JPS6050726A - 磁気記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は電子線硬化型の磁気記録媒体に関し、騨しくは
磁性粉末に表面処理を施した磁気記録媒体に関する。

従来技術 磁気テープ、７０ツビーデイスク等で代表される磁気記
録媒体にはプラスチックフィルムのような非磁性支持体
上に磁性粒子（例えばγ−Ｆ＊＠ＯＨなどＪ及び電子線
硬化性）々インダーを主成分とする磁性層を設けたもの
が知られている。この種の磁気記録媒体は支持体上に前
記ノ９インダーを含む磁性塗料を塗布した後、その表面
に電子縁を照射して塗膜を硬化させることｒｃよ９作ら
れる。このような電子ｍ硬化性１１インダーを磁性層の
形成に用いた磁気記録媒体の製造法は磁性塗料中の同形
分の凝固防止及びポットライフの向上、製造工程の簡略
化、省エネルギー等の点で一般に有利であるとされてい
る。しかし、こうし九記録媒体に用いる樹脂は本来親油
性であって磁性粉末とのなじみが一般に悪い。また磁性
粉末表面に存在丁ゐ微孔中に入り込んだ空気などが、そ
の部分への（耐脂の浸入、付着會妨げることもあって塗
料ないし磁性層中に磁性粉末を均一に分散し難く結着さ
れにぐい欠点があった。このため磁気記録媒体に要求さ
れる耐久性や耐傘耗性が十分ではなかった。

こうしたことから、結合剤樹脂と磁性粉末との親和性を
良くする方法として、界面活性剤尋で磁性粉末を表面処
理する方法が図られてき九が、電子線硬化樹脂との相溶
性等の問題で末だ十分目的とする品質には至っていない
、ｉたＯＨ基及びＣ０ＯＨ基ヲ有するアクリル変性オリ
ゴマー又はプレポリマーを用い九表面処理’を実施して
来たが、この方法によっても表面改質が末だ不十分で分
散性の向上や耐久性の曲で目的とする品質には至ってい
ない。

目　的 本発明の目的は、上記のごとき従来の電子線硬化型磁気
記録媒体の有する欠点を解消し。

耐久性、耐摩耗性等に優れた磁気記録媒体を提供する所
にある。

構成 本発明／Ｉｉ、ｓ性粉禾及び電子ｌ１ｌｉｌ硬化性バイ
ンダーを主成分とする磁性層を非磁性支持体上に設けた
磁気記録媒体において、前記磁性粉末はチタンカッシリ
ング剤で予め表面処理しｍ）ｉｌ！Ｊｆ’：ＯＨ基及び
／又はＣＯＯＨ基金層するアクリル変性オリゴマ又はプ
レポリマーを用いて粉末表面に１１脂被膜を形成したも
のであることを特徴とするものであるρ 本発明で用いらねるチタンカップリング剤として好１１
７いものｔ、ｆ％下記一般式で示されるものである。

（式中、Ｒは炭化水素基又は−ｃｎ、−ｃｏ−。

Ｘは　−０−ＰＯ（ＯＨ〕　−　ｏ−ｐｏ、　ｙは＋Ｏ
−Ｒ，Ｊ、でＲ８はアルキル基である。】よｐ具体的に
は、下記式のケンリツヒペトロケミカル社装ゾレン了り
ト１８８Ｓ及び２８８Ｓ等か埜けられる。

くプレンアクトｔ　ｓ　ａ　ｓ＞ １００ ビス（ジオクテルノ々イロホスフエートノオキシアセテ
ートチタネート 〈プレンアクト２８８　Ｓ） ビス（ジオ／ｆルノ々イロホスフエート］エチレンナタ
ネート チタンカップリング剤は、磁性粉末１００重量部に対し
ｏ、　ｉ〜５重量部使用される。

一方＆ＯＨ基又はＣ０ＯＨ基を有するアクリル変性オリ
ゴマー又はプレポリマーとしては下記のような了クリル
変性品が挙げられる。

（１）塩化ビニル系共重合体 塩化ビニル〜酢酸ビニル〜ビニル了ルコ５− −に共Ｎ＆体、ｔｗ化ビニル〜ビニルアルコール〜ゾロ
ピオンジビニル共１合体、塩化ビニル−口ｊ・酸ビニＡ
・〜マレイン酸共重合体勢にアクリル基音付加してＯＨ
基を残留させたもの。

