るクリップ自動取付装置。