JPS6042290Y2 - 定置型ガスタ−ビンの触媒燃焼装置 - Google Patents

定置型ガスタ−ビンの触媒燃焼装置

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JPS6042290Y2
JPS6042290Y2 JP1984078121U JP7812184U JPS6042290Y2 JP S6042290 Y2 JPS6042290 Y2 JP S6042290Y2 JP 1984078121 U JP1984078121 U JP 1984078121U JP 7812184 U JP7812184 U JP 7812184U JP S6042290 Y2 JPS6042290 Y2 JP S6042290Y2
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combustion
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primary combustion
combustion zone
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ポ−ル・ウオルタ−・ピルズバリ−
ポ−ル・エドワ−ド・スキ−ヒング
ジエイムズ・アントニ−・ロウレリ−
ジヨエル・ライル・トウ−フ
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ウエスチングハウス エレクトリック コ−ポレ−ション
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    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23CMETHODS OR APPARATUS FOR COMBUSTION USING FLUID FUEL OR SOLID FUEL SUSPENDED IN  A CARRIER GAS OR AIR 
    • F23C13/00Apparatus in which combustion takes place in the presence of catalytic material
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/28Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the fuel supply
    • F23R3/34Feeding into different combustion zones
    • F23R3/346Feeding into different combustion zones for staged combustion
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は定置型燃焼タービンに関し、特に、タービン運
転がNo、放出物が少量であることを特徴とするように
かかるタービンにおいて触媒燃焼を行なう技術に関する
ものである。
NO8放出物の限界を超えずに発電を行なったり或は工
業プロセスを遂行する燃焼タービンを提供するため、幾
多の計画が今まで開発されてきた。
触媒燃焼は約1260℃〜1371°C(2300°F
〜2500°F)で起きて、窒素と酸素間の反応により
何ら実質的に付帯的なNOx発生作用を伴うことなく、
あるタービン運転効率についてタービン入口温度を高く
することができるので、触媒燃焼の使用は有望な解決手
段である。
反対に、約2593°C(4500’F)での通常の火
炎燃焼によると、NO8の発生がカリフォルニア州や日
本のように規制の厳しい地域で設定された限界を一般に
超えてしまう結果になる。
通常のタービン燃焼プロセスにおいては、多数の燃焼器
バスケットの上流側にある1つ又はそれ以上のノズルか
ら供給される燃料の燃焼を維持するために、圧縮機の排
出空気を高温度で供給する。
燃焼生成物はダクトを経てタービンブレードに導かれる