（２）　飽和ポリエステル樹脂 フタル＃１．インフタルｖ１テレフタル酸。

マレイン酸及びその騎導体、コノ１り醒、アジビン酸等
の飽和多塩基酸とエチレングリコール、ジエチレングリ
コール、クリセリン、トリメチロールプロパン、１．２
−ゾロピレンクリコール、ｔ、ａ−’；ｒタンジオール
、１．４−ブタンジオール等の多価アルコールとのエス
テル結合により得られる飽和ポリエステルに丁クリル基
を付加してｃｏｏｎ基１−′ｊＪ４貿させたもの。

（３）　ポリビニルアルコール系樹脂 νにリビニル了ルコール、ソテラ−ｋ　ｍ　ＩＩＩ。

アセタール樹脂、ホルマール樹脂及びこれらの成分を含
む共重合体に了クリル基を付６− 加してＯＨ基を残留させたもの。

これらの樹脂は、磁性粉末ｉｏｏｏ量部に対し、０．１
〜８重普部使用される。

上記のチタンカップリング剤及び樹脂類による磁性粉末
の表面処理は、次の手順に従って行うと良い。即ち、チ
タンカップリング剤を有機容剤中に溶解させて希薄酸液
とした後、磁性粉末全湿潤させる。そして減圧乾燥する
ことにより磁性粉末表面にチタンカップリング剤が結着
される。詳しくは、チタンカップリング剤は磁性粉末と
接すると粉末粒子表面上のＯＨ基と強力に反れてチタン
原子が磁性粉末の表面に酸素會介して強固に結合する・ 次いでアクリル変性オリゴマー又はプレポリマーを有機
溶剤中に溶解させて希薄溶液とした後に、チタン原子含
有磁性粉末を湿潤させる。そして減圧乾燥することによ
り粉末光ｒｈ＋に樹脂皮膜が形成される。

チタンカップリング剤及び前記樹脂類を溶解させ、ｅ１
４４磯浴剤としては比較的沸点の低い溶剤が用いられ、
一般にメチルイソブチルケトン、メチルイソブチルケト
ンとトルエンの混合溶剤等が用いられる・希薄溶液は磁
性粉末表面が十分改質され得るような低一度にさｆｉ、
、Ｌ）、５〜３．０．Ｆ／Ｊ程度の傭度となるよりに調
装丁ゐ。

他方、磁性１−の電子Ｍ＜Ｉ化性ノ々インダーとして１
よ磁性粉末を処理したと同じものが良いが、磁性１−に
柔軟性及びある程度の硬さを持たせ；ｊ、、　ｆｃめ、
他の樹脂と混合して使用することか望ましい。代表的な
ものとしてはつＬ７タン糸アクリル前リマー亀エポキシ
糸了クリル；バリマー、あるいは２官能以下のアクリル
オリゴマー又は七ツマ−との混合物である。ウレタン未
了クリルＡＹ　ｊＪ　マーとしては末端イソシフ′ネー
トウレタンゾレポリマー（ポリエステル型又はポリエー
テル型ポリエーテルとジイソシアネートとの反応によっ
て得られる）とヒドロキシル基を有する了クリレート又
はメタクリレートとの反応生成物１例えばポリウレタン
了クリレート、ポリエステルウレタン仕丁クリｖ−）、
ポリエーテルウレタン仕丁クリレート、シリコーン変性
ウレタン化アクリレート尋が例示できる。なお分子量は ２０００〜１００００程度が好ましい。

エポキシ系アクリルポリマーはエポキシ化合物又はエポ
キシ樹脂とヒドロキシル基を有するアクリレート又はメ
タクリレートとの反応生成物であり１工ポキシ化合物又
はエポキシ樹脂としてはビスフェノール人グリシジルエ
ーテル、エポキシ化油、エポキシ化ポリシタジエン、脂
肪酸変性エポキシ樹脂、ハロゲン含有エポキシ樹脂等が
例示できる０分子量は２０００−１００００程度が好ま
しい。

２官能以下のアクリルオリゴマー又ハモ９− ツマ−としてはビニルピロリドン、２−エチルへキシル
了クリレート、ラウリル了クリレート、ヒドロキシエチ
ル了クリレート。

