JPS6034958A - 3,4―ジヒドロ―2―置換―2h―1,2―ベンゾチアジン―カルボン酸 1,1―ジオキサイド誘導体の製造法 - Google Patents

3,4―ジヒドロ―2―置換―2h―1,2―ベンゾチアジン―カルボン酸 1,1―ジオキサイド誘導体の製造法

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JPS6034958A
JPS6034958A JP59046372A JP4637284A JPS6034958A JP S6034958 A JPS6034958 A JP S6034958A JP 59046372 A JP59046372 A JP 59046372A JP 4637284 A JP4637284 A JP 4637284A JP S6034958 A JPS6034958 A JP S6034958A
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benzothiazine
dihydro
dioxide
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ジュン ジン ソー
ユー フア ホン
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Yuhan Corp
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F3/00Compounds containing elements of Groups 2 or 12 of the Periodic Table
    • C07F3/02Magnesium compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D279/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one nitrogen atom and one sulfur atom as the only ring hetero atoms
    • C07D279/021,2-Thiazines; Hydrogenated 1,2-thiazines

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、非ステロイド系抗炎症剤製造用の有用な中間
体である3、4−ジヒドロ−2U#−4(又は3)−オ
キソ−2H−ベンゾチアジン−3(又は4)−カルボン
酸 1,1−ジオキサイド誘導体の製造法に関する。更
に詳しくは、適宜置換された3、4−ジヒドロ−2−置
換−4(又は3)−オキソ−28−1,2−ベンゾチア
ジン1.1−ジオキサイド化合物を炭酸アルキルマク不
シウムと反応させて得られる中間体を更に酸の存在下で
加水分解することによる上記カルボン酸化合物の製造及
びN−置換−4(又は3)−ヒドロキシ−2−置換−2
H−1,2−ベンゾチアジン−3(又は4)−カルボキ
サミド 1,1−ジオキサイド製造用中間体としてのそ
の用途に関する。
〔先行技術〕
一般式(1)又は(II)で表わされるβ−ケトカルボ
ン酸は脱炭酸を起こしやすく、その結果、当該化合物か
ら目的化合物を得る際、収率が低くなりがちであること
によって示されるように、不安定であることが当業者に
よく知られている。すなわち、米国特許No、3,89
2,740 (1975年7月10発行)によれば、3
.4−ジヒドロ−4−オキソ−28−1,2−ベンゾチ
アジン−3−カルボン酸 1,1−ジオキサイドが灯応
するエステルを加水分解して製造されているが、ただち
に脱炭酸反応が起こっている。ここでみられる不安定性
は、そのβ−ケト構造によるものである。
米国特許No、4,100,347 (1978年7月
11日発行)では、3,4−ジヒドロ−2−メチル−4
−オキソ−2H−1,2−ベンゾチアジン−3−カルボ
ン酸 1,1−ジオキサイドのアルキルエステル又はア
ラルキルエステルを水酸イオンの存在下で加水分解を行
い対応する3、4−ジヒドロ−2−メチル−4−オキソ
−2H−1,2−ベンゾチアジン−3−カルボンff1
1.l−ジオキサイドを生成させることにより、脱炭酸
反応を回避できる旨が開示されている。
