JPS6040571B2 - 電気調理器 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はオーブントースタ等の電気調理器に関し、特に
調理時間を短縮しようとするものである。

従釆、この種の電気調理器は第１図に示すように外篤体
１内の内瞳体２内に上下にヒータ３，４を配置したもの
であった。

このヒータ３，４の加熱エネルギーの一部分はパンなど
の被調理物５に直接到達するが、他の大部分は内篤体２
の加熱に消費され、内崖体２の温度上昇とともに徐々に
内陸体２内雰囲気温度が上昇することによって調理がな
されていた。従って、この場合、バンなどの焼き時間が
長く、特に初回の調理においては長時間要していたため
、朝食時の特別に忙しい時に利用されるこの種の調理器
にとって致命的欠点とされていた。本発明は上記従来の
電気調理器の欠点を解消するもので、以下に本発明の実
施例について説明する。

第２図において、１１は電気調理器の本体を構成する外
蔭体、この外鐘体１１内には内障体１２が設けられてい
る。

この内崖体１２内は調理室１３となっており、前面には
扉１４が設けられている。１５，１６は内蓮体１２内に
設けられた上部ヒータ、下部ヒータである。

１７は上部ヒータ１５と内達体１２の上部間に配置され
た上部熱線反射板であり、熱絶縁物１８を介して内錘体
１２に取付けられている。

また１９は下部ヒータ１６と内鰹体１２の下部間に配置
された下部熱嫌擬反射板であり、熱絶縁物１８を介して
内雀体１２に取付けられている。２川まパン等の被調理
室２１を載層するための金網である。

上記構成において、上部ヒータ１５、下部ヒータ１６か
らの熱線は一部分が直接にパン等の被調理物２１に到達
し、他の大部分が熱線反射板１７，１９により反射され
て被調理物２１に到達する。

また、熱線反射板１７，１９は内蓮体１２に熱絶縁物を
介して取付けられているため、この熱線反射板１７，１
９に吸収された熱線エネルギーは内簾体１２にほとんど
伝導せず被調理物２１への鰭射エネルギーとなる。以上
の説明から明らかなように、本発明によれば、被調理物
へ到達する加熱エネルギーは従来のものに比べて大幅に
増大するため調理時間が短縮され、さらには熱の外部へ
の伝達割合が少なく、外部の温度が低下し、やけど等の
危険が少なく、安全性が高まり、また省電力化が行える
等工業的価値の大なるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の電気調理器の断面図、第２図は本発明の
一実施例を示す電気調理器の断面図である。 １２・…・・内鯵体、１３・・・・・・調理室、１５，
１６……ヒ−夕、１７，１９・・・・・・熱採炭反射板
、１８…・・・熱晩色縁物。 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 調理室を形成する筐体内にヒータを設けるとともに
   、このヒータと前記筐体間に熱線反射板を配置し、この
   熱線反射板を熱絶縁物を介して前記筐体に取付けてなる
   電気調理器。