JPS6053481B2 - 導波管形周波数変換器 - Google Patents
導波管形周波数変換器Info
- Publication number
- JPS6053481B2 JPS6053481B2 JP10833176A JP10833176A JPS6053481B2 JP S6053481 B2 JPS6053481 B2 JP S6053481B2 JP 10833176 A JP10833176 A JP 10833176A JP 10833176 A JP10833176 A JP 10833176A JP S6053481 B2 JPS6053481 B2 JP S6053481B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waveguide
- frequency
- frequency converter
- spurious
- section
- Prior art date
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- Expired
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は導波管形周波数変換器、とくに受信周波数変
換器に関するものである。
換器に関するものである。
従来、マイクロ波、準ミリ波、ミリ波帯の無線機に広
く使われている導波管形周波数変換器の構成例を第１図
に示す。
く使われている導波管形周波数変換器の構成例を第１図
に示す。
１は主導波管、２はダイオード、３は主導波管からの同
軸状分岐部、４は可変短絡器、５は同軸部の中心導体に
設けた低域通過フィルタである。
軸状分岐部、４は可変短絡器、５は同軸部の中心導体に
設けた低域通過フィルタである。
この構成により主導波管１の入力側から局発周波数ｆ、
、、受信周波数ｆｒを入射し、ダイオード２で周波数変
換して同軸状分岐部３の中心導体から中間周波数ｆｌｒ
を出力する。 第２図は第１図の受信周波数変換器の主
導波管１に入力周波数として受信周波数ｆに）局発周波
数ｆレが入つた場合に発生する周波数スペクトラムを示
す。及は局発周波数ｆＬの２倍波、ｆ、ｍはイメージ周
波数で一般にはｆ、ｍ■２ｆＬ−ｆ、なる関係にある。
ｆ、、は中間周波数である。 ここで信号波以外にスプ
リアス波として２ｆＬ、ｆレ＋ｆ、、ｆ『の発生が考え
られるが、イメージ周波数ｆ４ｍに関しては一般に良く
考慮され、たとえばサーキユレータ等を用いてイメージ
終端を設けるとイメージ周波数は吸収され問題とならな
い。
、、受信周波数ｆｒを入射し、ダイオード２で周波数変
換して同軸状分岐部３の中心導体から中間周波数ｆｌｒ
を出力する。 第２図は第１図の受信周波数変換器の主
導波管１に入力周波数として受信周波数ｆに）局発周波
数ｆレが入つた場合に発生する周波数スペクトラムを示
す。及は局発周波数ｆＬの２倍波、ｆ、ｍはイメージ周
波数で一般にはｆ、ｍ■２ｆＬ−ｆ、なる関係にある。
ｆ、、は中間周波数である。 ここで信号波以外にスプ
リアス波として２ｆＬ、ｆレ＋ｆ、、ｆ『の発生が考え
られるが、イメージ周波数ｆ４ｍに関しては一般に良く
考慮され、たとえばサーキユレータ等を用いてイメージ
終端を設けるとイメージ周波数は吸収され問題とならな
い。
ところが２ｆＬ、ｆＬ＋ｆｒに対する処理は一般には行
なわれていない。 第３図は一般的な無線チャンネルの
多重化の構成例であり、とくに中継局の例である。
なわれていない。 第３図は一般的な無線チャンネルの
多重化の構成例であり、とくに中継局の例である。
６、６’はアンテナ、７、７’は送受分波器、８〜１３
、８’〜１３’はチャンネル分波器、１４〜１９は各チ
ャンネル毎の送受信機であり、Ｔは送信部、Ｒは受信部
を示す。
、８’〜１３’はチャンネル分波器、１４〜１９は各チ
ャンネル毎の送受信機であり、Ｔは送信部、Ｒは受信部
を示す。
ｆレ１９ｆレ２、ｆレ３、ｆＨ１９ｆＨ２、ｆＨ３はそ
れぞれチャンネルの送受信周波数を示す。ここで使用さ
れる各部品は通常使用周波数の２倍波近傍の周波数では
特性力幼バーされていない。また送信部Ｔより発する周
波数スペクトラム中には通常信号波または局発周波数の
２倍波が現われる。
れぞれチャンネルの送受信周波数を示す。ここで使用さ
れる各部品は通常使用周波数の２倍波近傍の周波数では
特性力幼バーされていない。また送信部Ｔより発する周
波数スペクトラム中には通常信号波または局発周波数の
２倍波が現われる。
上述の２点により自局の受信機に自局の他で発生した２
倍波が入射することが考えられる。
倍波が入射することが考えられる。
たとえば送受信機１６で２倍波（２ｆＨ３）が発生し、
これが送受信機１７で受信されたとする。当然送受信機
１７の受信部の局発周波数をｆ″Ｌ１とすればその２倍
波（２ｆ″Ｌ．ｌ）が発生している訳であるから、第４
図に示すように、２ｆＨ，−７″し，が生じる。仮に２
ｆＨ，−ｊ″Ｌ１ζＦ，，であつたとすれば第５図に示