〔本発明要旨〕
本発明者らは、一般式(■l) 2 (式中、R,は炭素数1〜3の低級アルキル、112は
水素、ハロゲン、ニトロ、トリフルオロメチル、炭素数
1〜5の低級アルキル、アルキル部分の炭素数が1〜3
の低級アルコキシ、フェニル、アルキル部分の炭素数が
1〜3であるフェニル低級アルキル又はナフタレンを形
成しうるその他ベンゼン環残基を示す。) で表わされる3、4−ジヒドロ−2−置換−4−オキソ
−2H−1,2−ベンゾチアジン 1.1−ジオキサイ
ド又は一般式(IV) 2 (式中、R1およびR2は前記定義通りである。)で表
わされる3、4−ジヒドロ−2−置換−3−オキソ−2
H−1,2−ベンゾチアジン 1,1−ジオキサイドを
、一般式(■) R5−0−Mq −0−C00R5(Vエエ)(式中、
R5は炭素数1〜3の低級アルキルを示す。) で表わされる炭酸アルキルマグネシウムと反応させて、
一般式(■)及び(IX) (Vエエエ) (工x)− (式中、R,およびR2は前記定義通りである。)で表
わされる新規中間体を生成し、その得られた中間体を酸
の存在下で加水分解すれば、一般式(%式%() () (式中、R1およびR2は前記定義通りである。)で表
わされる化合物が高収率、高純度で得られるという予想
外の驚くべき知見を得た。
得られた酸化合物は、一般式(V)及び(Vl )、■
、 (VI) (式中、R1とR2は前記定義通りであり、R3は水素
、炭素数1〜3の低級アルキル、アルキル部分の炭素数
が1〜3である低級アルコキシ、フェニル、アルキル部
分の炭素数が1〜3であるフェニル低級アルキル、2−
ピリジル、2−チアゾリルまたは5−メチル−3−イソ
キサゾリルを示す。) で表わされる化合物のような非ステロイド系抗炎症剤を
合成する際の有用な中間体である。
〔本発明の詳細な説明〕
本発明は、一般式<I)と(II) (1) (エエ) (式中、R1は炭素数1〜3の低級アルキル、R2は水
素、ハロゲン、ニトロ、トリフルオロメチル、炭素数1
〜5の低級アルキル、アルキル部分の炭素数が1〜3で
ある低級アルコキシ、フェニル、アルキル部分の炭素数
が1〜3であるフェニル低級アルキル又はその化ナフタ
レン形成ベンゼン環残基を表す。) で表わされる3,4−ジヒドロ−2−置換−4(ンー3
 (又は4)−カルボン酸 1,1−ジオキサイドのm
ll性法よび有効な抗炎症剤である一般E (V) 、
!= (Vl) 。
(V)(VI) (式中、R1とR2は前記定義通りであり、R3は水素
、炭素数1〜3の低級アルキル、アノレキ11部分の炭
素数が1〜3である低級アルコキシ、フェニル、アルキ
ル部分の炭素数が1〜3であるフェニル低級アルキル、
2−ピリジル、2−−5−了゛)゛リルまたは5−メチ
ル−3−イソキサゾリルを示す。) で表わされるN−置換−2−置換−2H−1.2−ベン
ゾチアジン−3 (又は4)−カルボキカ・ミド 1,
1−ジオキサイドの製造用中間体としてのその用途に関
する。
従って、本発明の目的の一つは、3,4−ジヒ、−へ咽
蕃♂ムノ/711−ヒリλ−・・−艷1−4リ−9+4
−1.2−ヘンジチアジン−3(又は4)−カルボン酸
 1,1−ジオキサイドの新規製造法を提供することに
ある。
本発明のもう一つの目的は、得られた酸化合物を、N−
置換−4(又は3)−ヒドロキシ−2−置換−28−1
,2−ヘンジチアジン−3(又は4)−カルボキサミド
 1,1−ジオキサイドの&J造に用いることである。
上記先行技術中に記載された製法では、出発物質として
、アルキル 3,4−ジヒドロ−2−メチル−4−オキ
ソ−2H−1,2−ヘンジチアジン−3−カルボン酸エ
ステル 1.1−ジオキサイドを用い、アルカリ条件下
で加水分解を行い、目的化合物を低収率で得ている: (i、(中、Rは低級アルキルを示す。)一方、本発明
においては、出発物質として一般式(III)及び(I
V) (エエエ) (IV) (式中、R,とR2は前記定義通りである。)で表わさ
れる3、4−ジヒドロ−2−置換−4(又は3)−オキ
ソ−2H−1,2−ヘンジチアジン 1.1−ジオキサ
イドを用い、上記一般式(I)及び(II)で表わされ
る目的化合物が単純な手順で定量的に得られる。
目的化合物(I)及び(II)は次式にtjffって製
造される: (以下余白) 方1 (式中、R1、R2、R5は前記定義通りである。)R
