JPS61120371A - 磁気テープカセツト装置における制御装置 - Google Patents

磁気テープカセツト装置における制御装置

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Publication number
JPS61120371A
JPS61120371A JP60255149A JP25514985A JPS61120371A JP S61120371 A JPS61120371 A JP S61120371A JP 60255149 A JP60255149 A JP 60255149A JP 25514985 A JP25514985 A JP 25514985A JP S61120371 A JPS61120371 A JP S61120371A
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JP
Japan
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switch
arm
protrusion
control device
guide
Prior art date
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Application number
JP60255149A
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English (en)
Inventor
カール・クレス‐ハイン
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS61120371A publication Critical patent/JPS61120371A/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/675Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
    • G11B15/67502Details
    • G11B15/67505Servo control

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気テープカセット装置における制御装置に関
し、特に軸線方向に変位可能な制御ロッドを具え、この
制御ロッドがその変位行程の一部にわたりカセットの装
填排出用のレバーと協働し、このレバーがスイッチ突部
によって電気スイッチのスイッチアームと協働し、この
スイッチが装填移動の開始時に作動位置にセットされて
制御口・ノドのモータ駆動を開始させると共に排出移動
の間に不作動位置にセットされて前記モータ駆動を停止
させる制御装置に係るものである。
かかる構成の磁気テープカセット装置は、実開昭59−
33156号公報に開示されている。このカセット装置
は、カセットの手動装填時に搬送レバーを介して作動位
置にセントされ、またカセットの排出の間には搬送レバ
ーがその終端位置に達した後に不作動位置にセットされ
るスイッチ装置を有している。駆動機構がオフ状態とさ
れたときにカセットは手動取出しを容易に行ないうるよ
うに十分外方に排出されなければならない。駆動機構の
モータは、スイッチオフされても更に僅かに回動じ、し
たがって通常の作動条件下ではカセットは十分外方に排
出される。しかし、所望の排出操作が行なわれない場合
がある。例えば、作動温度条件が極めて低い場合、また
は供給電圧が低すぎる場合などである。かかる場合には
、カセットが十分外方に排出されないため、カセットを
容易に取出すことが不可能となる。かかる難点は付加的
なスイッチを設けることによって解消することができる
しかし付加的なスイッチは余計なスペースを占め、電気
接続を追加する必要を生じる。したがって、かかる解決
策はコスト的に不利であり、コンパクトな機器に適する
ものではない。
本発明の目的は、簡単な構成であるにも拘らず常にカセ
ットを容易に手動取出ししうるように十分外方まで排出
することのできる磁気テープカセット装置の制御装置を
提案することである。
本発明による制御装置は、制御ロッドにより移動可能な
遅延素子を具え、この遅延素子はカセットの排出移動の
間に前記制御ロッドにより案内手段を介して前記モータ
駆動の停止を遅延させる位置まで移動され、かつ、その
遅延位置で前記遅延素子が前記スイッチ突部を前記作動
位置にある前記スイッチのスイッチオフふと協働させ、
前記遅延素子を引続いて前記制御ロッドにより前記遅延
位置から排出移動の終端に向けて解放し、これにより前
記スイッチのスイッチアームを、前記モータ駆動を停止
させる前記不作動位置まで移動させることを特徴とする
ものである。
本発明によれば、遅延素子を設けたことによってカセッ
トを常に十分に外方まで排出させるのに必要な遅延時間
および遅延径路を確保することが可能となる。その結果
、カセット装填後のモータ起動点と排出時のオフ状態へ
の切換点とを相違させたヒステリシス作動特性が実現さ
れる。排出時におけるモータのオフ状態への切換点は、
カセットがモータ起動点を通過するまでモータをスイッ
チオフすることができないように設定される。この遅延
素子は、射出成形によって経済的に製造可能とするのが
望ましい。
本発明の一実施態様においては、前記遅延素子を案内手
段によって位置決めし、この案内手段を排出移動の間に
前記遅延素子の追従アームと協働させ、その追従アーム
を排出移動の終端において前記案内手段により案内して
追従アームを前記遅延位置から前記スイッチのスイッチ
アームが前記遅延素子によって解放される解放位置まで
移動させる。制御ロンド上の案内手段によって遅延素子
を容易に制御することができ、制御ロフトの移動によっ
て排出径路の長さを正確に表示することが可能となる。
この制御手段は成形の間に制御ロフト上に形成すること
により、製造精度を高めると共にコストを低減するのが
望ましい。
本発明の他の実施態様においては、前記案内手段が案内
壁を具え、この案内壁が排出移動の間に前記追従アーム
に沿って移動し、前記案内壁が排出移動の終端において
前記追従アームを通過する再入部分を有し、前記追従ア
ームを前記再入部分と係合させて位置決めを中断し、新
たな装填移動の開始時に前記追従アームを案内径路を経
て前記案内壁まで復帰させ、前記追従アームを前記案内
壁から前記遅延位置に向けての位置決め移動に戻す。こ
