JPS6112745B2 - - Google Patents

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JPS6112745B2
JPS6112745B2 JP56501293A JP50129381A JPS6112745B2 JP S6112745 B2 JPS6112745 B2 JP S6112745B2 JP 56501293 A JP56501293 A JP 56501293A JP 50129381 A JP50129381 A JP 50129381A JP S6112745 B2 JPS6112745 B2 JP S6112745B2
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JP
Japan
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signal
pneumatic
milling
pressure
control
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JP56501293A
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JPS57500681A (ja
Inventor
Ueruna Binteraa
Hansu Oeteitsukaa
Robaato Rintsuberugaa
Riidaato Ketsuteingu
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Buehler AG
Original Assignee
Buehler AG
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Publication date
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Application filed by Buehler AG filed Critical Buehler AG
Publication of JPS57500681A publication Critical patent/JPS57500681A/ja
Publication of JPS6112745B2 publication Critical patent/JPS6112745B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C4/00Crushing or disintegrating by roller mills
    • B02C4/28Details
    • B02C4/32Adjusting, applying pressure to, or controlling the distance between, milling members
    • B02C4/38Adjusting, applying pressure to, or controlling the distance between, milling members in grain mills
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C4/00Crushing or disintegrating by roller mills
    • B02C4/28Details
    • B02C4/286Feeding devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C25/00Control arrangements specially adapted for crushing or disintegrating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
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    • B02C4/28Details
    • B02C4/32Adjusting, applying pressure to, or controlling the distance between, milling members

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)
  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)
  • Ticket-Dispensing Machines (AREA)

Description

請求の範囲 1 生成物供給調節機構を備えた製粉用ロールミ
ルの自動制御法であつて、生成物供給量に依存し
て機械式信号を作成し、配量ダンパ9;73を調
節するおよびまたは製粉ロール1,1′;2,
2′を結合解離する後置のサーボ装置18;4
1;83;118のための空気圧式信号を上記機
械式信号から誘導する形式のものにおいて、空気
圧式信号を、機械式信号と相似の圧力信号として
作成し、調節信号として配量ダンパ9;73を調
節するおよびまたは製粉ロール1;1′;2,