触媒燃焼を起こすには、燃料及び空気を混合し、その混
合物を、触媒ユニットで用いた触媒の化学的特性によっ
て決まる高温度で前記触媒ユニットの1次側に供給しな
ければならない。
また、燃料と空気の混合に使用される圧縮機排出空気の
温度は、全てのタービン設計の要因に基づいて決定され
る圧縮機の圧縮比に依拠している。
どんな特定の圧縮機設計についても、圧縮機の排気温度
は始動モード及び負荷運転モード中のタービンの動作点
にも依拠している。
一般に、タービン速度又は負荷が増大する時、圧縮機の
排出空気温度は上昇する。
従って、触媒燃焼プロセスを燃焼タービンに適用するに
際しては、圧縮機の排出空気が触媒反応に必要な最低温
度よりも低い温度で供給されるようにタービン装置を機
能させる必要がある。
既知の先行技術のうちでは、米国特許第3928961
号及び第4112675号明細書が種々限界はあるがこ
の必要性に注目しているようである。
従って、本考案の目的は、この先行技術の欠点を超克す
ることを狙った定置型ガスタービンの新規な触媒燃焼装
置を提供することである。
この目的から、本考案による触媒燃焼装置は、管状の側
壁を有すると共に、1次燃焼領域、及び該1次燃焼領域
の下流側の2次領域を画定する燃焼器バスケットと、1
次燃焼領域における燃焼のため燃料を供給する1次ノズ
ル装置と、触媒反応を受けるのに十分なように混合され
且つ加熱された燃料と空気の混合物を燃焼器バスケット
の出口に供給するべく、1次燃焼生戒物の流れと混じる
ように燃料及び空気を2次領域に噴射する2次噴射装置
とを備え、前記燃焼器バスケットの側壁は、1次燃焼領
域の出口の横断面が1次燃焼領域出口より上流の1次燃
焼領域における横断面と少なくとも同じ程度の大きさを
持つように、1次燃焼領域に沿って形成されており、前
記燃焼器バスケットは下流側にディフューザ端部を有し
、このディフューザ端部の側壁が燃料噴射面からバスケ
ット出口までの全2次領域での燃料と空気の混合のため
の拡開通路を画定しており、また、触媒ユニットと、前
記燃焼器バスケットから出口流を受けるため前記ディフ
ューザ端部に対して前記触媒ユニットを支持する装置と
、前記1次ノズル装置及び2次噴射装置に所定の同調方
法で燃料を供給する装置とを備え、ディフューザ端部の
下流側壁端部分は外側に開く朝顔形の形状を有していて
、該形状により、前記触媒ユニット及び前記側壁端部分
をタービン設計運転条件下で協働させて高温ガス流に触
媒ユニットからの背圧を加え、その結果生ずる流力によ
り該ガス流を朝顔形の前記形の前記側壁端部分に向かっ
て流して、乱流層の生皮を防いでおり、前記2次噴射装
置が、2次燃料噴射面において前記燃焼器バスケットの
側壁回りに円周方向に隔置された複数の2次ノズル装置
と、前記2次ノズル装置の各々に接続され2次燃料組体
を形成する燃料通路と、前記2次燃料組体の各々をター
ビンのケーシングに対して装着する装着装置と、関連し
た装着装置がケーシングから外されたときに、各2次燃
料組体がケーシングから取り外せるように、前記2次燃
料組体の各々を前記燃焼器バスケットに関して解放可能
に支持する装置とから構成されている。
次に、本考案の好適な実施例を添付図面について説明す
ると、第1図に示されたタービン即ち大体円筒形の触媒
燃焼装置10が複数の同様の燃焼装置(図示しない)と
関連していて、高温動力ガスを符号12で示すようにタ
ービン(第1図には示していない)の入口に供給する。
燃焼装置10が有する触媒ユニット14は、同ユニット
を流れる燃料と空気の混合物が触媒燃焼(酸化)するの
を効果的に支持するよう確実に分布した触媒表面積を持
つ慣用の一体的触媒構造を含むのが好適である。
一般的には、触媒構造はガスの流れ方向に通路があるハ
ニカム構造である。
燃焼装置10には、燃料弁17からの油のような燃料を
ノズル16により噴射される領域11があり、触媒ユニ
ット14に入る前にこの領域で燃料と空気との混合を生
じさせる。
効率的且つ効果的な触媒反応のためには、噴射燃料の好
ましくは80%〜90%の気化を伴うのが適切な混合で
ある。