の案内壁、再入部分および案内径路は必然的に追従を生
じさせる閉鎖径路を形成する。各排出操作の後、追従ア
ームは常に初期位置に戻され、装填時に初期位置から案
内壁上に移動する。
本発明の他の実施態様においては、前記追従アームをプ
ラスチック製の一体ヒンジを介してスリーブに取付け、
このスリーブにより前記スイッチのスイッチアームと協
働する位置決め突部を支持し、前記スリーブは前記スイ
ッチ突部を支持するレバーのピボットを中心として回動
可能とする。
スリーブをレバーのスピンドル上に取付けることにより
、スリーブは付加的なスペースを必要とせず、スリーブ
を支持するための付加的なスピンドルも不要となる。
本発明の他の実施態様においては、前記スリーブにより
ストッパー突部を支持し、このストッパー突部をデツキ
板上のストッパーと協働させて前記案内壁の再入部分と
の係合時に前記追従アームを侵入領域まで前記案内径路
内に侵入させる。本発明の他の実施態様においては、前
記スイッチアームを前記遅延素子に対してばねにより押
圧可能とすることにより位置決めの中断時に前記追従ア
ームを前記再入部分内に押圧する。したがって、遅延素
子を移動させるための付加的なばねが不要となる。この
目的のためにスイッチ内部のばねを利用し、このばねに
よってスイッチアームをオフ位置に向けて移動させるも
のである。
本発明の他の実施態様においては、前記スイッチ突部が
前記装填移動の開始時から前記位置決め突部による位置
決めに至るまで前記スイッチアームを前記作動位置に保
持し、排出移動の間には前記位置決め突部を前記スイッ
チ突部と一敗する位置まで移動させ、その位置で前記ス
イッチアームを側突部と当接させる。この−数位置によ
り、スイッチ突部を搬送レバーによって移動させるとき
にスイッチアームにより位置決め突部を作動させること
が可能となる。
本発明の他の実施臆様において、前記搬送レバーは前記
制御ロッド上のビンにより排出位置まで枢動可能とし、
かつ、その枢動によって前記スイッチ突部を前記スイッ
チアームから離間させ、前記位置決め突部は前記スイッ
チ突部が枢動してから所定時間にわたり前記追従アーム
が前記再入部分と係合するまで前記案内壁により前記ス
イッチ突部に対して位置決めされる位置にあり、前記ス
イッチアームにより及ぼされるばね力の作用下で前記ス
イッチアームにより前記遅延素子を押動変位させて前記
モータ駆動を停止させる。ビンおよび再入部分が相互に
正確に位置決めされることにより、カセットは常に十分
に外方まで排出することが可能となる。
以下、本発明を図示の実施例について一層具体的に説明
する。
第1図に示した実施例に係る磁気テープカセット装置は
デツキ板1を具え、このデツキ板は支持部材2を介して
逆転不能な駆動モータ3を支持している。駆動モータ3
の出力軸4によりベルト5を案内し、このベルトは案内
ローラ6を介してフライホイール7.8に掛渡すことに
より両フライホイールを相互に逆方向に駆動可能とする
。これらのフライホイール7.8はデツキ板1により回
動可能に支持する。フライホイール7.8にはそれぞれ
キャプスタン9.10を剛固に結合する。フライホイー
ル7.8には更にそれぞれ歯車11.12を結合する。
歯車12と同軸をなす別の歯車13をスリップクラッチ
を介してフライホイール8に対して回動可能に配置する
。歯車として形成した切換えホイール14をフライホイ
ール8の歯車12に対して常時噛合わせる。この切換え
ホイール14はスピンドル15を中心として枢動可能と
する。スピンドル15により第1図に線図的に示す枢動
アーム16を支持し、この枢動アーム上に切換えホイー
ル14を回動可能に取付ける。歯車11に対しても同様
に歯車17を常時噛合わせる。この歯車17はスピンド
ル18を中心として枢動させえるように線図的に示す枢
動アーム19に取付ける。
第3図および第4図にも示すとおり、巻取りスピンドル
20.21をデツキ板1により回動可能に支承する。こ
れらの巻取りスピンドル20.21は早送りホイール2
2.23に対して剛固に結合する。プレイホイール24
.25をスリップクラッチを介して巻取りスピンドル2
0.21に結合する。
第3図はプレイホイール25が切換えホイール14を介
して歯車12により駆動される態様を示している。同様
に、第4図はプレイホイール24が歯車17を介して歯
車11により駆動される態様を示している。
デツキ板1内で移動可能に案内される支持部材26によ
り2個の歯車28.29  (第1図参照)を相互に隣
接させて支持する。この支持部材26をばね3゜により
第1図に示す初期位置に向けて偏寄させる。
支持部材26によりビン28a 、 29aを支持し、
これらのビンはそれぞれデツキ板1に形成されている3
角形状の孔28bおよびスロット29b内で移動に案内
する。
早送りおよび巻戻し操作を行なわせるため、長手方向に
移動可能な2本の操作ロッド33,34を設け、これら
の操作ロッドをスライド35.36に結合する。これら
のスライド35.36を支持部材26と協働させる。そ
のためにスライド35に突部37を設けると共にスライ
ド36には案内面38を形成する。突部37および案内
面38は支持部材26に設けられているビン39と協働
させる。スライド35.36に案内面35a 、 35
b 、 36a 、 36bを形成し、これらの案内面
をヘッド取付板74のビン74c、 74dと協働させ
うる構成とする(第3図および第4図も参照されたい)
操作ロッド33の押込みにより突部37が支持部材26
のビン39に対して押付けられると、歯車29が初めて
歯車13と噛合わされる。その結果、ピン28aが矢す
で示す方向に、またピン29aは矢C′で示す方向にそ
れぞれ移動する。ピン29aが更に矢b′で示す方向に
移動すると歯車29が歯車23とも噛合う。この状態で
磁気テープは巻取りスピンドル21によって急速に巻取
られる。別の操作ロッド34を押込むと、案内面38が
支持部材26のピン39と協働する。その結果、ピン2
8aが矢Cで示す方向に、またピン29aが矢C′で示
す方向にそれぞれ移動するので、歯車28が歯車22と
噛合う。この状態では磁気テープが別の巻取りスピンド
ル2oによって急速に巻取られる。
ヘッド取付板74が再生位置に達すると、ピン74c。
74dは第1図に破線で示す位置を占める。この位置は
第3図および第4図に示す位置に対応するものである。
操作ロッド33,34を押込むとピン74c。
74dが、したつがってヘッド取付板74が左側に向け