1、R5によって示されるアルキルの好適な例は、メチ
ル又はエチルである。R2の好適な例は、水素である。
一般式(I)及び(II)で示される化合物のうち、最
も好ましいのはR1がメチルでR2が水素である化合物
である。
これらの反応は、通常、N、N−ジメチルフメルムアミ
ド、ジメチルスルオキサイド等の反応に悪影響を与えな
い慣用の有機溶媒中で行われる。
反応温度は、臨界的なものでばないが、通常、加温下又
は加熱下に行われる。好適な温度は、50〜150℃で
あるが、R2の置換基効果を考慮すれば、一般式(II
I)又は(IV)で示される化合物の融解温度イ」近で
反応を行うのが好ましい。
一般式(III)又は(IV)で示される化合物と一般
式(■)で示される化合物との反応は、通;+i’+ 
1〜5時間以内で完結する。
反応剤である式(■)で示される化合物は、通常1〜1
0当量用いられるが、好ましい量は4〜7当量である。
まず、一般式(I[l)又は(1v)で示される化合物
と、一般式(■)で示される化合物を上記非反応性溶媒
中に懸濁させる。反応終結後、反応混合物を冷塩酸溶液
中に注ぐ。
方法1又は2における第一の工程の反応混合物を冷塩酸
溶液中に注げば、一般式(I)又は(n)の化合物が得
られる。得られた弐N)又は(II)の化合物が脱炭酸
反応を受けないように適当な有機溶媒との接触下で中和
反応を行うのが好ましい。
かかる目的には、ヘキサン、ジメチルエーテルやジエチ
ルエーテルのようなエーテル類、酢酸エチル、ジクロロ
メタン等のような中性溶媒がこのような目的に適ってい
る。
中和反応は、氷片を加えながら行うのが好ましく、有機
層を分離後、有機溶媒を真空蒸発させれば純粋状態の一
般式(1)又は(II)で表わされる化合物がほぼ定量
的に得られる。
得られた一般式(1)又は(II)で表わされる化合物
は、有効な抗炎症剤である、上記N−置換−4(又は3
)−ヒドロキシ−2−置換−2H−1,2−ペンゾメア
ジン−3(又は4)−カルボキサミド 1,1−ジオキ
サイドの製造用中間体として用いられる。
先行技術によれば、目的化合物の収率は、極めて低い。
本発明では脱炭酸反応を避&ノるため、混合無水方法(
mixed anhydride method)を用
い、少なくとも2モル量のアシル化剤を用いて、当該中
間体化合物(1)又は(’II )をアシル化すること
によって、化合物(1)又は(11)の4(又は3)位
のケト基を保護しながら、同時に適当なアミン(R3−
NH2)を加えて、反応させてアミド化反応を行わせる
得られた化合物は、アルカリの存在下で加水分解し、続
いて塩酸や硫酸等の鉱酸で中和して、一般式(V)又は
(Vl)の化合物を得る。
反応式は下記の通りである。
(以下余白) す2 :!LIL!L(v) (式中、R1、R2及びR3は前記定義通りであり、R
4はアルキル部分の炭素数が1〜3であるトリアルキル
アセチル、ベンゼンスルホニル、または置換ベンゼンス
ルホニルを、Xはハロゲンを示す。) R4の好適な例としては、トリメチルアセチル、ベンゼ
ンスルホニル、p−トルエンスルボニルが挙げられる。
一般式(1)(I[)(V)及び(Vl)で表わされる
上記化合物は、ケト体とエノール体の互変異性体の混合
物として存在する。本明細書中に記載されたこれら化合
物の両互変異性体とも、本発明の範囲に含まれることは
言うまでもない。
便宜上、互変異性体の一方のみを示した。
一般式(III)または(IV)で示される化合物の製
造法は、先行技術(J、 Org、 Chem、 3L
 162゜1966並びにJ8Med、Chem、 1
4.973.1971)中に開示されている。
以下、もっばらより詳細に本発明を説明するために、実
施例をあげる。
実施例1 3.4−ジヒドロ−2−メチル−4−オキソ−2H−1
,2−ベンゾチアジン−3−カルボン酸1.1−ジオキ
サイドの1周部 還流冷却器、攪拌器、温度計及びカルシウム乾燥管をと
りつけた四日フラスコ中で、6.34g(0,03モル
)の3,4−ジヒドロ−2−メチル−4−オキソ−1,
2−ベンゾチアジン 1.1−ジオキサイド、19.5
g(0,15モル)の炭酸メチルマグネシウムを150
m1のN、N−ジメチルフォルムアルデヒド中に加え、
混合物を140〜150℃で2時間攪拌した。反応溶液
をすばやく200m1の濃塩酸、200gの氷片及び5