エトキシエトキシ了クリレート、テトラヒドロフルフリ
ル了クリレート、ジエチレングリコールジアクリレート
、テトラエチレングリコールジアクリレート、ネオペン
チルグリコールジアクリレート等が挙げられる。

以上のような電子線硬化性ノ奢インダーは磁性粉末１０
０重量部に対し通常、２５〜４０重量部使用される。

磁性粉末としてはγ−Ｆ’＠ｌｏｇ　、　Ｃｏ含含有−
Ｆｅ１０１　ｈ　Ｆｅ１０４　ｈ　Ｃｒａｇ　ｂ又はＦ
＠％Ｃｏ、　Ｎｉ等の強磁性金Ｍ粉末、或いはＦ・−Ｃ
ｏｗ　Ｆ・−Ｎｌ。

Ｃｏ−Ｎｉ等の磁性合金粉末岬が挙げられる。

磁性層には以上の材料の他１分散剤、帯電防止剤、ｆ１
４滑剤等、この分野で公知の添加物が使用できる。

分散剤としては力ゾリル＃１．カプリン酸。

１０− ラウリン酸等の炭素数１２〜１８個の脂肪＠　（Ｒ，Ｃ
０ＯＨ，Ｒ１は炭素数１１〜１７個のアルキルまたはア
ルケニル基）Ｉ前記の脂肪酸の丁ルカリ金ｊＡ　（Ｌｌ
　、Ｎａ、に等）またはアルカリ土類金１４（Ｍｓ、Ｃ
ａ、Ｂａ等）からなる金属石鹸；前記の脂肪酸エステル
の弗素を含有した化合物等が使用される。これら分散剤
ＵＳ性粒子１００東蓋部につき２〜５重量部添加される
。

帯電防止剤としてはカーｄｔンゾラツク。

グラファイト、カーｄ？ンブラックグラフトポリマー等
の導電性微粉末か使用される。

これら帯電防止剤を添加する場合録磁性粉末１００１警
部につき８〜ｌＯ重蓋部とする。

また潤滑剤としてはシリコーンオイル。

グラファイト、二硫化モリゾテン、炭素数１２〜１６個
の塩基性脂肪酸と炭素数８〜１２個の一画了ルコールか
らなる脂肪酸エステル類等が使用される。これら潤滑剤
を添加する場合は磁性粉末１００重量部につき８−１０
ｍ節°部とする。

その他必要に応じて研摩剤等を添加することができる。

本発明の磁気記録媒体を作るには１表面処理さｔｆｃｗ
性粉末、バインダー、その他１Ｆ）　材Ｌ−）　’にア
セトン、トルエン、メチルエチルケトン、シクロヘキザ
ノン等の溶媒に分散【７て磁性塗料とし、これをプラス
チックフィルム、合成紙等の非磁性支持体上に最終膜厚
が２〜１０μとなるようにドクターブレード、ワイヤー
ノ々−等の塗布手段で塗布し、加熱乾燥俵、顔膜面に電
子線照射を行なってその中の電子線硬化性バインダーを
硬化き仕ればよい。

効　米 本発明は１ｍ性粉末に対しチタンカップリング剤と特定
の丁グリル変性樹脂による表面処理ケ行うため、磁性粉
末の分散性が向上して磁気特性（Ｂｒ）や表面性に優れ
た−のである。また、ｆ１１性粉とノ々インダーとの結
着力及び磁性層と支持体との接着性が良いため、耐久性
や耐岸耗性に優れたものである・ 実施例 メチルインブチルケトンとトルエンの混合浴液ＩＪＶＬ
、ケンリツヒペトロケばカル社製のプレン了り）１１１
８８１９を溶解した希薄ｍ液を調製した。この液中にコ
ノ々ルト會彌Ｆ＊１０ｇの磁性粉末５００Ｆを分散させ
た後、濾過を行った。

濾過粉末を減圧乾燥２０時間行って粉末表向処理した。

次に、メチルインブチルケトンとトルエンの混合耐液ｌ
ノに、アクリル変性環化ビニルー酢酸ビニル共１合体（
ｕｃｃｔｆ：製ＶＡＧＨＪＧ、５ｆとアクリル変性ポリ
エステル樹脂ｏ、　ｂ　ｐを溶解した希薄溶液を調製し
た。この液中ｙｃ前記表面処畦済の磁性粉末５００ｊＦ
ｋ分散させた後。

