JPS608362Y2 - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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Publication number
JPS608362Y2
JPS608362Y2 JP1976155910U JP15591076U JPS608362Y2 JP S608362 Y2 JPS608362 Y2 JP S608362Y2 JP 1976155910 U JP1976155910 U JP 1976155910U JP 15591076 U JP15591076 U JP 15591076U JP S608362 Y2 JPS608362 Y2 JP S608362Y2
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JP
Japan
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coil
electronic component
electromagnetic relay
lead
lead wire
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976155910U
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English (en)
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JPS5372157U (ja
Inventor
克己 川島
Original Assignee
オムロン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by オムロン株式会社 filed Critical オムロン株式会社
Priority to JP1976155910U priority Critical patent/JPS608362Y2/ja
Publication of JPS5372157U publication Critical patent/JPS5372157U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁継電器、とくに直流用電磁継電器における
電子部品の取付構造の改良に関する。
従来、直流用電磁継電器において、電磁石のコイルに発
生する逆起電力を吸収するために電子部品(たとえばダ
イオード、コンデンサ、抵抗器等)をコイルに並列に接
続し、電子部品の本体をスプールの鍔部に取付けるよう
にしたものが提供されている。
ところが、上記のものでは電子部品の位置決めが容易で
ないため、コイル引出し部と電子部品のリード線とを一
緒にコイル端子へ接続する際、その接続作業がやりにく
ぐ、また接続したのちも電子部品本体の固定が確実でな
く脱落する虞れもある。
本考案はかかる不具合を除去するためになされたもので
、スプールの鍔部に2個のコイル引出し溝を形成すると
ともに上記各コイル引出し溝の間に電子部品を収納する
ための凹所を上記各コイル引出し溝と連通させて形成腰
上記凹所に位置させた電子部品の各リード線を各コイル
引出し部と一緒に上記各コイル引出し溝に装入してコイ
ル端子に接続することによって、上記コイル引出し部と
電子部品のリード線とを上記コイル端子に一度に容易に
接続することができ、電子部品の接続作業が簡単で脱落
の虞れもない電磁継電器を提供することを目的とする。
以下、本考案を一実施例である図面にしたがって説明す
る。
第1図は直流用電磁継電器1を示し、これは概略電磁石
2と接点機構部14とケース23とから構成されている
電磁石2はU字形鉄心3とコイル端子4とを、スプール
6と絶縁台7との樹脂成形時にインサ・−ト成形により
一体的に固定したもので、スプール6の外周部にはコイ
ル5が巻回され、またU字形鉄心3は一端を磁極面3a
、他端をヒンジ部3bとしている。
可動鉄片12はその基端を上記ヒンジ部3bに当接させ
るとともに絶縁台7の側面で挾持され、しかも押圧バネ
13によって下面を第1図中上方に押圧されている。
上記絶縁台7には2本のコイル引出し溝8゜8、電子部
品9を収納するための凹所1oおよびそれらを連通ずる
連通溝11が形威されており、上記凹所10に電子部品
9の本体9aを位置させるとともに、リード線9bを連
通溝11を介してコイル引出し部5aと一緒に引出し溝
8,8に装入し、コイル端子4にハンダ付等により接続
するようになっている。
接点機構部14は、F形状に折曲した固定接触片15、
該固定接触片15の設置数に対応して一対づつ設置され
た可動接触片17.17、カード19および上記固定接
触片15と可動接触片17とを個々に固定する絶縁台1
6.18.18とからなる。
そして可動鉄片12の作動によってカード19を第1図
中上下方向に移動させ、カード19の突起19aと係合
する可動接触片17.17を上下動させて接点を切り換
えるようになっている。
なお、20は復帰バネ、21,22はそれぞれ固定接触
片の端子、可動接触片の端子で、16aは絶縁台16か
ら一体的に突出した固定接触片15の支持板である。
ここで、上記電子部品9の取付方法を簡単に説明すれば
、まず凹所10に電子部品本体9aを位置させ、リード
線9bを連通溝11から引出し溝8に沿わせて装入する
一般に、引出し溝8の溝巾はコイル5の太さに応じて巾
狭であるため、リード線9bを強制的に装入することに
よって電子部品9の位置決めが確実となり、ハンダ付等
の接続作業は極めて容易となる。
上記構成からなる電磁石2と接点機構部14とを重ね合
