JPS6052908B2 - アルミニウム製粗面板の製造方法 - Google Patents
アルミニウム製粗面板の製造方法Info
- Publication number
- JPS6052908B2 JPS6052908B2 JP54173798A JP17379879A JPS6052908B2 JP S6052908 B2 JPS6052908 B2 JP S6052908B2 JP 54173798 A JP54173798 A JP 54173798A JP 17379879 A JP17379879 A JP 17379879A JP S6052908 B2 JPS6052908 B2 JP S6052908B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum plate
- brush roll
- rough
- aluminum
- axial direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、ネームプレート、化粧板、反射板、王冠
などに用いるアルミニウム製粗面板の製造方法に関する
。
などに用いるアルミニウム製粗面板の製造方法に関する
。
ネームプレート、化粧板、反射板、王冠などに用いる
アルミニウム製粗面板は、その使用者の要求により、表
面に光を当てたときの反射光が指向性を有するようにし
たり、あるいは無指向性にしたりする必要がある。
アルミニウム製粗面板は、その使用者の要求により、表
面に光を当てたときの反射光が指向性を有するようにし
たり、あるいは無指向性にしたりする必要がある。
従来、上記のようなアルミニウム製粗面板は、化学エッ
チング、パラ研磨などの方法により製造されていたが、
これらの方法によれば、同一の設備で、反射光が指向性
である粗面板および無指向性である粗面板を任意に製造
することは困難であつた。 この発明は上記実情に鑑み
てなされたものであつて、反射光が指向性である粗面板
および無指向性である粗面板を容易に製造しうる方法を
提供することを目的とする。
チング、パラ研磨などの方法により製造されていたが、
これらの方法によれば、同一の設備で、反射光が指向性
である粗面板および無指向性である粗面板を任意に製造
することは困難であつた。 この発明は上記実情に鑑み
てなされたものであつて、反射光が指向性である粗面板
および無指向性である粗面板を容易に製造しうる方法を
提供することを目的とする。
この明細書において、「アルミニウム」という語には
、純アルミニウムのほか、少量の不純物を含む市販アル
ミニウムおよびアルミニウム合金をも含むものとし、「
アルミニウム板」には「アルミニウム箔」も含むものと
する。
、純アルミニウムのほか、少量の不純物を含む市販アル
ミニウムおよびアルミニウム合金をも含むものとし、「
アルミニウム板」には「アルミニウム箔」も含むものと
する。
この発明によるアルミニウム製粗面板の製造方法は、
アルミニウム板の搬送ライン上に回転自在でかつその軸
方向に往復動自在のブラシロールを、その軸方向が搬送
方向と所定の角度をなすように配置し、アルミニウム板
を１５０ＴｒＬ／分より遅い速度で搬送しながら、ブラ
シロールを回転速度１００〜５０００ｒｐｍで回転させ
るとともにその軸方向に往復動させ、しかも式（ａｘｂ
）／ｃ（式中、ａ■ブラシロールの往復巾（ｗｎ）、を
■往復回数（回／分）、ｃ■ライン搬送速度（ＴＷＬ／
分）をそれぞれ表わす。
アルミニウム板の搬送ライン上に回転自在でかつその軸
方向に往復動自在のブラシロールを、その軸方向が搬送
方向と所定の角度をなすように配置し、アルミニウム板
を１５０ＴｒＬ／分より遅い速度で搬送しながら、ブラ
シロールを回転速度１００〜５０００ｒｐｍで回転させ
るとともにその軸方向に往復動させ、しかも式（ａｘｂ
）／ｃ（式中、ａ■ブラシロールの往復巾（ｗｎ）、を
■往復回数（回／分）、ｃ■ライン搬送速度（ＴＷＬ／
分）をそれぞれ表わす。
）で計算した値が１／ １００〜１の範囲内にあるよう
に操作条件を設定し、アルミニウム板表面を粗面化する
ことを特徴とするものである。 上記において、ブラシ
ロールの軸方向とアルミニウム板の搬送方向とのなす角
度は、直角または任意の角度であり、上記両方向が平行
でなければよい。アルミニウム板のライン搬送速度は１
５０ｍ，／分よりも遅く設定されるが、この中でも３〜
３０ＴｒＬ，／分とすることが好ましい。
に操作条件を設定し、アルミニウム板表面を粗面化する
ことを特徴とするものである。 上記において、ブラシ
ロールの軸方向とアルミニウム板の搬送方向とのなす角
度は、直角または任意の角度であり、上記両方向が平行
でなければよい。アルミニウム板のライン搬送速度は１
５０ｍ，／分よりも遅く設定されるが、この中でも３〜
３０ＴｒＬ，／分とすることが好ましい。
ブラシロールの回転速度が１００〜５０００ｒｐｍの範
囲内に限定される理由は、回転速度が５０００ｒ′Ｐｍ
を越えると表面光沢がなくなつて輝度が低下し、また１
００ｒ′Ｐｍ未満では均一な粗面が形成されず、素地表
面が残つて梨地が形成されないからである。
囲内に限定される理由は、回転速度が５０００ｒ′Ｐｍ
を越えると表面光沢がなくなつて輝度が低下し、また１
００ｒ′Ｐｍ未満では均一な粗面が形成されず、素地表
面が残つて梨地が形成されないからである。
特に好ましい回転速度は５００〜３０００ｒ′Ｐｍであ
る。式（Ａｘｂ）／ｃで計算した値が１／１００〜１の
範囲内にあるように操作条件を設定する理由は、上記計
算値が１を越えると搬送ラインの巾方向、換言すれば搬
送ラインに対して直交する方向にヘアーラインが強く現
