JPS6058119A - 洗面所用温風乾燥器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、洗面所等、人が手を洗う場所に設置し、濡
れた手を＠風で乾燥する洗面所用温風乾燥器に関する。

従来の洗面所用温風乾燥器は、ニクロム線等からなる加
熱部とファン等からなる送風部とからなっていた。しか
し、ニクロム線による加熱は効率が悪く、また加熱と送
風とを別個の４ぶ構とするため部品数が大さくなる欠点
を有（〜だ。他方、本発明者は特開昭５７−１９５８２
号、特開昭５７−１≦１５８３号、特開昭５７−５５３
７８号および特開昭５７＝５５３７９号など一運のその
後Ｖ発明において、減圧平衡加熱方法および該方法を用
いた乾燥方法または装置その他を提案しンｔ０ そして、その基本的な技術内容は、密閉さハ、た中空室
内の空気を、回転体の回転作用により強制吸引して室外
に排気させ、室内を減圧して室内外の圧力差を再々一定
の平衡状態に保つと共にこの平衡状態を維持しながら前
記回転体の回転作用を継続させて空気との摩擦作用を促
進して摩擦熱を発生させ、この摩擦熱により中空室内を
加熱するようにした減圧平衡加熱方法であり、さらに、
密閉され、た中空室内の空気を、回転体の回転作用によ
り強制吸引し７て室外に排気させ、室内を減圧して室内
外の圧力差を喜々一定の平衡状態に保つと共にこの平衡
状態を維持しながら前記回転体の回転作用を継続させて
空気との摩擦作用を促進して摩擦熱を発生させ、この摩
擦熱により中空室内を加熱し、さらに中空室内に手動ま
たは自動操作で外気を送給するようにした減圧平衡加熱
方法である。

捷だ本発明者は特開昭５７−１２７７７９号で加圧平衡
加熱方法も提案し、排気において回転体の排気能力以下
の排出口を設けると、吸入気体は強制的に外部に吐出す
ること＼なり、そのために一種の加圧作用を呈し、した
がって圧縮熱の発生を伴い、より有効に温度が上昇し温
風が得られることも知見した。

発明者は、さらに昭和５８年７月１３日付特許出願「温
風方法およびその装置」において、気体吸入口および気
体排出口を有し、気体吸入口の気体吸入量より大きな気
体吸入能力で回転する回転体を有する気密構造の中空体
を、各中空体の気体排出口と気体吸入口を順次接続する
ことで複数連続して温風を作成する方法を提案した。ま
た同出願で気体吸入口および気体排出口を有する気密構
造の中空体内に気体吸入口の気体吸入能力／および気体
排出口の気体排出能力より大きな気体吸入排出能力で回
転する（９１転体を有する複数の中空体を、各中空体の
気体排出口と気体吸入口とを順次接続して連続し、温風
を作成する方法を提案した。両方法において発明者は最
も吸気側の回転体の能力に比し他の回転体の能力を低す
ものとしても装置全体としての温風作成能力としては同
一能力の回転体を用いて場合に比し変わりがないことも
知見した。

また、３個以上の該中空室を連＾尤する場ｔ）、１吸気
側から順次回転体の能力を低いものとしても装置全体と
１．ての温風作成能力は、回転体の能力を全て回−とし
た場合に比し変Ｉ）りがないことも知見した。

この発明はこれら知見にもとづき、より電力消費等の少
ない効率のよく部品数の少なり洗面所用温風乾燥器を提
供することを１」的とする。

すなわち、この発明は中空体内に設けらｉｌ、る回転体
の回転作用によって得られる気体吸入排小能力に比し、
気体吸入口の気体吸入量または／および気体排出口の気
体排出量をそれ以下に制限して回転体の回転領域内での
回転に基づく吸入気体の滞溜作用および減圧または加圧
の恒圧作用によって気体を摩擦現象などによって発熱さ
せ、こｎを温風として得るようにＩ〜だ洗面所用温風乾
燥器を提供するものである。