て移動するので、磁気ヘッド75およびピンチローラ7
8.79が磁気テープから持上げられる。
2個のディスク41.42および連結ロフト43よりな
る検出手段40をスリップクラッチを介して巻取リスビ
ンドル20.21に結合する。ディスク42上に配置し
たピン44を切換えフォーク45と係合させる。
この切換えフォーク45はピボット47を中心として枢
動可能な切換え部材46に設けたものである(第2A図
および第2B図も参照されたい)。切換えホイール14
によりその中央に僅かにだ円形状を呈する突部48を支
持する。切換え部材46は切換え、ホイール14を越え
て延在させ、ピン49を切換え部材46により支持し、
このピン49は、切換え部材46が内向きに枢動するに
際して切換えホイールが矢50で示す方向に回動してい
るときに突部48を中心として移動させうる構成とする
。突部48の周囲において、渦巻状の案内壁51を切換
えホイール14上に相当の長さにわたって形成する。こ
の案内壁51は検出手段がテープの停止状態を検出した
ときに切換え部材46のピン49とも協働する。この場
合、ピン44は切換えフォーク45に対して押圧されな
くなるので、切換え部材46のピン49はもはや突部4
8に向けて内方に押圧されず、同一位置にとどまり、切
換えホイール14が矢50で示す方向に回動しつづける
ことにより案内壁51が渦巻状を呈するため、切換え部
材46はピボット47を中心として時計方向に、すなわ
ち第2A図および第2B図に示す矢46aで示す方向に
枢動し、したがって切換え部材46は結合部材52に対
して押圧される。
結合部材52は2個のアームを有し、かつピボット53
を中心として枢動可能なレバーにより構成する。第2A
図および第2B図に示すとおり、結合部材52はばね5
4により時計方向にばね負荷する。
したがって、切換え部材46の移動によりばね54が引
張られることになる。
結合部材52のレバーアームのうち切換え部材46との
係合点から離れた側のアーム55によりハート形状の突
部56を支持し、この突部によりラッチ機構57の一部
を構成する。ランチ機構57にはラッチレバー58をも
設け、このレバーはスピンドル59を中心として枢動可
能とする。スピンドル59はデ・7キ板1の上面に対し
て、ならびにキャプスタン9゜10を結ぶ仮想的な直線
aに対して平行に延在させる。ハート形状の突部56と
対向する側でラッチレバー58により案内ビン60を支
持し、この真向ピンはデツキ板1の孔61を通して延在
させる。スピンドル59を中心とするラッチレバーの移
動については第8図を参照して後述する。
ラッチレバー58によりラッチビン65を支持し、この
ラッチピンはハート形状の突部56の近傍に配置してこ
れと保合可能とする。そのために例えば一体ヒンジ66
を設ける。第2A図においてピン65はハート形状の突
部56の上方に位置している。第2B図においてはピン
65がハート形状の突部56と係合しうる領域に位置し
ている。ピン65は、切換え部材46が結合部材52を
第2B図に示すごとく矢67で表わされる反時計方向に
枢動させるときにハート形状の突部56と係合する。こ
の枢動の間にピン65はハート形状の突部56の側壁6
8に沿って移動する。案内部材69によりピン65をハ
ート形状の突部56内の凹所70と係合させる。
レバーアーム55により突片71を支持する。第3図お
よび第4図に示すとおり、この突片71は板ばね72と
協働し、かつデツキ板1内のスロット73を通して延在
する。板ばね72の遊端はヘッド取付板74上に枢動可
能に支承されたピンチローラ支持部材76.77に対し
て押圧する。このへ・7ド取付板74の中央に磁気ヘッ
ド75を、各側にはピンチローラ支持部材76.77を
支持し、これらのピンチローラ支持部材によってピンチ
ローラ78.79を支承する。
ピンチローラ支持部材はヘッド取付板74上のストッパ
ー74a、74bに対して当接させる。
ヘッド取付板74に折曲端部80,81を形成する。
折曲端部80にスロット82を形成し、このスロット内
には枢動アーム16上に取付けたピン83を移動可能に
配置する。したがって、第3図に示す位置において枢動
アーム16はスピンドル15を中心に枢動して切換えホ
イール14をプレイホイール25および歯車12と噛合
わせる。同様に、第4図に示す位置においてはヘッド取
付板74の折曲端部81が枢動アーム19をスピンドル
18を中心として枢動させるので、歯車17がプレイホ
イール24および歯車11と噛合う。さらに、第3図に
示す位置ではピンチローラ79がキャプスタン10に対
し、また第4図に示す位置ではピンチローラ78がキャ
プスタン9に対して、それぞれ押圧される。
ヘッド取付板74にスロット84 、85を形成し、こ
れらのスロットをキャプスタン9.10を結ぶ直線aに
対して平行に延在させ、案内ピン86.87をこれらの
スロット内に移動可能に配置する。
第5図の展開図はヘッド取付板74のスロット84゜8
5内で案内される案内ピン86.87を示すものである
。これらの案内ピンは両キャプスクンを結ぶ直線aに対
して平行に移動可能とする。案内ピン86゜87をヘッ
ド取付板74内に保持する手段は図示されていない。簡
単な構成とすべき場合には案内ピンを画鋲のピンと同様
にキャップに対して固定する。
その代りに案内ピンを、ヘッド取付板74に取付けられ
た弾性突片の遊端に配置しても良い。
制御手段として機能する制御板88をヘッド取付板74
とデツキ板1との間に配置する。この制御板88に長手
方向スロッ)89.90を形成し、デツキ板1上の案内
突部91,92をこれらのスロットを通して延在させる
。その結果、制御板88はキャプスタン9.10を結ぶ
直線aと平行に移動可能となる。
第5図ではその移動方向を矢93で示しである。
制御板88の両端にU字形状のスロソl−94,95を
形成する。各U字形状スロッ)94.95は短い分岐部
分96.97と長い分岐部分98.99とを有する。短
い分岐部分96.97は相互に離間させて配置し、長い
分岐部分98.99は相互に近接させて配置する。
短い分岐部分と長い分岐部分との間の連結部分100゜
101は幅広に形成する。短い分岐部分と長い分岐部分
との間に舌片102.103を形成し、これら舌片に連
結部分100,101と対向する尖端を設ける。
案内スロットシステムを構成するフォーク状案内スロッ
ト104,105をデツキ板1に形成し、各案内スロッ
トに2個のフォーク歯に対応する分岐部分を形成し、一
方の分岐部分106.107を他方の分岐部分108.