われ、また１／１０昧満では搬送方向にヘアーラインが
強く現われ、いずれの場合も均一な粗面とならないから
である。なお、ブラシロールとしては、ＳＵＳ３Ｏ４等
のステンレス鋼製細線、ピアノ線、鋼製細線等からなる
ブラシを有するものを用いるのが良い。また、ブラシロ
ールの寸法は、直径２００Ｔｍ１長さ１２００醜のもの
が代表的であるが、これに限定されるものではない。つ
ぎにこの発明の実施例を挙げる。
る。式（Ａｘｂ）／ｃで計算した値が１／１００〜１の
範囲内にあるように操作条件を設定する理由は、上記計
算値が１を越えると搬送ラインの巾方向、換言すれば搬
送ラインに対して直交する方向にヘアーラインが強く現
われ、また１／１０昧満では搬送方向にヘアーラインが
強く現われ、いずれの場合も均一な粗面とならないから
である。なお、ブラシロールとしては、ＳＵＳ３Ｏ４等
のステンレス鋼製細線、ピアノ線、鋼製細線等からなる
ブラシを有するものを用いるのが良い。また、ブラシロ
ールの寸法は、直径２００Ｔｍ１長さ１２００醜のもの
が代表的であるが、これに限定されるものではない。つ
ぎにこの発明の実施例を挙げる。
第１図において、１は水平面内を移動するアルミニウム
板、２，３はアルミニウム板１を上下から挾むように搬
送ラインの巾方向に配置されたブラシロールおよび棒状
の受ロールであり、その軸方向はライン。搬送方向と直
交している。ブラシロール２の寸法は直径２００ｗｎ１
長さ１２０−である。また、ブラシロール２のブラシは
、ＳＵＳ３Ｏ４の細線からなるものである。そして、下
記表１に示す種々の条件に従つて操作を行なつた。
板、２，３はアルミニウム板１を上下から挾むように搬
送ラインの巾方向に配置されたブラシロールおよび棒状
の受ロールであり、その軸方向はライン。搬送方向と直
交している。ブラシロール２の寸法は直径２００ｗｎ１
長さ１２０−である。また、ブラシロール２のブラシは
、ＳＵＳ３Ｏ４の細線からなるものである。そして、下
記表１に示す種々の条件に従つて操作を行なつた。
こうして粗面化された３枚のアルミニウム板の表面に、
Ｘライン搬送方向の後方から入射角４５るで光をあてた
場合、およびＹライン搬送方向と直交する方向から入射
角４５Ｙで光をあてた場合、それぞれの反射面上におい
て、反射角４５たの地点で反射率を測定した。
Ｘライン搬送方向の後方から入射角４５るで光をあてた
場合、およびＹライン搬送方向と直交する方向から入射
角４５Ｙで光をあてた場合、それぞれの反射面上におい
て、反射角４５たの地点で反射率を測定した。
その結果を第２図に示す。同図において、上記Ｘの場合
およびＹの場合の反射率にあまり差がないと、反射光は
無指向性であり、ｘの場合およびＹの場合の反射率の差
が大きいと、反射光は指向性を有する。したがつて、操
作条件１および２により得られた粗面板に光をあてたと
きの反射光は指向性を有し、操作条件３の場合は無指向
性である。以上の次第で、この発明によれば、表面に光
をあてた場合の反射光が、指向性、または無指向性であ
るアルミニウム製粗面板を任意に、かつ能率良く得るこ
とができる。
およびＹの場合の反射率にあまり差がないと、反射光は
無指向性であり、ｘの場合およびＹの場合の反射率の差
が大きいと、反射光は指向性を有する。したがつて、操
作条件１および２により得られた粗面板に光をあてたと
きの反射光は指向性を有し、操作条件３の場合は無指向
性である。以上の次第で、この発明によれば、表面に光
をあてた場合の反射光が、指向性、または無指向性であ
るアルミニウム製粗面板を任意に、かつ能率良く得るこ
とができる。
第１図はこの発明の実施例を示す斜視図、第２図は粗面
板に光をあてた場合の反射率を示すグラフである。 １・・・アルミニウム板、２・・・ブラシロール。
板に光をあてた場合の反射率を示すグラフである。 １・・・アルミニウム板、２・・・ブラシロール。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ アルミニウム板の搬送ライン上に回転自在でかつそ
の軸方向に往復動自在のブラシロールを、その軸方向が
搬送方向と所定の角度をなすように配置し、アルミニウ
ム板を１５０ｍ／分より遅い速度で搬送しながら、ブラ
シロールを回転速度１００〜５０００ｒｐｍで回転させ
るとともにその軸方向に往復動させ、しかも式（ａ×ｂ
）／ｃ（式中、ａ＝ブラシロールの往復巾（ｍｍ）、ｂ
＝往復回数（回／分）、ｃ＝ライン搬送速度（ｍｍ／分
）をそれぞれ表わす。 ）で計算した値が１／１００〜１の範囲内にあるように
操作条件を設定し、アルミニウム板表面を粗面化するこ
とを特徴とするアルミニウム製粗面板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54173798A JPS6052908B2 (ja) | 1979-12-27 | 1979-12-27 | アルミニウム製粗面板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54173798A JPS6052908B2 (ja) | 1979-12-27 | 1979-12-27 | アルミニウム製粗面板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5695577A JPS5695577A (en) | 1981-08-03 |
| JPS6052908B2 true JPS6052908B2 (ja) | 1985-11-21 |
Family