すように受信機の信号着信レベルを減少した場合１Ｆ出
力レベルはａ−ａ″のように特性が劣化する。本発明の
目的は上述のような２倍波の影響による特性の劣化を防
止できる導波管形周波数変換器を提供することである。
これが送受信機１７で受信されたとする。当然送受信機
１７の受信部の局発周波数をｆ″Ｌ１とすればその２倍
波（２ｆ″Ｌ．ｌ）が発生している訳であるから、第４
図に示すように、２ｆＨ，−７″し，が生じる。仮に２
ｆＨ，−ｊ″Ｌ１ζＦ，，であつたとすれば第５図に示
すように受信機の信号着信レベルを減少した場合１Ｆ出
力レベルはａ−ａ″のように特性が劣化する。本発明の
目的は上述のような２倍波の影響による特性の劣化を防
止できる導波管形周波数変換器を提供することである。
前記目的を達成するため、本発明の導波管形周波数変換
器は多重化された入力信号を分波して各チャンネルの送
受信部においてそれぞれ中間周波数の信号に変換したの
ちそれぞれ送信周波数の信号に変換して合成し多重化さ
れた出力信号を送出する中継回路を２組具え、一方の中
継回路の出力と他方の中継回路の入力とをそれぞれ送受
分波器を介してそれぞれの回線に結合してなる多チャン
ネル多重化双方向中継器の各受信部の導波管形周波数変
換器において、主導波管部の周波数変換出力部に対し入
力側と反対側に入力信号および局発周波数のスプリアス
波を吸収する回路を設けたことを特徴とするものである
。
器は多重化された入力信号を分波して各チャンネルの送
受信部においてそれぞれ中間周波数の信号に変換したの
ちそれぞれ送信周波数の信号に変換して合成し多重化さ
れた出力信号を送出する中継回路を２組具え、一方の中
継回路の出力と他方の中継回路の入力とをそれぞれ送受
分波器を介してそれぞれの回線に結合してなる多チャン
ネル多重化双方向中継器の各受信部の導波管形周波数変
換器において、主導波管部の周波数変換出力部に対し入
力側と反対側に入力信号および局発周波数のスプリアス
波を吸収する回路を設けたことを特徴とするものである
。
以下本発明を実施例につき詳述する。
第６図は本発明に係る導波管形周波数変換器の実施例の
構成を示す説明図である。
構成を示す説明図である。
同図において、主導波管１、ダイオード２、同軸状分岐
部３、低域通過フィルタ５は第１図のとおりとする。
部３、低域通過フィルタ５は第１図のとおりとする。
本実施例で異なる点は可変短絡板側に局発周波数ｆぃ受
信周波数Ｆｒに対してカットオフとなり、２倍の局発周
波数茨に対しては通過となる高域通過フィルタ２０を設
け、通過した２倍波に対してはその対向面に設けた電波
吸収体２１により整合吸収させる。この実施例の場合に
は主導波管１の内部に１周り小さい導波管２０を同軸状
分岐部３の中心軸品″軸に対して入力側と反対側に挿入
し、この終端を抵抗体より成る電波吸収体２１で終端し
ている。第７図は本発明の他の実施例の構成を示す説明
図である。
信周波数Ｆｒに対してカットオフとなり、２倍の局発周
波数茨に対しては通過となる高域通過フィルタ２０を設
け、通過した２倍波に対してはその対向面に設けた電波
吸収体２１により整合吸収させる。この実施例の場合に
は主導波管１の内部に１周り小さい導波管２０を同軸状
分岐部３の中心軸品″軸に対して入力側と反対側に挿入
し、この終端を抵抗体より成る電波吸収体２１で終端し
ている。第７図は本発明の他の実施例の構成を示す説明
図である。
この場合は高域通過フィルタとして主導波管１のＥ面に
平行な金属板２『を設けその端部を抵抗体より成る電波
吸収体２「に装着して終端させたものである。以上説明
したように、本発明によれば、導波管形周波数変換器の
受信部に他部から２倍波が入射されても局発周波数の２
倍波は吸収されて減衰するため、自分の局発周波数の２
倍波とによる中間周波数への洩れは著しく減少する。
平行な金属板２『を設けその端部を抵抗体より成る電波
吸収体２「に装着して終端させたものである。以上説明
したように、本発明によれば、導波管形周波数変換器の
受信部に他部から２倍波が入射されても局発周波数の２
倍波は吸収されて減衰するため、自分の局発周波数の２
倍波とによる中間周波数への洩れは著しく減少する。
従つて本発明を用いることにより得られる特性は第５図
ｂ一ｂ″のようになり特性が著しく改善される。さらに
本発明を用いることによる波及的効果は次のとおりであ
る。すなわち従来第２図で局発周波数ｆしと受信周波数
Ｆｒとの和周波数（ＦＬ＋Ｆｒ）と２倍の局発周波数瓦
とにより中間周波数と同じ周波数である（ＦＬ＋Ｆｒ）
−２ｆＬ＝Ｆ，ｆが生じこれが直接Ｆｒｆし＝Ｆ，ｆで
生じる中間周波数と位相が異なるため、中間周波数信号
の周波数特性を劣化させるという問題点があつた。この
点が本発明を適用することにより周波数変換器自身で生
じる瓦が吸収されるから上述の問題点は解決される。
ｂ一ｂ″のようになり特性が著しく改善される。さらに
本発明を用いることによる波及的効果は次のとおりであ
る。すなわち従来第２図で局発周波数ｆしと受信周波数
Ｆｒとの和周波数（ＦＬ＋Ｆｒ）と２倍の局発周波数瓦
