JPS6089463A - アルキルシアノホルメートの製造法 - Google Patents

アルキルシアノホルメートの製造法

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JPS6089463A
JPS6089463A JP59199327A JP19932784A JPS6089463A JP S6089463 A JPS6089463 A JP S6089463A JP 59199327 A JP59199327 A JP 59199327A JP 19932784 A JP19932784 A JP 19932784A JP S6089463 A JPS6089463 A JP S6089463A
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alkyl
cyanoformate
reaction
reaction mixture
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JP59199327A
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イアン・ジー・ライト
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Eli Lilly and Co
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D257/00Heterocyclic compounds containing rings having four nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D257/02Heterocyclic compounds containing rings having four nitrogen atoms as the only ring hetero atoms not condensed with other rings
    • C07D257/04Five-membered rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C247/00Compounds containing azido groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07C255/00Carboxylic acid nitriles

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的) 本発明はC3〜C8アルキルシアノホルメートの製造法
に関する。
(発明の構成および効果) 米国特許第3,962,272号は、アルキルシアノホ
ルメート類の製造に使用され得るいくつかの方法を開示
している。しかしながら、非常に高い収率で大量の03
〜C8アルキルシアノホルメ一ト誘導体を経済的に製造
し得る方法を提供し、−貫して追加の精製工程を必要と
しない高純度の製品を提供することが望まれていた。
本発明の方法は、約1,0当量の03〜C8アルキルハ
ロホルメートと約1.0ないし約1.5当量のシアン化
アルカリ金属を、適当な溶媒中、水および触媒的に充分
な量の第四級アンモニウム相移動触媒の存在下に、約O
℃ないし約−30’Cの範囲の温度で反応させることか
らなる。
本方法における水の使用は、液−液相移動触媒の効率化
のためである。本方法は、03〜c8アルキルハロホル
メートのように、容易に入手できて、低価格の原料物質
を用いるものである。本方法のいくつかの他の利点につ
いては以下で述べる。
03〜C8アルキルという用語は、3〜8個の炭素原子
を有する直鎖または分枝のアルキルを意味スる。代表的
な63〜C8アルキル基には、n−プロピ/へ インプ
ロピノペ n−ブチル、イソブチル、sec−フチル、
L−ブチル、n−ペンチル、インペンチル、5ec−ペ
ンチル、ネオペンチル、n−ヘキシル、5ec−ヘキシ
ル、イソヘキシル、n−ヘプチル、イソヘプチル、5e
c−ヘプチル、n−オクチノペ 5ec−オクチノペイ
ソオクチル、2−エチルヘキシルなどが含まれる。
本明細書で用いられるハロまたはハロゲンという用語は
、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素を意味する。臭素お
よび塩素、特に後者が好ましい。
ここに記載するすべての範囲について本方法は有利であ
ると信じられるが、好ましいいくっがの態様がある。好
ましい03〜C8アルキルシアノホルメートはインブチ
ルシアノホルメートであり、好ましいC3〜C8アルキ
ルハロホルメートはインブチルクロロホルメートである
。他の好ましい反応条件についてはあとで述べる。
本発明方法で製造したC3〜C8アルキルシアノホルメ
ートは、これをアジド酢酸アルキルと反応させると5−
アルコキシカルボニル−IH−テトラゾール−1−酢酸
エステルが得られる。こうして得られる5−アルコキシ
カルボニル−IH−テトラゾール−1−酢酸は各種の用
途を有するが、好ましくはIH−テトラゾール−1−酢
酸の中間体として用いられ、後者は米国特許第3,15
6,997号に記載されているようなある種のセファロ
スポリン化合物製造上の中間体として有用である。
本発明方法は、一般的には次のようにして実施される。
クロロホルムやメチレンクロリド(後者が特に好ましい
)のようなハロゲン化炭化水素溶媒に触媒的に充分な量
の第四級アンモニウム相移動触媒(quaternar
y ammonium pbase transfer
caLalysc )を加えて攪拌しながら外部冷却に
よって約0℃ないし約−70℃をこ冷却し、およそ1.
