JPS6113045Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6113045Y2 JPS6113045Y2 JP9879680U JP9879680U JPS6113045Y2 JP S6113045 Y2 JPS6113045 Y2 JP S6113045Y2 JP 9879680 U JP9879680 U JP 9879680U JP 9879680 U JP9879680 U JP 9879680U JP S6113045 Y2 JPS6113045 Y2 JP S6113045Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- flange
- lid
- outer periphery
- air cleaner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 4
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 claims description 3
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 3
- 229920006351 engineering plastic Polymers 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は合成樹脂エアクリーナに関し、特に
そのケーシング及び蓋との着脱構造に関する。
そのケーシング及び蓋との着脱構造に関する。
最近ではエアクリーナのケーシング及び蓋等を
耐熱性の比較的良好なエンジニアリングプラスチ
ツクで構成したものが実用に供されている。また
両者を結合させる手段としては、例えばケーシン
グ外周に複数個所クリツプの支持部を一体成形
し、これに線材工バネ等からなるバネクリツプの
基部を回動可能に装着し、そのバネ端を蓋または
蓋に形成されたフランジ部に弾圧当接して両者を
気密に結合するようにしている。
耐熱性の比較的良好なエンジニアリングプラスチ
ツクで構成したものが実用に供されている。また
両者を結合させる手段としては、例えばケーシン
グ外周に複数個所クリツプの支持部を一体成形
し、これに線材工バネ等からなるバネクリツプの
基部を回動可能に装着し、そのバネ端を蓋または
蓋に形成されたフランジ部に弾圧当接して両者を
気密に結合するようにしている。
しかしながら、殊にプラスチツク製ケーシング
の外周に上記バネ圧を長期に亘り加えていると、
その局部圧力により支持部分がかつたり、変形し
易く、蓋との気密性が失われてしまう。勿論その
支持部周辺を厚肉化してこのような変形を防ぐこ
とも考えられるが、このような場合においても比
較的薄肉の他の部分を引きずる形で圧力方向に変
形し易く、またこのような対策は経済的でない。
の外周に上記バネ圧を長期に亘り加えていると、
その局部圧力により支持部分がかつたり、変形し
易く、蓋との気密性が失われてしまう。勿論その
支持部周辺を厚肉化してこのような変形を防ぐこ
とも考えられるが、このような場合においても比
較的薄肉の他の部分を引きずる形で圧力方向に変
形し易く、またこのような対策は経済的でない。
この考案は上記欠点を解決する目的でなされた
ものであつて、フランジの直下においてケーシン
グ外周に金属製の支持バンドを巻回係止するとと
もに、該支持バンドにフランジの外側面に突出す
る一対の平行な支持片を複数個切り起こし形成
し、これら各支持片に前記バネクリツプの回動基
端を回動可能に軸支し、該バネクリツプのバネ部
をフランジ外周を越えて蓋の外周部上面に当接さ
せるようにし、以上の構成によりバネ圧によるケ
ーシングの局部的変形を防止することを目的とす
る。
ものであつて、フランジの直下においてケーシン
グ外周に金属製の支持バンドを巻回係止するとと
もに、該支持バンドにフランジの外側面に突出す
る一対の平行な支持片を複数個切り起こし形成
し、これら各支持片に前記バネクリツプの回動基
端を回動可能に軸支し、該バネクリツプのバネ部
をフランジ外周を越えて蓋の外周部上面に当接さ
せるようにし、以上の構成によりバネ圧によるケ
ーシングの局部的変形を防止することを目的とす
る。
以下この考案の一実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
説明する。
第1図はこの考案に係るエアクリーナの全体構
成を示すもので、このものは、エンジニアリング
プラスチツクなどの成形体からなる深底容器状の
ケーシング1と、これもやはり同一材質からなる
深底容器状の蓋2とからなつていて、ケーシング
1の外周には給気パイプ3が、蓋2の外周には送
気パイプ4が夫々突設され、給気パイプ3より空
気をケーシング1内に取入れ、かつケーシング1
内に内装された図示しないフイルタエレメントを
介して空気をロ過し、この空気を送気パイプ4よ
りこれも図示しないキヤブレタ内に導出するよう
にしている。
成を示すもので、このものは、エンジニアリング
プラスチツクなどの成形体からなる深底容器状の
ケーシング1と、これもやはり同一材質からなる
深底容器状の蓋2とからなつていて、ケーシング
1の外周には給気パイプ3が、蓋2の外周には送
気パイプ4が夫々突設され、給気パイプ3より空
気をケーシング1内に取入れ、かつケーシング1
内に内装された図示しないフイルタエレメントを
介して空気をロ過し、この空気を送気パイプ4よ
りこれも図示しないキヤブレタ内に導出するよう
にしている。
また上記ケーシング1及び蓋2の夫々の開口縁
にはフランジ5,6が形成されているとともに、
ケーシング1側のフランジ5の直下においてケー
シング1の外周には幅広状の金属製支持バンド7
が巻回されている。この支持バンド7は第2図に
示すようにその両端部7aにビスB及びナツトN
を装着し、両者を締め上げることにより、径方向
に縮小し、ケーシング1の外周に密接固定するよ
うにしており、かつこの支持バンド7の適宜位置
には平行な一対の支持片8,8を複数箇所切抜
き、立ち上げてあり(図では4箇所示されてい
る)、また各支持片8には夫々軸孔9を形成し、
この軸孔9にバネクリツプ10の基部を回動自在
に軸着させている。
にはフランジ5,6が形成されているとともに、
ケーシング1側のフランジ5の直下においてケー
シング1の外周には幅広状の金属製支持バンド7
が巻回されている。この支持バンド7は第2図に
示すようにその両端部7aにビスB及びナツトN