とにより中間周波数と同じ周波数である（ＦＬ＋Ｆｒ）
−２ｆＬ＝Ｆ，ｆが生じこれが直接Ｆｒｆし＝Ｆ，ｆで
生じる中間周波数と位相が異なるため、中間周波数信号
の周波数特性を劣化させるという問題点があつた。この
点が本発明を適用することにより周波数変換器自身で生
じる瓦が吸収されるから上述の問題点は解決される。
第１図は従来の導波管形周波数変換器の構成説明図、第
２図はその周波数スペクトラム例、第３図は従来の多重
化分波装置の説明図、第４図はこの場合発生する周波数
スペクトラム例、第５図は従来例と本発明の効果を比較
して示す特性例、第６図は本発明の実施例の構成を示す
説明図、第７図は本発明の他の実施例の構成を示す説明
図であり、図中、１は主導波管、２はダイオード、３は
同軸状分岐部、５は低域通過フィルタ、２０，２０″は
高域通過フィルタ、２１，２「は電波吸収体を示す。
２図はその周波数スペクトラム例、第３図は従来の多重
化分波装置の説明図、第４図はこの場合発生する周波数
スペクトラム例、第５図は従来例と本発明の効果を比較
して示す特性例、第６図は本発明の実施例の構成を示す
説明図、第７図は本発明の他の実施例の構成を示す説明
図であり、図中、１は主導波管、２はダイオード、３は
同軸状分岐部、５は低域通過フィルタ、２０，２０″は
高域通過フィルタ、２１，２「は電波吸収体を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 多重化された入力信号を分波して各チャンネルの送
受信部においてそれぞれ中間周波数の信号に変換したの
ちそれぞれ送信周波数の信号に変換して合成し多重化さ
れた出力信号を送出する中継回路を２組具え、一方の中
継回路の出力と他方の中継回路の入力とをそれぞれ送受
分波器を介してそれぞれの回線に結合してなる多チャン
ネル多重化双方向中継器の各受信部の導波管形周波数変
換器において、主導波管部の周波数変換出力部に対し入
力側と反対側に入力信号および局発周波数のスプリアス
波を吸収する回路を設けたことを特徴とする導波管形周
波数変換器。 ２ 前記スプリアス波を吸収する回路が該スプリアス波
のみを通過させる導波管と該導波管の終端に設けた電波
吸収体より成ることを特徴とする特許請求の範囲第１項
記載の導波管形周波数変換器。 ３ 前記スプリアス波を吸収する回路が前記主導波管の
Ｅ面に平行な金属板と該金属板の終端に設けた電波吸収
体より成ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
の導波管形周波数変換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10833176A JPS6053481B2 (ja) | 1976-09-09 | 1976-09-09 | 導波管形周波数変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10833176A JPS6053481B2 (ja) | 1976-09-09 | 1976-09-09 | 導波管形周波数変換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5333512A JPS5333512A (en) | 1978-03-29 |
| JPS6053481B2 true JPS6053481B2 (ja) | 1985-11-26 |
Family
ID=14481979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10833176A Expired JPS6053481B2 (ja) | 1976-09-09 | 1976-09-09 | 導波管形周波数変換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6053481B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57111111U (ja) * | 1980-12-26 | 1982-07-09 | ||
| US5004993A (en) * | 1989-09-19 | 1991-04-02 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Constricted split block waveguide low pass filter with printed circuit filter substrate |
-
1976
- 1976-09-09 JP JP10833176A patent/JPS6053481B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5333512A (en) | 1978-03-29 |
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