2′を結合解離する後置のサーボ装置に印加する
ことを特徴とする方法。
2 デイジタル信号の形の空気圧式調節信号を後
置のサーボ装置18;41;83;118に伝送
することを特徴とする請求の範囲第1項記載の方
法。
3 空気圧式調節信号を、更に、後置の製粉間隙
調節装置の入力信号として伝送することを特徴と
する請求の範囲第1項または第2項記載の方法。
4 機械式信号が変化した際に行なわれた空気圧
式調節信号の変化を調節信号の変化前の出発点の
方向へもどすことを特徴とする請求の範囲第1項
または第2項記載の方法。
5 空気圧式信号をその出発値の方向へ段階的に
もどすことを特徴とする請求の範囲第4項記載の
方法。
6 機械式信号の変化が現れた際、所定時間の経
過後に空気圧式調節信号を変化せしめることを特
徴とする請求の範囲第1〜5項の1つに記載の方
法。
7 生成物供給調節機構を備えた自動制御式製粉
用ロールミルであつて、生成物供給配量ダンパ
9;73と、上記ダンパと作動結合し供給生成物
の負荷を受ける機械式信号発生器13〜15;7
4〜77;110;111と信号発生器によつて
制御され配量ダンパ9,73を調節するおよびま
たは製粉ロール1,1′;2,2′を結合解離する
サーボ装置18;41;83;116;118と
を備えた形式のものにおいて、配量ダンパ9;3
2;73;90を調節するおよびまたは製粉ロー
ル1,1′;2,2′を結合解離するサーボ装置1
8;41;83;116,118には、機械式信
号発生器13〜15;74〜77;110,11
1によつて作動される信号変換器17;39;8
0;114が前置してあり、空気圧式調節信号を
放射する上記変換器の出力が、後置のサーボ装置
18,41,83,116,118の信号入力に
接続してあることを特徴とする製粉用ロールミ
ル。
8 機械式信号発生器74,75が、発生器部材
77,79を介して、空気圧式弁80を作動し、
上記弁は、発生器部材77,79の運動を遅延し
て追従するよう構成してあることを特徴とする請
求の範囲第7項記載の製粉用ロールミル。
9 空気圧式調節弁39は、オン位置、オフ位置
ならびに上記双方の位置の間にあつて入力、出力
および弁排気口が閉じられるゼロ位置に切換え得
ることを特徴とする請求の範囲第8項記載の製粉
用ロールミル。
10 サーボ装置が、ピストン84;120およ
びピストンロツド85;121を含みロールミル
のハウジングに固定した空気圧シリンダ83;1
18を有し、ピストンロツド85;121は、配
量間隙Spおよび製粉ロール結合状態の調節機構
86,90〜93;121に直接結合してあり、
ピストンロツド85の1つの側には、供給力10
0が加えられ、別の側には空気圧式弁80の制御
圧が加えられ、従つて、弁80のゼロ位置では、
制御側の高圧空気が封止され、最終時点の制御圧
が保持されることを特徴とする請求の範囲第9項
記載の製粉用ロールミル。
11 ロールミルのフレーム89に一端を枢着し
空気圧式弁80のハウジングに自由端を固定した
レバーアーム87が設けてあり、上記レバーアー
ムには、サーボ装置83のピストンロツド85が
直接枢着してあることを特徴とする請求の範囲第
10項記載の製粉用ロールミル。
12 配量間隙Spおよびまたは供給ロール7
1,72の回転数を調節する装置91が、ロール
ミルに枢着したレバーアーム87に作用すること
を特徴とする請求の範囲第11項記載の製粉用ロ
ールミル。
13 空気圧式弁80の制御圧を受け製粉ロール
1,1′;2,2′の結合解離を制御する第2弁9
6が設けてあることを特徴とする請求の範囲第7
〜12項の1つに記載の製粉用ロールミル。
14 空気圧式弁39が、排気口を有する押し棒
またはローラレバー61によつて切換えられるダ
イアフラム弁として構成してあることを特徴とす
る請求の範囲第7〜13項の1つに記載の製粉用
ロールミル。
技術の分野 本発明は、生成物供給調節機構を備えた製粉用
ロールミルの自動制御法であつて、生成物供給用
配量ダンパの設定値を制御するために生成物供給
量に依存して機械式調節信号を発生する形式のも
のに関する。本発明は、更に、この種の方法を実
施するための、生成物供給調節機構を備えた自動
制御式製粉用ロールミルであつて、生成物供給用
配量ダンパと、上記ダンパと作動結合し供給生成
物の負荷を受ける信号発生器とを有する形式のも
のに関する。
技術の背景 製粉、即ち、パン粉、ひき割り麦、メリケン
粉、あら挽き穀物等の製造は、粉砕技術における
特殊事例である。何故ならば、ロールミルおよび
その運転に対する質的要求が、極めて大きく、塗
料などの圧延機構の場合とほぼ同等であるからで
ある。
ペースト状態の塗料の粉砕では、2つの引入ロ
ールによつて生成物貯量が保持されるので、引入
ロールは、常に、ほぼ同一量の生成物を引入れる
ことができる。圧延機構への供給は、貯蔵タンク
の生成物レベルに依存して調節される。
これに反して、製粉用ロールミルは、完全自動
で運転される製粉一分級プロセスの部分である。
予備製粉は、4つまたは更に多数の粗生成物流路
に至る1つまたは複数のラインで行なわれる。得
られたこの最初のあら挽き物は、平面分級機で複
数の部分に分級される。分級物の一部は、最終製
品として製粉プロセス外に排出できる。残つた分
級物は、後段の製粉・分級段に連続的に供給され
る。この場合、いわゆる“後段製粉ライン”のた
めに、複数の平面分級機の各排出部は統合する。
