JPS6050473B2 - 洋服上衿の補強用芯地の自動八刺縫着方法及びその装置 - Google Patents
洋服上衿の補強用芯地の自動八刺縫着方法及びその装置Info
- Publication number
- JPS6050473B2 JPS6050473B2 JP12327882A JP12327882A JPS6050473B2 JP S6050473 B2 JPS6050473 B2 JP S6050473B2 JP 12327882 A JP12327882 A JP 12327882A JP 12327882 A JP12327882 A JP 12327882A JP S6050473 B2 JPS6050473 B2 JP S6050473B2
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- Japan
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- sewing
- sewing machine
- movement
- clothes
- reinforcing
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は洋服上衿の補強用芯地を自動的に八刺縫着する
方法及び装置に関する。
方法及び装置に関する。
従来上衿の補強芯地、即ち紳士服、婦人服等の上衿の裏
側に縫成一体とする補強用芯地は詳しくは第１図に示す
ように表芯地Ｃ１と裏芯地Ｃ２とを上下数列（５〜８列
）に亘つて八刺縫着して上下に止着してなるものである
が、この補強用芯地Ｃを得るには通常八刺ミシンを用い
作業者が手作業にて当該生地を送りながら縫成しており
、この縫成用の自動縫成機は不在であつた。
側に縫成一体とする補強用芯地は詳しくは第１図に示す
ように表芯地Ｃ１と裏芯地Ｃ２とを上下数列（５〜８列
）に亘つて八刺縫着して上下に止着してなるものである
が、この補強用芯地Ｃを得るには通常八刺ミシンを用い
作業者が手作業にて当該生地を送りながら縫成しており
、この縫成用の自動縫成機は不在であつた。
そのため縫成作業者の他に得られた補強用芯地Ｃの型抜
き及び上衿への縫成作業者は通常別々であり省力化の点
から望ましくなかつた。加えてミシンを使つた手送りの
場合、八刺縫着の直線縫いが悪くなるのみならず、通常
表裏上芯地が織物の縦糸横糸に対しバイアスに裁断され
るので表芯地と裏芯地の伸縮の割合が異なり八刺縫着の
仕上りが悪くなると共に、縫着された各列間の間隔が不
揃いになり易い宿命的な難点があつた。一方、上衿の自
動縫成機が最近提供されているが、この機の縫成機構は
布を連続的に送りながらミシン針により掬い縫いを併行
して行わせるものであるため縫成中にミシン針が歪を受
け縫着の仕上りが必ずしもよくなく、又縫成作業中にミ
シン針の破損をまねくことがある。
き及び上衿への縫成作業者は通常別々であり省力化の点
から望ましくなかつた。加えてミシンを使つた手送りの
場合、八刺縫着の直線縫いが悪くなるのみならず、通常
表裏上芯地が織物の縦糸横糸に対しバイアスに裁断され
るので表芯地と裏芯地の伸縮の割合が異なり八刺縫着の
仕上りが悪くなると共に、縫着された各列間の間隔が不
揃いになり易い宿命的な難点があつた。一方、上衿の自
動縫成機が最近提供されているが、この機の縫成機構は
布を連続的に送りながらミシン針により掬い縫いを併行
して行わせるものであるため縫成中にミシン針が歪を受
け縫着の仕上りが必ずしもよくなく、又縫成作業中にミ
シン針の破損をまねくことがある。
本発明は叙述の点に鑑みてなされたもので自動縫成機で
ありながらあたかも生地をミシンに手送．りする場合と
同様な仕上りにすると共に手送りにありがちな直線性の
悪さ、縫着間隔の不揃いを生じない自動縫着方法及びそ
の装置を提供するにある。
ありながらあたかも生地をミシンに手送．りする場合と
同様な仕上りにすると共に手送りにありがちな直線性の
悪さ、縫着間隔の不揃いを生じない自動縫着方法及びそ
の装置を提供するにある。
上記の目的は縫着すべき２枚の芯地を把持して．送る機