0当量の03〜C8アルキルハロホルメートを加える。
本明細書における1触媒的に充分な量”という用語は、
化学反応の率を増大させ得る第四級アンモニウム相移動
触媒の量を意味する。この量は、反応材の量に比して一
般に相対的に少なく、例えばC3〜C8アルキルハロホ
ルメート1当量に対する触媒の量は約0.01%ないし
約5%である。好ましい第四級アンモニウム相移動触媒
はAl 1quat 335(トリカプリリルメチルア
ンモニウムクロリド、1(enkel Corp、、 
Tucson 、 Ar1zona )およびAdog
en464(メチルトリアルキルアンモニウムクロリド
、Aldricb Chemical Co、、 Mi
lwaukee 、 Wisconsin )であり、
それらの使用は米国特許第3,992,432号に記載
されている。一般的な第四級アンモニウム相移動触媒ニ
ツイテの綜説はAldrichimica AcLa、
 9゜35(1976)に見られる。
溶液を約O℃ないし約−30℃、好ましくは約−5℃な
いし約−25℃をこ冷却し、水を好ましくは氷の形で反
応混液に加える。水相の添加はより効率的な液−液相移
動の利用を可能にする反面、その使用の結果発熱反応を
生ずる。従って、発熱を制御するための内部熱吸収体と
して、砕氷塊のような内部冷却手段を攪拌しながら加え
るのが好ましく、反応材は一般に濃密なスラリーとなる
他の内部冷却手段としては蛇管があり、これを反応混液
に浸す。反応熱が氷を融解させるのにつれて水相が形成
される。反応混液の温度を約0℃ないし約−30℃に維
持しながら、約1.0ないし約1.5当量のシアン化ア
ルカリ金属を反応混液に加える。代表的なシアン化アル
カリ金属はシアン化カリウム、シアン化リチウムおよび
、特に、ンアン化ナトリウムである。
C3〜C8アルキルホルメートは、好ましくは、シアン
化アルカリ金属の添加前に反応混液に加えられるが、シ
アン化物の添加後に加えられてもよい。
この場合、氷スラIJ−1例えば水およびハロゲン化炭
化水素溶媒中にシアン化アルカリ金属を含む水性反応混
液のエマルジョンをドライアイス/アセトンで外部から
冷却する。
シアン化アルカリ金属を最後に反応混液に加える場合、
1〜2分間で反応温度は約−18℃に低下する。03〜
C8アルキルハロホルメートを最後に加える場合、反応
は約−25℃ないし約−30℃で固−水相の融解後に始
まる。およそ10ないし20分後、温度は反応の熱のた
め約−20℃ないし約−2℃に上昇する。しかしながら
反応器のまわりからの外部冷却は本発明反応の間中約−
8℃ないし約−1O℃以下に維持すべきである。反応混
液をおよそ30ないし35分間攪拌すると、反応混液の
温度は外部冷却浴の影響で再び低下する。
この時点で反応は完了しており、有機相中の生成物を分
離する。生成物は加水分解を受け易いので、作業者は迅
速に作業を行い、溶液を低温に保持すル必要がある。C
3−C8アルキルシアノホルメート、相移動触媒および
溶媒からなる下層を券離し、低温に保つ。上層を水と混
合しない有機溶媒で迅速に抽出し、抽出液を生成物層と
合併する。上層は次いで一般に廃棄する。
生成物層は、好ましくは無水の乾燥剤、例えばシリカを
加えて触媒および残留する水を吸着させることにより精
製する。例えば、溶液を0℃位の低温でシリカと共にお
よそ30ないし45分間攪拌する。次いてシリカを炉去
し、これを廃棄するか、または貯めておき、メタノール
で洗浄し、乾燥することにより再生する。
緩和な反応条件に基く本発明方法の利点は、反応の共溶
媒(cosolvent )として作用するアジド酢酸
アルキルの存在下にシアノホルメートが形成されるとい
うことであり、本方法は好ましくはそのように実施され
る。低温ではアジド酢酸アルキルとアルキルシアノホル
メートとは反応しない。このふたつの反応剤は、後記の
ように、その後加熱すると5−アルコキシカルボニル−
IH−テトラゾール−1−酢酸エステルを与える。反応
混液中にアジド酢酸アルキルが存在すると、アジド酢酸
を使用しない場合に比して触媒および溶媒の量が相対的
に少なくてすむ。しかし、03〜C8アルキルシアノホ
ルメートを含む溶液が溶媒だけを含み、アジド酢酸アル
キルを含まないときは、生成物が反応に用いられた溶媒
より高い沸点を有するので分留によりシアノホルメート