109より短くする。中央の侵入分岐部分110.11
1を樋状フォーク基部112.113内に開口させる。
制御板88におけるU字形状のスロット94゜95の分
岐部分の間隔114をフォーク状スロット104゜10
5の分岐部分の間隔115より小さくする。
第7図はデツキ板1と制御板88とを示す斜視図である
。制御板88にストッパー116を設け、このストッパ
ーに対して中間スライダ118の突部117を係合可能
とし、この中間スライダは両キャプスタン9.10を結
ぶ直vAaに対して平行に移動可能とする(第4図およ
び第5図参照)。中間スライダ118に2個のストッパ
ー119.120を設け、これらのストッパーを第8図
に関連して後述するごとく制御ロッド62の作動部分1
21と協働させうる構成とする。カセットを排出すべく
制御ロッド62を右向きに移動させると、中間スライダ
118が右向きに移動して作動部分121がストッパー
120に当接する。その結果、突部117がストー/パ
ー116に当接する。これにより制御板88が第7図に
矢93で示すごとく右向きに変位して第6C図に示す好
適位置を占める。しかし制御ロッド62が左向きに移動
すると、作動部分121はストッパー119に対して当
接する。したがって突部117がストッパー116から
引込められ、制御板88は上述の移動サイクルを反覆す
べく自由に移動させることが可能となる。
第8図に示すサーボ機構は制御ロッド62を含んでおり
、この制御ロッドはカセット持上げ部材217の近傍で
デツキ板内を長手方向226に移動可能とされている。
この長手方向はカセット332の装填排出方向と一致し
ている。制御ロッド62はねじ付きスピンドル219に
より移動される。このねじ付きスピンドルはウオームギ
ヤ220を介して正逆転可能なサーボモータ221によ
り駆動され、このサーボモータはマイクロプロセッサよ
りなる制御回路224によって制御される。デツキ板1
上のスイッチ225により制御ロッド62の一方向への
移動を制限する。このスイッチ225は矢226の方向
における制御ロッド62の端末位置の検出出力を制御回
路224に供給するものであり、この端末位置を基準と
して制御ロッドの全ての移動が行なわれる。
カセット持上げ部材217はスピンドル216を中心と
して枢動可能とし、その垂直方向の変位は制御ロッド6
2のダブルガイド部材228と協働するローラ314に
よって案内する。
第8図においてダブルガイド部材228およびローラ3
14は線図的に示しである。搬送レバー322をスピン
ドル327よりなるピボットを中心として枢動可能とす
る。搬送レバー322に案内スロ・ント328を形成し
、このスロット内に制御ロッド62のピン329を係合
させる。ピン329をスロット328内で移動可能とす
ることにより搬送レバー322を枢動させる。ワイヤス
プリング330をスロット328と交差させて配置し、
その両端331を固定する。
第9図に示すとおり、ピボット327と同軸をなす中空
スピンドル350を搬送レバー322に剛固に結合し、
この中空スピンドルによって搬送レノマー322をピボ
ット327を中心として枢動させる。中空スピンドル3
50上にスリーブ351を装着する。
このスリーブ351は遅延素子352の一部を構成する
。スリーブ351により位置決め突部353、追従アー
ム354およびストッパー突部356を支持する。
このストッパー突部356はデツキ板1上のストッパー
357と協働させる。
中空スピンドル350により、第9図に示す位置におい
て位置決め突部353と整列するスイッチ突部358を
支持する。両突部はスイッチ263のスイッチアーム3
59と対向させて配置する。図示しないばねにより、ス
イッチアームを突部353.35Bに向けて矢360で
示す方向に偏寄させる。
制御ロッド62により案内手段361を支持する。
この案内手段は制御ロフト62の下側にこれと一体に成
形する。追従アーム354の側面で案内手段には案内壁
362を設ける。この案内壁362は追従アーム354
の遊端354aと協働させる。制御ロッド62の下側で
案内壁362に傾斜乗上げ面363を接続する。この傾
斜乗上げ面363と案内壁362との間の移行領域と対
向する側で案内壁362に後退面としての再入部分36
4を形成する。追従アーム354の侵入領域367は案
内壁362とその対向壁366との間に位置する。侵入
領域367に傾斜案内径路368を接続し、この案内径
路は案内壁362の切欠き部369において終止させる
カセット持上げ部材217によってカセット332を内
方に向けて移動可能とする。カセット332は巻取りス
ピンドル用の孔333を有し、この孔内に連結素子33
4を係合させる。連結素子334は搬送レバー322の
アーム335上に回動可能に取付ける。
ラッチレバー58のピン60をデツキ板1の孔61を通
して延在させ、かつう7チレバー241の縁部240に
対して当接させる。ラッチレバー241はとボット24
2を中心として枢動可能とする。ばね54を有する結合
部材によってラッチレバー58をばね負荷し、ラッチレ
バー241をラッチ用の磁石244から遠ざかる方向に
向けて枢動させる。ラッチレバー241の端部243を
制御ロッド62の案内面246と協働させうる構成とす
る。ラッチ用の磁石244は制御回路224と電気的に
接続する。
案内面246は制御ロフト62上に成形された突部24
7の一部として形成する。制御ロフト62を移動させろ
と、案内面246が端部においてラッチレバー241と
協働し、このラッチレバーを磁石244に当接する位置
まで移動させる。同時に、調整可能な突部248がプレ
イ/リバーススイッチ249と協働する。突部248が
このスイッチ249に沿って移動すると、この常閉スイ
ッチは短時間だけ開放されて再び閉じられる。
制御ロッド62はその端部62aの近傍で結合ロッド2
50よりなるコマンド素子と協働する。この結合ロッド
は折曲端部において制御ロッド62の孔内に係止する。
結合ロッド250はコマンドブロック251まで延在さ
せる。結合ロッド250の折曲端部は、このコマンドブ
