JPS61106776A - 金属ストリツプ連続塗装設備における化成液加熱装置 - Google Patents
金属ストリツプ連続塗装設備における化成液加熱装置Info
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- JPS61106776A JPS61106776A JP22578984A JP22578984A JPS61106776A JP S61106776 A JPS61106776 A JP S61106776A JP 22578984 A JP22578984 A JP 22578984A JP 22578984 A JP22578984 A JP 22578984A JP S61106776 A JPS61106776 A JP S61106776A
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- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C22/00—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
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- Coating Apparatus (AREA)
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
［産業上の利用分野］
本発明は金属ストリップ連続塗装設備における化成液加
熱装置に関する。 ［従来の技術］ 従来、金属ストリップ連続塗装設備における化成液加熱
装置として、実開昭５９−５１０６２に開示されている
第３図に示すような技術がある。 この化成液加熱装置において、金属ストリップ１は化成
処理＃ａ２でその表面を化成処理された後。 コータ３で塗料を塗布され、続くオープン４でその塗料
を乾燥焼付けされて製品化される。５．６は熱交換器で
あり、オープン４からの排ガスは熱交換器５で熱交換さ
れた後、その排ガス中の有機溶剤をインシネレータ７で
焼却され、その焼却排ガスは、熱交換器５を経た後、熱
交換器６でオープン４への供給空気を予熱する。また、
２８交換器６を経た排ガスは温水製造機８を通過する
水を加熱する。温水製造ａ８で加熱された温水は、化成
処理槽２に設けられている熱交換器９．９に供給され、
化成液を加熱可能とする。 ［発明が解決しようとする問題点］ 上記従来の化成液加熱装置においては、温水製造機８の
出側における温水温度を１００℃以下に調節しているも
のの、熱交換器９の伝熱面温度が高いほど、化成液が加
水分解してスラッジ化する−０また。温水製造機８の出
側の温水温度を３０℃以上に昇温すると、温水製造ａ８
の一部で温水が蒸発し、ウォーターハンマーを起すおそ
れがある。 また、上記従来の化成液加熱装置においては、温水製造
ａ８の出側の温水温度を１００℃以下に調節するため、
化成液を加熱した後の低温の温水と水との流量比を調節
しているが、温水製造＠８で回収できる熱量が少ない場
合には温水製造＠８の出側の温水温度が目標温度まで上
昇することなく、したがって化成液を一定の温度に保持
することが不可能となる。また、温水製造機８で回収で
きる熱量が多い場合には、多量の補給水が必要になり、
化成液加熱後の低温温水が排水となる。このため、温排
水の処理が必要となるとともに、補パ、Ｉ
給水は事前に軟水処理を施される必要がある。 また、上記従来の化成液加熱装置においては。 温水製造機８の熱源としてオープン４またはインシネレ
ータ７の排ガス熱のみを利用しているために、ライン立
上がり時の化成液を６５℃まで加熱するのに２時間程度
必要である。これに対して。 オープン４の熱上げ必要時間は４５分程度である。 そこで、従来の化成液加熱装置においては、化成液を所
定温度に加熱するために、インシネレータをオープン熱
上げ開始時間よりも早くから操業する必要があり、その
ための燃料が多量に必要である。また、この時、インシ
ネレータ７にはオープン４の排ガス中に含有される有機
溶剤の蒸発ガスが供給されないので、そのインシネレー
タ７で使用する燃料使用量が多量となる。 また、上記従来の化成液加熱装置においては、温水製造
＠Ｂの熱源としてオープン４から直接導かれる排ガスも
利用できるとしているが、オープン４の排ガス中に含ま
れている有機溶剤の蒸発ガスが温水製造機８の熱交換部
に凝縮してヤニ付着を生じ好ましくない。 本発明は、温水製造機出側の温水温度を、化成液加熱の