00m1のジエチルエーテルを混合した中に注ぎ、10
分間混合物を攪拌した後、ジエチルエーテル層を分離し
、分離したジエチルエーテル溶液を真空蒸発させた。沈
澱した淡黄色結晶を濾取し、希メタノール溶液から再結
晶して、7.21 gの白色結晶の標記化合物を得た。
(収率94%) IR(KBr ) :35B3cm’ (エノール性O
H)。
3000〜2500 (酸OH)。
1600c+n−’ (C=O)。
1340、 1170ロー’(SO2)実施例2 3−ヒドロキシ−2−メチル−2H−1,2−ベンゾチ
アジン−4−カルボキシアニリド 1゜1−ジオキサイ
ドの調製 還流冷却器、攪拌器、温度計及びカルシウム乾燥管をと
りつけた四日フラスコ中で、1.06g(0,005モ
ル)の3.4−ジヒドロ−2−メチル−3−オキソ−2
H−1,2−ベンゾチアジン1.1−ジオキサイドと2
.6g(0,02モル)の炭酸メチルマグネシウムを2
0m1のN、N−ジメチルフォルムアルデヒド中に加え
、その混合物を90〜100℃で3時間攪拌した。反応
溶液をずばや<30m1の濃塩酸、70gの氷片及び2
00m1のジエチルエーテルを混合した中に注ぎ、10
分間混合物を攪拌した後、分離したジエチルエーテル溶
液を真空蒸発させて、1.25gの3.4−ジヒドロ−
2−メチル−3−オキソ−2H−1。
2−ベンゾチアジン−4−カルボン酸 1.1−ジオキ
サイドを得た。得られた化合物を20m1のベンゼンに
溶解し、その溶液に1.3mlのチオニルクロライド及
び0.4mlのN、N−ジメチルフォルムアミドを加え
た。混合物を3時間水浴中で攪拌し、生成した淡黄色沈
澱を濾取し、少量のベンゼンで洗浄した。沈澱物を10
m1のN、N−ジメチルフォルムアミドに溶解し、そこ
へ、1.02gのアニリンを加えた。混合物を室温で3
時間攪拌した。反応混合物中に、2倍量の氷水を加えて
沈澱を生成させた。得られた沈澱物を濾取し、再結晶し
て、0.85 gの標記化合物を得た。(収率51゜2
%、融点155〜156℃) 標記化合物は元素分析、IRスペクトルおよびNMRス
ペクトルで同定した。
実施例3 N−(2−ピリジル)−4−ヒドロキシ−2−メチル−
2H−1,2−ベンゾチアジン−3−カルボキシアミド
 1.1−ジオキサイドの1周製1.29 g (0,
005モル)の3.4−ジヒドロ−2−メチル−4−オ
キソ−2H−1,2−ベンゾチアジン−3−カルボン酸
 1,1−ジオキサイド、2.0mlのチオニルクロラ
イド、15m1のベンゼン及び0.4mlのN、N−ジ
メチルフォルムアミドの混合物を、還流冷却器、攪拌器
、温度計及びカルシウム乾燥管をとりつけた四日フラス
コ中に加え、その混合物を水浴中、3時間攪拌した。
生成した沈澱物を濾取し、少量のベンゼンで洗浄後、1
0m1のN、N−ジメチルフォルムアミドに溶解し、そ
こへ、1.2gの2−アミノ−ピリジンを加えた。溶液
は、発熱的に反応し、淡黄色に変じた。この混合物を3
時間攪拌後、2倍量の氷水を加えた。生成した沈澱物を
濾取し、水洗後、乾燥して0.89gの標記化合物を得
た。(収率52%、融点199〜200℃) 実施例4 N−(2−ピリジル)−4−ヒドロキシ−2−メチル−
2H−1,2−ベンゾチアジン−3−カルボキシアミド
 1.1−ジオキサイドの1周製1.29 g (0,
005モル)の3.4−ジヒドロ−2−メチル−4−オ
キソ−2H−1,2−ベンゾチアジン−3−カルボン酸
 1,1−ジオキサイドと20m1のトリエチルアミン
を1’ 5 mlテトラヒドロフラン中に熔解し、その
混合物を一15°Cまで冷却した。混合物を攪拌しなが
ら、1.3mlのピバロイルクロライドをゆっくり加え
、さらに攪拌した。当該混合物に1.0gの2−アミノ
ピリジンを加えた後、混合物の温度をゆっくり室温まで
上げて、5時間攪拌した。2倍量の氷水を混合物に加え
て沈澱を生成させ、沈澱物を1.0gの水酸化ナトリウ
ムを含有する50m1の水酸化ナトリウム溶液に溶解さ
せた。完全に加水分解させた後、溶液を濃塩酸で中和し
て沈澱を生成させた。得られた沈澱物を濾取し、アセト
ニトリルで再結晶して、0.97 gの標記化合物を得
た。(収率58%、融点198〜201℃) 標記化合物は、元素分析、IRスペクトルおよびNMR
スペクトルによって同定した。
ピバロイルクロライドの代わりに、ベンゼンスルホニル
