JPS6080436A - Ｘ線診断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はｘａセンサアレイを用いたＸ線診断装従来例の
構成とその問題点 近年医用Ｘ線診断装置は被爆量の低減化と銀塩の消費量
増大に対する対策として、従来の銀塩フィルムを使用し
ないＸ線センサを用いたＸ線診断装置の開発が盛んにな
り、Ｘ線センサとして電離箱、半導体、螢光体十フォト
ダイオード等が使用されつつある。Ｘ線診断の観点から
すると、２次元センサアレイに１回のＸ線照射を行ない
画像を得る方法が最も被爆線量を低減できる方法である
が、Ｘ線センサの２次元アレイ化とセンサ出力の情報処
理等が非常に困難である。そこでＸ線センサを一列に並
べた１次元センサアレイか使用されている。

第１図は１次元Ｘ線センサアレイを用い／こ従来のＸ線
受像装置の原理構成図である。１はＸ線発生器、２は第
１Ｘ線スリ・７ト、３は第２Ｘ線スリ７ト、４は１次元
Ｘ線センサアレイであり、Ｂ１−Ｂ１１はＸ線発生器か
ら発生するファンビームの中心軸を示す。、Ｘ線発生器
１から生じたＸ線ファンに成形されＸ線センサアレイ４
により検出される。

これらを動かし、１次元Ｘ線センサアレイ４からの出力
を画像処理すればＸ線画像が得られる。これらの位置関
係は、Ｘ線センサアレイ４がＸ線発生器１と図に示した
相対位置にある場合は全てがＢ１−Ｂ１’軸上にあるが
、２次元像を得るためにＸ線センサアレイ４をｃ−ｃ’
細軸上動かし、４′の位置に移動させると、Ｘ線スリ・
ノドも２’、３’の位置にしなければならず、新しいＸ
線ファンビームの軸Ｂ２−Ｂ２′　と微妙にずれてくる
。このために、Ｘ線スリット２，３の厚みにより生じる
Ｘ線ファンビームの実効幅の変化が生じる。また、Ｘ線
センサアレイ４とＸ線スリ・ノド２，３とＸ線発生器１
の相対的位置関係がずれ、そのためにＸ線ス’）　’ｙ
　）　２＋　”とＸ線センサアレイ４との間に微妙な調
整が必要となる。寸だＸ線センサアレイ４に使用される
Ｘ線セ／すは、センサのＸ線に対する有感部分の体積が
小さく無指向性であれば問題がないが、現実に入手し得
るセンサは第１図に示すようにある程度の大きさが必要
であり、かつ指向性を伴うものが多い。このような場合
、Ｘ線センサアレイ４を（、Ｃ’　にそって平行移動さ
せた場合、Ｘ線ファンビームの方向とセンサ部の軸方向
とが異なり、感度変化を生じる。以上のように、従来の
方法では、Ｘ線センサアレイ４の移動とともに、Ｘ線発
生器１とＸ線スリ・ント２，３とＸ線センサアレイ４と
の相対位置関係がずれ、その結果としてＸ線センサアレ
イ４の位置による感度変化を生じ、ひいてはＸ線診断画
像に位置的な濃度変化等の誤差を生じる。

発明の目的 本発明は上記従来の欠点を解消するもので、Ｘ線診断に
おけるより精度の高い画像を提供することを目的とする
。

発明の構成 本発明はファンビームＸ線を発生するＸａ発生器と、Ｘ
線を検出するＸ線センサアレイと、」１記Ｘ線発生器よ
り出たＸ線を通過させて上記Ｘ１ｍセンサアレイに供給
するＸ線スリ１．トとを備え、上記Ｘ線発生器を回転軸
のまわシに回動可能とし、上記Ｘ線センサアレイおよび
上記Ｘ線スリットとを上記回転軸に直交する方向に移動
可能とし、このＸ線センサアレイおよび上記Ｘ線スリッ
トの移動と連動して上記Ｘ線発生器を回動させるととも
に、上記Ｘ線センサアレイおよび上記Ｘ線スリットとを
上記Ｘ線発生器の正面を向くように回動可能としだもの
である。

実施例の説明 以下、本発明の実施例について、図面に基ついて説明す
る。第２図は本発明の一実施例の原理構成図である。第
２図には駆動部を図示していないので構成要素が第１図
と同じになり、同一の符号を伺してその説明を省略する
。この実施例の特徴（はＸ線発生装置１とＸ線スリット
２，３と、Ｘ線センサアレイ４が常にＸ線発生源又とＸ
線センサ入射面中心Ｙを結ぶ中心線Ｂ１−Ｂ１’土に並
び、１だＸ線センサアレイ４を直線移動させ、４′　の
位置に移動させた場合も、連結駆動部（図示していない
）により、個々の構成要素が新しい中心線Ｂ２Ｂ、’４
−に並ぶようにしたことである。