一般に、触媒反応に必要な燃料と空気の混合温度(例え
ば42TC= 800°F)は燃焼装置外側の囲繞空間
から燃焼装置に供給される圧縮機排出空気の温度(例え
は372′C=700′F)より高い。
代表的な場合の空気供給温度の不足は始動時及び低負荷
運転時に最も多い。
従って、燃焼装置10内の燃料調整領域11(2次領域
)の上流に1次燃焼領域18が設けられている。
ノズル20によって1次燃料弁22からの燃料が1次燃
焼領域18に噴射され、燃焼装置壁にある開口を経てタ
ービンケーシング内の空間から1次燃焼領域18に入る
1次空気によって通常の火炎燃焼が維持される。
その結果、高温のガス流が燃料調整領域11に流れて、
その中の燃料及び空気の混合物と混じり、十分に高温の
加熱燃料混合物を造って、触媒ユニット14の適切な作
動を可能にする。
上記の配列において、触媒ユニットにおける燃焼のため
ノズル16から噴射される燃料は2次燃料流であって、
これが2次空気と、そして、触媒ユニットに入れるのに
必要なレベルまで混合物の温度を上昇させる予熱を行な
う1次燃焼生皮物と混合される。
この触媒燃焼装置は一般に慣用のアナログ又はデジタル
コンピュータ、即ちデジタル/アナログ式速度及び負荷
制御器24によって制御される。
この制御器24が、慣用の電子空気式1次、2次燃料制
御器26.28を介して1次燃料弁22及び2次燃料弁
17をそれぞれ操作する。
制御器24は、1次燃料系を操作するように配置して、
始動の際に並びに、同期の後、所定の負荷レベルまでの
負荷上昇の際にだけ1次燃焼を通じてタービンの作動を
開始させるのが好ましい。
従って、制御器24により2次燃料流が開始されるとき
に、1次燃料が削減されて1次燃焼が弱まり、主に触媒
燃焼によりタービンの付勢が行なわれる。
高負荷触媒燃焼の運転モード中、1次燃焼は低レベルで
起こり、前述したように2次燃料と空気の混合物の予熱
を行なう。
更に、触媒作用がタービンの運転時間の経過に伴って低
下するので、これを補償する1次燃焼の増加が制御器2
6及び28における適切なオフセット調節を通じて開始
される。
■次燃料弁及び2次燃料弁の同調操作については後から
説明する。
始動/低負荷の運転モード中、1次燃焼は、触媒燃焼運
転を持続するのに十分な動力ガス温度となる点までター
ビン運転を行なうのに必要な付勢力をタービンに与える
高負荷の運転モード中、燃料の流量は増加するが、総燃
料の若干部分だけが1次燃焼の燃料として供給され、残
りの燃料は触媒燃焼の2次燃料として供給される。
また、2次燃料と空気の混合物の予熱を行なうのに使用
した比較的少量の1次燃料の燃焼による高負荷運転モー
ド中のNO8の放出量は従って最も制限的な放出量限界
より十分に低い。
第2図及び第3図において、第1図の燃焼器10につい
て説明した原理を具体化した触媒燃焼装置30が構造的
に詳細に示されている。
従って、燃焼装置30は高温燃焼生成物を発生し、これ
が固定子羽根31を通過してタービン回転子羽根(図示
しない)を駆動する。
このような燃焼装置30がタービンケーシング32内で
回転子軸の回りに複数配置されていて、タービンを駆動
するのに必要とされる全高温ガス流量を供給する。
燃焼装置30は燃焼器バスケット40と、触媒ユニット
36と、中間ダクト38とを含み、この中間ダクト38
によって高温ガスが環状の空間に案内され、高温ガスは
この環状空間を通過してり−ビン回転子羽根に向けられ
る。
ボルト42によりケーシング32に装着された燃焼器バ
スケット40は1次燃料ノズル44及び複数(6個)の
2次側壁燃料ノズル46を備えるのが好ましい。
1次燃料ノズル44(保修のため容易に脱着可能)から
供給された燃料は、側壁にある開口48からバスケット
40に入って1次燃焼を支持する空気と混合され、1次
燃焼領域50において燃焼器タービンを駆動するか或は
下流側にある燃料と空気の混合物を触媒反応に要求され
るレベルまで予熱する高温ガスを供給する。
この実施例では、1次燃焼を支持する空気は1次燃料ノ
ズル44を取り囲んで同心に配置された過流器52を通
ってバスケット40に入る。
希薄空気は主に開口49から1次燃焼領域50に入る。