以下この発明の実施例の中央断面を表わす第１図、他の
実施例の中央断面を表わす第２図にしたがい説明する。

＋１．）は洗面所用温風乾燥器であり、洗面所用温風乾
燥器は、吸気口（２）、排気口（３）を有する。（４）
は気密構造からなる中空体であり、気体吸入口（５）お
よび気体排出口（６）を有する（７）は回転体であり、
プロペラファン、７０ツコフアン等の回転羽根からなる
。回転体（７）は中空体（４）に各々に設置する電動モ
ータ（８）で、気体吸入口（５）から気体を吸入し、気
体排出口（６）から気体を排出できる方向に回転可能で
ある。第１図のように中空体ｆ４１を１個設置する洗面
所用温風乾燥器においては中空体（４）の気体吸入「」
を洗面所用温風乾燥器（１）の吸気口と遅結し、気体排
気ｌコ（６）を排気［１４３１に連結する。第２図し′
〕ように中空体を複数連結する場合は、各中空体（４）
の気体排気口（に）と気体吸入口（５）とを順次密閉状
態で接続して遅結し。

最排気側の中空体の気体排出口（６）と洗面所用温風器
の排気口（３）を連結し７、最・吸気側の中空宰の気体
吸入口（５）と吸気口（２）とを連結す、？）。ｇｉ’
ｆ。

中空体（４）内壁と回転体（８）とが形成する畝少な＋
ｉ！１隙、Ｒは回転体（力の回転領域である、各中空体
に形成する気体吸入口１５）の気体吸入能力より、該当
する中空体内に設置゛［る回転体（７）の常用回転時に
おける気体吸引能力の方が犬であるように２体吸入口（
５）の開口面積を設置３戸することが必要である。

この実施例ではさらに各中空体に形成する気体排出口１
Ｇ）の気体排気能力より、１１に当する中：９体内に設
置する回転体（力の常用回転時におけ４゜気体排気能力
の方が犬であるように気体排出口（６）の開口面積を設
定する。

第２図に示す実施例においては、各回転体（７）の能力
は吸気口側から排気口側にいくにしたがい小さくなり、
回転体（力を回転する各電動モータ（８）の出力は吸気
側に隣接する電動モータの約％である。すなわち各電動
モータの出力の比は、吸気口側から排気口側にいくにし
たがい約３・〜４：２：１である。

そこで回転体（力を電動モータ（８）で回転すると、気
体は吸気口（２）から気体吸入口（５）を経て中空体（
４）内に流入する。このとき、気体吸入口（力の開口面
積は、該当する中空体（４）内に設置する回転体（７）
の気体吸引能力以下に制限しているため、回転体（７）
が排出する気体に比し、吸入してくる気体の量は少なく
なり、回転体（７）の回転領域Ｒではそれ以外の部分に
比し減圧され、中空体全体としても減圧される。回転領
域Ｒと、それ以外の部分の圧力差および中空体内と外気
との圧力差は、次第九大きくなるが成る圧力差に達した
時点で、回転領域Ｒ付近に流入する気体との関係で略平
衡状態に達し、この恒圧状態を維持する。この平衡状態
、恒圧状態における回転領域１（内外の圧力差は、回転
体（力の回転吸引排気力の大きさ、気体吸入口（５）の
開口面積の大きさ、微少な間隙ｇの大きさなどによって
定まるが、この平衡、恒圧状態は、回転体（７）の回転
作用が継続する限シ維持される。この平衡状態では、回
転体（７）の回転領域Ｒで空気のｒ？ｔｌ溜現象全現象
回転体（力と浦留気体との間で摩擦作用が反物継続する
ので摩擦熱が発生して次第に温度が上昇する。この摩擦
熱により加熱した温風ｔま微少な間隙ｇを通り、気体排
出口（６）から排気口（３）へ排出され個れた手に吹き
付けらｉＬる。気体排出口（６）の開口面積を、回転体
（７）の排気能力より小さな排気能力に設定した場合は
、中空体（４）に吸入さね、た気体が強制的に外部に吐
出ざ力、ることとなるため、気体排気口　で一種の加圧
作用を呈し、圧縮熱の発生を伴い、より排気温を上昇さ
せることが可能である。第２図１に示すように中空体（
４）を複数連続させた場合は、段階的に温度を高め、最
終的な排気温を高温とすることが可能である。この場合
において各中空体（５）の気体排出口の開口面積を、中
空体に設置する回転体（８）の排気能力より小さな排気
能力となるように設定すると、気体排出口（６）付近の
圧力が上昇しがちとなるが、連続する排気側に＠接［ま
た中空体（４）に設置する回転体（７）により吸気され
るため、終局的には最排ｚＯ側の中空体（５）の気体排
出口付近が高圧となり、該部分が一種の加圧作用を呈し
、圧縮熱の発生を伴い１．ｌ：り有効に温度が上昇する
。