ID=15967346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54173798A Expired JPS6052908B2 (ja) | 1979-12-27 | 1979-12-27 | アルミニウム製粗面板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6052908B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11588147B2 (en) | 2017-03-06 | 2023-02-21 | Ricoh Company, Ltd. | Film electrode, resin layer forming ink, inorganic layer forming ink, and electrode printing apparatus |
| KR102633848B1 (ko) * | 2022-10-19 | 2024-02-07 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 모니터링 시스템 및 그것의 동작 방법 |
| US11909031B2 (en) | 2017-03-06 | 2024-02-20 | Ricoh Company, Ltd. | Film electrode, resin layer forming ink, inorganic layer forming ink, and electrode printing apparatus |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5056688A (ja) * | 1973-09-22 | 1975-05-17 | ||
| JPS50158995A (ja) * | 1974-06-14 | 1975-12-23 | ||
| US4086114A (en) * | 1975-05-27 | 1978-04-25 | International Business Machines Corporation | Aluminum surface treatment to enhance adhesion in a given direction |
| JPS5630024A (en) * | 1979-08-21 | 1981-03-26 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Surface treating method for aluminum sheet body |
| JPS6020142A (ja) * | 1983-07-14 | 1985-02-01 | Horiba Ltd | Ｉｓｆｅｔセンサ−の実装方法 |
-
1979
- 1979-12-27 JP JP54173798A patent/JPS6052908B2/ja not_active Expired
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5056688A (ja) * | 1973-09-22 | 1975-05-17 | ||
| JPS50158995A (ja) * | 1974-06-14 | 1975-12-23 | ||
| US4086114A (en) * | 1975-05-27 | 1978-04-25 | International Business Machines Corporation | Aluminum surface treatment to enhance adhesion in a given direction |
| JPS5630024A (en) * | 1979-08-21 | 1981-03-26 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Surface treating method for aluminum sheet body |
| JPS6020142A (ja) * | 1983-07-14 | 1985-02-01 | Horiba Ltd | Ｉｓｆｅｔセンサ−の実装方法 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11588147B2 (en) | 2017-03-06 | 2023-02-21 | Ricoh Company, Ltd. | Film electrode, resin layer forming ink, inorganic layer forming ink, and electrode printing apparatus |
| US11909031B2 (en) | 2017-03-06 | 2024-02-20 | Ricoh Company, Ltd. | Film electrode, resin layer forming ink, inorganic layer forming ink, and electrode printing apparatus |
| KR102633848B1 (ko) * | 2022-10-19 | 2024-02-07 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 모니터링 시스템 및 그것의 동작 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5695577A (en) | 1981-08-03 |
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