を単離し、溶媒を回収してもよい。
上述のとおり、本発明の方法で製造した03〜C8アル
キルシアノホルメートは、IH−テトラゾール−1−酢
酸を製造するための中間体として好適に使用される。こ
の合成はICatnerによって実施された(米国特許
第3,962,272号)。しかしながら、このIH−
テトラゾール−1−酢酸の合成に03〜C8アルキルン
アノホルメートを使用するといくつかの利点がある。こ
のテトラゾール酢酸の製造に63〜C8アルキルシアノ
ホルメートを使用すると、後者が対応するメチルまたは
エチルシアノポルメート同族体に比して低い蒸気圧を有
するため有毒ガスの発生を減少させ得るという点てひと
つの安全性を付与することになる。高沸点であることも
また5−アルコキシカルボニル−IH−テトラゾール−
1−酢酸エステルの製造に際して所望の反応温度を得る
うえて有利である。低級アルキルシアノホルメートに優
るC3〜C8アルキルシアノホルメート使用のもうひと
つの利点は、その水に対する低溶解性であって、そのた
めに本方法の反応混液の後処理において水層中に逸失す
る可能性が少なくなる。
こうして、本方法で製造された03〜C8アルキルシア
ノホルメートは、5−アルコキシカルボニル−IH−テ
トラゾール−1−酢酸エステルの製造に好適に用いられ
る。この反応は、好ましくは、1当量のアジド酢酸アル
キルと1ないし3当量のC3〜C8アルキルシアノホル
メートを組合せることによって実施される。メチレンク
ロリドのようなハロゲン化炭化水素溶媒が反応混液中に
存在していてもよいが、必須ではない。反応は、約12
5〜140℃の範囲の温度で実施するとき、約14〜2
4時間で実質的に終了する。
生成物が形成された後、反応に供された過剰のC−Cア
ルキルシアノホルメートは減圧下にこれ3B を留去することによって回収される。すなわ元、過剰の
C3〜C8アルキルシアノホルメートは生成物の形成後
に回収されるので、1当量過剰に用いるという反応剤の
量は重要ではない。すべての反応剤を留去すると、実質
的に純粋な生成物が残り、これを次いて直接加水分解す
ると所望の酢酸が得られる。
こうして製造された化合物を次に当業者によく知られた
方法で加水分解し、脱炭酸するとIH−テトラゾール酢
酸が得られる。この方法は、5−アルコキシカルボニル
ーI l−1−テトラゾール−1=酢酸エステルに1.
0ないし1.5当量の適当な鉱酸水溶液を加えることに
よって実施される。適当な酸には、フッ化水素酸、臭化
水素酸、そして特に塩酸が含まれる。好ましくは、反応
混液を攪拌しながら加熱還流させ、エステルの加水分解
により遊離するアルコールを留去するのが有利である。
アルコールの留出につれて、当初の容積を維持するため
に反応混液に水を加えなければならない。
本反応の完了は二酸化炭素の発生停止によってわかる。
一般に4ないし6時間を要する。
こうして生成したIH−テトラゾール−1−酢酸はいく
つかのよく知られた方法のひとつを用いて精製されるが
、次のようにして精製するのが好ましい。一般に反応混
液を約90℃に冷却し、少量の硝酸を加える。この混液
を80℃で攪拌し、少量の脱色炭をこの溶液に加える。
この混液を熱時セライトケーキを通してr過する。P液
を徐々に冷却し、生成物の品種を加える。こうして形成
した生成物を戸数する。酸性の母液は、さらに残りの生
成物を回収するため次の加水分解に加えられる。最終的
には、過剰の塩が蓄積されるため、母液は廃棄される。
本発明方法は下記実施例により説明される。製造した化
合物はガスクロマトグラフのピークとして特定し、比較
用標準品と比べた。使用した機器は、ヒユーレット−パ
ラカード(Hewlet−Packard)A5700
で、熱伝導検出器を組合せた。カラムは、長ざ5 ft
、、内径4rrytのガラス製で、4%(重量)のXE
5Qてコーティングした6 0−80メツシユのクロム
G (Chrom G )を充填した0キヤリヤーガス
として・\リウムを使用し、流速を60m11分とした
。出発物質のアジド酢酸およびシアツギ酸のエステルの
検定には、カラム温度を通常50℃もしくは100℃と
した。テトラゾールエステル誘導体の検定には、カラム
温度200℃を要する。温度を、当初50℃に2分間保
持し、次いで32°/分の割合で230℃まで昇温する
ようにプログラムすることにより、すべての化合物を1