各平面分級機の穀粉量は、原料の性状、予備製
粉の性状および雰囲気条件(例えば、湿度,温
度,etc.)に応じて、短いまたは長いインターバ
ルで変化する。更に、短時間の擾乱因子(例え
ば、傾斜面における生成物の速すぎるまたは遅す
ぎる滑落)が加わる。
各摂乱因子の作用は、(マイナスの方向に)加
算されることもあり、相殺されることもある。生
産量の変動は、混合物が同一であるとして、多く
の場合、平均値の10%以下であるが、10〜30%に
なることもあり、混合物が極端に異なる場合に
は、平均値の50%以上になることもある。後段の
あら挽きラインおよびすべての平ロールでは、被
製粉物が供給されない場合には製粉ロールを引離
して置かなければならない。何故ならば、さもな
いと、ロールが大きな相対速度で且つ全圧で回転
し、その結果、ロールが破損する危険性があるか
らである。
製粉用ロールミルにおける生成物供給調節の目
的は、一定の供給量を確保することではない。何
故ならば、各ロールミルは、全処理段の1つの機
構として、供給される生成物を完全に受容して処
理できなければならないからである。この種の生
成物供給調節の主目的は、ロールミルの全長にわ
たつて均一な生成物スクリーンを作成することに
ある。
製粉用ロールミルの自動運転のためには、2つ
の基本機能、即ち、供給量の調節機能と、製粉ロ
ールの自動結合・解離機能とを使用する。双方の
機能に関しては、すでに多数の提案がなされてい
る。この場合、双方の機能は、生成物供給量また
は対応する検知素子に依存して制御しなければな
らない。
スイス特許第418791号には、供給ロール上の供
給チヤンバ内に十分な生成物が存在することを検
知して、ロールの結合・解離および配量ダンパ位
置を制御する電気空気圧弁に対応する電気制御信
号を供給する中央の電気容量式供給量測定装置に
よつて、作動要素を制御する形式の製粉用ロール
ミルが記載されている。この場合、特に処理し難
い生成物については、もちろん、供給量の適切な
調節は不可能である。何故ならば、生成物が容量
性ゾンデに附着して微調整が困難となるからであ
る。
これに対して、スイス特許第306619号または第
286814号に記載の如き機械式被製粉物供給調節装
置を使用すれば、上記の問題は現れない。この場
合、生成物の量は、生成物の流れ内に懸架したゾ
ンデで検知し、レバーアームを介して供給量調節
ダンパに直接与えられる。この場合、上記ダンパ
片は、適切なバネによつて、閉鎖位置に保持され
る。この種の制御方式では、制御部材の調節力
は、生成物の流れ自体から直接的に得なければな
らず、従つて、比較的大きい制御力が必要である
場合には、この種の制御方式は利用できない。
ドイツ特許第582423号には、制御力が大きい場
合に使用するのに適した電気機械式制御手段が記
載されている。しかしながら、この手段は、機械
的システムと電気的システムとを組合せるために
高価である。
比較的小さい液圧シリンダによつて大きな力を
得ることができ、従つて、機械式パルス発生器の
使用も可能である液圧式制御機構も公知である。
サーボ制御機構の作動力は極めて小さく、従つ
て、ゾンデの構造を簡単化できる。作動力が小さ
いことにより、ゾンデは、生成物の流れに対して
殆んど抵抗を与えず、自動浄化性構造として構成
できると云う利点が得られる。もちろん、好まし
くない条件においては、油が、知らないうちに異
物として混入して、例えば、穀物を汚染する危険
性がある。更に、この種の液圧構造体は極めて高
価であり、頻繁な保守が必要である。更に、使用
せる油の粘度変化に帰因する事故も認められてい
る。
総括して云えば、機械式制御システムの場合、
欠点としては、、高価であること、自動化に問題
があること(これは遠隔操作にとつて重要であ
る)等が挙げられ、利点として、操作の容易性が
挙げられる。純液圧式制御システムには、作動が
確実であり、信号発生器の所要力が小さいと云う
利点があるが、高価であり、作動媒体として異物
(油)を使用する必要があり、液圧ポンプを使用
する必要があるので単位エネルギ消費量が大きい
と云う欠点がある。純液圧式の解決法は、これま
で、特定の制御機能(例えば、製粉ロールの結
合・解離)の実施に利用されているにすぎない。
実用に供し得る調節機構(例えば、供給調節用)
は知られていない。純電気式システムは、特に、
現在要求される防爆性を考慮した場合には、極め
て高価であるが、遠隔制御が容易である。
発明の開示 本発明の目的は、上述の先行技術から出発し
て、構造が簡単で低廉であり、大きい力を必要と
する制御操作にも適切であり、調節作用が極めて
良好であり、特に、作動確実であるよう、(生成
物供給量の検知する機械式信号発生器を使用す
る)冒頭に述べた種類の方法を改善することにあ
る。更に目的とするところは、この種の方法を実
施する適切な装置を創生することにある。
この目的は、冒頭に述べた種類の方法におい
て、本発明にもとづき、機械式調節信号を、ま
ず、空気圧式調節信号に変換し、次いで、生成物
供給量調節用サーボ制御機構およびまたは製粉ロ
ール結合・解離用サーボ機構に入力信号として、
即ち、ロールミルの作動要素を制御する空気圧式
サーボ手段の調節信号として供給することによつ
て、達成される。
本発明によつて、驚くべき程簡単な解決法が創
生されるのみならず、更に、上述の如き従来の各
