JPS6036439Y2 - アルミ箔と不燃性シ−トの複合材 - Google Patents

アルミ箔と不燃性シ−トの複合材

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JPS6036439Y2
JPS6036439Y2 JP9639081U JP9639081U JPS6036439Y2 JP S6036439 Y2 JPS6036439 Y2 JP S6036439Y2 JP 9639081 U JP9639081 U JP 9639081U JP 9639081 U JP9639081 U JP 9639081U JP S6036439 Y2 JPS6036439 Y2 JP S6036439Y2
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aluminum foil
composite material
sheet
recess
recesses
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正一 小澤
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、アルミ箔と不燃性シートを局部的に設けた凹
陥部により結合した非接着式の複合材に関するものであ
る。
最近、輻射線反射断熱材として5LJPER・lN5U
LATION (超断熱材)が一般的に使用されており
、その構造は主としてガラス繊維の不織紙、又は不織布
等の不燃性シートにアルミニウムを真空蒸着したものか
、或いはアルミ箔に不燃性シートを接着したものであり
、両者を比較すると輻射線の断熱性能は前記蒸着式のも
のに比べて接着式の方が優れている。
しはしながらこの接着式のものは、真空断熱に於て真空
層に巻込んで使用する場合、真空度を上げるためには温
度を上げてガスを希薄にする必要があり、このため真空
層内の温度は200℃以上となり、時としては300℃
以上となることもあるからガラス繊維を結合する糊、或
いは不燃性シートとアルミ箔とを接着した糊が分解して
、ガスを発生するためになかなか所期の真空度が得られ
ず、又得ようとすればsCR間以上の長時間を要し、工
業的実施に適さないものであった。
之に対し、本考案に関するアルミ箔と不燃性シートの複
合材は、アルミ箔と不燃性シートの積層材に局部的に凹
陥部を形威し、この凹陥部により前記アルミ箔と不燃性
シートを結合させ、接着剤を使わず複合材を得たもので
あるから、不燃性シートとして最近開発されている有機
接着剤を使用しないものを採用すれば、この複合材を真
空層に巻き込んで、所期真空を得るため200〜300
℃の加熱を行っても、接着剤のガス化が起らす、従って
所期真空が容易に得られることとなり、接着式複合材の
欠点が完全に解消されるものである。
次に本考案に関するアルミ箔と不燃性シートの複合材の
実施の一例を図面に付き説明すれば下記の通りである。
図面第1図〜第4図において、Aはアルミ箔1とガラス
繊維を有機接着剤を使わず不織紙又は不織布とした不燃
性シート2との複合材で、アルミ箔1と不燃性シート2
との積層体に後記する結合装置を用いて、局部的に凹陥
部3を形成腰この凹陥部3によりアルミ箔1と不燃性シ
ート2とを結合して、非接着で複合材Aとしたものであ
り、前記した凹陥部3の形状は例えば、図面第2図に示
す連続線状か、図面第3図に示す断続線状、又は図面第
5図に示すエンボス状等とするものであり、尚、前記不
燃性シート2は、必ずしもガラス繊維の不織紙又は不織
布に限定されるものでなく、公知の石綿紙等の之と同効
質材は同様に利用出来ることは勿論である。
図面第5図は複合材Aの製造装置を示すもので、アルミ
箔1の巻取り4と不燃性シート2の巻取り5とを巻戻し
軸6,7に支持させ、両巻取り4と5とからアルミ箔1
と不燃性シート2とを引出して積層し、この積層体を周
面に連続線状の凹部8を所定の間隔で形成した雌型ロー
ル9と、この雌型ロール9の凹部8に適合する突条10
を周面に形成した雄型ロール11との間を通過させ、積
層体の凹部8に対応する部分を突条10により凹部8内
へ押し込ませて局部的に凹陥部3を形成し、この凹陥部
3によりアルミ箔1と不燃性シート2を結合させ製品複
合材Aを完成すると、之を製品の巻取りロール12へ巻
取る様にして複合材Aの連続製造を行わせるものである
尚、この複合材は直接取付対象に装着するときは、取付
対象を巻取りロール12として用い、之に凹部8を形成
し、この凹部8内へ雄型ロール11の突条10により積
層体を押し込ませて、凹陥部3を形成することも出来る
ものである。
本考案に関するアルミ箔と不燃性シートの複合材の実施
の一例は前述の通りの構成であるから、アルミ箔1と不
燃性シート2とを積層した積層体を雄型ロール11の突
条10により雌型ロール9の凹部8へ押し込ませれば、
積層体に局部的に凹陥部3が形成され、この凹陥部3に
よりアルミ箔1と不燃性シート2とを噛み合わせて分離
しない様にするから、アルミ箔1と不燃性シート2とが
接着剤を用いて接着しなくても、前述の噛み合いにより
結合されて複合材を構威し、取扱い使用に際し剥離する
ことがないものである。
前述の通り本考案に関するアルミ箔と不燃性シートの複
合材は、アルミ箔と不燃性シートとの積層体に局部的に
凹陥部を形成しこの凹陥部によりアルミ箔と不燃性シー
トとの結合を行わせることにより、非接着で複合材を得
るものであるから、之を輻射線反射断熱材として真空層
に巻込んで使う場合、加熱しても接着剤を使用していな
いため、そのガス化がなく、従って真空層内の所期真空
が短時間に得られて、工業的実施に適切なものであり、
又、この複合材は局部的に凹陥部を形成して、凹陥部に
よりアルミ箔と不燃性シートとを噛み合せたから、単位
面積当りの凹陥部数を適当に設定して置けば、通常の取
扱、使用に際しては、アルミ箔と不燃性シートが剥脱す
ることのない強度が得られて、然も結合操作が簡単な装
置で高能率的に行われるため、超低温液化ガスの製造及
び貯蔵、真空容器の輻射線断熱等の分野に用いる複合材
として性能、経済性に優れる格別な効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
本考案に関するアルミ箔と不燃性シートの複合材の実施
の一例を示すもので、第1図は一部の拡大断面図。 第2図〜第4図は凹陥部の形状を示す部分平面図。 第5図は複合材の製造装置を示す概要図。 第6図は凹陥部の形成状態を示す説明図である。 図中、1はアルミ箔、2は不燃性シート、3は凹陥部、
Aは複合材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アルミ箔と不燃性シートの積層体に局部的に凹陥部を形
    威し、この凹陥部により前記アルミ箔と不燃性シートを
    結合させたことを特徴とするアルミ箔と不燃性シートの
    複合材。
JP9639081U 1981-06-29 1981-06-29 アルミ箔と不燃性シ−トの複合材 Expired JPS6036439Y2 (ja)

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JPS583239U JPS583239U (ja) 1983-01-10
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JP6702139B2 (ja) * 2016-10-31 2020-05-27 株式会社豊田自動織機 電極組立体及び電極組立体の製造方法

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JPS583239U (ja) 1983-01-10

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