構がミシン縫いの間は該ミシンと同期して間歇的な送り
をし、その他の送り及び戻りは連続的な早送りをするよ
う送り機構をして間歇、連続２様の移動を自動選択させ
ることによつて達成される。
構がミシン縫いの間は該ミシンと同期して間歇的な送り
をし、その他の送り及び戻りは連続的な早送りをするよ
う送り機構をして間歇、連続２様の移動を自動選択させ
ることによつて達成される。
本発明によれは芯地を装置に導入する時及・び縫着を終
えた補強用芯地を導出する時にのみ作業者の手を借りる
だけであるから、これまで型抜きと上衿の縫成を実施し
ていた作業員がこの仕事を受け持つことによつて１人の
作業員のみによつて補強用芯地の縫着が可能となり省力
化に犬きく寄与し得る。又上記したようにミシン縫いの
間芯地はそそれと同期的な間歇送りをされているため、
縫着部分は従来の手送り式の縫着以上に好適な仕上りが
可能となる。以下に本発明を望ましい実施例を図にとつ
て詳細に説明すると、第２図は本発明方法を実施する装
置の概略平面図、第３図は同側面図てある。
えた補強用芯地を導出する時にのみ作業者の手を借りる
だけであるから、これまで型抜きと上衿の縫成を実施し
ていた作業員がこの仕事を受け持つことによつて１人の
作業員のみによつて補強用芯地の縫着が可能となり省力
化に犬きく寄与し得る。又上記したようにミシン縫いの
間芯地はそそれと同期的な間歇送りをされているため、
縫着部分は従来の手送り式の縫着以上に好適な仕上りが
可能となる。以下に本発明を望ましい実施例を図にとつ
て詳細に説明すると、第２図は本発明方法を実施する装
置の概略平面図、第３図は同側面図てある。
本願の特定発明は、洋服上衿の補強用の表芯地ノ及び裏
芯地が上下に重ね合せ状態にされて成る素材を縦方向に
数列に亘つて八刺ミシンにより縫着する方法に於て、上
記素材を横方向に沿う１側部でホルダにて自動掴持して
セットする第１工程と、セットの位置・から素材を横方
向に連続送りをして縫始め位置に移動させる第２工程と
、ミシンの縫成と同時に該縫成と同期して横方向に間歇
的に素材を縫成終了位置に送りこの間一列の八刺縫着を
完了する第３工程と、次列の八刺縫着に至る位置まで縦
方向の゛連続送りと横方向の連続戻りをさせて素材を再
び縫成開始位置に復帰させる第４工程と、上記第３工程
と同様に次列の八刺縫着を完了する第５工程と、上記第
３工程、第４工程の重畳によつて最後の列の八刺縫着を
終えた後に縦横両方向に連続戻りをさせて素材を再び前
記セット位置に至らせる第６工程と、上記ホルダの掴持
を解除する第７工程とより成る洋服上衿の補強用素材の
自動八刺縫着方法であつて、これを実施するための装置
は、洋服上衿の補強用の表芯地及び裏芯地が上下に重ね
合せ状態にされて成る素材１１を縫成台７上に載置して
縦方向に数列に亘つて八刺ミシン２１によりミシン縫着
２１０する装置に於いて、素材１１をホルダ１２にて掴
持して上記ミシン２１の縫成を行わせる移動テーブル１
と、上記ミシン２１の縫成機構を駆動し且つその縫成機
構の運動と同期して間歇的に上記移動テーブル１を横方
向に送るミシンモータ２と、上記移動テーブル１の横方
向の移動を、上記ミシンモータ２とは独立して連続的に
行うサーボモータ３と、上記２つのモータ２，３より夫
々電磁クラッチ４２，４３を介して間歇送り又は連続移
動のいずれか一方を上記移動テーブル１に伝達する横方
向移動機構４と、上記移動テーブル１内に装備せられ、
前記モータ２，３とは別個に上記ホルダ１２の縦方向の
移動を行なわせるステッピングモータ５と、上記移動テ
ーブル１の位置を検知して上記３つのモータ２，３，５
の駆動を選択的に行わせる電気制御装置６とを夫々含み
、上記移動テーブル１の横方向の移動は上記ミシン２１
の縫成中に限り、上記電気制御装置６の選択により上記
ミシンモータ２の間歇送りに上記電磁クラッチ４２が切
換えられて行われ、上記横方向の縫成前後の移動には上
記電気制御装置６の選択により上記サーボモータ３の連
続移動に上記電磁クラッチ４３が切換えられて行われ、
上記移動テーブルの縦方向の移動は上記素材１１の縦方