い過を行った。濾過粉末を減圧乾燥２０時間行って銅脂
皮換を形成し７１ｃ。

次いで下記の内容で磁性層形成ｋｔ−ｋ１４＃！ｔ、た
。

１８一 部は全て１Ｍ部である・ 上記表面処理した磁性粉末　１００部 トルエン〜メチルエチルケトン〜シクロヘキサノン混合
酊媒（谷（転）比約１：１：１ノ　１００部シリコーン
オイル　６部 アルミナ　８部 よりなる混合物上ゼールミルで１５時間分散した０次に
・この外ｈａに 電子細硬化性了クリル変性ポリウレタン樹脂（ポリエス
テル５１５分の分子鎗か８０００である旭電化駅アデカ
ニューエースＹ４１０と三洋化成社製ポリエーテルトリ
オールＴＰ−４００と２．６−）リレンジイソシアネー
トとヒドロキシエチル了クリレートとの分岐状状構造を
イ」する反比・生成物、官能基数ｔｏ４匈全分子瀘１０
０００）　８８部 カー７ビン分散液　７部 トルエｙ−７ｆルエ５−ル’ｌ　）ンーシクロヘキサノ
ン屁合醗媒（各社比約１ｓｘ：ｈ＞　５０Ｗ１４− 會加え２−ルｉルで約１５時間分散して磁性層形成液と
した。

この粘調な分散液（磁性層形成液）を２〜８ｔルのドク
ターブレード全相いてポリエチレンテレフタレートフィ
ルム（Ｊｏさｔｓ〜１００μｍ）上に塗布し、１００〜
１２０℃で乾燥して溶媒を除去した後、加速電圧１１１
００ＫＶ、ビーム電流１Ｇ−１５ｍＡのＦＳＩ（カーテ
ンタイプ方式）の電子線加速器を用いて、吸収１１！Ｊ
ｌｌが８〜１０Ｍｒａｄの範囲で電子線照射を行ない、
ノ々インダー′ｆｃ硬化させて約５μｍ厚の磁性層全形
成せしめ磁気記録媒体（本発明品）ｔつくつ九。

比較例１ メチルイソブチルケトンとトルエンの混合浴剤ｌノに、
アクリル変性塩化ビニルー酢酸ビニル共重合体ＣＵＣＣ
社製ＶＡＧＨＪ０．５Ｆと了グリル変性ポリエステル樹
脂０．５　ｆ　ｔ−溶解した希薄溶Ｗ！Ｌ￥１：調製し
た。この液中にコノ々ルト含有酸化鉄磁性粉末ａｏｏｐ
ｔ−分散させた後、濾過を行つ７’Ｃ，濾過粉末を減圧
乾燥２０時間行って樹脂皮ａ’を形成した。

この表面処理した磁性粉末を１００部用いた以外は、実
施例と全く同様にして磁気記録媒体（比較品１）ｔ−作
製した。

比較例２ 表面処理全全く行わないコ／？ルト含ＷＦ＠ｌＯ＠を１
００部用いた以外は、実施例と全く同様にしてｌＩｃ録
媒体（比較品２）を作製した。

これらの８つのザンゾルの品質′ｋｉｌｉｌｌべた所。

下表のような結果が得られ友。

（以下余白１ これより、不発品は総合的に優れた品質を示すものであ
ることが判る。

１８− 手続補正書働式） ％式％（５１１ １、事件の表示 昭和５８年　特　許　願第１５９８５６号東京都大田区
中馬込１丁目３番６号 （６７４）株式会社　リ　コ　− 代表者　浜　１）　広 ４、代理　人 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 り　補正の内容 明細壱の第１百第１３行の「３．特許請求の範囲」の記
載をｌｒ３、発明の詳細な説明」と補正する。

以　上 　２　− １１−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、磁性粉末及び電子線硬化性ノ々インダーを主成分と
   する磁性層を非磁性支持体上に設けた磁気記録媒体にお
   いて、前記磁性粉本はチタンカップリング剤で予め安面
   処理し、更にＯＨ基及び／又はＣＯθＨ基を有するアク
   リル変性オリゴマー又はプレポリマーを用いて粉末表面
   に樹脂被膜を形成したものであることを４％徴とする磁
   気記録媒体。