JPS6040631Y2 - 布帛処理用制御装置 - Google Patents

布帛処理用制御装置

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JPS6040631Y2
JPS6040631Y2 JP8262179U JP8262179U JPS6040631Y2 JP S6040631 Y2 JPS6040631 Y2 JP S6040631Y2 JP 8262179 U JP8262179 U JP 8262179U JP 8262179 U JP8262179 U JP 8262179U JP S6040631 Y2 JPS6040631 Y2 JP S6040631Y2
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JP
Japan
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temperature
program
period
valves
timers
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JP8262179U
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English (en)
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JPS563295U (ja
Inventor
嗣人 林
Original Assignee
日本染色機械株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、布帛を処理液に浸してその温度をプログラ
ムに従って変化させる布帛処理用制御装置に関する。
布帛処理においては、昇温、及び降温の時間に対する温
度勾配の最大限、並びに定温維持期間を厳密に管理する
必要があると考えられている。
このための布帛処理制御装置として従来から種々のもの
が提案されているが、何れもかなり複雑かつ高価のため
に、実用に至っていないのが現状である。
これにかんがみ、この考案は比較的に簡単かつ安価な布
帛処理用制御装置の実現を目的とするものである。
以下に、実施例についてこの考案の構成、作用、効果を
説明する。
まず、布帛処理装置は第1図の構成をもつものとする。
処理槽1に処理液を納めてこれに処理すべき布帛を浸し
である。
前記処理液の液面下に、その温度を検出して直流電圧に
変換する測温手段2と、内部を蒸気が通過して伝熱によ
り前記処理液を加熱する加熱手段3と、内部を冷媒が通
過して伝熱により前記処理液を冷却する冷却手段4とを
設置しである。
前記蒸気は蒸気源5から蒸気用ポンプ6により加熱手段
3に供給されかつ蒸気源5に還流する。
前記冷媒は冷媒源7から冷媒用ポンプ8により冷却手段
4に供給されかつ冷媒源7に還流する。
蒸気用ポンプ6から加熱手段3に至る蒸気通路に直列に
第1開閉弁9と第1調節弁12との直列接続と第2開閉
弁10と第2調節弁13との直列接続との並列接続を挿
入しである。
又、冷媒用ポンプ8から冷却手段4に至る冷媒通路に直
列に第3開閉弁11と第3調節弁14との直列接続を挿
入しである。
第1〜3各開閉弁9.10.11は交流入力の断続で流
体の通過を断続する電磁弁であり、第1〜3各調節弁1
2,13.14は手動により通過流量も調節する絞り弁
である。
15はこの考案の制御装置で、第2図に回路を示すよう
に、処理液の温度のプログラムを内蔵し、測温手段2か
ら処理槽1内の処理液の温度に対応する電圧を受けて、
その電圧がプログラムによる各時点の設定温度を追従す
るように、昇温、定温、降温の各場合についてそれぞれ
第1〜3の各開閉弁9,10.11のみに通電するもの
である。
第2図において、16は商用の交流電源、17は変圧器
、18は整流器である。
19は変圧器17の出力により駆動されるモータで、プ
ログラムがカム20及び第1〜3各切換カム21,22
.23を定速で駆動する。
プログラムカム20は設定温度に対応する外周半径をも
ち、第1〜3各切換カム21.22.23はそれぞれ設
定温度の昇温、定温、降温の各区間のみ他の区間に対し
て外周半径を異らしめである。
24はサーボアンプで、整流器18から直流を入力し、
かつプログラムカム20と係合して、設定温度に対応す
る電圧を生じ、これをサーボモータ25に出力して設定
温度の変化に比例する変位を出力させる。
ブリッジ回路26は、整流器18から受けた直流電圧を
、aを分圧点としサーボモータ25に駆動される可変分
圧抵抗と、bを分圧点とする固定分圧抵抗とで分圧して
、分圧点a、 b間に設定温度に対応する電圧を生ずる
この対応の関係は、測温手段2における検出温度と発生
電圧との関係と同一にしである。
そして、検出温度が設定温度に合致するときは分岐点a
と測温手段2の一方の出力端Cとの間の電圧が零になる
ように、測温手段2の他方の出力端と分圧点すとを接続