ロックの案内径路内を移動可能なコマンドピン257を
形成するものである。
上述の構成に係る本発明制御装置の作動態様は、下記の
とおりである。第8図に示す位置において、連結素子3
34は手動装填されたカセット332の巻取りスピンド
ル孔333と係合している。この位置においてカセット
332は磁気テープ装置から約30寵突出している。カ
セット332が更に内方に押込まれると、ばね330は
撓み変形を生じる。その結果、搬送レバー332は時計
方向に枢動し、スイッチ突部359は矢360で示す方
向とは逆方向に始動位置まで枢動する。スイッチ263
が閉じられ、制御ロッド62は後述するごとく駆動モー
タ221により第8図に矢370で示す方向に内方に向
けて移動する。この状態でピン329が案内スロット3
28内でこのスロットの端部に・向けて移動し、ばね3
30を解放する。ばね330が弛緩し、搬送レバー32
2からばね力が除荷される。したがってスピンドル32
7には横向きの力が及ぼされなくなる。スイッチ263
が閉じられるとマイクロプロセッサ224がその作動を
開始する。制御ロッド62は第8図における右向きにリ
セットスイッチ225に至るまで移動する。
リセットスイッチ225が閉じられるとマイクロプロセ
ッサ224が初期状態にリセットされる。これによりサ
ーボモータ221の回転方向が反転し、制御ロンドロ2
は左向きに移動する。そして突部248がプレイ/リバ
ーススイッチ249に沿って移動し、このスイッチを開
いてサーボモータを停止させるので、制御ロッドが停止
する。この状態でテープデツキ駆動モータ3が始動する
。案内面246がラッチレバー241の端部243と当
接状態にあるが、ラッチレバーはラッチ用の磁石244
に接触せず、これは磁石244がマイクロプロセッサ2
24により励磁されていないからである。したがって、
ピン65はラッチ機構57とは係合せず、係止されるこ
とはない。
駆動モータ3が始動するため、フライホイール7.8は
相互に逆方向に回動する。同時に、歯車11.12およ
びこれらと噛合い状態にある歯車14.15が回動する
。ラッチレバー58は第2A図に示す位置から第2B図
に示す位置まで移動し、第2B図に示すごとくラッチピ
ン65はハート形状の突部5Gと協働しうる位置にある
歯車14.17が歯車24.25と噛合っていないため
、両巻取りスピンドル20.21は駆動されない。ディ
スク41.42は別個の摩擦クラッチを介して巻取りス
ピンドル20.21に結合されているため同様に駆動さ
れない。カセットの装填時にはリールが回転せず、テー
プが送られず、切換え部材46にトルクが作用しないた
め、切換え部材46は第1図に示す位置にとどまり、ピ
ン49が案内壁51の外側に当接する。その結果、切換
え部材46が矢46aで示すごとく時計方向に移動しく
第2A図参照)、結合部材52は矢67で示すごとく反
時計方向に枢動する。
ラッチレバー58が枢動してピン65がハート形状の突
部56との保合領域に位置しているため、この状態でピ
ン65はハート形状の突部56の壁68に沿って移動し
て凹所70と係合する。したがって、結合部材52は枢
動位置に係止されることになる(第2B図参照)。
結合部材52が矢67で示すごとく反時計方向に枢動す
る結果、突片71が内向きに移動して板ばね72に対し
て押圧される。板ばね72はピンチローラ支持部材76
.77を介してヘッド取付板74をキャプスタン9.1
0に向けて押圧する。この時点で制御板88がその機能
を発揮する。
突片71の枢動に先立ってヘッド取付板74はキャプス
タンから離れた位置に変位している。その結果、案内ピ
ン86.87が侵入分岐部分110.111と係合する
(第5図参照)。第7図について説明したごとく最後の
カセットの排出後に制御板88は第6C図に示す位置に
変位している。ヘッド取付板74がキャプスタン9,1
0に向けて移動すると案内ピン86.87が更に移動し
て舌片102.103の右側に当接し、フォーク状案内
スロv ト104,105の右側分岐部分107.10
8内に入込む。案内ビン86.87が分岐部分107.
108内に入込むと、これらのビンは制御板88を右向
きに移動させるので分岐部分98.108および97.
107が一致する。そして右側の案内ピン87が短い分
岐部分内に保持され、左側の案内ピン86はキャプスタ
ン9に向けて自由に移動可能となる(第6D図参照)。
その結果、ばね負荷状態にあるヘッド取付板74が左前
方に向けて枢動して左側のピンチローラ78を左側のキ
ャプスタン9に当接させる。他方のキャプスタンは無負
荷状態である。ヘッド取付板74はごく短時間だけ第4
図に示す位置を占める。
ビン65がラッチ機構57によって係止されているため
、ヘッド取付板74は板ばね72の作用下で移動し、ば
ね54はその初期位置に復帰する。これによりスイッチ
267が切換わり、デツキ駆動モータ3がオフとされる
。この操作は使用者が気がつかない程度の短時間に達成
される。これは、第6D図に示すごとく制御板88の移
動がリバース再生位置に相当しうるものである故に必要
とされる。勿論、カセットの装填時にデツキは先ずフォ
ワード再生状態にセットされることが望ましい。これは
マイクロプロセッサ224によって次のごとく達成する
ものである。すなわち、サーボモータを再起動して制御
ロッド62をリセットスイッチ225と協働する位置ま
で右向きに移動させ、引続いて制御ロッドをラッチレバ
ー241がランチ用磁石244と当接するまで左向きに
再び移動させる。この時点では磁石244が励磁されて
いるため、ラッチレバー241は上記当接位置に保持さ
れ、したがってピン65はラッチ機構57により係止す
ることができる。リバースプレイスイッチ249が突部
248により再び開かれ、制御ロッド62は停止し駆動
モータ3が再び起動される。
駆動モータ3が再起動されると制御板88が変位する。
ヘッド取付板74の外向き変位の間に案内ピン86.8
7は侵入分岐部分110.111内に入込んでいる。制
御板は元の位置に保持される。したがって舌片102.