向に並列して縫着せられる間隔の段階的送り及び縫着完
了後の戻りを上記電気制御装置６の選択により上記ステ
ッピングモータ５により行われる如く構成せられて成る
洋服上衿の補強用素材の八刺縫着装置である。
芯地が上下に重ね合せ状態にされて成る素材を縦方向に
数列に亘つて八刺ミシンにより縫着する方法に於て、上
記素材を横方向に沿う１側部でホルダにて自動掴持して
セットする第１工程と、セットの位置・から素材を横方
向に連続送りをして縫始め位置に移動させる第２工程と
、ミシンの縫成と同時に該縫成と同期して横方向に間歇
的に素材を縫成終了位置に送りこの間一列の八刺縫着を
完了する第３工程と、次列の八刺縫着に至る位置まで縦
方向の゛連続送りと横方向の連続戻りをさせて素材を再
び縫成開始位置に復帰させる第４工程と、上記第３工程
と同様に次列の八刺縫着を完了する第５工程と、上記第
３工程、第４工程の重畳によつて最後の列の八刺縫着を
終えた後に縦横両方向に連続戻りをさせて素材を再び前
記セット位置に至らせる第６工程と、上記ホルダの掴持
を解除する第７工程とより成る洋服上衿の補強用素材の
自動八刺縫着方法であつて、これを実施するための装置
は、洋服上衿の補強用の表芯地及び裏芯地が上下に重ね
合せ状態にされて成る素材１１を縫成台７上に載置して
縦方向に数列に亘つて八刺ミシン２１によりミシン縫着
２１０する装置に於いて、素材１１をホルダ１２にて掴
持して上記ミシン２１の縫成を行わせる移動テーブル１
と、上記ミシン２１の縫成機構を駆動し且つその縫成機
構の運動と同期して間歇的に上記移動テーブル１を横方
向に送るミシンモータ２と、上記移動テーブル１の横方
向の移動を、上記ミシンモータ２とは独立して連続的に
行うサーボモータ３と、上記２つのモータ２，３より夫
々電磁クラッチ４２，４３を介して間歇送り又は連続移
動のいずれか一方を上記移動テーブル１に伝達する横方
向移動機構４と、上記移動テーブル１内に装備せられ、
前記モータ２，３とは別個に上記ホルダ１２の縦方向の
移動を行なわせるステッピングモータ５と、上記移動テ
ーブル１の位置を検知して上記３つのモータ２，３，５
の駆動を選択的に行わせる電気制御装置６とを夫々含み
、上記移動テーブル１の横方向の移動は上記ミシン２１
の縫成中に限り、上記電気制御装置６の選択により上記
ミシンモータ２の間歇送りに上記電磁クラッチ４２が切
換えられて行われ、上記横方向の縫成前後の移動には上
記電気制御装置６の選択により上記サーボモータ３の連
続移動に上記電磁クラッチ４３が切換えられて行われ、
上記移動テーブルの縦方向の移動は上記素材１１の縦方
向に並列して縫着せられる間隔の段階的送り及び縫着完
了後の戻りを上記電気制御装置６の選択により上記ステ
ッピングモータ５により行われる如く構成せられて成る
洋服上衿の補強用素材の八刺縫着装置である。
本発明装置を図に採つて更に詳述すると、移動テーブル
１は前端部に芯地１１を掴持するホルダ１２を備えエア
シリンダ１３により芯地の掴持と解除とを行わせる。
１は前端部に芯地１１を掴持するホルダ１２を備えエア
シリンダ１３により芯地の掴持と解除とを行わせる。
この移動テーブル１は上下２枚の盤１４，１５を有し、
上盤１４は上記ホルダ１２（芯地の長手方向に沿う当て
板１２″を含む）を据付けると共に下面に於いて下盤１
５と前後方向（芯地に対しては縦方向に対応する）に摺
動自在に嵌合されている。下盤１５は後方上部にステッ
ピングモータ５を備えその出力軸に直結されるホールネ
ジ５１、ボールケージ５２を介して上盤１４の前後方向
の移動を行わせる。下盤１５の後端両側部はタイミング
ベルト１６により左右方向（芯地に対しては横方向に対
応する）に移動可能に連結せられ、下面に垂下せられた
ＩＰ動盤１７により固定ヨーク８に設けられたレール８
１に横方向に摺動自在に嵌合されている。タイミングベ
ルト１６はエンドレスに形成せられ、左右両端部でスプ
ロケット８２，８３を略中央部下側でスプロケット８４
を囲繞しており、このスプロケット８４は隣接するスプ
ロケット８５と同軸的に駆動軸２２に固定されている。
上盤１４は上記ホルダ１２（芯地の長手方向に沿う当て