システムのすべての利点が得られる。即ち、本発
明では、まず、生成物の供給流れから誘導した機
械式調節信号を空気圧式調節信号に変換し、次い
で、上記空気圧式調節信号に変換し、次いで、上
記空気圧式調節信号を、空気圧式サーボ手段を介
して、ロールミルの作動要素に供給する。かくし
て、上記要素は、空気圧式サーボ手段の支援を受
けて、所望の調節力を作り、所要の制御機能を果
す。
本発明に係る方法では、より有利なことには、
機械式調節信号は、空気圧式デイジタル調節信号
に変換する。更に、本発明に係る方法では、好ま
しいことには、空気圧式調節信号によつて製粉ロ
ールの間の押圧力を制御できる。
本発明の有利な構成では、機械式調節信号の変
化を直ちに空気圧式調節信号の相似の変化に変換
し、次いで、変換したこの空気圧式調節信号を時
間に依存して変化前の出発値の方向へ再びもど
す。この場合、この操作は、機械式調節信号の変
化が始まつたならば直ちに、中止し、あらためて
開始する。かくして、空気圧式調節信号の変更の
ために、ゼロ点の追従が延遅して行なわれ、従つ
て、作動要素(配量ダンパ、製粉ロール結合・解
離機構)の作動に適切な空気圧式サーボモータを
使用すれば、新しい調節パルスを発生できる安定
な平衡位置の設定のために好適な前提条件が作ら
れる。安定な平衡位置のこの設定によつて安定な
供給が行なわれる。
この場合、空気圧式調節信号は、出発値の方向
へもどす場合、段階的に(デイジタル的に)もど
すのが好ましい。かくして、機械式供給調節信号
の発生器から、部分的にデイジタルで部分的にア
ナログの空気圧式信号を誘導できる、この場合、
有利なことには、デイジタル成分を調節機能に直
接使用し、一方、アナログ成分を特定位置(平衡
位置)の保持に利用することによつて、デイジタ
ルステツプを利用できる。
極く短時間の擾乱時も安定な平衡位置が得られ
るよう、機械式調節信号が変化した際、(短い)
所定時間の経過後にはじめて空気圧式調節信号の
変化が行なわれるようにすれば有利である。かく
して、生成物供給量が極く短時間変化した際に直
ちに制御操作が開始されることはない。
本発明に係る方法では、公知の方法とは異な
り、例えば生成物供給量が比較的一定な場合、供
給チヤンバ内の生成物レベルを一定に保持でき、
更には、処理能が大きく変動した場合も、使用せ
る生成物供給調節機構によつて上記レベルをほぼ
一定に保持できる。生成物供給量の短時間の急激
な変化は、変換時に時間的遅延を考慮していなく
ても、系のフレキシビリテイによつて遅延され
る。上述のゼロ点移動によつて、系の最初の粗調
整が行なわれ、空気圧式信号に変換したアナログ
調節信号の定常的作用によつて微調整が行なわれ
る。
本発明に係る方法を実施する。生成物供給調節
機構を備えた本発明に係る全自動制御式製粉用ロ
ールミルは、生成物供給用配量ダンパと、上記ダ
ンパと作動結合し供給生成物の負荷を受ける機械
式信号発生器とを備えている。この場合、機械式
信号発生器は、本発明にもとづき、配量ダンパを
調節するおよびまたは製粉ロールを結合解離する
サーボ装置の入力に出力を接続した空気圧式調節
弁を作動するように構成してある。この場合、空
気圧式調節弁は、発生器の運動を遅延して追従す
るよう、サーボ装置に作動結合させるのが有利で
ある。この場合、発生器によつて空気圧式調節弁
をオン位置,オフ位置およびオン位置とオフ位置
との間にゼロ位置に切換え得るようにすれば、特
に簡単かつ効果的で有利な構成が得られる。この
場合、上記弁は、構成ユニツトの枠内で、上記3
つの位置の各々にとどまることができる。
本発明に係る製粉用ロールミルの別の有利な構
成では、サーボ装置は、ピストンおよびピストン
ロツドを含みロールミルのハウジングに固定した
空気圧式シリンダを有し、ピストンロツドは、配
量ダンパの調節機構または製粉ロール結合・解離
装置に直接結合してあり、ピストンロツドの1つ
の側には、対応する供給用空気圧またはバネ力と
して加えることができる(好ましくは一定の)供
給力が負荷され、別の側には、空気圧式弁の制御
圧(出力圧)が負荷され、従つて、弁のゼロ位置
では、制御側の高圧空気が封止され、最終時点の
制御圧が保持されるようになつている。サーボ装
置がロールミルの作動要素の調節手段に力結合す
るこの構成によつて、調節装置および供給調節信
号発生器から、ある種の機械式/空気圧式閉計量
系が得られる。
更に、本発明に係る製粉用ロールミルでは、ロ
ールミルのフレームに一端を枢着した空気圧式弁
のハウジングに自由端を結合したレバーアームを
設け、サーボ装置のピストンロツドを、好ましく
は更に、配量ダンパおよびまたは供給ロール回転
数の調節機構も、上記レバーアームに固定すれ
ば、極めて有利である。この構成では、サーボ装
置は、ロールミルに一端を枢着したレバーアーム
とともに、1つの機能ユニツトを形成する。この
場合、供給調節信号発生器は、レバーアームの外
側端に固定した空気圧式制御弁を制御し、空気圧
シリンダは、レバーアームに直接作用する。本発
明にもとづき、サーボ装置を介して配量ダンパお
よびまたは供給ロール回転数を調節することによ
り部材を殆んど運動せしめることなく供給能を調
節できる。かくして、配量ダンパおよび供給ロー
ル回転数を交互にまたは同時に調節して供給量調
節を行なう形式の、性能良好で極めて低廉な製粉
用ロールミルの実施例が得られる。この場合、生