103は侵入分岐部分110.111の中央位置に対し
て右側に変位した位置を占める(第6A図参照)。駆動
モータ3が再起動されると切換え部材46によって結合
部材52が反時計方向に枢動され、ヘッド取付板74は
ピン71により前方に移動される。
制御板88は第6A図に示す位置にある。ヘッド取付板
74がキャプスタン9.10に向けて移動すると案内ピ
ン86.87が前進して舌片102.103の左側と当
接し、これと同時にフォーク状案内スロット104、1
05の左側分岐部分106.109内に侵入する。
案内ピン86.87は分岐部分106.109内に侵入
して制御板88を左向きに移動させるので、分岐部分9
6゜106および99.109が一致する。この状態で
左側の案内ピン86が短い分岐部分内に保持され、右側
の案内ピン87はキャプスタン10に向けて自由に移動
させることが可能となる(第6B図参照)。これにより
、ばね負荷状態にあるヘッド取付板74が右前方に向け
て枢動して右側のピンチローラ79を右側のキャプスタ
ン10に当接させる。他方のキャプスタンは無負荷状態
である。したがってテープは第3図に示すフォワードプ
レイ方向に送られる。
テープが終端まで送られるとテープは停止する。
その結果、切換え部材46はビン49と共に時計方向に
枢動する。結合部材52は矢67で示すごとく再び反時
計方向に枢動する(第2B図参照)。この枢動の間に結
合部材52は、その係止位置にあるときに得られる通常
の移動範囲を超えて移動する。かかる移動が可能な理由
は、突片71がピンチローラ支持部材76.77を介し
てヘッド取付板74上の板ばね72に作用し、突片71
がヘッド取付板に向けて移動する余地があるからである
。この移動の間にピン65は凹所70を離れ、したがっ
てうっチ機構57は解放される。ばね54の作用下で、
解放された結合部材52は時計方向に枢動し、したがっ
て突片71は外向きに移動する。この位置でヘッド取付
板は外側位置に復帰し、案内ピン86.87は再び侵入
分岐部分110.111 と係合する。制御板88は最
終位置にとどまる。したがって舌片102.103はま
だ侵入分岐部分110.111の中央位置に対して左側
に変位した位置にとどまる(第6C図参照)。
この状態で自動反転が開始する。切換えホイールは回転
しつづけている。ヘッド取付板74が後退しているため
、その折曲端部80は外向きに移動して枢動アーム16
を、切換えホイール14がもはやプレイホイール25と
噛合わないように移動させる。
その結果、プレイホイール25は駆動されなくなる。
切換え部材46は再び時計方向に枢動する。切換え部材
46は結合部材52に対して再び押圧され、結合部材を
矢67で示すごとく反時計方向に枢動させる。
したがって、ピン65が再びハート形状の突部56と協
働し、最終的には凹所70と係合することにより結合部
材52を係止する。この時点で突片71が再び前進し、
ヘッド取付板74が前進した後に第4図に示す位置を占
める。ヘッド取付板74の端部81を介して歯車17が
歯車11およびプレイホイール24と噛合う。この位置
では、第4図に示すごとく、ピンチローラ78がキャプ
スタン9に当接し、テープを逆方向に送り始める。
テープ送り方向の反転は第6図に種々の位置で示した案
内スロットシステムによって行なわれる。
前述した最後の位置は第6C図に示す位置である。
この位置では制御板88が左側に変位しており、案内ビ
ン86.87は侵入分岐部分110.111と係合して
いる。ヘッド取付板74が再び前進するため、案内ピン
86.87も前進して舌片102.103の右側傾斜面
と当接する。したがって、案内ピン86.87は右向き
に移動し、さらに分岐部分108.107内に侵入させ
ることができる。案内ピン86 、87の横方向移動は
、案内ピン86.87がスロット84.85内で摺動す
ることによって可能とされている。案内ピン86.87
が分岐部分107.108と係合すると、これらのピン
は制御板88を分岐部分108.98および107.9
7が一致するまで右向きに移動させる。その結果、舌片
102゜103が位置決めされるので、真向ビンが再び
前進または後退する際に、案内ピンは舌片102.10
3の左側傾斜面に当接する。案内スロットシステムのこ
の位置を第6D図に示す。案内ピン87が短い分岐部分
107.97内に保持されるため、ヘッド取付板74の
右向きの移動は防止される。左側では案内ピン86が分
岐部分108.98内で自由に移動可能であるため、ヘ
ッド取付板74の左側でばね72がピンチローラ78を
キャプスタン9に対して押圧する。この位置を第4図に
示す。
テープの送り方向を表示する出力をマイクロプロセッサ
224に供給するためのトラックスイッチ265を設け
る。トラックスイッチ265は第3図に示す位置におい
てヘッド取付板74の端部266により作動される。ヘ
ッド取付板74の第4図に示す位置においては、トラッ
クスイッチ265は開いている。トラックスイッチ26
5により磁気ヘッド75はテープの送り方向に応じた適
正なトラ、7りに切換えられる。
テープ送り方向の反転は、ノーマルプレイモードにおい
て、手動操作により容易に行なうことができる。この目
的のため、ラッチ用磁石244をボタン264の押し込
みにより励磁し、結合部材52のばね54の作用下でラ
ッチレバー241を解放する。
これにより、ピン60は第8図に示す位置において左向
きに傾動する。ラッチ機構57は、ピン65がこの機構
から離れることにより解放される。これによりヘッド取
付板74を引込めることができる。スイッチ67が切換
ねる結果、デツキ駆動モータ3はサーボモータ221が
制御ロッド62をスイッチ225に接触させてそのプレ
イ位置に戻すまで停止する。
この状態でスイッチ249は突部248により再び開か
れる。この移動の間、案内面246はラッチレバー24
1を再びランチ用磁石244に接触させる。ラッチ機構
57は、ピン65によりその機能を発揮する。
制御回路224がデツキ駆動モータ3を再び起動させる
。結合部材52が枢動し、ヘッド取付板74が前進する
。したがってテープ送り方向は、第5図および第6図に
示すごとく、制御板88により反転させる。
テープ送り方向に応じて、制御回路に電気的に接続され
ている早送り操作ボタン268 、269の一方を操作