ためのｔ＆適温度に迅速かつ省エネルギー的に３Ａ節す
ることを目的とする。
熱装置に関する。 ［従来の技術］ 従来、金属ストリップ連続塗装設備における化成液加熱
装置として、実開昭５９−５１０６２に開示されている
第３図に示すような技術がある。 この化成液加熱装置において、金属ストリップ１は化成
処理＃ａ２でその表面を化成処理された後。 コータ３で塗料を塗布され、続くオープン４でその塗料
を乾燥焼付けされて製品化される。５．６は熱交換器で
あり、オープン４からの排ガスは熱交換器５で熱交換さ
れた後、その排ガス中の有機溶剤をインシネレータ７で
焼却され、その焼却排ガスは、熱交換器５を経た後、熱
交換器６でオープン４への供給空気を予熱する。また、
２８交換器６を経た排ガスは温水製造機８を通過する
水を加熱する。温水製造ａ８で加熱された温水は、化成
処理槽２に設けられている熱交換器９．９に供給され、
化成液を加熱可能とする。 ［発明が解決しようとする問題点］ 上記従来の化成液加熱装置においては、温水製造機８の
出側における温水温度を１００℃以下に調節しているも
のの、熱交換器９の伝熱面温度が高いほど、化成液が加
水分解してスラッジ化する−０また。温水製造機８の出
側の温水温度を３０℃以上に昇温すると、温水製造ａ８
の一部で温水が蒸発し、ウォーターハンマーを起すおそ
れがある。 また、上記従来の化成液加熱装置においては、温水製造
ａ８の出側の温水温度を１００℃以下に調節するため、
化成液を加熱した後の低温の温水と水との流量比を調節
しているが、温水製造＠８で回収できる熱量が少ない場
合には温水製造＠８の出側の温水温度が目標温度まで上
昇することなく、したがって化成液を一定の温度に保持
することが不可能となる。また、温水製造機８で回収で
きる熱量が多い場合には、多量の補給水が必要になり、
化成液加熱後の低温温水が排水となる。このため、温排
水の処理が必要となるとともに、補パ、Ｉ
給水は事前に軟水処理を施される必要がある。 また、上記従来の化成液加熱装置においては。 温水製造機８の熱源としてオープン４またはインシネレ
ータ７の排ガス熱のみを利用しているために、ライン立
上がり時の化成液を６５℃まで加熱するのに２時間程度
必要である。これに対して。 オープン４の熱上げ必要時間は４５分程度である。 そこで、従来の化成液加熱装置においては、化成液を所
定温度に加熱するために、インシネレータをオープン熱
上げ開始時間よりも早くから操業する必要があり、その
ための燃料が多量に必要である。また、この時、インシ
ネレータ７にはオープン４の排ガス中に含有される有機
溶剤の蒸発ガスが供給されないので、そのインシネレー
タ７で使用する燃料使用量が多量となる。 また、上記従来の化成液加熱装置においては、温水製造
＠Ｂの熱源としてオープン４から直接導かれる排ガスも
利用できるとしているが、オープン４の排ガス中に含ま
れている有機溶剤の蒸発ガスが温水製造機８の熱交換部
に凝縮してヤニ付着を生じ好ましくない。 本発明は、温水製造機出側の温水温度を、化成液加熱の
ためのｔ＆適温度に迅速かつ省エネルギー的に３Ａ節す
ることを目的とする。
本発明は、化成処理槽、コータ、オープンおよびインシ
ネレータからなる金属ストリップ連続塗装、ｆ１２備に
おける化成液加熱装置において、インシネレータの排ガ
ス熱を利用して温水を製造する温水製造機と、温水製造
機で製造する温水温度の過熟を防止する温水過熱防止手
段と、温水製造機で製造した温水を一時的に貯留するス
トレージタンクと、ストレージタンクから供給される温
水温度を化成液加熱のための一定温度に加熱する温水温
度調節手段と、化成処理槽に設けられ、温度調節された
温水によって化成液を加熱する熱交換器とを有してなる
ようにしたものフある。 ［作 用］ 本発明によれば、温水製造機でインシネレータの排ガス
を利用するとともに温水過熱防止手段の作用下で一定温
度以下の温水を製造し、製造した温水を一時的にストレ
ージタンクに貯留し、この温水を温水温度１Ｉｌｊ！Ｉ
手段によってざらに化成液加熱のために必要な一定温度
に加熱調節して化成処理槽に設けた熱交換器に供給し、
化成液を所定温度に加熱可能とする。すなわち、本発明
によれば、温水製造機出側の温水温度を、化成液加熱の
ための最適温度に迅速かつ省エネルギー的に調節するこ
とが可能である。 ［実施例］ 第１図は本発明の一実施例を示す配を図である。この化
成液過熱装置において、金属ストリップ１１は化成処理
槽１２でその表面を化成処理された後、コータ１３で塗