を装着し、両者を締め上げることにより、径方向
に縮小し、ケーシング1の外周に密接固定するよ
うにしており、かつこの支持バンド7の適宜位置
には平行な一対の支持片8,8を複数箇所切抜
き、立ち上げてあり(図では4箇所示されてい
る)、また各支持片8には夫々軸孔9を形成し、
この軸孔9にバネクリツプ10の基部を回動自在
に軸着させている。
各支持片8はケーシング1の外側面に突出し、
その軸孔9の中心はフランジ5よりもやや外周に
位置している。
その軸孔9の中心はフランジ5よりもやや外周に
位置している。
上記バネクリツプ10は第3図に示す如く、両
端をL字形に形成した基部10a,10aから立
ち上がるV字状部をJ字状に一方向に曲成したバ
ネ部10bとからなり、上記基部10a同士の互
いに逆方向に向く反撥力に抗して両者の離間距離
を縮めつつ、上記支持片8の軸孔9に圧入させ、
これを離すことにより弾撥的に両軸孔9に基部1
0aを嵌合させ、この軸孔9を基点に回動可能に
装着したものである。
端をL字形に形成した基部10a,10aから立
ち上がるV字状部をJ字状に一方向に曲成したバ
ネ部10bとからなり、上記基部10a同士の互
いに逆方向に向く反撥力に抗して両者の離間距離
を縮めつつ、上記支持片8の軸孔9に圧入させ、
これを離すことにより弾撥的に両軸孔9に基部1
0aを嵌合させ、この軸孔9を基点に回動可能に
装着したものである。
したがつて上記支持バンド7をケーシング1に
装着した状態で上記バネクリツプ10を回動させ
ると、バネ部10bはフランジ5の外周を越え
て、蓋2のフランジ6の上面に弾発的に当接し、
この状態に安定保持される。
装着した状態で上記バネクリツプ10を回動させ
ると、バネ部10bはフランジ5の外周を越え
て、蓋2のフランジ6の上面に弾発的に当接し、
この状態に安定保持される。
よつて、第1図の如く蓋2はケーシング1の間
口面に気密にフランジ結合されることになる。
口面に気密にフランジ結合されることになる。
以上説明した如くこの考案に係るエアクリーナ
にあつては、上述のように支持バンドを介してケ
ーシング外周にバネクリツプを支持させてあるの
でケーシングに対し、バネ圧による引張応力がケ
ーシングの局部でなくバンドに加わり、かつこの
バンドはケーシングのフランジ下縁を均等に押圧
するため、ケーシングをプラスチツクで構成して
も変形がなく、またこれにより蓋との間の気密性
が長期に亘つて保たれるなどの利点を有する。
にあつては、上述のように支持バンドを介してケ
ーシング外周にバネクリツプを支持させてあるの
でケーシングに対し、バネ圧による引張応力がケ
ーシングの局部でなくバンドに加わり、かつこの
バンドはケーシングのフランジ下縁を均等に押圧
するため、ケーシングをプラスチツクで構成して
も変形がなく、またこれにより蓋との間の気密性
が長期に亘つて保たれるなどの利点を有する。
第1図はこの考案に係るエアクリーナの全体構
成を示す側面図、第2図は支持バンドの斜視図、
第3図はバネクリツプ及びその取付位置を示す斜
視図である。 1……ケーシング、2……蓋、7……支持バン
ド、8……支持片、10……クリツプ。
成を示す側面図、第2図は支持バンドの斜視図、
第3図はバネクリツプ及びその取付位置を示す斜
視図である。 1……ケーシング、2……蓋、7……支持バン
ド、8……支持片、10……クリツプ。
Claims (1)
- エアクリーナのケーシングをプラスチツク成形
体で構成するとともに、ケーシングの開口部に形
成されたフランジに蓋の外周部を係合し、バネク
リツプによりケーシングと蓋間をフランジ結合し
たエアクリーナであつて、上記フランジの直下に
おいてケーシング外周に金属製の支持バンドを巻
回係止するとともに、該支持バンドにフランジの
外側面に突出する一対の平行な支持片を複数個所
切り起こし形成し、これら各支持片に前記バネク
リツプの回動基端を回動可能に軸支し、該バネク
リツプのバネ部をフランジ外周を越えて蓋の外周
部上面に当接させるようにしたことを特徴とする
エアクリーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9879680U JPS6113045Y2 (ja) | 1980-07-15 | 1980-07-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9879680U JPS6113045Y2 (ja) | 1980-07-15 | 1980-07-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5725716U JPS5725716U (ja) | 1982-02-10 |
JPS6113045Y2 true JPS6113045Y2 (ja) | 1986-04-23 |
Family
ID=29460497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9879680U Expired JPS6113045Y2 (ja) | 1980-07-15 | 1980-07-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6113045Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59138416U (ja) * | 1983-03-04 | 1984-09-14 | 織田 文博 | 浄化炉材の洗滌撰別装置 |
JPS60140650U (ja) * | 1984-02-24 | 1985-09-18 | 前澤工業株式会社 | 沈砂し渣選別装置 |
JPS60168554U (ja) * | 1984-04-13 | 1985-11-08 | 株式会社 丸島水門製作所 | 沈砂洗浄装置 |
JPS60171555U (ja) * | 1984-04-25 | 1985-11-13 | 株式会社クボタ | 篩渣洗浄装置 |
JPS60171556U (ja) * | 1984-04-25 | 1985-11-13 | 株式会社クボタ | 汚物洗浄装置 |
-
1980
- 1980-07-15 JP JP9879680U patent/JPS6113045Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5725716U (ja) | 1982-02-10 |
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