わせたのち、絶縁台?、16.18.18を図示しない
ねじ等で連結し、ケース23を被せることによって本電
磁継電器は組立てられる。
この組立てられた状態において、電子部品9を収納した
凹部10、連通溝11および引出し溝8は固定接接片1
5の絶縁材からなる支持板16aで被覆状態となってい
るため、外部から見えず外観をそこなうことがないとと
もに、電気的絶縁性も一般に、電子部品を取付けた電磁
継電器を振動の多い場合で使用していると、電子部品の
リード線の曲げ部分に振動にもとづくストレスが加わり
、この部分で損傷する事故がしばしば発生する。
本考案にかかる電磁継電器ではリード線がコイル引出し
溝に装入されるため、リード線が振動の影響をうけず、
折損事故を防止できるとともに、コイル引出し溝がリー
ド線引出し溝を兼ねるので、スプールの成形金型が簡単
になるという利点がある。
以上の説明で明らかなように、本考案によれば、スプー
ルの鍔部に2個のコイル引出し溝を形成するとともに上
記各コイル引出し溝の間に電子部品を収納するための凹
所を上記各コイル引出し溝と連通させて形威し、上記凹
所に位置させた電子部品の各リード線を各コイル引出し
部と一緒に上記各コイル引出し溝に装入してコイル端子
に接続することによって、上記コイル引出し部と電子部
品のリード線とを上記コイル端子に一度に容易に接続す
ることができ、電子部品の接続作業が極めて簡単となり
、接続したのちをリード線が引出し溝に装入されている
ため、たとえ振動や衝撃を受けても電子部品が脱落する
虞れはなく、リード線の折損事故を防止することができ
る。
また、上記実施例のごとく接点機構部と電磁石とを一体
化した際、電子部品の取付部分を被うように構成すれば
上記利点に加えて外観を損うことなく絶縁性も向上する
なお、本考案は上記実施例のごとくスプールと絶縁台と
を一体化したものに限定するものではないことは勿論で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる電磁継電器のケースを切欠いた
正面図、第2図は電磁石の平面図で、第3図は第2図の
■−■線断面図である。 1・・・・・・直流用電磁継電器、2・・・・・・電磁
石、3・・・・・・鉄心、4・・・・・・コイル端子、
5・・・・・・コイル、6・・・・・・スプール、7・
・・・・・絶縁台、8・・・・・・コイル引出し溝、9
・・・・・・電子部品、9a・・・・・・本体、9b・
・・・・・リード線、10・・・・・・凹所、11・・
・・・・連通溝、12・・・・・・可動鉄片、14・・
・・・・接点機構部、16.18・・・・・・絶縁台、
16a・・・・・・支持板。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)電磁石の可動鉄片の動作に基づいて接点を開閉す
    るようにした電磁継電器において、電磁石のスプールの
    鍔部に2個のコイル引出し溝を形成するとともに上記各
    コイル引出し溝の間に電子部品を収納するための凹所を
    上記各コイル引出し溝と連通させて形成し、上記凹所に
    位置させた電子部品の各リード線を各コイル引出し部と
    一緒に上記各コイル引出し溝に装入してコイル端子に接
    続したことを特徴とする電磁継電器。
  2. (2) 接点機構部の絶縁台の一部で上記スプールの
    鍔部に設けた凹所開口を被覆状態としたことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の電磁継電器。
JP1976155910U 1976-11-19 1976-11-19 電磁継電器 Expired JPS608362Y2 (ja)

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JP1976155910U JPS608362Y2 (ja) 1976-11-19 1976-11-19 電磁継電器

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JP1976155910U JPS608362Y2 (ja) 1976-11-19 1976-11-19 電磁継電器

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JPS5372157U JPS5372157U (ja) 1978-06-16
JPS608362Y2 true JPS608362Y2 (ja) 1985-03-25

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ID=28764005

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JP1976155910U Expired JPS608362Y2 (ja) 1976-11-19 1976-11-19 電磁継電器

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4530460Y1 (ja) * 1967-12-26 1970-11-21

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4530460Y1 (ja) * 1967-12-26 1970-11-21

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Publication number Publication date
JPS5372157U (ja) 1978-06-16

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