料を塗布され、続くオープン１４で乾燥焼付けされて製
品化される。 １５．１６は熱交換器であり、オープン１４の排ガスは
熱交換器１５で熱交換された後、インシネレータ１７で
焼却される。インシネレータ１７の焼却排ガスは熱交換
器１５を経た後、熱交換器１６でオープン１４への供給
空気を予熱する。 熱交換器１６を出たインシネレータ１７の排ガスは、温
水製造機１８内を循環する低温温水を設定温度（たとえ
ば８５℃以下）に加熱可能とする。 ここで、排ガスは、連動弁１９の操作によって、温水製
造機１８に対する通過量と、バイパス路２０の通過量と
を相対的に制御され、ストレージタンク２１からポンプ
２２によって温水製造機１８に供給される低温温水を上
記設定温度にまで加熱するに必要な量の排ガスを該温水
製造機１８に導くことを可能としている。２３は温水製
造機１８の出側に設けた温水温度検出器、２４は温水温
度指示調節計であり、上記１ｉＩｌ妨弁１９は温水温度
指示調節計２４の信号によって制御される。なお、温水
温度検出器２３は、ストレージタンク２１の高温側に設
けても良い。 すなわち、上記連動弁１９およびバイパス路２０は、本
発明における温水温度調節手段を構成し、温水製造機１
８で製造する温水温度の過熱を防ＩＦ可能とする。なお
、この温水過熱防止手段ハ、ポンプ２２の吐出量ＭｇＩ
によって、ストレー、・１］（ジタンク２１から温水製
造機１８に供給される低温温水のｍｉ量を３！Ｉ＃する
ことにより、温水製造機１８で製造する温水温度の過熱
を防１Ｆ可能とするものであっても良い。 温水製造機１８で設定温度に加熱された温水は、一時的
にストレージタンク２１の高温部に貯蔵される。ストレ
ージタンク２１の高温温水は化成液を加熱するために、
ポンプ２５によって高温温水供給配管に供給される。こ
の高温温水供給配管の中間部には本発明における温水温
度調節手段としてのインラインヒータ２６が設けられて
いる。インラインヒータ２６は、蒸気供給源２７から供
給される蒸気を蒸気調節弁２８を介して導入し３ストレ
ージタンク２１の高温部から供給される温水温度を化成
液加熱のための一定温度（たとえば８５℃）に加８ｒＩ
ＪＴＪ可能としている。ここで。 ２９はインラインヒータ２６を経た温水温度を検出する
温水温度検出器、３０は温水温度指示調節計であり、蒸
気ｙｉ節弁２８は温水温度指示調節計３０の信号によっ
て制御される。なお、インティンヒータ２６の熱源とし
て、前記インシネレータ ）１７の排ガス熱
を利用するものであっても良い。 インラインヒータ２６において化成液加熱のための一定
温度に加熱された温水は、化成処理槽１２に設けられて
いる熱交換器３１．３１に供給され、化成液を加熱した
後、ストレージタンク２１の低温部へ戻る。すなわち、
化成液の加熱に供される温水は、温水製造４１１８．ス
トレージタンク２１．熱交換器３１からなるクローズド
システムを循環可能とされる。 なお、ストレージタンク２１は、第２図に示すように、
高温の温水と低温の温水との混合を防止可能とするよう
に、高温部と低温部を仕切板３２で仕切るとともに、底
部側の温度が低い部分は連通管３３で連通され、高温部
と低温部の水位は常に同一とされている。また、高温温
水の取出口３４はストレージタンク２１の高温部の上方
に設けられ、低温温水の取出口３５は逆にストレージタ
ンク２１の低温部の下方に設けられ、有効に熱を回収、
使用可能としている。 次に、上記実施例の作用について説明する。 上記実施例によれば、温水製造機１８でインシネレータ
１７の排ガス熱を利用するとともに、連動弁１９および
バイパス路２０からなる温水過熱防止手段の作用下で、
一定温度たとえば８５℃以下の温水を製造可能とする。 製造された温水は一時的にストレージタンク２１に貯蔵
され、この温水を温水温度７Ａｆｆｉ手段としてのイン
ラインヒータ２６によってざらに化成液加熱のために必
要な一定温度たとえば８５±５℃に調節して化成処理槽
１２に設けた熱交換器３１に供給することにより、化成
液を所定温度たとえば８５±５℃に加熱可能とする。 したがって、上記実施例によれば、化成処理槽１２に設
けた熱交換器３１に供給される温水温度が化成液加熱の
ために必要な温度たとえば８５±５℃に管理され、化成
液が加水分解してスラッジ化する傾向を抑制し、熱交換
器３１の高温温水入口部の伝熱面にブラシで容易に除去
可能な程度のスラッジの付着を生ずるに過ぎない、また
、温水供給配管系統において温水が藩発化することなく
、したがってウォーターハンマーを生ずこともない。 また、化成液加熱のための温水はクローズドシステムを