する。これにより、ラッチ用磁石244は制御回路22
4により消勢状態に保たれる。プレイ位置において、コ
マンドピン257は、閉鎖案内径路253の始動位置に
位置している。この切換範囲において、通常のフォワー
ドプレイモードから早送リモートに切換えるものと仮定
する。早送り操作ボタン268を操作すると、制御回路
224がサーボモータ221を制御して制御ロッド62
を右向きに移動させる(第8図参照)。この時点でコマ
ンドピン257がコマンド径路の一つに入り込む。した
がってコマンドピンが操作ロッド33を右向きに移動さ
せる。同時に、第1図に示す歯車がテープを正方向に早
送りする位置に変位する。傾斜面35a。
35bによりピン74c、74dが変位する結果、ヘッ
ド取付板74がテープから引込められる(第1図参照)
。しかし、ヘッド取付板74の変位量が小であるためス
イッチ267は作動しない。この早送りはプレイ操作ボ
タン264を操作することにより停止させることができ
る。制御ロッド62がプレイ位置に復帰し、コマンドピ
ン257は初期位置に戻される。ばね260が操作ロッ
ド33を左向きに移動させる。テープは、早送り前と同
一方向に再び再生送りされる。
逆方向に早送りする場合には、早送り操作ボタン269
を操作する。これにより制御ボタン224はサーボモー
タ221に指令信号を供給し、制御ロッド62を左向き
に移動させる。コマンドピン257は別の案内径路に押
し込まれて操作ロフト34を右向きに移動させる。第1
図に示す各部品は早巻き戻し位置にセットされ、案内面
36a 、 36bが再びピン74c、 74dと係合
してヘッド取付板をテープから難問させる。早巻き戻し
を中止するためには、プレイ操作ボタン264を操作す
る。制御ロッド62は復帰し、コマンドピン257は初
期位置270に至るまで案内径路253内を移動する。
ばね261の作用下で操作ロッド34はコマンドピン2
57に追従して初期位置に復帰する。元の再生方向にお
ける再生が再開される。再生位置に至ると制御ロッド6
2および搬送レバー322が相互に第10図に示す位置
を占める。この状態でスイッチ突部358および位置決
め突部353が再びスイッチアーム359に接触する。
追従アーム354は再び案内壁362に対して位置決め
さ2れる。
電気的なイジェクト操作ボタン271を操作すると、ラ
ッチ用磁石244が消勢され、ラッチレバー241が解
放される。したがってヘッド取付板76がテープから離
され、スイッチ267が閉じられ、デツキ駆動モータ3
がオフとされる。その結果、磁気ヘッドがテープから持
ち上げられるため、テープおよび磁気ヘッドの損傷が防
止される。サーボモータは制御ロッド62を左向きに完
全に移動させる。コマンドピン257は第3のコマンド
径路256内に入り込む。ピン329は案内スロット3
28内に復帰してばね330に対し押圧される。
制御ロッド62が第10図に矢370で示す方向とは逆
方向に左向きに移動すると、追従アーム354は案内壁
362の前側部分363に追従する。第10図はピン3
29が未だばね330に達しておらず、追従ア 、−ム
354が傾斜面363と案内壁362との間の移行領域
に位置している状態を示す。この状態で制御ロッド62
を矢370で示す方向とは逆方向に更に移動させると、
ピン329がばね330に対して押圧され、搬送レバー
322を反時計方向に枢動させる。
スイッチ突部358はこの移動に追従し、スイッチアー
ム359から離間するのでスイッチ突部は位置決め突部
353のみによって保持される。第11図に示す位置に
おいて、追従アーム354は再入部分364の直前に位
置している。制御ロフト62を矢370で示す方向とは
逆方向にさらに移動させると、追従アーム354は案内
壁362に沿って相対変位してこの壁から離れる。スイ
ッチアーム359はそのばね力により追従アーム354
を、位置決め突部353を介して侵入領域367に達す
るまで再入部分364内に押圧する。
このように、スイッチ263はそれ自身のばね力により
自動的に開放する。サーボモータ221が停止し、さら
に、スイッチ突部358の解放と追従アームの再入部分
364内への保合との間の時間差により、制御ロッドは
十分離れた位置まで外向きに移動させることができる。
矢370で示す方向とは逆方向における上記移動により
、搬送レバー322をピン329によってカセット33
2が十分に排出されるまで反時計方向に枢動させること
が可能となる。
カセット332を再び装填すると、搬送レバー322が
時計方向に枢動し、スイッチ突部358がスイッチアー
ム359を介してスイッチ263を閉じる。その結果、
制御ロッド62が矢370で示す方向に移動する。そし
て、追従アーム354が侵入領域367から傾斜案内径
路368上に移動する。一体ヒンジ355を介して追従
アームが案内壁362まで弾性的に復帰し、この案内壁
の切吹き部369と係合する。制御ロフト62が矢37
0で示す方向に移動すると、追従アーム354は、案内
手段361に沿い、傾斜乗上面363に向けて相対変位
して、そこで解放される。
制御ロッドを再び復帰移動させると、制御ロッドは傾斜
案内面と再保合する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による磁気テープカセットの
テープ駆動機構の説明図、 第2A図は第1図の装置におけるラッチ機構を第1作動
位置で示す拡大図、 第2B図は第2A図のラッチ機構を第2作動位置で示す
拡大図、 第3図はテープの第1送り方向における第1図の装置の
要部を磁気ヘッド側から見た平面図、第4図はテープの
第2送り方向における第1図の装置の要部を示す第3図
と同様な平面図、第5図は第1図の装置の案内スロット
システムとテープ送り方向の切換制御手段およびヘッド
取付板との間の作動関係を示す展開図、 第6図は所要のテープ送り方向を設定するだめの制御板
および制御ロッドの関係を異なる作動位置で示す説明図
、 第7図はテープの所要送り方向を設定する手段の要部説
明図、 第8図は線図的に示す磁気テープ装置内における制御装
置およびその制御ロッドの説明図、第9図は第1図の装
置における始動停止機構の斜視図、 第10図〜第12図は第9図に示す始動停止機構の異な
る作動位置における部分平面図である。 1−デツキ板     62−  制御ロッド263−