板１２″を含む）を据付けると共に下面に於いて下盤１
５と前後方向（芯地に対しては縦方向に対応する）に摺
動自在に嵌合されている。下盤１５は後方上部にステッ
ピングモータ５を備えその出力軸に直結されるホールネ
ジ５１、ボールケージ５２を介して上盤１４の前後方向
の移動を行わせる。下盤１５の後端両側部はタイミング
ベルト１６により左右方向（芯地に対しては横方向に対
応する）に移動可能に連結せられ、下面に垂下せられた
ＩＰ動盤１７により固定ヨーク８に設けられたレール８
１に横方向に摺動自在に嵌合されている。タイミングベ
ルト１６はエンドレスに形成せられ、左右両端部でスプ
ロケット８２，８３を略中央部下側でスプロケット８４
を囲繞しており、このスプロケット８４は隣接するスプ
ロケット８５と同軸的に駆動軸２２に固定されている。
駆動系統としては３つの系統があり、その１つはミシン
２１のミシンモータ２の出力軸より駆動され且つミシン
２１の縫成運動と同期して間歇送りをするラチエツト桟
構２３の出力軸２４に連結されたスプロケット２５，２
６があり、このスプロケット２６の軸が上記駆動軸２２
と同一軸心上に介在された電磁クラッチ４２により接続
されており、ミシンモータ２の駆動力が移動テーブル１
の左右方向の移動を行わせるタイミングベルト１６及び
スプロケット８４に伝達せられるものである。
２１のミシンモータ２の出力軸より駆動され且つミシン
２１の縫成運動と同期して間歇送りをするラチエツト桟
構２３の出力軸２４に連結されたスプロケット２５，２
６があり、このスプロケット２６の軸が上記駆動軸２２
と同一軸心上に介在された電磁クラッチ４２により接続
されており、ミシンモータ２の駆動力が移動テーブル１
の左右方向の移動を行わせるタイミングベルト１６及び
スプロケット８４に伝達せられるものである。
第２の駆動系統はサーホモータ３の出力軸に連なる連続
移動用駆動軸３１に電磁クラッチ４３を介在して同軸的
に設けられたスプロケット３２があり、このスプロケッ
ト３２がベルト３３を経て前記スプロケット８４に隣接
固定されたスプロケット８５に連結されているものであ
る。かくして上記２つのモータ２，３より夫々電磁クラ
ッチ４２，４３を介して間歇送り又は連続移動のいずれ
か一方を移動テーブル１に伝達する横方向移動機構４が
構成されている。
移動用駆動軸３１に電磁クラッチ４３を介在して同軸的
に設けられたスプロケット３２があり、このスプロケッ
ト３２がベルト３３を経て前記スプロケット８４に隣接
固定されたスプロケット８５に連結されているものであ
る。かくして上記２つのモータ２，３より夫々電磁クラ
ッチ４２，４３を介して間歇送り又は連続移動のいずれ
か一方を移動テーブル１に伝達する横方向移動機構４が
構成されている。
第３の駆動系統は土述した如く移動テーブル１に設けら
れたステッピングモータ５、ボールネジ５１及びボール
ケージ５２を含む要素から構成されている。これら３つ
の駆動系統は移動テーブル１を所定の位置に移動させる
ため、近接スヰツチ（不図示）により移動テーブル１の
位置が検知せられて電気制御装置６の選択により夫々駆
動せられる。前記の本発明方法を前述の装置を採つて詳
述する。第１工程・・・縫成台７と移動テーブル１の上
盤１４に跨がつて、セット位置に素材１１を載置して電
気制御装置６の始動ボタンを押すことによりミシンモー
タ２、サーボモータ３が駆動されると同時にエアシリン
ダ１３が作動してポルグ１２により素材１１の掴持が行
われる。
れたステッピングモータ５、ボールネジ５１及びボール
ケージ５２を含む要素から構成されている。これら３つ
の駆動系統は移動テーブル１を所定の位置に移動させる
ため、近接スヰツチ（不図示）により移動テーブル１の
位置が検知せられて電気制御装置６の選択により夫々駆
動せられる。前記の本発明方法を前述の装置を採つて詳
述する。第１工程・・・縫成台７と移動テーブル１の上
盤１４に跨がつて、セット位置に素材１１を載置して電
気制御装置６の始動ボタンを押すことによりミシンモー
タ２、サーボモータ３が駆動されると同時にエアシリン
ダ１３が作動してポルグ１２により素材１１の掴持が行