循環するとともに、生蒸気をインラインヒータ２６に吹
込むことによって化成液加熱前の温水温度を副筒可能と
しているので、補給水は微Ｈ，＋であり、水処理を施さ
れない補給水を使用可能である。 また、化成液加熱のために、オープン１４の熟上げ開始
時間よりも早くからインシネレータ１７を操業する必要
がなく、インシネレータ１７で使用する燃料を削減可能
である。 また、温水製造機１８にオープン１４からの檜カスを導
くものでなく、温水製造機１８の熱交換部にヤニ付着を
生ずることがない。 また、装置の全体構造、配管が簡素であり、かつ操業シ
ステムが単純であり、装置の保守および操業が容易であ
る。 ［発明の効果］ 以上のように１本発明は、化成処理槽、コー・贋 り、オープンおよびインシネレータからなる金属ストリ
ップ連続塗装設備における化成液加熱装置において、イ
ンシネレータの排ガス熱を利用して温水を製造する温水
製造機と、温水製造機で製造する温水温度の過熱を防止
する温水過熱防止手段と、温水製造機で製造した温水を
一時的に貯留するストレージタンクと、ストレージタン
クから供給される温水温度を化成液加熱のための一定温
度に加熱する温水温度ｙＪ酊千手段、化成処理槽に設け
られ、温度調節された温水によって化成液を加熱する熱
交換器とを有してなるようにしたものである。したがっ
て、温水製造機出側の温水温度を、化成液加熱のための
最適温度に迅速かつ省エネルギー的に調節することが可
能となる。
ネレータからなる金属ストリップ連続塗装、ｆ１２備に
おける化成液加熱装置において、インシネレータの排ガ
ス熱を利用して温水を製造する温水製造機と、温水製造
機で製造する温水温度の過熟を防止する温水過熱防止手
段と、温水製造機で製造した温水を一時的に貯留するス
トレージタンクと、ストレージタンクから供給される温
水温度を化成液加熱のための一定温度に加熱する温水温
度調節手段と、化成処理槽に設けられ、温度調節された
温水によって化成液を加熱する熱交換器とを有してなる
ようにしたものフある。 ［作 用］ 本発明によれば、温水製造機でインシネレータの排ガス
を利用するとともに温水過熱防止手段の作用下で一定温
度以下の温水を製造し、製造した温水を一時的にストレ
ージタンクに貯留し、この温水を温水温度１Ｉｌｊ！Ｉ
手段によってざらに化成液加熱のために必要な一定温度
に加熱調節して化成処理槽に設けた熱交換器に供給し、
化成液を所定温度に加熱可能とする。すなわち、本発明
によれば、温水製造機出側の温水温度を、化成液加熱の
ための最適温度に迅速かつ省エネルギー的に調節するこ
とが可能である。 ［実施例］ 第１図は本発明の一実施例を示す配を図である。この化
成液過熱装置において、金属ストリップ１１は化成処理
槽１２でその表面を化成処理された後、コータ１３で塗
料を塗布され、続くオープン１４で乾燥焼付けされて製
品化される。 １５．１６は熱交換器であり、オープン１４の排ガスは
熱交換器１５で熱交換された後、インシネレータ１７で
焼却される。インシネレータ１７の焼却排ガスは熱交換
器１５を経た後、熱交換器１６でオープン１４への供給
空気を予熱する。 熱交換器１６を出たインシネレータ１７の排ガスは、温
水製造機１８内を循環する低温温水を設定温度（たとえ
ば８５℃以下）に加熱可能とする。 ここで、排ガスは、連動弁１９の操作によって、温水製
造機１８に対する通過量と、バイパス路２０の通過量と
を相対的に制御され、ストレージタンク２１からポンプ
２２によって温水製造機１８に供給される低温温水を上
記設定温度にまで加熱するに必要な量の排ガスを該温水
製造機１８に導くことを可能としている。２３は温水製
造機１８の出側に設けた温水温度検出器、２４は温水温
度指示調節計であり、上記１ｉＩｌ妨弁１９は温水温度
指示調節計２４の信号によって制御される。なお、温水
温度検出器２３は、ストレージタンク２１の高温側に設
けても良い。 すなわち、上記連動弁１９およびバイパス路２０は、本
発明における温水温度調節手段を構成し、温水製造機１
８で製造する温水温度の過熱を防ＩＦ可能とする。なお
、この温水過熱防止手段ハ、ポンプ２２の吐出量ＭｇＩ
によって、ストレー、・１］（ジタンク２１から温水製
造機１８に供給される低温温水のｍｉ量を３！Ｉ＃する
ことにより、温水製造機１８で製造する温水温度の過熱
を防１Ｆ可能とするものであっても良い。 温水製造機１８で設定温度に加熱された温水は、一時的
にストレージタンク２１の高温部に貯蔵される。ストレ
ージタンク２１の高温温水は化成液を加熱するために、
ポンプ２５によって高温温水供給配管に供給される。こ
