JPS605109Y2 - 水栓 - Google Patents

水栓

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Publication number
JPS605109Y2
JPS605109Y2 JP13715879U JP13715879U JPS605109Y2 JP S605109 Y2 JPS605109 Y2 JP S605109Y2 JP 13715879 U JP13715879 U JP 13715879U JP 13715879 U JP13715879 U JP 13715879U JP S605109 Y2 JPS605109 Y2 JP S605109Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
main body
opening
diameter part
pipe
Prior art date
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Expired
Application number
JP13715879U
Other languages
English (en)
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JPS5655077U (ja
Inventor
武彦 大村
恭司 森
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東陶機器株式会社 filed Critical 東陶機器株式会社
Priority to JP13715879U priority Critical patent/JPS605109Y2/ja
Publication of JPS5655077U publication Critical patent/JPS5655077U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水栓、特に弁部を備えた本体の流出側に設けた
開口部に吐水管を回転自在に接続した形式の所謂自在水
栓と呼ばれる水栓の改良に関する。
従来、この種の水栓として種々の構造が知られており、
最も単純なものとして第7図に示す実公昭47−429
45号公報のものがある。
第7図のものについて説明すると、弁部を有する本体A
の流出側に設けた開口部内に吐水管Bの一側端部を嵌入
し、該端部外周に凹設された溝部12に装着したリング
13と本体A開口部に螺着した締付具17との掛合によ
りこれを本体Aに回転自在に取付けると共に上記リング
13と本体A開口部内に設けた段部6との間にパツキン
18を介在せしめており、パツキン18はリング13と
段部6とに前後を押えられて軸方向に圧縮された状態に
配設されている。
従って、このものはパツキンがリングと段部とによる軸
方向の圧縮で径方向に広がり、吐水管との摩擦が大きく
なって吐水管の回転が重くなったり、パツキンが摩耗し
易くなる。
またこのものは、吐水管がリングと嵌入端部の2点で支
持されており、吐水管先端を押すと、リングを支点とし
て吐水管の嵌入端部に力が加わるが、吐水管の嵌入端部
は全ったく補強されていないため、変形して回転が重く
なることがある。
本考案は上記問題を解消し、吐水管の回転を円滑かつ軽
快にすると共にパツキンの摩耗を少なくすることを目的
とするものである。
上記目的を遠戚するための本考案の基本的な構成は、本
体の流出口内に設ける段部と、該流出口に嵌入する吐水
管に装着するリングとの間隔を該部に装着するパツキン
の軸方向の長さより大きくすると共に吐水管の嵌入端部
に円環状の補強部を設けることである。
以下、図示実施例に基づいて本考案を詳細に説明する。
図中Aは本体、1はその流入口、2は流出口でこれら両
口1,2は流路3により連絡しており、上記流路にはそ
の途中にハンドル4の操作により開閉する弁部5が設け
られている。
弁部5は湯水の混合比を制御する弁であってもよい。
流出口2は、その内部を段部6を介して該段部6より開
口側2aの内径がそれより奥側2bの内径より若干大径
に形成されまた外周には螺子7が形成される。
Bは吐水管で、本体Aの流出口2の段部6より奥側即ち
小径部2bの内径と同径の外径を有する管体よりなり、
中途部において適当な角度に屈曲せしめられて、その一
端が差込み部8、他端が吐水部9となっており、上記差
込み部8を本体Aの流出口2に差込んでその小径部2b
に嵌入せしめて本体Aに回転自在に取りつけられる。
また吐水管Bは差込み部8にその開口端部の変形を防止
する補強部すを設けると共に差込み部8開口縁より若干
吐水部に寄った位置で、しかも差込み部8を流入口2の
小径部2bに嵌入した状態において大径部2aに収まる
位置に外周面に沿う環状の溝部12を凹設して該溝部に
リング13を嵌着掛止し、吐水口部9には必要により整
流板等の制御部材14を挿着する。
上記補強部すは第2図及び第5図に示す如く、吐水管B
の差込み部8の開口縁を内方に折曲して鍔部10を形成
することにより設けるか或いは第4図及び第6図に示す
ように環状のブツシュ11を差込み部8の開口部内に嵌
入することにより差込み部8の端部に設ける。
リング13は例えば自己潤滑性を有するポリアセタール
樹脂等の合成樹脂にて底形されており、第3図に示す如
く縦方向にスリット19を有する環状体で、内径が吐水
管Bの外径と、外径が本体流出口2の大径部2aの内径
と夫々略同径で、かつ断面形状が略矩形に形成されると
共に内周面には突部15を有し、上記突部15で吐水管
Bの溝部12に嵌着掛止し、内周面を吐水管Bの外周面
に、外周面を本体流出口2の大径部2a内周面に突接当