成物がメリケン粉またはひき割り麦の場合には、
配量ダンパの調節によつて最適の結果を得ること
ができ、これに反して、別の事例では(例えば、
ふすま量が多い場合)、配量ダンパのみの調節に
よつては満足できる結果が得られないと伝うこと
が判つた。本発明に係るロールミルは、このよう
な場合、サーボ装置を介して極めて簡単に供給ロ
ール回転数調節にも十分な力を作ることができ
る。
空気圧式信号に変換した調節信号は、有利なこ
とには、製粉ロールの結合・解離の制御に利用す
ることもできる。即ち、製粉ロールの結合・解離
を制御する第2弁に空気圧式制御弁の制御圧を加
えればよい。同時に、第2弁の制御圧を用いて製
粉ロールの結合・解離状態を光学的に表示するこ
ともできる。
本発明に係る製粉用ロールミルの別の有利な構
成では、空気圧式制御弁は、排気口を有する押し
棒またはローラノバーによつて作動するダイアフ
ラム弁として構成する。
本発明に係るロールミルの構造は極めて簡単で
ある。実際の条件における実験から、本発明に係
るロールミルは本発明の目的を確実に達成すると
いうことが判つた。ロールミルの生産能を均一と
した実験例において、配量ロール上の供給チヤン
バ内の生成物レベルも一定に保持された。処理量
の変動が極めて大きい別の実験例において、本発
明に係る解決法にもとづき、配量機能は処理量変
動に極めて良好に適合し、しかも、同時に、十分
な調整が達成された。ロールミルのハウジングに
旋回自在に取付けたレバーアームの端部に空気圧
式制御弁を設置し、同時に、上記弁を機械式信号
発生器に追従するよう構成すれば、作動確実性お
よび設備費に関してほぼ最適な結果が得られる。
【図面の簡単な説明】
本発明を、図面を参照して以下に詳細に説明す
る。
第1図は、本発明に係る製粉用ロールミルの略
図(一部は断面図)、第2図は、本発明に係る供
給調節機構の実施例の図面、第3図は、本発明に
係る供給調節機構の別の実施例の図面、第4図お
よび第5図は、第3図の実施例の空気圧式調節信
号の圧力維移を示す図面、第6図は、自動ロール
結合・解離機構を有する本発明に係る製粉用ロー
ルミルの図面、第7図は、供給調節機構および自
動ロール結合・解離機構を有する本発明に係る製
粉用ロールミルの制御方式図、第8図は、機械式
調節信号を空気圧式調節信号へ変換する空気圧式
弁の断面図である。
発明を実施するための最良の形態 第1図に、2組の製粉ロール1,1′,2,
2′を有する二重構造の製粉用ロールミルを示し
た。製粉ロールはスタンド3に軸支してあり、ロ
ールミル全体は、ケーシング4で外部に対して密
閉してある。被製粉物は、プレキシガラスから成
る供給用円筒5を介して、分配スクリユー7およ
び供給ロール8を下端に設けた広い供給チヤンバ
6に供給される。上記供給ロールは、配量ダンパ
9とともに、配量ユニツトの機械的部分を構成す
る。製粉ロール1,1′,2,2′の下方には、粉
砕物のシユート10が設けてある。ケーシング4
には、製粉ロール1,1,2,2′の供給側の保
守用ドア11と、粉砕物の品質および性状を監視
するために監視用ドア12とが設けてある。供給
チヤンバ6の内部または上方には、回転軸14の
まわりに発生器15を移動せしめ得るゾンデ13
が設けてある、発生器15の運動は、生成物の
量、流動する生成物の運動エネルギおよびもどし
バネ16によつて影響される。もどしバネ16の
ストローク/力特性は、選択できるか既知である
ので、発生器15には、生成物供給量に比例する
機械式信号が得られる(機械式計量機の場合と同
様である)。発生器15は、空気圧式弁17また
はローラレバーおよび上記弁の弁棒と直接作動結
合している。発生器15の機械式信号は、空気圧
式弁17において空気圧式信号に変換され、空気
圧式弁17に供給される高圧空気は、空気圧式弁
によつて、生成物供給量に比例する圧力調節信号
に変換される。上記信号(“供給調節信号”と呼
ぶ)は、ロールミルの各作動要素を制御,調節す
るための出力信号である。この場合、供給調節信
号は、本来の供給調節,供給ロール8の回転数調
節ならびに配量ダンパ9の調節による配量間隙の
調節に利用できる。上記信号は、更に、シリンダ
18を介するロール結合・解離自動制御および各
ロール位置の表示に同時に利用できる。供給調節
信号は、更に、自動調節装置19による製粉ロー
ル設定値の最適化にも利用できる。この調節装置
19は、手動調節ホイール20と組合せることが
でき、自動式の場合は、スイス特許第418791号に
記載の如き対応するコンピユータ制御式遠隔制御
機構と組合せることができる。
以上の説明から明らかな如く、圧力信号として
の調節信号は、各機能に別個に利用でき、且つま
た、複数の制御・調節機能の組合せにも利用でき
る。この場合、供給量およびロール結合・解離の
組合せ調節が主体となる。即ち、上記調節は、共
通の空気圧式/機械式サーボ回路を介して実施で
きる。
第2図に、供給調節機構の各要素を模式的に示
した。この場合、図の左半部に、第1図の製粉用
ロールミルの供給チヤンバのゾーンの断面を示
し、右半部に、供給ロールと製粉ロールとの関連
性を示した。
被製粉物は、ガラス製円筒部30を介して、配
量ダンパ32および供給ロール33で下部を閉鎖
した供給チヤンバ31に送られる。供給ロール3
3と配量ダンパ32との間には、配量間隙
“Sp”が形成される。供給ロール33の直後に、