われる。
この第１■程から第７■程まてはあらかじめ電気制御装
置にプログラムせられている。第２工程・・・前記第２
駆動系統により縫成開始位置まで横方向に移動テーブル
１の連続早送りが行われる。第３工程・・・ミシン２１
・の縫成機構の作動と同時に前記第１駆動系統により移
動テーブル１が横方向に同期して間歇的に移動せられ、
ミシン２１による八刺縫着が行われる。第４工程・・・
上記第３及ひ第２両駆動系統を連続的に作動させて、次
列の縫成開始位置まて移動ノテーブルｌを早戻りさせる
。第５工程・・・上記第３工程と同様に第１駆動系統の
作動により行われる。第６工程・・・上記第３■程、第
４工程を重畳させミシン２１の縫着が終り次第、第２、
第３両駆動系統を連続的に作動させて、移動テーブル１
を再ひ最初のセット位置まて早戻りをさせる。第７工程
・・・エアシリンダ１３が作動してホルダ１２の掴持の
解除を行う。このような工程の実施によつて本発明方法
は伸縮性の異なる表芯地と裏芯地とをホルダにより両芯
地の長手方向に沿つて確実に掴持しミシンの送りと同期
して横方向に間歇的に両芯地を送るので、伸縮性の相違
に起因する縫着の悪さを除去することができ直線性の良
い縫着が可能となる。
置にプログラムせられている。第２工程・・・前記第２
駆動系統により縫成開始位置まで横方向に移動テーブル
１の連続早送りが行われる。第３工程・・・ミシン２１
・の縫成機構の作動と同時に前記第１駆動系統により移
動テーブル１が横方向に同期して間歇的に移動せられ、
ミシン２１による八刺縫着が行われる。第４工程・・・
上記第３及ひ第２両駆動系統を連続的に作動させて、次
列の縫成開始位置まて移動ノテーブルｌを早戻りさせる
。第５工程・・・上記第３工程と同様に第１駆動系統の
作動により行われる。第６工程・・・上記第３■程、第
４工程を重畳させミシン２１の縫着が終り次第、第２、
第３両駆動系統を連続的に作動させて、移動テーブル１
を再ひ最初のセット位置まて早戻りをさせる。第７工程
・・・エアシリンダ１３が作動してホルダ１２の掴持の
解除を行う。このような工程の実施によつて本発明方法
は伸縮性の異なる表芯地と裏芯地とをホルダにより両芯
地の長手方向に沿つて確実に掴持しミシンの送りと同期
して横方向に間歇的に両芯地を送るので、伸縮性の相違
に起因する縫着の悪さを除去することができ直線性の良
い縫着が可能となる。
更に縫成の列間の間隔を縦方向の送りにより確保するの
で縫着の各列間の間隔の不揃いがない。本発明装置は電
気制御装置６に所望する縫着方法をあらかじめプログラ
ミングしておくことにより作業者は両芯地をセット位置
に対し導入と導出をするだけで縫着作業が全自動的に行
われる。移動テーブル１にホルダ１２を装備して前記２
つの電磁クラッチ４２，４３を介して各工程を実施させ
るので構造が簡単であり機構的に無理を生ずることがな
く耐久性に優れている。ミシンモータ２と移動テーブル
１とをラチエツト機構２３によつて同期的に連結したの
て移動テーブル１の横方向の間歇送りの同期を確実にす
ると共にミシンモータ２１個で足りる。移動テーブル１
にステッピングモータ５を装備させてホルダ１２の縦方
向の送りを行わせるようにしたので、縫着列間の間隔を
正確に定めることができる。サーボモータ３により移動
テーブル１の横方向の送りと戻りを行わせるようにした
のて移動テーブル１の速い連続的移動を可能にできる。
ミシン２１の縫成中に限りミシン２１の縫成運動と同期
して移動テーブル１を間歇的に横方向に送るようにした
ことにより縫成中ミシン針に歪力を生ずることをなくし
、縫着の仕上りを良好にすると共にミシン針の破損によ
る時間的、経済的損失を低減てきる。
で縫着の各列間の間隔の不揃いがない。本発明装置は電
気制御装置６に所望する縫着方法をあらかじめプログラ
ミングしておくことにより作業者は両芯地をセット位置
に対し導入と導出をするだけで縫着作業が全自動的に行
われる。移動テーブル１にホルダ１２を装備して前記２
つの電磁クラッチ４２，４３を介して各工程を実施させ
るので構造が簡単であり機構的に無理を生ずることがな