従って、1次燃焼領域50の長さは、1次燃焼生皮物を
希薄空気と混合するのに必要とされる空間の前にある、
1次燃焼に必要な空間を提供するのに十分なものである
1次燃焼領域の側壁は、段の付いたスペーサバンドによ
って伸縮自在に互いにしつかり保持された複数の側壁リ
ングから通常のように構成されている。
従って、スペーサバンドは隣接する側壁リング間に環状
のスロットをもたら腰このスロットを空気が通って側壁
リングの内面を冷却する。
その結果、1次燃焼領域の横断面積は下流方向において
若干増大する。
1次点火は1つ又はそれ以上の燃焼装置30にある管3
5内のスパーク点火器によって行なわれる。
符号37で示す横断方向の火炎管接続具はその他の燃焼
装置30を点火するために用いられている。
燃焼装置30における全燃料燃焼の一部を起すのに通常
のバーナーを補完的に使用することによって、タービン
運転時間の経過に伴う触媒作用の衰えに対して補償する
ことができる。
前述したように、触媒燃焼に対する通常の燃焼の割合は
、全ての高出力運転条件の下で、許容されないNO8ペ
ナルティ−を生ずることなく燃焼に要求される助成を行
なうのに十分になっている。
ガスは燃焼器バスケット40内を1次燃焼領域50から
2次(燃焼)領域54の入口へと下流に流れ、この2次
領域において、2次燃料ノズル46が1次ガス流との混
合のため、燃料を、好ましくはそれを囲む各空気噴流と
共に側壁の開口55から噴射面に沿って噴射する。
その結果、バスケット40の端部を形成する外側に朝顔
形に開いたディフューザ56を通過する時に、混合物が
膨張する。
次に、混合物は触媒ユニット36にある触媒反応要素に
入る。
燃焼器への2次空気噴流の適切な貫入は、2次燃料が噴
流によって運ばれるので、燃料の空気の混合の見地から
重要である。
もし貫入が過剰なら、触媒反応要素の中央が余りにも多
くの燃料を受は取り、貫入が少な過ぎると、触媒反応要
素の縁が多過ぎる燃料を受は取る。
最適の混合のためには、最大の貫入を管状燃焼器の直径
の33%にすべきである。
噴流の適切な貫入があれば、2次燃料の良好な微粒子化
(例えば30ミクロンの小滴)が燃料の気化を迅速に行
なうための鍵になる。
427°C(800°F)まで予熱すれば、30ミクロ
ンの燃料小滴は噴射面の数cm(2〜3インチ)以内で
大体完全に気化するが、一般に非常に少ない90ミクロ
ン位の小滴であっても、触媒反応要素の入口で99%以
上気化すべきである。
燃焼器バスケット40における満足すべき混合のために
は、触媒燃焼に必要な通路直径に比較してより小さい通
路直径が要求されるので、ディフューザ56が採用され
ている。
従って、より小径のバスケットへの2次燃料の噴射によ
って、触媒面を横断する燃料と空気の混合が改良され、
均一性が良好になる。
他方、大径バスケットの使用によって大径触媒反応要素
の使用が可能になり、その結果、触媒反応要素の入口速
度が低下し、圧力降下が減じると共に燃焼効率が改善さ
れる。
ディフューザ56の形状は高温ガス流の分離を防止する
(即ち、ディフューザ壁近くでの攪流層の形成を防止す
る)ように形成されている。
触媒構造からの背圧はガスの流線をディフユーザ壁まで
拡げると共に攪流層の成長を防止するのに必要な力を与
える。
換言すれば、ディフューザ端部の下流側壁端部分は外側
に開く朝顔形の形状を有していて、該形状により、前記
触媒ユニット36及び前記側壁端部分をタービン設計運
転条件下で協働させて高温ガス流に触媒ユニットからの
背圧を加え、その結果上ずる流力により該ガス流を朝顔
形の前記側壁端部分に向かって流して、乱流層の生皮を
防いでいる。
触媒反応要素及び燃焼器バスケット40を保護するため
、燃焼装置は、2次燃焼領域即ち2次燃料調整領域54
におけるガス状混合物(この場合427’C= 800
°Fまで予熱される)の滞留時間が1次燃焼領域50か
らの点火遅延時間より短いように作動する。
このようにして、火炎は触媒反応要素から離れた1次燃
焼領域50に閉じ込められる。
従って、2次燃料噴射面は、適切な燃料混合(触媒面に
交叉する方向に実質的に一様)と触媒の調整とを可能に