ロールの全長にわたつて生成物を均一に分配する
分配ロール34が設けてある。供給チヤンバ31
内には、ゾンデ35が、対応する計量ビームを介
してホルダ36に枢着してある。このホルダは、
ゾンデ35とともに、軸37のまわりに旋回でき
る。引張バネ38は、ホルダ36に対して時計方
向に加わる被製粉物の重量および衝撃に対抗す
る。引張バネの特性、ホルダのてこ作用距離およ
び引張バネの予圧状態によつて、ゾンデのストロ
ークを定めることができる。第1図に対応して、
この場合も、機械式調節信号は、発生器としての
ホルダ36のアーム部材36′を介して、例えば
第8図の如く構成できる空気圧式弁39に供給さ
れる。空気圧式弁39は、機械式調節信号を空気
圧式アナログ圧力信号に変換する。この圧力信号
は、有効な制御力または圧力として、制御路40
を介して空気圧シリンダ41の1つの側へ与えら
れる。空気圧シリンダ41内のピストン42また
はピストンロツド43の1つの側には圧縮バネ4
4が作用し、別の側には空気圧式弁39のアナロ
グ調節信号にもとづく圧力が作用する。ピストン
ロツド43は、配量ダンパ32に枢着してあるの
で、上記ダンパは、ピストンロツド43によつて
旋回点45のまわりに変位され、かくして、配量
間隙“Sp”を調節できる。即ち、上記要素(特
に、空気圧式弁39,サーボ装置としての空気圧
シリンダ42,配量ダンパ32)および被製粉物
−ゾンデ間の力関係によつて、高圧空気以外には
外部エネルギを必要としない供給調節用閉サーボ
系が形成される。
装置の作動態様は下記の如くである。供給チヤ
ンバ内の生成物レベルがゾンデの下方に(例え
ば、高さ“A”)ある場合、被製粉物は、ゾンデ
35に力を加えない。引張バネ38は、アーム部
材36′、即ち、機械式信号発生器を下方へ引
き、空気圧式弁39の弁棒46が解放され、制御
路40内には圧力は存在しない。配量ダンパ32
は、圧縮バネの力によつて供給ロールまたはスト
ツパ(図示してない)に押しつけられるので、配
量間隙“Sp”は0またはほぼ0になる。さて、
被製粉物のガラス製円筒部30を介してロールミ
ルに供給されると、衝撃力および重量がゾンデ3
5に加わる。発生器は、弁棒46を生成物供給量
に比例して上方へ押すので、空気圧式弁39内に
は、サーボシリンダ41を介して配量間隙
“Sp”を拡大する対応する圧力信号が形成され
る。配量ダンパ32は、供給チヤンバ31への生
成物供給量と下方への引出量とがバランスするま
で、開放運動を続ける。平衡状態では、供給チヤ
ンバ内の被製粉物レベルはほぼ一定である。
第2図右半部から明らかな如く、分岐路41
が、制御路40から出て、バリオデイスク51の
軸に固定した第2サーボシリンダ50に達してい
る。供給ロールは、主電動機(図示してない)に
よつて駆動される製粉ロール1,1′,2,2′の
1つによつてバリオデイスク−Vベルト駆動機構
52を介して駆動される。制御路41に圧力が存
在しない場合には、バネ53が、ベルト車の可動
半部51を固定半部51″の方向へ移動する。か
くして、双方のベルト車半部の間隙は小さくな
り、Vベルトが外方へ押出される。同時に、ベル
ト車の有効径の増大によつて供給ロール回転数が
減少される。さて、制御路41内の圧力が増加す
ると、この圧力は、対応する接続ボアを介してサ
ーボシリンダの逆側に作用し、バネ53の力を減
ずるので、双方のベルト車半部の間隙が増加し、
Vベルトの運動円が小さくなる。かくして、供給
ロール回転数は、配量間隙“Sp”の増加に対応
して自動的に増加する。空気圧式弁39は、第8
図に示した如く、原理的に、ストローク圧力変換
器として働く。即ち、ストロークはアナログ空気
圧信号に変換される。上記空気圧式弁の作動態様
は下記の如くである。弁棒61が内部へ押される
と、圧縮バネ62が加圧され、バネシユー63が
ボールを制御ノズル64の座上に押し、かくし
て、チヤンバ65内の圧力が、バネ力またはバネ
ストロークに比例して増加する。圧縮バネ62が
放圧されると、制御ノズル65が開き、かくし
て、チヤンバ65内の圧力が消失する。チヤンバ
65内の圧力が低下すると、ダイアフラムが、チ
ヤンバ66内の圧力によつて上方へ押され、玉弁
68が開く。
第3図に、生成物供給調節機構を模式的に示し
た。図の左半部に、分配ロール71,供給ロール
72および配量ダンパ73で下部を閉鎖した供給
チヤンバ70を示した。供給チヤンバ70内に
は、ホルダ75を介して回転ボルト76に支持し
たゾンデ74が設けてある。ホルダ75は、引張
バネ78および空気圧式弁80のローラレバー7
9に作動結合する発生器77を有する。空気圧式
弁80の入力側は、高圧空気導管81に接続して
ある。制御路82は、空気圧式弁81からサーボ
シリンダ83に至つており、上記シリンダ内のピ
ストン84の1つの側に負荷を加える。更にピス
トンロツド85が設けてあり、このロツドの一端
は、ピン継手88のまわりに旋回できるよう固定
フレーム89に固定したレバーアーム87にボル
ト86によつて取付けてある。空気圧式弁は、レ
バーアーム87の別の端部に固定してあり、てこ
法則に対応してピストンロツド85またはレバー
アーム87の運動に追従する。上記レバーアーム
には、配量ダンパ90が結合目板91およびボル
ト92,93を介して力結合してある。配量ダン
パ90は、受け94のまわりに旋回でき、配量ダ
ンパの瞬間位置に応じて、上記ダンパと供給ロー