一一−スイツチ    322− 搬送レバー352−
・遅延素子    353−位置決め突部354−追従
アーム   358− スイッチ突部359−−−スイ
ッチアーム 364・・−・再入部分368−傾斜案内
径路 特許出願人   エヌ・ベー・フィリップス・フルーイ
ランペンファプリケン く    臼、 の

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁気テープカセット装置における制御装置であって
    、軸線方向に変位可能な制御ロッドを具え、この制御ロ
    ッドがその変位行程の一部にわたりカセットの装填排出
    用のレバーと協働し、このレバーがスイッチ突部によっ
    て電気スイッチのスイッチアームと協働し、このスイッ
    チが装填移動の開始時に作動位置にセットされて制御ロ
    ッドのモータ駆動を開始させると共に排出移動の間に不
    作動位置にセットされて前記モータ駆動を停止させるも
    のにおいて、前記制御ロッドにより移動可能な遅延素子
    を具え、この遅延素子はカセットの排出移動の間に前記
    制御ロッドにより案内手段を介して前記モータ駆動の停
    止を遅延させる位置まで移動され、かつ、その遅延位置
    で前記遅延素子が前記スイッチ突部を前記作動位置にあ
    る前記スイッチのスイッチアームと協働させ、前記遅延
    素子を引続いて前記制御ロッドにより前記遅延位置から
    排出移動の終端に向けて解放し、これにより前記スイッ
    チのスイッチアームを、前記モータ駆動を停止させる前
    記不作動位置まで移動させることを特徴とする制御装置
    。 2、特許請求の範囲第1項記載の制御装置において、前
    記遅延素子を案内手段によって位置決めし、この案内手
    段を排出移動の間に前記遅延素子の追従アームと協働さ
    せ、その追従アームを排出移動の終端において前記案内
    手段により案内して追従アームを前記遅延位置から前記
    スイッチのスイッチアームが前記遅延素子によって解放
    される解放位置まで移動させることを特徴とする制御装
    置。 3、特許請求の範囲第2項記載の制御装置において、前
    記案内手段が案内壁を具え、この案内壁が排出移動の間
    に前記追従アームに沿って移動し、前記案内壁が排出移
    動の終端において前記追従アームを通過する再入部分を
    有し、前記追従アームを前記再入部分と係合させて位置
    決めを中断し、新たな装填移動の開始時に前記追従アー
    ムを案内径路を経て前記案内壁まで復帰させ、前記追従
    アームを前記案内壁から前記遅延位置に向けての位置決
    め移動に戻すことを特徴とする制御装置。 4、特許請求の範囲第3項記載の制御装置において、前
    記追従アームをプラスチック製の一体ヒンジを介してス
    リーブに取付け、このスリーブにより前記スイッチのス
    イッチアームと協働する位置決め突部を支持し、前記ス
    リーブは前記スイッチ突部を支持するレバーのピボット
    を中心として回動可能とすることを特徴とする制御装置
    。 5、特許請求の範囲第3項または第4項記載の制御装置
    において、前記スリーブによりストッパー突部を支持し
    、このストッパー突部をデッキ板上のストッパーと協働
    させて前記案内壁の再入部分との係合時に前記追従アー
    ムを侵入領域まで前記案内径路内に侵入させることを特
    徴とする制御装置。 6、特許請求の範囲第3項〜第5項のいずれか1つに記
    載の制御装置において、前記スイッチアームを前記遅延
    素子に対してばねにより押圧可能とすることにより位置
    決めの中断時に前記追従アームを前記再入部分内に押圧
    することを特徴とする制御装置。 7、特許請求の範囲第4項記載の制御装置において、前
    記スイッチ突部が前記装填移動の開始時から前記位置決
    め突部による位置決めに至るまで前記スイッチアームを
    前記作動位置に保持し、排出移動の間には前記位置決め
    突部を前記スイッチ突部と一致する位置まで移動させ、
    その位置で前記スイッチアームを両突部と当接させるこ
    とを特徴とする制御装置。 8、特許請求の範囲第7項記載の制御装置において、前
    記搬送レバーは前記制御ロッド上のピンにより排出位置
    まで枢動可能とし、かつ、その枢動によって前記スイッ
    チ突部を前記スイッチアームから離間させ、前記位置決
    め突部は前記スイッチ突部が枢動してから所定時間にわ
    たり前記追従アームが前記再入部分と係合するまで前記
    案内壁により前記スイッチ突部に対して位置決めされる
    位置にあり、前記スイッチアームにより及ぼされるばね
    力の作用下で前記スイッチアームにより前記遅延素子を
    押動変位させて前記モータ駆動を停止させることを特徴
    とする制御装置。
JP60255149A 1984-11-15 1985-11-15 磁気テープカセツト装置における制御装置 Pending JPS61120371A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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DE3441804A DE3441804C1 (de) 1984-11-15 1984-11-15 Steuerungseinrichtung in einem Magnetbandkassettengeraet
DE3441804.0 1984-11-15

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JP60255149A Pending JPS61120371A (ja) 1984-11-15 1985-11-15 磁気テープカセツト装置における制御装置

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EP (1) EP0181674B1 (ja)
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