の高温温水供給配管の中間部には本発明における温水温
度調節手段としてのインラインヒータ２６が設けられて
いる。インラインヒータ２６は、蒸気供給源２７から供
給される蒸気を蒸気調節弁２８を介して導入し３ストレ
ージタンク２１の高温部から供給される温水温度を化成
液加熱のための一定温度（たとえば８５℃）に加８ｒＩ
ＪＴＪ可能としている。ここで。 ２９はインラインヒータ２６を経た温水温度を検出する
温水温度検出器、３０は温水温度指示調節計であり、蒸
気ｙｉ節弁２８は温水温度指示調節計３０の信号によっ
て制御される。なお、インティンヒータ２６の熱源とし
て、前記インシネレータ ）１７の排ガス熱
を利用するものであっても良い。 インラインヒータ２６において化成液加熱のための一定
温度に加熱された温水は、化成処理槽１２に設けられて
いる熱交換器３１．３１に供給され、化成液を加熱した
後、ストレージタンク２１の低温部へ戻る。すなわち、
化成液の加熱に供される温水は、温水製造４１１８．ス
トレージタンク２１．熱交換器３１からなるクローズド
システムを循環可能とされる。 なお、ストレージタンク２１は、第２図に示すように、
高温の温水と低温の温水との混合を防止可能とするよう
に、高温部と低温部を仕切板３２で仕切るとともに、底
部側の温度が低い部分は連通管３３で連通され、高温部
と低温部の水位は常に同一とされている。また、高温温
水の取出口３４はストレージタンク２１の高温部の上方
に設けられ、低温温水の取出口３５は逆にストレージタ
ンク２１の低温部の下方に設けられ、有効に熱を回収、
使用可能としている。 次に、上記実施例の作用について説明する。 上記実施例によれば、温水製造機１８でインシネレータ
１７の排ガス熱を利用するとともに、連動弁１９および
バイパス路２０からなる温水過熱防止手段の作用下で、
一定温度たとえば８５℃以下の温水を製造可能とする。 製造された温水は一時的にストレージタンク２１に貯蔵
され、この温水を温水温度７Ａｆｆｉ手段としてのイン
ラインヒータ２６によってざらに化成液加熱のために必
要な一定温度たとえば８５±５℃に調節して化成処理槽
１２に設けた熱交換器３１に供給することにより、化成
液を所定温度たとえば８５±５℃に加熱可能とする。 したがって、上記実施例によれば、化成処理槽１２に設
けた熱交換器３１に供給される温水温度が化成液加熱の
ために必要な温度たとえば８５±５℃に管理され、化成
液が加水分解してスラッジ化する傾向を抑制し、熱交換
器３１の高温温水入口部の伝熱面にブラシで容易に除去
可能な程度のスラッジの付着を生ずるに過ぎない、また
、温水供給配管系統において温水が藩発化することなく
、したがってウォーターハンマーを生ずこともない。 また、化成液加熱のための温水はクローズドシステムを
循環するとともに、生蒸気をインラインヒータ２６に吹
込むことによって化成液加熱前の温水温度を副筒可能と
しているので、補給水は微Ｈ，＋であり、水処理を施さ
れない補給水を使用可能である。 また、化成液加熱のために、オープン１４の熟上げ開始
時間よりも早くからインシネレータ１７を操業する必要
がなく、インシネレータ１７で使用する燃料を削減可能
である。 また、温水製造機１８にオープン１４からの檜カスを導
くものでなく、温水製造機１８の熱交換部にヤニ付着を
生ずることがない。 また、装置の全体構造、配管が簡素であり、かつ操業シ
ステムが単純であり、装置の保守および操業が容易であ
る。 ［発明の効果］ 以上のように１本発明は、化成処理槽、コー・贋 り、オープンおよびインシネレータからなる金属ストリ
ップ連続塗装設備における化成液加熱装置において、イ
ンシネレータの排ガス熱を利用して温水を製造する温水
製造機と、温水製造機で製造する温水温度の過熱を防止
する温水過熱防止手段と、温水製造機で製造した温水を
一時的に貯留するストレージタンクと、ストレージタン
クから供給される温水温度を化成液加熱のための一定温
度に加熱する温水温度ｙＪ酊千手段、化成処理槽に設け
られ、温度調節された温水によって化成液を加熱する熱
交換器とを有してなるようにしたものである。したがっ
て、温水製造機出側の温水温度を、化成液加熱のための
最適温度に迅速かつ省エネルギー的に調節することが可
能となる。
第１図は本発明の一実施例を示す配置図、第２図は本発
明のストレージタンクの内部構造を示す模式図、第３図
は従来例を示す配置図である。 １１・・・金属ストリップ、１２・・・化成処理槽、１
３・・・コータ、１４・・・、Ｉ−−フン、１７・・・