ル72との間には配量間隙“Sp”が生ずる。全
系の圧力源95が設けてある。
制御側の高圧空気は、保守作業のため、手動ス
イツチ98によつて遮断できる。系の圧力は、上
記の圧力源によつて常に一定圧(例えば、6bar)
に保持される。この圧力は、背圧として、導管9
9を介してピストン84の制御圧とは逆の側に与
えられる。上記一定圧の代わりにバネ100を使
用することもでき、バネと一定圧の双方を使用す
ることもできる。バネ100を使用すれば、高圧
空気の供給が停止された場合、配量ダンパを確実
に閉じることができる。
第4図に、圧力記録計で記録した制御路82内
の調節信号の圧力維移を示した。数値は、ロール
ミルのBラインについての測定値である。最初の
50秒間、圧力は極めて安定であり、極く短時間
(約29秒)、圧力上昇が認められるにすぎない。曲
線の本質的に水平な維移から明らかな如く、調節
信号の出力変動は極めて短時間である。約50秒に
おいて、製粉ロールを手動で解離して調節回路を
人為的に遮断した。かくして、調節信号は、直ち
にゼロに降下した。擾乱に対する調節機構の応答
は迅速であり、極めて有利である。しかしなが
ら、製粉ロール結合後の調節開始が特に重要であ
る。圧力記録計の測定値によれば、調節信号の中
断は約1秒である。信号の再発生は遅延なく行な
われ、調節技術的に有利なことには、信号は、直
ちに平均値に達し、次いで、上記平均値の近傍を
揺動し、次いで、直ちに安定な状態にもどる。変
動時、過制御またはオーバランが殆んどなく迅速
な応答がなされる。
第4図に示した如く、定常的に回復する一定の
調節周期は、5〜10秒であり、比較的狭い調節範
囲内にある。これは、製粉ロールおよびロール軸
受にとつて極めて重要である。何故ならば、かく
して、供給調節装置によつて、常に変動する製粉
力にもとづく振動を阻止できるからである。
第5図に、ロールミルへの生成物供給量が短時
間についても長時間についても殆んど変化しない
Cライン(即ち、後段ライン)における調節信号
を示した。この事例は、調節技術的に容易に制御
できる。生産物供給は、測定開始の約5分後、短
時間乱れた。その結果、調節信号は、即座に、対
応して低下した。以降の曲線推移は、調節技術的
にほぼ“理想的推移”とみなし得る。この場合
も、約115秒後に、製粉ロールを手動で短時間解
離し、直ちに再結合した。図示の曲線推移から明
らかな如く、驚くべきことには、極めて僅かな過
制御後、約1〜2秒が経過すると人為的擾乱前と
同一の調節値にもどり、もとの曲線推移が続く。
第6図の実施例では、第3図と同様に、発生器
111はゾンデ110によつて作動される。発生
器111には、引張バネ112が作用し、ロール
ミルに生成物が供給されない場合には、空気圧式
弁114の接点113から上記発生器を引離す。
空気圧式弁114は、発生器111の機械式調節
信号を空気圧式圧力信号に変換する。空気圧式調
節信号は、ゾンデ110に達する生成物量に比例
して形成される。増幅弁116は、制御路115
の空気圧式調節信号の圧力が所定値に達すると直
ちに、高圧導管117の主圧力(例えば、6bar)
を空気圧シリンダ118に送るよう調整されてい
る。増幅弁116の圧力信号が設定閾値に達しな
い場合には、空気圧シリンダ118内を摺動する
ピストン120の左側面は無圧力状態に保持され
る。これに反して、右側面には全圧力が作用する
ので、ピストン120は突出した位置に保持され
る。しかしながら、制御路115内の圧力が設定
閾値(例えば、2bar)を越えると、全圧力がピス
トンの左側面に加わり、かくして、ピストンが外
部へ移動する。次いで、中央の制御弁96および
高速排気機構97によつてすべてのロールWa1,
Wa2……を解離できる。
ピストン120は、ピストンロツド121を介
して可動ロール1,2または対応するロール軸受
に結合してあるので、調節信号による上述の運動
は、製粉ロールの結合・解離に利用できる。第6
図の実施例の高圧空気源は、第3図の実施例に対
応して構成できる(従つて、同一部材には同一参
照数字を附した)。供給量調節機能は、もちろ
ん、ロール結合・解離機能とは大きく異なる。供
給量調節は、隠やかに行なうのが好ましいが、製
粉ロールの結合・解離は急激に(但し、ロールが
衝突してはならない)行なうべきである。第4図
および第5図では、製粉ロール結合・解離弁11
6を切換える閾値として点“S−OFF”および
“S−ON”が2barの圧力レベルに示してある。弁
116の切換点は、供給操作の通常の作動範囲よ
りも本質的に低く選択してある。第4図および第
5図の圧力曲線の推移から明らかな如く、製粉ロ
ールの解離、特に、結合は、配量ダンパの開放と
同時に行なわれる(曲線“X”参照)。双方の機
能は同時に行なわれる。生成物の供給前に製粉ロ
ールを結合すると、平滑なロールがぶつかり損傷
する恐れがある。
第7図に、第3図の供給調節機構を第6図のロ
ール結合・解離機構と組合せた実施例を示した。
第7図には、第1図と対応して、二重構造の典型
的製粉用ロールミルの実施例を示した。この場
合、ロール結合・解離用サーボシリンダが各ロー
ル端に(即ち、合計4基)設けてある。
第1〜7図に示した製粉用ロールミルの作動態
様は下記の如くである。
製粉ロール1,1′,2,2′の粉砕間隙は、被
製粉物に対応して手動ホイールで設定する。供給