しである。
このため、検出温度が設定温度と合致しないときは、a
、0間に電圧を生ずることになる。
増幅器27は、このa、0間の電圧に起因して、aがC
より高電位、即ち検出温度が設定温度より低い時にのみ
出力を生じ、リレー28のコイル28aに電流を流す。
リレー28の断続スイッチ28bは、交流電源16から
の一方の線路を、コイル28aの通電時は接点dに、非
通電時は接点eに接続するものである。
第1〜3各切換カム21,22.23にそれぞれ駆動さ
れて、プログラム設定温度のそれぞれ昇温、定温、降温
の間にのみ択一的に閉じる第1〜3各切換スイッチ29
,30.31を設け、これらを、それぞれ第1〜3各開
閉弁9.10.11の各コイルと直列に接続し、第1〜
2各切換スイッチ29.30と第1.2各開閉弁9,1
0の各コイルとの直列接続は、接点dと交流電源16か
らの他方の線路との間に、第3切換スイツチ31と第3
開閉弁11のコイルとの直列接続は、接点eと交流電源
16の前記他方の線路との間に挿入しである。
この構造において、断続スイッチ28bの接点dが接に
なるためにはコイル28aの電流がある程度の大きさに
なることを要するし、第1〜3各開閉弁9.10.11
が開いてから測温手段2の出力が温度に応じて変化する
までには遅れが存在するから、第3図に破線で示すプロ
グラムの場合、測温手段2の検出温度の変化を大げさに
示すと実線に示すようになる。
即ち、プログラムの昇温域では第1切換スイツチ29が
閉じ第2.3切換スイッチ30.31は開いているから
第1開閉弁9のみが断続スイッチ28bに支配されて検
出温度が設定温度より低い間のみ開く結果検出温度が上
昇し、残余の期間には放熱により若干下降するが実際上
はS゛不変言える程度である。
プログラムの定温域では第2切換スイツチ30が閉じ第
1.3切換スイツチ29.31は開いているから第2開
閉弁10のみが断続スイッチ28bに支配されて前記と
同様に検出温度が設定温度より低い間のみ開く結果検出
温度が上昇し、残余の期間には放熱により若干降下する
プログラムの降温域では第3切換スイッチ31が閉じ第
1.2切換スイッチ29.30は開いているから第3開
閉弁のみが断続スイッチ28bに支配されて前記と反対
に検出温度が設定温度より高い間のみ開く結果検出温度
が下降し、残余の期間には放熱により若干下降するが実
際上ははS゛不変言える程度である。
破線で示すプログラム設定温度と実線で示す検出温度の
差異の存在は前記遅れに起因するものである。
ところで、検出温度の上昇、下降の勾配は第1〜3各調
節弁12,13.14で調節することができる。
そして急激な加熱、冷却は好ましくないから、プログラ
ムの温度勾配を若干越える程度の検出温度勾配を得るよ
うに調節することになる。
ところが各種の原因で実際の温度勾配が低下してプログ
ラム設定温度を追従できなくなることがありうる。
このような場合、もしこのま)プログラムを進行させる
と、定温域で所定の温度を保持している時間の長さが、
技術上許容できない程度に短かくなってしまう。
又、時には第1〜3各調節弁12,13.14を全開に
しても調節できない場合もおこり得る。
これに対処して、この考案では第1〜3各開閉弁9.1
0.11のそれぞれと並列に、通電開始後者設定時間t
1.t2.t3を経過の時にスイッチ動作を開始し通電
停止の時に復帰する第1〜3各タイマ32,33,34
を設け、それぞれに附属して常閉的で第1〜3各タイマ
32,33,34の各動作期間にのみ開くようにした第
1〜3各モータスイッチ32a、33a、34aを設け
て、これらを変圧器17からモータ19への入力回路に
直列に挿入しである。
そして、第1〜3各タイマ32.33,34の各設定時
間ち、t2.t3を、それぞれ昇温、定温、降温の各動
作時に通常に生ずる第1〜3各開閉弁9,10.11の
各作動時間よりも大きく定めである。
このような構造を有するから、何らかの原因で加熱又は
冷却の能力がプログラムの設定温度勾配に追従できなく
て、第1〜3各開閉弁9,10゜11の開状態の継続時
間が、それぞれ第1〜3各タイマ32,33.34の各
設定時間”s* ”2? ”3を越えるに至ると、第1
〜3各モータスイツチ32at 33ae 34aの
何れかが開いてモータ19が停止し、プログラムは進行
を停止し、設定温度は第4図の破線のように水平となる
検出温度が実線のように変化し、設定温度の水平部分に
追いつくとプログラムは再び進行し、設定時間を経過す
ると停止する。
これを反覆する。この間の事情は昇温時も降温時も同様
であり、定温時でも何らかの理由で検出温度が設定温度
より甚だしく低下した場合には同様である。
この結果、定温域の開始はそれ以前にプログラムの全停
止時間ΔT1だけ遅延し、定温域の長さは定温域でのプ
ログラムの全停止時間ΔT2だけ延長されるが、定温域
で検出温度が設定温度にはS゛近い全時間は大体におい
て設定した定温域の時間長に合致する。
次に、プログラムの前記反覆的一時停止の頻度が判明す
るときは、それに基いて第1〜3各調節弁12,13.