度に検定することができる。
実施例1 2−エチルへキシルシアノホルメートの製造2eの丸底
三つロフラスコにメチレンクロリド600 allとア
リフォト336 (Aliquat 336 )4 f
/(0,01モル)の溶液を仕込み、ドライアイス/ア
セトン浴を用いておよそ一60°(jこ冷却した。
シアン化ナトリウム120g(2,45モル)を水25
0m1に溶かした水溶液を反応混液に滴下してスラリー
化した。次に混液をおよそ一40℃以下に保ちなから2
−エチルへキシルクロロホルメー) 385.389 
(2,0モル)を加えた。外部冷却を取り去り、混液を
徐々に暖めた。19分後に混液は一25℃に達した。外
部冷却を別のものに取り換え、9分後に一17℃となっ
たところで水100扉e1四塩化炭素200m1.氷1
00+++I!を加え、二層に分離させた。有機層を分
離し、水層をメチレンクロリドで2回抽出した。有機抽
出液を合併し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。有機
層を減圧下に濃縮し、残渣を減圧蒸留して、純度99,
7%の2−エチルへキシルシアノホルメート347.8
5yを得た。収率94,9%ob、p、95℃(12−
15m5 )。
実施例2 11−1−テトラゾール−1−酢酸の製造A、アジド酢
酸エチルの製造 純度99foのエチルクロロホルメート(Aldric
hChemical Company、 Milwau
kee 、 Wisconsin ) 55.7g(0
,45モル)、アリフォト336 (A11quot3
36)0.64g(1,6ミリモル)およびナトリラム
アジド(Aldricb ) 30.169 (0,4
6モル)のメチレンクロリド50mJおよび水50mA
’の溶液を、250m/の丸底三つロフラスコ中で16
時間加熱還流した。混液を放冷し、水30m1を加えて
析出した塩化ナトリウムを溶解させた。有機層を分離し
、水層をメチレンクロリド10m1ずって2回抽出した
。水層を捨て、有機層を合併し、次の工程の溶媒に供し
た。
B、イソブチルシアノホルメートの製造上記A項で得ら
れたアジド酢酸エチル/アリフォト336/メチレンク
ロリドからなる溶液、全容積およそ120mJを500
1+Ieの丸底三つロフラスコに入れ、およそ−5℃に
冷却した。溶液の温度か一5℃に達したら、これに純度
99%のインブチルシアノホルメート(Aldricb
) 69 f (0,50モル)を加えた。この混液を
再ひ一5℃に冷却した後、砕氷150gをよく攪拌しな
がら加えた。
反応混液の温度を一5℃に保ちながらシアン化ナトリウ
ム26.91 Q (0,5層5モル)を加え、30分
後に2層を分離し、水層をメチレンクロリド5weずつ
で2回抽出し、廃棄した。分離した有機層とメチレンク
ロリド抽出液を合併し、0℃でおよそ30分間シリカゲ
ルと共に攪拌した。この混液を濾過し、残渣をメチレン
クロリド1Orxlずつで3回洗浄した。P液を250
11I6の丸底三つロフラスコにもどし、およそ110
+++6!のメチレンクロリドを回収した。
0.5−イソブトキシカルボニル−IH−テトラゾール
−1−酢酸エチルエステルの製造メチレンクロリドを回
収することによって生じた丸底フラスコ中の余剰容積に
、別途実施例1に記載した方法で製造した過剰のイソブ
チルシアノホルメート(62,42g、0.46モル)
を加えた。
この反応混液を130℃におよそ19.5時間加熱し、
次いで減圧下に蒸留して過剰のインブチルシアノホルメ
ート60.59f(ガスクロマトグラフィーによる純度
91.1%)を回収した。残留油状生成物は、減圧を維
持しながらおよそ100℃まで冷却し、直接次の工程の
反応に供した。
D、IH−テトラゾール−1−酢酸の製造」二記で得ら
れた粗製の5−インブトキシカルボニル−I H−テ1
゛ラゾールー1−酢酸エチルエステルを、250ゴの丸
底三っロフラスコ中、濃塩酸37.’5ml (0,4
5モル)と水37.5 mlで処理した。反応混液を加
熱還流し、反応の副生成物として遊離してくるアルコー
ルを留出させ、二酸化炭素を発生させた。フラスコ内容
物の容積をおよそ110+u(!に保つように、必要な
水を添加した。アルコールの留出が終了したら、溶液を
脱色するために約1mlの硝酸で処理した。次いで溶液