クロライド又はp−)ルエンスルホニルクロライドを用
いた場合にも同様な結果が(Hられた。
実施例5 N−(2−チアゾリル)−4−ヒドロキシ−2−メチル
−2H−1,2−ベンゾチアジン−3−カルボキサミド
 1,1−ジオキサイドのlla ’IA1.29 g
 (0,005モル)の3.4−ジヒドロ−2−メチル
−4−オキソ−2H−1,2−ヘンジチアジン−3−カ
ルボン酸 1,1−ジオキサイドと、2−アミノピルジ
ンの代わりに、1.10gの2−アミノチアゾールを用
いて、実施例4と実質的に同様な方法で0.82gの標
記化合物を得た。(収率54%、融点250〜252℃
)標記化合物は、元素分析、IRスペクトルおよびNM
Rスペクトルによって同定した。
実施例6 N−(5−メチル−3−イソキサゾリル)−4−ヒドロ
キシ−2−メチル−2H−1,2−ヘンジチアジン−3
−カルホキサミド 1.1−ジオキサイドの調製 1.2・9g(0,005モル)の3.4−ジヒドロ−
2−メチル−4−オキソ−2H−1,2−ヘンジチアジ
ン−3−カルボン酸 1.1−ジオキサイドと、2−ア
ミノピルジンの代わりに、1.10gの3−アミノ−5
−メチルイソキサゾールを用いて、実施例4と実質的に
同様な方法で0.80 gの標記化合物を得た。(収率
48%、融点254〜256℃) 標記化合物は、元素分析、IRスペクトルおよびNMR
スペクトルによって同定した。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式(]Il)又はHv) (エエ巧 (IVI (式中、R1は炭素数1〜3の低級アルキル、R2L;
    17k 素、ハロゲン、ニトロ、トルフルオロメチル、
    炭素数1〜5の低級アルキル、アルキル部分の炭素数が
    1〜3の低級アルコキシ、フェニル、アルキル部分の炭
    素数が1〜3であるフェニル低級アルキル又はナフタレ
    ンを形成しうるその他ヘンゼン環残基を示す。) で表わされる化合物と、一般式(■) R5−0−Mg −0−C00R5(v工、。 (式中、R5は炭素数が1〜3である低級−アルキルを
    示す。) で表わされる化合物とを反応さ−U、得られたーf1ツ
    (五エエ) (IX) (式中、R1並びにR2は前記定義通りである。)で表
    わされる化合物を酸の存在下で加水分解することを特徴
    とする一般式(1)又は(II)(1)(工■) (式中、R1並びにR2は前記定義通りである。)で表
    わされる化合物の製造法。
  2. (2)一般式(1)又は(11)で表わされる化合物を
    一般式 %式% 〔式中R3は水素、炭素数が1〜3の低級アルキル、ア
    ルキル部分の炭素数が1〜3の低級アルコキシ、フェニ
    ル又はフェニル−01〜C3アルキル、2−ピリジル、
    2−チアゾリル又は5−メチル−3−イソキサゾリル、
    R4はトリ01〜3アルキル−アセチル、ベンゼンスル
    ボニル又はR換ヘンゼンスルボニル(但し、置換基はメ
    チル)、Xはハロゲンを示す。〕 で表わされる化合物とを反応させ、ilられる一般式(
    X)又は(XI) (Xi 、 (XI) (式中、R+ 、R2、R3並びにR4はそれぞれ61
    1記定義通りである。) で表わされる化合物をさらにアルカリの存在下、加水分
    解することを特徴とする一般式(V)又は(Vl) (式中、R,、R2及びR3は各々前記定義通りである
    。) で表わされる化合物の製造法。
JP59046372A 1983-03-15 1984-03-09 3,4―ジヒドロ―2―置換―2h―1,2―ベンゾチアジン―カルボン酸 1,1―ジオキサイド誘導体の製造法 Pending JPS6034958A (ja)

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KR1019830001019A KR850001037B1 (ko) 1983-03-15 1983-03-15 3,4-디하이드로-2h-1,2-벤조티아진-카복실산-1,1-디옥사이드류의 제조방법
KA83-1019 1983-03-15

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