く耐久性に優れている。ミシンモータ２と移動テーブル
１とをラチエツト機構２３によつて同期的に連結したの
て移動テーブル１の横方向の間歇送りの同期を確実にす
ると共にミシンモータ２１個で足りる。移動テーブル１
にステッピングモータ５を装備させてホルダ１２の縦方
向の送りを行わせるようにしたので、縫着列間の間隔を
正確に定めることができる。サーボモータ３により移動
テーブル１の横方向の送りと戻りを行わせるようにした
のて移動テーブル１の速い連続的移動を可能にできる。
ミシン２１の縫成中に限りミシン２１の縫成運動と同期
して移動テーブル１を間歇的に横方向に送るようにした
ことにより縫成中ミシン針に歪力を生ずることをなくし
、縫着の仕上りを良好にすると共にミシン針の破損によ
る時間的、経済的損失を低減てきる。
第１図は表芯地と裏芯地とが上下に重ね合された状態を
示す平面図、第２図は本発明装置の平面図及ひ第３図は
同装置の側面図である。 （図面の主要符号の説明） １・・・移動テーブル、２
・・・ミシンモータ、３・・・サーボモータ、４・・・
横方向移動機構、５・・・ステッピングモータ、６・・
・電気制御装置、７・・・縫成台、８・・・固定ヨーク
、１１・・・素材、１２・・・ホルダ、２１・・・八刺
ミシン、４２・・・電磁クラッチ、４３・・・電磁クラ
ッチ。
示す平面図、第２図は本発明装置の平面図及ひ第３図は
同装置の側面図である。 （図面の主要符号の説明） １・・・移動テーブル、２
・・・ミシンモータ、３・・・サーボモータ、４・・・
横方向移動機構、５・・・ステッピングモータ、６・・
・電気制御装置、７・・・縫成台、８・・・固定ヨーク
、１１・・・素材、１２・・・ホルダ、２１・・・八刺
ミシン、４２・・・電磁クラッチ、４３・・・電磁クラ
ッチ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 洋服上衿の補強用の表芯地及び裏芯地が上下に重ね
合せ状態にされて成る素材を縦方向に数列に亘つて八刺
ミシンにより縫着する方法に於て、上記素材を横方向に
沿う一側部でホルダにて自動掴持してセットする第１工
程と、セットの位置から素材を横方向に連続送りをして
縫始め位置に移動させる第２工程と、ミシンの縫成と同
時に該縫成と同期して横方向に間歇的に素材を縫成終了
位置に送り、この間一列の八刺縫着を完了する第３工程
と、次列の八刺縫成に至る位置まで縦方向の連続送りと
横方向の連続戻りをさせて素材を再び縫成開始位置に復
帰させる第４工程と、上記第３工程と同様に次列の八刺
縫着を完了する第５工程と、上記第３工程、第４工程の
重畳によつて最後の列の八刺縫着を終えた後に縦横両方
向に連続戻りをさせて素材を再び前記セット位置に至ら
せる第６工程と、上記ホルダの掴持を解除する第７工程
とより成る洋服上衿の補強用素材の自動八刺縫着方法。 ２ 洋服上衿の補強用の表芯地及び裏芯地が上下に重ね
合せ状態にされて成る素材１１を縫成台７上に載置して
縦方向に数列に亘つて八刺ミシン２１によりミシン縫着
２１０する装置に於いて、素材１１をホルダ１２にて掴
持して上記ミシン２１の縫成を行わせる移動テーブル１
と、上記ミシン２１の縫成機構を駆動し、且つその縫成
機構の運動と同期して間歇的に上記移動テーブル１を横
方向に送るミシンモータ２と、上記移動テーブル１の横
方向の移動を上記ミシンモータ２とは独立して連続的に
行うサーボモータ３と、上記２つのモータ２，３より夫
々電磁クラッチ４２，４３を介して間歇送り又は連続移
動のいずれか一方を上記移動テーブル１に伝達する横方
向移動機構４と、上記移動テーブル１内に装備せられ、
前記モータ２，３とは別個に上記ホルダ１２の縦方向の
移動を行なわせるステッピングモータ５と、上記移動テ
ーブル１の位置を検知して上記３つのモータ２，３，５
の駆動を選択的に行わせる電気制御装置６とを夫々含み
、上記移動テーブル１の横方向の移動は上記ミシン２１
の縫成中に限り上記電気制御装置６の選択により上記ミ
シンモータ２の間歇送りに上記電磁クラッチ４２が切換
えられて行われ、上記横方向の縫成前後の移動には上記
電気制御装置６の選択により上記サーボモータ３の連続