をおよそ70℃まで冷却し、炭末で処理した。この溶液
をおよそ20分間指押し、清浄な250mJの丸底三ツ
ロフラスコ中に熱時濾過し、最少量の水で洗浄した。溶
液の容積をおよそ120mJまで減圧蒸留により減少さ
せ、混液を冷却した。析出した固体を戸数して、IH−
テトラゾール−1−酢酸46.4817(純度9g、1
%)を得た。m、p、 128.5−130℃。エチル
クロロホルメートからの合収率は、第1回目では80.
6%であった。l H−テトラゾール−1−酢酸の母液
は、次のバッチの加水分解反応の溶媒として使用され、
生成物の第9回目の平均収率は93.1%であり、平均
純度は98.5%であった。第9回目使用後、塩の蓄積
のため、母液は廃棄した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)約1.0当量のC3〜C8アルキルハロホルメー
    トと約1.0ないし約1.5当量のシアン化アルカリ金
    属を、適当な溶媒中、水および触媒的に充分な量の第四
    級アンモニウム相移動触媒の在存下に、約O℃ないし約
    −30℃の範囲の温度で反応させることを特徴とするC
    3〜C8アルキルシアノホルメートの製造法。 (2)03〜C8アルキルハロホルメートがインブチル
    クロロホルメートであり、03〜C8アルキルシアノホ
    ルメートがインブチルシアノホルメートである特許請求
    の範囲(1)記載の方法。 (3ノシアン化アルカリ金属がシアン化ナトリウムであ
    る特許請求の範囲(2)記載の方法。 (4)第四級アンモニウム相移動触媒がトリカプリリル
    メチルアンモニウムクロリドである特許請求の範囲(1
    )記載の方法。 (5)第四級アンモニウム相移動触媒がメチルトリアル
    キル(08〜C1o)アンモニウムクロリドである特許
    請求の範囲(1)記載の方法。 (6)反応混液の温度が約−5℃ないし約−25℃の範
    囲にある特許請求の範囲(1)記載の方法。
JP59199327A 1983-09-21 1984-09-21 アルキルシアノホルメートの製造法 Pending JPS6089463A (ja)

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JP (1) JPS6089463A (ja)
KR (1) KR860002108B1 (ja)
DK (1) DK445684A (ja)
GB (1) GB2146642B (ja)
GR (1) GR80387B (ja)
HU (1) HUT36774A (ja)
IL (1) IL73000A0 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3986973A (en) * 1975-10-24 1976-10-19 American Cyanamid Company Cyanoformates and cyanoformamides as bleach activators
GB2055099B (en) * 1979-07-30 1983-08-24 Shell Int Research Process for the preparation of benzyl cyanides

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EP0136145A2 (en) 1985-04-03
KR860002108B1 (ko) 1986-11-26
HUT36774A (en) 1985-10-28
IL73000A0 (en) 1984-12-31
DK445684A (da) 1985-03-22
DK445684D0 (da) 1984-09-19
GB2146642B (en) 1987-07-01
EP0136145A3 (en) 1986-05-14
GB8423602D0 (en) 1984-10-24
GB2146642A (en) 1985-04-24
KR850002829A (ko) 1985-05-20
GR80387B (en) 1985-01-17

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