するのに十分ではあるが、燃料と空気の混合物が2次燃
焼領域54を横断して触媒反応要素に入る前に自動点火
するのを可能にする臨界距離より小さい成る距離だけ、
触媒面から離れている。
通常、自動点火を避けるため燃料と空気の混合物は数ミ
リ秒以内に2次燃焼領域54を横断する。
2次燃料ノズル46は燃焼器の側壁から外側へ所定の間
隔をもって支持されるのが好ましい。
この場合、2次燃料ノズルには角度が付いていて、所定
の拡がり角度を持つ燃料噴射を横断方向に向けるように
なっている。
各ノズル46は、外側の管状空気通路62内に同心に支
持された管状の燃料供給通路60に接続する(第5図参
照)。
空気通路62は、燃焼器バスケット40の側壁に取り付
けたブラケット65を含む滑動レール装置64により支
持する(第4図参照)。
可撓性の接続具69(第3図)は燃料ノズル組体を長手
方向に延長さける。
空気通路62はそのケーシング入口側端部で装着板66
により支持されており、スリーブ70のフランジにこの
装着板66を符号68で示すようにボルトで締め付ける
スリーブ70はタービンケーシング32に適当に固定さ
れており、従って、スリーブ70は燃料ノズル組体をケ
ーシング32内の空間に延入させる開口を提供する。
従って、装着体63がレール装置のブラケット65を自
由に滑動できるように単にボルト68を外し、最初に管
状の組体を滑動させ、次に該組体がタービンケーシング
から外れるまでこの組体を滑動し続けることによって、
全ての2次燃料組体を補修のため容易に取外すことがで
きる。
空気通路62を燃料供給通路60の周りに設けたことに
よって、燃料が下流の2次燃料噴射ノズルへ運ばれる時
にこの燃料を空気冷却することができる。
空気冷却を行わない場合よりも低い温度で2次燃料噴射
ノズルに2次燃料を供給することによって、自動点火温
度まで噴射燃料を昇温させるのに要する時間が長くなる
結果、2次燃焼領域54における自動点火に対する保護
を増すことができる。
また、冷却空気は開口55を通って2次燃焼領域54に
噴射される時に、燃料を燃料霧の状態まで微粒子化する
付加的な空気噴流は開口55においてノズル流と一緒に
なり、2次燃焼領域54における燃料と空気の所望の割
合(希薄であることが好ましい)を遠戚するのに必要な
空気を与える。
このような空気噴流の量を変えるために開口の大きさと
ノズルの配置とを変えることができる。
触媒反応要素の直径は、受入れ可能な圧力損失での放出
物の完全バーンアウトに対する最大許容基準ガス速度に
よって主に決定できる。
ガス速度が大きくなればなる程、触媒層を長くする必要
があり、放出物が多くなる。
放出物の完全バーンアウトに必要な物質移動単位は層流
における規準速度の平方根に逆比例するが、物質移動速
度に対する規準速度の影響はチャンネルにおけるレイノ
ズル数の増大に連れて減少する。
従って、乱流においては、最大許容規準速度は圧力損失
の制限によって限界が定められる。
しかし、作動可能領域についての規準速度の低限界を規
定する境界は燃料調整領域における逆火の問題を考慮す
ることによって決定しうる。
触媒反応要素は容器を有し、その中に触媒ハニカム構造
が適当な手段によって通常通りに支持される。
触媒の特性は次の通りである。前述した態様で触媒燃焼
装置30を作動させれば、高温動力ガスは実質的に窒素
の酸化物なしに且つ1204℃(2200°F)を超え
る効率的な作動温度でタービン入口に供給される。
次表に示すように、始動モードで1次燃焼が起こり、そ
して初期負荷の間に47%までの負荷に達する。
このとき、制御器は2次燃料弁を作動させ、1次燃料の
供給を削減させる。
更に負荷が増大した場合には2次燃料の増大によって対
処する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の好適な実施例に従って定置型ガスター
ビンを運転するように配設された触媒燃焼装置のブ冶ツ
ク図、第2図は第1図に示した触媒燃焼装置の立面図、
第3図A及びBは第1図の触媒燃焼装置の拡大図、第4
図は第3図Aの線■−IVに沿って示す2次燃料ノズル