用円筒部5から被製粉物が供給されない場合に
は、ゾンデ13,74は、引張バネ16,78に
よつて押し上れられる。発生器15,77は、空
気圧式弁17,80の作動接点79に接触しない
ので、制御路82内には圧力は生じない。バネ1
00または導管99の圧力(または、系の選択に
応じて上記双方)は、レバーアーム87を逆時計
方向に押し、かくして、配量ダンパ9,73を閉
鎖位置に置く。配量間隙“Sp”が閉じられるの
で、生成物は製粉ロール1,1′,2,2′に送ら
れない。制御路32,115に調節信号が現われ
なければ、増幅弁116にも制御圧が現れないの
で、製粉ロール1,1′,2,2′はシリンダ11
8によつて解離位置に置かれる。
さて、被製粉物が供給用円筒5からロールミル
に供給されると直ちに、流動物の衝撃または対応
する重量成分がゾンデ13,74に作用し、かく
して、上記ゾンデは押し下げられる。発生器77
は、右方へ移動し、作動接点79を押し、かくし
て、調節信号を発生する。
さて、制御路82内には圧力が生ずるが、信号
形成に変化が生ずることはない。しかしながら、
圧力が設定閾値に達すると直ちに、(第6図に対
応して)製粉ロールが結合される。これは動的プ
ロセスである。ゾンデ13,74は発生器15,
77とともに移動する。即ち、作動接点79が空
気圧式弁17,80に完全に押圧される。空気圧
式弁80として極めて敏感なダイアフラム弁を使
用した場合には特に、極めて小さい運動によつて
も、発生器から制御路82に最大調節圧が送られ
る。従つて、ピストンロツド85は、レバー78
および空気圧式弁80とともに、百分の数秒間ま
たは十分の数秒間運動し、直接結合した配量ダン
パが開き始め、生成物が製粉ロールに供給され
る。シリンダ118,83は空気圧式サーボシリ
ンダとして構成してあるので、作動力は、迅速
に、しかしながら、衝撃的ではなく作成される。
シリンダ内の空気は、液圧媒体とは異なり、一種
の“シヨツクアブソーバ”として働く。引張バ
ネ,圧縮バネ,高圧導管の断面積およびバネの予
圧状態を適切に選択すれば、制御機能または調節
機能は、当該の装置要素に関して完全に同期され
る。これは、始動時についても停止時についても
達成される。
第3〜7図を参照して以降の作動経過を説明す
る。生成物の供給開始時、第1段階として、レバ
ーアーム87が時計方向へ小さい旋回運動を行な
う。同時に、作動接点79が発生器77から離れ
る。引張バネ78は、発生器77のストロークに
比例して緊張状態となる。さて、少量の生成物が
ガラス製円筒部から供給されると、ゾンデ13,
74に対する被製粉物の力が相互に平衡状態とな
り、配量ダンパ73,レバーアーム87および空
気圧式弁は停止する。しかしながら、同時に、発
生器77と作動接点79とが作動結合し、作動接
点は、バネによつて空気圧式弁80内に押込まれ
る。この場合に現れる極く小さい運動は、有利な
ことには、変換せる空気圧式調節信号に直接的影
響を及ぼすことはない。空気圧式弁は、この段階
では、すべての入力および出力が閉鎖されるゼロ
位置にとどまる。従つて、第1段階で作られた調
節信号の圧力値は不変であり、ピストン84は、
ピストンの両側の安定な圧力状態にもとづき、比
較的大きな力で固定される。配量ダンパは停止さ
れる。ガラス製円筒部からの被製粉物の供給量が
増加するか、何等かの理由で、供給チヤバに供給
される量が配量間隙を介して排出される量よりも
多くなると、発生器77,15が、更に、作動接
点79または空気圧式弁89の方向へ移動する。
この場合、上記弁は、発生器77に追従し、設定
閾値においてより大きい圧力値の対応する調節信
号を制御路82にあらためて送る。条件(例え
ば、始動)に応じて、空気圧式調節信号が第4図
または第5図に対応して発生される。第5図から
明らかな如く、設定条件に応じて、均一な信号推
移が得られ、均一な平衡状態が達成される。供給
量が常に変動しても、各周期は、空気圧式弁がレ
バーアームの任意の個所にある位置またはゼロ位
置にある。従つて、図示の調節機構は、極めて均
一な調節信号を発生でき(第5図)、供給量が大
きく変化しても、安定位相に復帰する信号を発生
できる(第4図)。
第7図から明らかな如く、導管119内の制御
圧は、ロールの各位置を光学的に表示するのに利
用できる。例えば、高圧空気によつて覗き窓10
0の後ろに着色板をずらして、対応する色調(例
えば、赤,緑)によつて製粉ロールの結合または
分離を表示できる。更に、第1図から明らかな如
く、制御路81の空気圧式調節信号は、供給量に
依存して製粉ロールを調節するのに利用できる。
即ち、製粉間隙を一定に保持でき、または、増減
できる。対応する製粉間隙調節荘置19は、空気
圧シリンダ、別の適切な機械的または電気的手段
から構成でき、空気圧式調節信号によつてロール
ミルの瞬間的処理能に適合させた基準値を各条件
について定める遠隔制御機構(例えば、コンピユ
ータ)に接続できる。更に、例えば、限界値,作
動確実性等に関して、別の構成または別の機能を
採用することができる。特に有利なことには、製
粉ロールの圧を供給量に依存して、即ち、空気圧
式調節信号によつて制御できる。更に、空気圧式
調節信号によつて供給量および製粉ロールの結
合・解離を同時に制御できる。
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