インシネレータ、１８・・・温水製造機。 １９・・・連動弁、２０・・・バイパス路、２１・・・
ストレージタンク、 ２６・・・インラインヒータ、３１・・・熱交換器。 代理人 弁理士 塩 川 修 治 第１図 第２図
明のストレージタンクの内部構造を示す模式図、第３図
は従来例を示す配置図である。 １１・・・金属ストリップ、１２・・・化成処理槽、１
３・・・コータ、１４・・・、Ｉ−−フン、１７・・・
インシネレータ、１８・・・温水製造機。 １９・・・連動弁、２０・・・バイパス路、２１・・・
ストレージタンク、 ２６・・・インラインヒータ、３１・・・熱交換器。 代理人 弁理士 塩 川 修 治 第１図 第２図
Claims (1)
- （１）化成処理槽、コータ、オープンおよびインシネレ
ータからなる金属ストリップ連続塗装設備における化成
液加熱装置において、インシネレータの排ガス熱を利用
して温水を製造する温水製造機と、温水製造機で製造す
る温水温度の過熱を防止する温水過熱防止手段と、温水
製造機で製造した温水を一時的に貯留するストレージタ
ンクと、ストレージタンクから供給される温水温度を化
成液加熱のための一定温度に加熱する温水温度調節手段
と、化成処理槽に設けられ、温度調節された温水によっ
て化成液を加熱する熱交換器とを有してなることを特徴
とする金属ストリップ連続塗装設備における化成液加熱
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22578984A JPS61106776A (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 | 金属ストリツプ連続塗装設備における化成液加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22578984A JPS61106776A (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 | 金属ストリツプ連続塗装設備における化成液加熱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61106776A true JPS61106776A (ja) | 1986-05-24 |
Family
ID=16834800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22578984A Pending JPS61106776A (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 | 金属ストリツプ連続塗装設備における化成液加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61106776A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7718761B2 (en) * | 2007-03-28 | 2010-05-18 | Fujifilm Corporation | Heat treatment method of thermoplastic resin film and apparatus thereof |
| CN102766864A (zh) * | 2012-08-16 | 2012-11-07 | 无锡市新科冶金设备有限公司 | 钢丝燃气加热热水洗、硼化、皂化一体式机组 |
| CN104947101A (zh) * | 2015-07-24 | 2015-09-30 | 苏州源申涂装净化设备有限公司 | 一种恒温差加热装置 |
-
1984
- 1984-10-29 JP JP22578984A patent/JPS61106776A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7718761B2 (en) * | 2007-03-28 | 2010-05-18 | Fujifilm Corporation | Heat treatment method of thermoplastic resin film and apparatus thereof |
| CN102766864A (zh) * | 2012-08-16 | 2012-11-07 | 无锡市新科冶金设备有限公司 | 钢丝燃气加热热水洗、硼化、皂化一体式机组 |
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