JPS6113523Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6113523Y2
JPS6113523Y2 JP18166481U JP18166481U JPS6113523Y2 JP S6113523 Y2 JPS6113523 Y2 JP S6113523Y2 JP 18166481 U JP18166481 U JP 18166481U JP 18166481 U JP18166481 U JP 18166481U JP S6113523 Y2 JPS6113523 Y2 JP S6113523Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pocket
cloth
sewn
front body
double
Prior art date
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Expired
Application number
JP18166481U
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English (en)
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JPS5887822U (ja
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Publication date
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Priority to JP18166481U priority Critical patent/JPS5887822U/ja
Publication of JPS5887822U publication Critical patent/JPS5887822U/ja
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  • Details Of Garments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は作業衣、ジヤンパーなどにおける上
衣のポケツト構造に関するもので、特に縦長なポ
ケツト布の一側又は両側に襠布を添設することに
より厚くして立体感を高め、かつポケツト口を補
強するようにしたものである。
作業衣やジヤンパーなどの上衣において、前身
頃の表面に縦長なポケツト布をあてがい、該ポケ
ツト布の一側と他側の一部とを縦方向に縫着する
とともに、高さの途中と下側とを横方向に縫着し
て上下にアウトポケツトを構成するようにしたこ
とを既に知られている。
しかし上記構成のポケツトはポケツト布が前身
頃に縫着してあるだけであるから扁平で、立体感
に乏しいし内容量が少ないので比較的大きな物を
入れることができない。また軟弱な箱状物、例え
ば煙草を入れると漬れたり損傷しやすい。更に、
特に下部ポケツトのポケツト口が弱くて裂けやす
く、しかも色彩の変化を求めることができない。
本考案は上記に鑑み考案されたもので、以下図
示の実施例に付いて説明すると、図面の実施例に
おける上衣1は右前身頃2と左前身頃3とをフア
スナーなどの開閉具4により前開きできる構造
で、両前身頃2,3の表面に各々アウトポケツト
5を設ける。
このポケツト5は縦長なポケツト布6の縦長方
向に沿う左右の側部7,8、高さの途中部9及び
下縁部10を前身頃に縫着して構成される上面開
放の上ポケツト部11と側面一部開放の下ポケツ
ト部12とからなり、上記両側部7,8のいずれ
か一方又は両方を、襠布13を介してポケツト布
6と前身頃とを縫着する。
第1図の実施例によれば襠布13は開閉具4か
ら遠いポケツト布6の側部8に設けてあり、開閉
具4に近い側部7は内側に折り返して前身頃2,
3に直接縫着してある。
上記襠布13はポケツト布6とほぼ同一長さ
で、前身頃やポケツト布に対して色彩が異なつた
布地を使用するのが好ましい。
上記襠布13は、ポケツト布6の側部と前身頃
とを該側部が対向する部分において前身頃に縫着
するのであるが、上ポケツト部11と下ポケツト
部12とにおいて縫着状態が異なる。即ち上ポケ
ツト部11の側部8においては第2図で示すよう
に襠布13を前後四重となるように折込み、前側
二重部分14をポケツト布6の折込み側縁に縫着
し、後側二重部分15を左前身頃3に縫着してあ
る。したがつて上ポケツト部11においては、ポ
ケツト布の縫着部分と前身頃の縫着部分との間が
襠部分となるので、肉厚となつて立体感が生じ
る。また下ポケツト部12の側縁においては第3
図又は第4図で示すように襠布13を前後二重に
折込む。そして下ポケツト部12の側縁上半部分
に形成したポケツト開口部16では上記二重に折
込んた襠布13の幅方向中央をポケツト布6の折
込み側縁内側に縫着し、また下ポケツト部12の
側縁下半部分では二重に折込んだ襠布13の幅方
向中央をポケツト布6の折込側縁内側に縫着する
とともに、襠布13の外縁を前身頃3に縫着す
る。したがつてポケツト部12においては襠布1
3は、上半部分の開口部では開口部分を補強する
ことになり、下半部分ではポケツト布と前身頃と
の縫着強度を高めることになる。そして襠布13
は全長において外縁がポケツト布6の側部8から
延出するので、襠布13と他の布地との色彩の差
により縦線状の模様が現われる。
第5図に示す本案の他の実施例は、ポケツト布
6の縦長方向に沿う左右両側部7,8の両方に襠
布13,13′を設けた場合を示す。開閉具4か
ら遠いポケツト布6の側部8に設けた襠布13は
