JPS605745Y2 - 交流−直流変換器 - Google Patents
交流−直流変換器Info
- Publication number
- JPS605745Y2 JPS605745Y2 JP13547378U JP13547378U JPS605745Y2 JP S605745 Y2 JPS605745 Y2 JP S605745Y2 JP 13547378 U JP13547378 U JP 13547378U JP 13547378 U JP13547378 U JP 13547378U JP S605745 Y2 JPS605745 Y2 JP S605745Y2
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- Japan
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- circuit
- output
- nonlinear
- terminal
- converter
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- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
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Description
【考案の詳細な説明】
(a) 技術分野
本案は交流信号を直流信号に変換する交流−直流変換器
に係り、特に直流変換出力の非直線性を補償することが
可能な交流−直流変換器の改良に関する。
に係り、特に直流変換出力の非直線性を補償することが
可能な交流−直流変換器の改良に関する。
(bl 従来技術
一般的な交流−直流変換器としては第1図のように所定
の変成比をもった変成器1と、前記変成器1により入力
交流信号EAを変成した信号Eaを整流する全波整流回
路Rfと全波整流回路出力を平滑するコンデンサCによ
り構成される交流−直流変換回路2とから戊っている。
の変成比をもった変成器1と、前記変成器1により入力
交流信号EAを変成した信号Eaを整流する全波整流回
路Rfと全波整流回路出力を平滑するコンデンサCによ
り構成される交流−直流変換回路2とから戊っている。
しかしこの第1図の構成によれば、入力交流信号EAと
直流出力EDの関係は、変成器1の小入力域特性が非直
線であることや、全波整流回路Rfの整流器の順方向電
圧降下等により非直線特性となってしまう欠点があった
。
直流出力EDの関係は、変成器1の小入力域特性が非直
線であることや、全波整流回路Rfの整流器の順方向電
圧降下等により非直線特性となってしまう欠点があった
。
この非直線特性のほとんどは第2図aのようになってい
る。
る。
従ってこのような場合第2図aの特性は第2図すに示さ
れるように点Pで交わる傾きmlの直線11と傾きm2
の直線t)2の合成特性で近似できると考え、直線12
の傾きm2を直線11の傾きmlと等しくする方法を用
いて非直線特性の補償を行なっていた。
れるように点Pで交わる傾きmlの直線11と傾きm2
の直線t)2の合成特性で近似できると考え、直線12
の傾きm2を直線11の傾きmlと等しくする方法を用
いて非直線特性の補償を行なっていた。
従来用いられていた構成は第3図に示されるように非反
転入力端子を接地した演算増幅器Aと入力抵抗RAと帰
還抵抗RBと、R13に並列に接続した定電圧ダイオ−
トノと抵抗器R0から戒る非直線増幅回路3を交流−直
流変換回路2の後段に設け、入力交流信号EAが第2図
すのEAlに対してEA≦E月の場合は、 とし、 K:定数 EA≧EA1の場合は、 K:定数 ■z:定電圧ダイオードZDのツェナー電圧とすること
で、EA≧EA□の増幅度をEA≦EA1の増幅度より
低下させて非直線性の補償を行なっていた。
転入力端子を接地した演算増幅器Aと入力抵抗RAと帰
還抵抗RBと、R13に並列に接続した定電圧ダイオ−
トノと抵抗器R0から戒る非直線増幅回路3を交流−直
流変換回路2の後段に設け、入力交流信号EAが第2図
すのEAlに対してEA≦E月の場合は、 とし、 K:定数 EA≧EA1の場合は、 K:定数 ■z:定電圧ダイオードZDのツェナー電圧とすること
で、EA≧EA□の増幅度をEA≦EA1の増幅度より
低下させて非直線性の補償を行なっていた。
この場合前述の第2図すの直線11の傾きmlと直線1
2の傾きm2と■式の傾きR8/RAと■式の傾きRn
Rc/RA(RB+Rc)及び入力交流信号EAと直流
出力V。
2の傾きm2と■式の傾きR8/RAと■式の傾きRn
Rc/RA(RB+Rc)及び入力交流信号EAと直流
出力V。
の関係は第4図に示される特性となる。
しかしこの第3図の方法によると、第2図すの直線e1
ど直線12の傾きm19m2が等しい場合や非常に近似
している場合は第3図のR6を取り除くか、あるいは非
常に高抵抗にしなければならないという不具合がある。
ど直線12の傾きm19m2が等しい場合や非常に近似
している場合は第3図のR6を取り除くか、あるいは非