接せしめて、流入口2の大径部2aに、段部6との間に
間隙16を設けて配置され、流出口2外周面の螺子7を
介して該口2に螺着した締付具17に掛止する。
尚、リング13は第5図及び第6図に示す様に突部15
をリング13内周面を全体的に円弧状に膨出せしめるこ
とにより形成することも可能である。
この場合には、突部15を掛合する溝部12をそれに合
わせて若干幅広く形成する。
締付具17は例えば袋ナツトよりなり、吐水管Bを回転
自在に挿通して→流出口2外周に螺着し、その内面にリ
ング13を掛止して吐水管Bが本体Aより抜けないよう
に保持する。
締付具17は第6図に示すように、流出口2内周壁に刻
設した螺子7に螺着することもできる。
18はパツキンでN、B、R,E、P、DoM等のゴム
等からなる弾性体より形成され第1図乃至第2図及び第
4図に示す如く略U型、或いは第5図に示す如く円型或
いは第6図に示す如く楕円型の断面形状を有する環体に
形成され流出口2の大径部2aにおいて、吐水管Bのリ
ング13と流出口2の段部6との間、即ち間隙16に挟
入介在せしめられ、吐水管Bの外周面と流出口2内周面
に緊着し、該部からの漏水を防止する。
尚、上記間隙16、換言すればリング13と段部6との
間隙は、リング13と段部6とによりパツキン18を挾
圧してパツキン18が軸方向に圧縮されそれにより径方
向に広がることがない様に、パツキン18の軸方向の幅
より広く形成する。
本考案は上記の構成であるから以下の利点を有する。
■ リングと流出口内の段部との間隔を該部に装着する
パツキンの軸方向の幅より広くしたので、パツキンがリ
ングと段部とにより挾圧されて軸方向に圧縮されること
がなく、従って軸方向の圧縮によりパツキンが径方向に
広がり、吐水管との摩擦が大きくなって吐水管回回転が
重くなったり、パツキンが摩耗し易くなる等の不都合が
生じず、吐水管は円滑かつ軽快に回転することが出来、
パツキンも摩耗が少なく、耐久性が向上する。
また部品の寸法公差に厳密さを要求しなくてもよいので
部品の製作が容易である。
■ 吐水管の嵌入端部に端部管壁の変形を防止する円環
状の補強部を設けたので、吐水管先端が押され、リング
を支点として吐水管の嵌入端部に力が加わっても吐水管
の嵌入端部が変形することがなく、上記■項の効果と相
俟って吐水管の回転は非常に軽く、円滑になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案水栓の縦断面図、第2図は要部の拡大縦
断面図、第3図aはリングの拡大平面図、bは同一部切
欠拡大正面図、第4図、第5図、第6図は夫々他の実施
例を示す要部の拡大縦断面図、第7図は従来の水栓の一
例を示す要部の断面図である。 図中、A・・・・・・本体、B・・・・・・吐水管、2
・・・・・・流出口(開口部)、2a・・・・・・流出
口の大径部、2b・・・・・・流出口の小径部、5・・
・・・・弁部、6・・・・・・段部、12・・・・・・
溝部、13・・・・・・リング、15・・・・・刊ング
の突部、16・・・・・・リングと段部との間隔、17
・曲・締付具、18・・・・・・パツキン、b・・・・
・・補強部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 弁部を有する本体の流出側に設けた開口部内に段部を介
    して開口側に大径部、奥側に小径部を夫々形威し、上記
    小径部に吐水管の一側端部を嵌入し、該端部外周に凹設
    された溝部に装着したリングと本体開口部に螺着した締
    付具との掛合によりこれを本体に回転自在に取付けると
    共に上記リングと段部との間にパツキンを介在せしめて
    なり、上記リングは合成樹脂にて形成されて内周面。 に溝部に係合する突部を有し、開口部の大径部にこれと
    段部との間にパツキンの軸方向の幅より広い間隔を有し
    て配設されると共に上記小径部に嵌入される吐水管の端
    部に該端部内方に位置し、端部管壁の変形を防止する円
    環状の補強部を設けたことを特徴とする水栓。
JP13715879U 1979-10-03 1979-10-03 水栓 Expired JPS605109Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13715879U JPS605109Y2 (ja) 1979-10-03 1979-10-03 水栓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13715879U JPS605109Y2 (ja) 1979-10-03 1979-10-03 水栓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5655077U JPS5655077U (ja) 1981-05-13
JPS605109Y2 true JPS605109Y2 (ja) 1985-02-15

Family

ID=29368601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13715879U Expired JPS605109Y2 (ja) 1979-10-03 1979-10-03 水栓

Country Status (1)

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JP (1) JPS605109Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS5655077U (ja) 1981-05-13

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