Ｘ線センサアレイ４が４′　に移動すると、Ｘ線発生器
１のＸ線発生源ＸとＸ線センサアレイ入射面中心Ｙを結
ぶ中心線Ｂ１−Ｂ１’がＢ２−Ｂ２′に回転移動し、連
結駆動部により、Ｘ線発生器１はＸ線発生器のＸ線発生
源Ｘを通る長手方向軸Ａ１−Ａ１′がＡ２−Ａ２′に同
じ角度回転し、Ｘ線発生器１はＸ線センサアレイ４の方
向を向く。同様にＸ線スリット２はＸ線発生源を中心と
して２′に回転移動し、Ｘ線センサアレイ４′　方向を
向く。Ｘ線スリット３はＸ線センサアレイ４と直結し、
Ｘ線センサアレイ４が４′　に移動すると共にＸ線スリ
・ノド３から３′に移動する。この時Ｘ線ス１ルノト３
とＸ線センサアレイ４は直結駆動部により、）【線セン
サアレイ４′　の入射角中上、Ｙ′　を中心として回軸
し、Ｘ線発生器１のＸ線発生源Ｘ方向を向くようにする
。連結駆動部によりこのよう々駆動を行なえば、従来例
において説明したような、Ｘ線発生器１とＸ線スリット
２，３とＸ線センサアレイ４間の相対位置関係のずれに
よるＸ線診断画像への悪影響を除くことができる。

第３図は本発明の一実施例であシ、第１図に示す構成要
素と同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を
省略する。連結駆動部はＬ形アーム５、直線摺動部６．
７からなっており、Ｌ形アーム５の一方はＸａ発生器１
およびＸ線スリット２と直結し、その軸がＸ線発生器１
の回転軸Ｘ−ｘｂと一致しており、他方はＸ線センサア
レイ４と直線摺動部６で連絡している。Ｘ線センサアレ
イ４は直線摺動部６および７で連結し、直線摺動部７に
よシ第３図中矢印方向に移動する。Ｘ線センサアレイ４
が図中矢印方向に移動すると、その移動は直線摺動部６
によりＬ形アーム５に伝達され、Ｘ線発生器１およびＸ
線スリ’ｙ　）　２をＸ線センサアレイ４の移動量に応
じた角度回転させる。

丑だ移動するＸ線センサアレイ４とＸ線スリット３は、
直線摺動部６により、Ｘ線入射端面中心線Ｙａ−Ｙｂを
中心として、Ｘ線発生器１に向くように回転する。この
時Ｘｍ発生器の回転軸Ｘａ−ＸｂとＸ線入射端面中心線
Ｙａ−Ｙｂとの距離は、Ｘ線センサアレイの移動ととも
に増大するが、Ｘ線摺動部６が摺動することにより距離
を調節する。このような連結駆動部により連結されるこ
とにより、Ｘ線センサアレイ４の直線移動に対して、Ｘ
線発生器１．Ｘ線スリット２，３およびＸ線センザアレ
イ４間の相対位置関係を保つことが可能となる。

また第４図は本発明の他の実施例であり、第３図におけ
るＸ線スリット３／／　はスリットをＸ線入射方向に長
くしたものである。本発明においては、Ｘ線スリットの
方向は常にＸ線発生器の方向に向いているだめに、図の
ようにＸ線入射方向に長くしても、Ｘ線センサアレイの
移動に際しても何ら影響を受けることがない。このよう
にＸ線スリ・ノドをＸ線入射方向に長くすると、人体へ
のＸ線照射時により散乱線の影響を受けにくくなり、Ｘ
ｍ診断画像の画質をより向上することができる。

なお、Ｘ線センサアレイに用いるセンサはＳｌ。

Ｇｅ、ＧａＡｓ、ＣｄＴｅ、ＨｑＩ等よりなる高原子番
号化合物半導体検出器を用いる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、Ｘ線発生器とＸ線スリッ
トとＸ線センサアレイを連結駆動し、Ｘ線センサアレイ
の移動に対してそれぞれの相対関係を常に同じにするこ
とにより、よシ高い精度と画質のＸ線診断画像を得るこ
とができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例における１次元Ｘ線センサを用いたＸ線
診断装置の原理構成図、第２図は本発明におけるＸｍ診
断装置の原理構成図、第３図は本発明の一実施例におけ
る同装置の５構成図、第４図は本発明の他の実施例にお
ける同装置の構成図である。 １．１′　・・・・・・Ｘ線発生器、２　、２’、３’
、３’、３″・・・・Ｘ線スリ・Ｊｌ・、４．４’　・
・・Ｘ線センサアレイ、５・・・・Ｌ形アーム、６，７
・・・・・直線摺動部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ７７ンビームＸ線を発生するＸ線発生器と、Ｘ線を検出
   するＸ線センサアレイと、上記Ｘ線発生器より出たＸ線
   を通過させて上記Ｘ線センサアレイに供給するＸ線スリ
   ットとを備え、上記Ｘ線発生器を回転軸の１わりに回動
   可能とし、上記Ｘ線センサアレイおよび」１記Ｘ線スリ
   ットとを上記回転軸に直交する方向に移動可能とし、こ
   のＸ線センサアレイおよび上記Ｘ線スリ・ノドの移動と
   連動して上記Ｘ線発生器を回動させるとともに、上記Ｘ
   線センサアレイおよび上記Ｘ線スリットとを上記Ｘ線発
   生器の正面を向くように回動可能としたＸ線診断装置。