常に高抵抗にしなければならないという不具合がある。
またR6を高抵抗にした場合、抵抗端子間の漏れ電流等
による等価抵抗戒分の影響があり、RCの値が不安定に
なってしまうので、この対策を施さないと実用化できな
い等の欠点がある。
による等価抵抗戒分の影響があり、RCの値が不安定に
なってしまうので、この対策を施さないと実用化できな
い等の欠点がある。
さらに第3図の非直線増幅回路3の増幅度を変えた場合
は、定電圧ダイオードかのツェナー電圧も変わるので、
これを見直す必要がある腰当然R6の値も変更すること
が必要になってくる不具合もあった。
は、定電圧ダイオードかのツェナー電圧も変わるので、
これを見直す必要がある腰当然R6の値も変更すること
が必要になってくる不具合もあった。
(C) 本案の目的
本案の目的は上述の不具合や欠点を除去し、簡単な構成
て非直線特性の補償を零から非常に大きな値まで、高抵
抗の抵抗器等を使用することなく設定可能な直線性補償
回路を有する交流−直流変換器を提供しようとするもの
である。
て非直線特性の補償を零から非常に大きな値まで、高抵
抗の抵抗器等を使用することなく設定可能な直線性補償
回路を有する交流−直流変換器を提供しようとするもの
である。
(d) 本案の構成
以下、本案の一実施例について図面を用いて詳述する。
第5図に於いて、1は入力交流信号EAを絶縁しEaに
変成する変成器、2は変成された交流信号Eaを直流信
号EDに変換する交流直流変換回路、4は交流直流変換
回路2の出力を所定の非線形特性に変換する非線形回路
で交流−直流変換回路2の出力端子P1と出力共通端子
12間に接続される。
変成する変成器、2は変成された交流信号Eaを直流信
号EDに変換する交流直流変換回路、4は交流直流変換
回路2の出力を所定の非線形特性に変換する非線形回路
で交流−直流変換回路2の出力端子P1と出力共通端子
12間に接続される。
非線形回路4は前記出力端子P1側をカソードとする定
電圧ダイオードZDと、ZDのアノード側と前記出力共
通端子12間に直列に接続される抵抗器R□、R2とで
構成されている。
電圧ダイオードZDと、ZDのアノード側と前記出力共
通端子12間に直列に接続される抵抗器R□、R2とで
構成されている。
5は反転増幅回路で、少なくとも反転入力端子S1と非
反転入力端子S2と出力端子S3を有する演算増幅器A
と前記交流−直流変換回路2の出力端子P1と前記入力
端子81間に接続される入力抵抗R1と端子S1とS3
間に接続される帰還抵抗Rpで構成され、また端子S2
は前記非線形回路4の抵抗R1,R2の接続点イとを接
続17端子S3は反転増幅回路5の出力端子P3に接続
される。
反転入力端子S2と出力端子S3を有する演算増幅器A
と前記交流−直流変換回路2の出力端子P1と前記入力
端子81間に接続される入力抵抗R1と端子S1とS3
間に接続される帰還抵抗Rpで構成され、また端子S2
は前記非線形回路4の抵抗R1,R2の接続点イとを接
続17端子S3は反転増幅回路5の出力端子P3に接続
される。
(e) 本案の作用
次に以上のように構成された本案の作用について、第5
図の構成図と第6図の動作特性図により説明する。
図の構成図と第6図の動作特性図により説明する。
変成器1に入力交流信号EAを印加した場合、交流−直
流変換回路2の出力EDは第2図aの特性のようになる
。
流変換回路2の出力EDは第2図aの特性のようになる
。
第6図aの特性は第2図すの特性のように傾きmlの直
線11と傾きm2の直線12から得られる合成特性と考
えられ、傾きmlの直線11と傾きm2の直線12の交
点Pの電圧EAIが非線形回路4の定電圧ダイオードか
のゼナー電圧v2に相当する。
線11と傾きm2の直線12から得られる合成特性と考
えられ、傾きmlの直線11と傾きm2の直線12の交
点Pの電圧EAIが非線形回路4の定電圧ダイオードか
のゼナー電圧v2に相当する。
反転増幅回路5に交流−直流変換回路2の出力EDを印
加した場合に、出力EDと非線形回路4の定電圧ダイオ
ードかのゼナー電圧v2との関係がED≦v2であれば
非線形回路4は動作しない。
加した場合に、出力EDと非線形回路4の定電圧ダイオ
ードかのゼナー電圧v2との関係がED≦v2であれば
非線形回路4は動作しない。
従って、反転増幅回路5の演算増幅器Aの非反転入力端
子S2に印加されるオフセット電圧■OFも零となるか
ら、反転増幅回路5は単なる反転増幅器として動作し、
反転増幅回路5の増幅度が例えば1″の場合出力V。
子S2に印加されるオフセット電圧■OFも零となるか
ら、反転増幅回路5は単なる反転増幅器として動作し、
反転増幅回路5の増幅度が例えば1″の場合出力V。
は傾きmlの直線特性となる。
次に交流−直流変換回路2の出力EDと非線形回路4の
定電圧ダイオードZDのゼナー電圧Vzとの関係がED
≧■2のとき非線形回路4から反転増幅回路5の演算増
幅器Aの非反転入力端子S2に印加されるオフセット電
圧Vopも零となるから、反転増幅回路5は単なる反転
増幅器として動作し、反転増幅回路5の増幅度が例えば