前記実施例と同様に縫着してあり、第6図、第7
図において説明していない符号は前記実施例と同
一の構成である。しかし開閉具4に近いポケツト
布の側部7に添設する襠布13′は全長を前後四
重となるように折込み、第6図、第7図で示すよ
うに前側二重部分17をポケツト布の折込み側縁
内側に縫着し、後側二重部分18を前身頃表面に
縫着する。したがつてこの実施例によればポケツ
ト布の側部7に設けた襠布13′は主に上下のポ
ケツト部に立体感を与えるとともに内容量を大き
くし、また側部8に設けた襠布13は主に縫着部
の補強となる。更に両襠布13,13′の外縁が
ポケツト布の側縁から延出するので、ポケツト部
の両側に縦線が現われて装飾効果を高めることに
なる。なおポケツト布6の側部7にのみ襠布を取
付けて嵩高性と装飾効果とをもたらせるようにし
てもよい。
以上要するに本考案によれば、前身頃に取付け
られて縦長で上下にポケツト部を有するアウトポ
ケツトであつても、縦長方向に沿い襠布を設ける
ことにより、縫着部分の補強、立体感、装飾的効
果を十分に高めることができ、特に比較的変化に
乏しい作業用上衣、ジヤンパー、トレーニングウ
エアなどに実施すると実用的価値の高いものとな
る。
更に、上ポケツト部と下ポケツト部では襠布の
折込み方及び縫着状態を異ならせているので、上
ポケツト部ではポケツト布の縫着部分と前身頃の
縫着部分との間が襠部分となり、上ポケツト部が
厚肉となつて立体感が生じるばかりでなく、内容
量を増加できるので比較的大きな物でも無理なく
収納することができる。又、下ポケツト部のポケ
ツト開口部では襠布が重ね合された状態でポケツ
ト布に縫着されるので、襠布によりポケツト開口
部を補強できると共に、ポケツト開口部を除く部
分では襠布を介してポケツト布と前身頃とを縫着
しているので、ポケツト布と前身頃との縫着強度
を高めることができ、しかも下ポケツト部を上ポ
ケツト部に比べ薄型とできるので、上衣の装着時
のボデイラインを損ねることがなく、装飾的価値
も高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の一実施例を示す正面図、第2図
から第4図は第1図−線、−線、−
線の各断面図、第5図は本案の他の実施例を示す
正面図、第6図及び第7図は第5図−線、
−線の断面図である。 1……上衣、2,3……前身頃、6……ポケツ
ト布、7,8……側部、11……上ポケツト部、
12……下ポケツト部、13……襠布。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前身頃の表面に縦長なポケツト布をあてがい、
    該ポケツト布の縦長方向に沿う左右の側部のいず
    れか一方又は両方と、当該側部が対向している前
    身頃とを、ポケツト布とほゞ同一長さの襠布を介
    して、ポケツト開口部を形成する部分を除いて縫
    着するとゝもに、該ポケツト布の途中及び下縁を
    前身頃に縫着することにより上ポケツト部と下ポ
    ケツト部とを構成し、 上ポケツト部においては襠布を前後四重となる
    ように折込み、前後の二重部分をポケツト布と前
    身頃に各々縫着するとゝもに、 下ポケツト部においては襠布を前後二重となる
    ように折込んで、ポケツト開口部では上記二重に
    折込んだ襠布の幅方向中央部をポケツト布に縫着
    し、該ポケツト開口部を除く部分では二重に折込
    んだ襠布の幅方向中央部をポケツト布に、襠布の
    外縁を前身頃に各々縫着して成ることを特徴とす
    る上衣のポケツト構造。
JP18166481U 1981-12-08 1981-12-08 上衣のポケツト構造 Granted JPS5887822U (ja)

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JP18166481U JPS5887822U (ja) 1981-12-08 1981-12-08 上衣のポケツト構造

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JP18166481U JPS5887822U (ja) 1981-12-08 1981-12-08 上衣のポケツト構造

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Publication Number Publication Date
JPS5887822U JPS5887822U (ja) 1983-06-14
JPS6113523Y2 true JPS6113523Y2 (ja) 1986-04-26

Family

ID=29979341

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JP18166481U Granted JPS5887822U (ja) 1981-12-08 1981-12-08 上衣のポケツト構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0437845Y2 (ja) * 1987-06-02 1992-09-04
JPH0437846Y2 (ja) * 1987-06-02 1992-09-04

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Publication number Publication date
JPS5887822U (ja) 1983-06-14

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