中空体を３個連続する場合において、各中空体に設置し
回転体を駆動する電動モータｔ８＞の能力を同一とする
と、各中空体（４）内の圧力は吸２０側から排気口側に
いくに１〜たがい１：％：％と変化する。第２図に示す
ように、各電動モータ（８）の出力比を吸気口側から排
気口側にいくにしたがい３〜４：２：１と順次小とした
場合、各電動モータ（９）の出力を同一とした楊脅に比
１−最終的にえられる温風の温度にほとんど変わりがな
い。そのｊＡ金最吸気側の中空体（４）の気体吸入口（
５）の開口面積は、各回転体の回転領域■（で減圧平衡
状態を作り出し得る寸法であることが必要である。した
がってこの発明でけ恒圧平衡状態で効率よく温風を作成
し効率が良く部品数の少ない洗面所用温風乾燥器を提供
する。

【図面の簡単な説明】

巣１図はこの発明の実施例の中央断面図、第２図は他の
実施例の中央断面図である。 （１）・・・洗面所用温風乾燥器、（２）・・・吸気１
コ、＋：３１・・・排気口、（４）・・・中空体、（５
）・・・気体吸入口、（（ｊ）・・・気体排出口、（７
）・・・回転体、（８）・・・電Ｊｉ７＋モータ、ｇ・
・・微少な間隙、Ｒ・・・回転領域 特許出願人　久保山　信　義 代理人弁理士　安　原　正　之 同　安　原　正　義 手続袖正書 昭和ｊり年ｊ　月／ρ日 ％′Ｆｌ°庁長官若杉和夫　殿 】　事件の表示 昭和ｓｇイ［特　詐　願第１　Ｊ　６ＩＩｔ０２号２　
発明の名称　洗面所用温風乾燥器 ３　補正をする者 小（ｉｔとの関係　特許出願人 １１ｉ１ｊ １’ｉ　”　”　ｐ、　（と１（ど１、）久保山　信　
轄４、代理人 ５　補正命令の日１・ｊ　自　発 （）　補ＩＩにより増加する発明の数 ７　補正の対象 明細書の発明の詳細な説明 ８　油止り内ｄ 大である。」を加入する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）吸気口および排気口を有する洗面所用温風乾燥器に
   おいて気体吸入口および気体排出、口を有し、気体吸入
   口の気体吸入能力より大きな気体吸入能力で回転し恒圧
   平衡状態を維持しながら回転体の回転領域で回転作用に
   より発熱する回転体を有する気密構造の中空体を吸気口
   および排気口間に設けることを特徴とする洗面所用温風
   乾燥器。 ２）吸２０および排気口を有する洗面所用温風乾燥器に
   おいて気体吸入口および気体排出１口を有し気体吸入口
   の気体吸入能力より大きな気体吸入能力で回転し恒圧平
   衡状態を維持しながら回転体の回転領域で回転作用によ
   り発熱する回転体を有する気密構造の中空体を、各中空
   体の気体排出口と気体吸入口を順次接続することで吸気
   口および排気口間に複数設置することを特徴とする洗面
   所用温風乾燥器２３）複数設置する中空体の回転体の気
   へ能力は吸入 最吸気側の回転体が最も大である時ぎ「請求の範囲第２
   項記載の洗面所用温風乾燥器。 小さくなる特許請求の範囲第２項記載の洗面所用温風乾
   燥器。 ５）吸気口および排気口を有する洗面所用温風乾燥器に
   おいて、気体吸入口および２体排出口を有し、気体吸入
   口の気体吸入能力および気体排出口のｚ体排出能力より
   大きな気体吸入排出能力で回転し恒圧平衡状態を維持し
   ながら回転体の回転領域で回転作用により発熱する回転
   体を有する気密構造の中空体を、吸気口および排気口Ｉ
   ＨＩ　Ｋ設けることを特徴とする洗面所用温風乾燥器。 ６）吸気口および排２０を有する洗面１９「用温風乾燥
   器において、気体吸入口および気体Ｖ［出口を有し、気
   体吸入口の気体吸入能力および気体排出口ｌの気体排出
   能力より大きなｚ体吸入排出能力で回転し恒圧平衡状態
   を維持しながら回転体の回転領域で回転作用により発熱
   する回転体を有する気密構造の中空体を、各中空体の気
   体排出口と気体吸入口を順次接続することで吸気口およ
   び排気口間に複数設置することを特徴とする洗面所周温
   ノ虱乾燥器。 範囲第６項記載の洗面所用温風乾燥器。 小さくなる特許請求の範囲第６項記載の洗面所用温風乾
   燥器。