14の絞りを開いて、温度勾配を適当に高めてプログラ
ムの一時停止をなくすることができる場合がある。
この場合に対処して、この考案では、第1〜3各タイマ
32,33.34に第1〜3各モータスイツチ32a*
33at 34aと同時にかつ開閉反対に駆動され
る常開的の第1〜3各警報スイッチ32b、33b、3
4bを設け、これらを並列に接続し、この並列接続を警
報器35と直列にして、変圧器17の両出力端に挿入し
である。
この構造により、プログラムの停止のつと警報器35が
警報を発する。
従ってこの警報に基いて第1〜3各調節弁12,13.
14の調節の必要性を知ることができる。
この考案によると、カムを除けば通常市販の部品を結合
して比較的に簡単かつ安価な布帛処理用制御装置15を
実現することができるから、先記の目的が遠戚され、布
帛処理技術の向上に資すること大である。
又、何らかの原因で実際の温度勾配が低下してプログラ
ム設定温度を追従できなくなった場合でも、プログラム
駆動用のモータが自動的に一時停止し、実際の温度が設
定温度に追いつくとモータが自動的に動き始める。
従って、布帛処理にとって重要な高温での定温域の全時
間がプログラムから掛は離れる恐れがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を適用すべき布帛処理装置の概念図、
第2図はこの考案の布帛処理用制御装置の回路図、第3
図と第4図とはその動作説明線図である。 2・・・・・・測温手段、3・・・・・・加熱手段、4
・・・・・・冷却手段、9・・・・・・第1開閉弁、1
0・・・・・・第2開閉弁、11・・・・・・第3開閉
弁、17〜31・・・・・・追従装置、32・・・・・
・第1タイマ、33・・・・・・第2タイマ、34・・
・・・・第3タイマ、32b・・・・・・第1モータス
イツチ、33b・・・・・・第2モータスイツチ、34
b・・・・・・第3モータスイツチ、32〜34.32
a〜34a・・・・・・プログラム停止装置、35・・
・・・・警報器、32b〜34b・・・・・・第1〜第
3v報スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 布帛を浸した処理液の温度をプログラムに従って調節す
    るために、プログラムを駆動するモータ、前記処理液の
    加熱手段、冷却手段及び測温手段を設け、この測温手段
    が測定した検出温度と前記プログラムによる設定温度と
    の差即ち追従温度差に起因して、前記プログラムによる
    昇温期間と定温期間とには前記加熱手段にそれぞれ蒸気
    を供給する第1,2各開閉弁を、又、前記プログラムに
    よる降温期間には前記冷却手段に冷媒を供給する第3開
    閉弁を、前記処理液の温度が前記プログラムによる温度
    を追従するような周期並びに継続時間で間欠的に作動さ
    せる追従装置を設け、更に、前記第1〜3各開閉弁のコ
    イルとそれぞれ並列に、通電開始後者設定時間t19
    t2? (sを経過の時にスイッチ動作を開始し通電停
    止の時に復帰する第1〜3各タイマを接続して設け、そ
    れぞれに附属して第1〜3各タイマの各動作期間にのみ
    開くようにした第1〜3各モータスイツチを設けて、こ
    れらを前記プログラム駆動モータの入力回路に直列に挿
    入し、前記第1〜3各タイマの前記各設定時陣□、t2
    .t3を前記第1〜3各開閉弁の通常の継続作動時間よ
    りも大きく定め、更に、前記第1〜3各タイマ動作時に
    閉じる第1〜3各警報スイツチを設け、これらを並列に
    接続し、この並列接続と直列に接続した警報器を設けた
    布帛処理用制御装置。
JP8262179U 1979-06-15 1979-06-15 布帛処理用制御装置 Expired JPS6040631Y2 (ja)

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JPS563295U JPS563295U (ja) 1981-01-13
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