取付構造の拡大断面図、第5図は第3図Aに示した2次
燃料ノズルを通る垂直断面の一部を示す図である。 10・・・・・・燃焼器(燃焼装置)、11・・・・・
・2次領域、14・・・・・・触媒ユニット、16・・
・・・・2次ノズル、18・・・・・・1次燃焼領域、
20・・・・・・1次ノズル、30・・・・・・燃焼装
置、32・・・・・・ケーシング、36・・・・・・触
媒ユニット、40・・・・・・燃焼器バスケット、44
・・・・・・1次ノズル、46・・・・・・2次ノズル
、50・・・・・・1次燃焼領域、54・・・・・・2
次領域、56・・・・・・ディフューザ、60・・・・
・・燃料通路、64・・・・・・滑動レール装置、66
・・・・・・装着板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管状の側壁を有すると共に、1次燃焼領域、及び該1次
    燃焼領域の下流側の2次領域を画定する燃焼器バスケッ
    トと、1次燃焼領域における燃焼のため燃料を供給する
    1次ノズル装置と、触媒反応を受けるのに十分なように
    混合され且つ加熱された燃料と空気の混合物を燃焼器バ
    スケットの出口に供結するべく、1次燃焼生戊物の流れ
    と混じるように燃料及び空気を2次領域に噴射する2次
    噴射装置とを備え、前記燃焼器バスケットの側壁は、1
    次燃焼領域の出口の横断面が1次燃焼領域出口より上流
    の1次燃焼領域における横断面と少なくとも同じ程度の
    大きさを持つように、1次燃焼領域に沿って形成されて
    おり、前記燃焼器バスケットは下流側にディフューザ端
    部を有し、このディフューザ端部の側壁が燃料噴射面か
    らバスケット出口までの全2次領域での燃料と空気の混
    合のための拡開通路を画定しており、また、触媒ユニッ
    トと、前記燃焼器バスケットから出口流を受けるため前
    記ディフューザ端部に対して前記触媒ユニットを支持す
    る装置と、前記1次ノズル装置及び2次噴射装置に所定
    の同調方法で燃料を供結する装置とを備え、ディフュー
    ザ端部の下流側壁端部分は外側に開く朝顔型の形状を有
    しており、前記2次噴射装置が、2次燃料噴射面におい
    て前記燃焼器バスケットの側壁回りに円周方向に隔置さ
    れた複数の2次ノズル装置と、前記2次ノズル装置の各
    々に接続され2次燃料組体を形成する燃料通路と、前記
    2次燃料組体の各々をタービンのケーシングに対して装
    着する装着装置と、関連した装着装置がケーシングから
    外されたときに、各2次燃料組体がケーシングから取り
    外せるように、前記2次燃料組体の各々を前記燃焼器バ
    スケットに関して着脱可能に支持する装置とから構成さ
    れている、定置型ガスタービンの触媒燃焼装置。
JP1984078121U 1981-03-05 1984-05-29 定置型ガスタ−ビンの触媒燃焼装置 Expired JPS6042290Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US24069581A 1981-03-05 1981-03-05
US240695 1981-03-05

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JPS6016867U JPS6016867U (ja) 1985-02-05
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ID=22907562

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57034156A Pending JPS57161424A (en) 1981-03-05 1982-03-05 Catalyst combustor for stationary gas turbine
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