1゛の場合出力Voは傾きmlの直線特性となる。
定電圧ダイオードZDのゼナー電圧Vzとの関係がED
≧■2のとき非線形回路4から反転増幅回路5の演算増
幅器Aの非反転入力端子S2に印加されるオフセット電
圧Vopも零となるから、反転増幅回路5は単なる反転
増幅器として動作し、反転増幅回路5の増幅度が例えば
1゛の場合出力Voは傾きmlの直線特性となる。
次に交流変換−直流変換回路2の出力EDと非線形回路
4の定電圧ダイオードZDのゼナー電圧■2との関係が
ED≧v2のとき非線形回路4から反転増幅回路5の演
算増幅器Aの非反転入力端子S2に印加されるオフセッ
ト電圧■。
4の定電圧ダイオードZDのゼナー電圧■2との関係が
ED≧v2のとき非線形回路4から反転増幅回路5の演
算増幅器Aの非反転入力端子S2に印加されるオフセッ
ト電圧■。
。は第6図すに示すように交流−直流変換回路2の出力
EDに比例して変化する。
EDに比例して変化する。
したがって反転増幅回路5は交流−直流変換回路2の出
力Eつに比例したオフセット電圧■。
力Eつに比例したオフセット電圧■。
7を反転増幅回路4の演算増幅器Aの非反転入力端子S
2に印加された差動増幅回路として動作を行うことにな
り、反転増幅回路5の増幅度は見掛上低下したことにな
る。
2に印加された差動増幅回路として動作を行うことにな
り、反転増幅回路5の増幅度は見掛上低下したことにな
る。
ED≧Vzの時は出力VOED特性において抵al、
R2の比を変えることにより出力■0特性を傾きm2か
ら傾きml’の直線特性を得ることも可能となる。
R2の比を変えることにより出力■0特性を傾きm2か
ら傾きml’の直線特性を得ることも可能となる。
したがって傾きml’を傾きmlになるように抵抗R1
とR2の比をえらべば入力交流信号EAに比例した直流
出力■oを得ることができる。
とR2の比をえらべば入力交流信号EAに比例した直流
出力■oを得ることができる。
第1図は一般的な交流−直流変換器の構成図、第2図は
第1図の動作特性図、第3図は従来の直線補償回路付き
交流−直流変換器の構成図、第4図は第3図の動作特性
図、第5図は本案の交流−直流変換器の構成図、第6図
は第5図の動作特性図である。 1:変成器、2:交流−直流変換回路、4:非線形回路
、5:反転増幅回路。
第1図の動作特性図、第3図は従来の直線補償回路付き
交流−直流変換器の構成図、第4図は第3図の動作特性
図、第5図は本案の交流−直流変換器の構成図、第6図
は第5図の動作特性図である。 1:変成器、2:交流−直流変換回路、4:非線形回路
、5:反転増幅回路。
Claims (1)
- 入力交流信号の変成と入出力間の絶縁を行う変成器と、
この変成器の出力信号を直流に変換して出力する交流−
直流変換回路と、この交流−直流変換回路の出力端子間
に直列接続された非線形素子および分圧抵抗器を有する
非線形回路と、演算増幅器の反転入力端子を入力抵抗器
を介して前記交流−直流変換回路の一方の出力端子に接
続し、前記反転入力端子および出力端子間に帰還抵抗器
を接続し、非反転入力端子を前記非線形回路の分圧抵抗
器の出力端子に接続しかつ前記交流−直流変換回路の他
方の出力端子と前記演算増幅器の出力端子間から出力信
号を生じる反転増幅回路とから構成された交流−直流変
換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13547378U JPS605745Y2 (ja) | 1978-10-04 | 1978-10-04 | 交流−直流変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13547378U JPS605745Y2 (ja) | 1978-10-04 | 1978-10-04 | 交流−直流変換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5553991U JPS5553991U (ja) | 1980-04-11 |
JPS605745Y2 true JPS605745Y2 (ja) | 1985-02-22 |
Family
ID=29105808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13547378U Expired JPS605745Y2 (ja) | 1978-10-04 | 1978-10-04 | 交流−直流変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605745Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-10-04 JP JP13547378U patent/JPS605745Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5553991U (ja) | 1980-04-11 |
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