移動に上記電気制御装置６の選択により上記サーボモー
タ３の連続移動に上記電磁クラッチ４３が切換えられて
行われ、上記移動テーブルの縦方向の移動は上記素材１
１の縦方向に並列して縫着せられる間隔の段階的送り及
び縫着完了後の戻りを上記電気制御装置６の選択により
上記ステッピングモータ５により行われる如く構成せら
れて成る洋服上衿の補強用素材の八刺縫着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12327882A JPS6050473B2 (ja) | 1982-07-14 | 1982-07-14 | 洋服上衿の補強用芯地の自動八刺縫着方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12327882A JPS6050473B2 (ja) | 1982-07-14 | 1982-07-14 | 洋服上衿の補強用芯地の自動八刺縫着方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5914878A JPS5914878A (ja) | 1984-01-25 |
| JPS6050473B2 true JPS6050473B2 (ja) | 1985-11-08 |
Family
ID=14856603
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12327882A Expired JPS6050473B2 (ja) | 1982-07-14 | 1982-07-14 | 洋服上衿の補強用芯地の自動八刺縫着方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6050473B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS575289A (en) * | 1980-06-10 | 1982-01-12 | Kureha Chemical Ind Co Ltd | Electroluminescent element |
| EP0332713A4 (en) * | 1987-09-29 | 1989-12-18 | Sumitomo Chemical Co | DISPERSION TYPE ELECTROLUMINESCENCE ARRANGEMENT. |
| US6406803B1 (en) | 1997-05-19 | 2002-06-18 | 3M Innovative Properties Company | Electroluminescent device and method for producing the same |
| JPH1115415A (ja) * | 1997-06-16 | 1999-01-22 | Minnesota Mining & Mfg Co <3M> | 自発光可能な再帰性反射シートおよびその製造方法 |
| US6479941B1 (en) | 1998-10-30 | 2002-11-12 | 3M Innovative Properties Company | Electroluminescent device and method for the production of the same |
| US6613455B1 (en) | 1999-01-14 | 2003-09-02 | 3M Innovative Properties Company | Electroluminescent device and method for producing same |
-
1982
- 1982-07-14 JP JP12327882A patent/JPS6050473B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5914878A (ja) | 1984-01-25 |
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