JPS6032071B2 - 温水循環回路の配管方法 - Google Patents
温水循環回路の配管方法Info
- Publication number
- JPS6032071B2 JPS6032071B2 JP10635279A JP10635279A JPS6032071B2 JP S6032071 B2 JPS6032071 B2 JP S6032071B2 JP 10635279 A JP10635279 A JP 10635279A JP 10635279 A JP10635279 A JP 10635279A JP S6032071 B2 JPS6032071 B2 JP S6032071B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- hot water
- pipes
- lotus
- return pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は2蓮パイプを使用した温水循環回路の配管方法
に関するものであり、現場での2蓮パイプの分離加工を
なくし、機器等への接続工事を容易ならしめた配管方法
を提供することを目的とする。
に関するものであり、現場での2蓮パイプの分離加工を
なくし、機器等への接続工事を容易ならしめた配管方法
を提供することを目的とする。
従来の温水循環回路の配管方法は、第7図、第8図に示
す様な2蓮パイプを用いて配管施工を行なっている。
す様な2蓮パイプを用いて配管施工を行なっている。
銅パイプより成る温水往き管1と温水戻り管2はプラス
チックの被覆材3で覆われ、2運一体とさる、2蓮パイ
プ4を機成していた。施工時は、この2蓮パイプ4をま
ず必要長さだけ切り取り、次に温水往き管1と温水戻り
管2の丁度中間と推定される被覆材3の表面にナイフを
入れ、ある一定長さ被覆材3を分離し、この被覆材3を
はぎ取って内部の銅パイプ部分(温水往き管2、温水戻
り管3)をむき出していた。更にこの温水往き管2と温
水戻り管3を機器等の接続口に、継手を介したロー付け
等により連結接続していた。このため、温水往き管1と
温水戻り管2を分離加工する作業が面倒で時間を取るば
かりでなく、温水往き管1と温水戻り管2の丁度中間と
お‘ましき所を目分量で狙ってナイフを入れても、いま
しば中間点をそれ被覆材3を片寄ってカットしてしまい
内部の鋼パイプ部分(溢水往き管1、温水戻り管2)を
損傷することが多かった。
チックの被覆材3で覆われ、2運一体とさる、2蓮パイ
プ4を機成していた。施工時は、この2蓮パイプ4をま
ず必要長さだけ切り取り、次に温水往き管1と温水戻り
管2の丁度中間と推定される被覆材3の表面にナイフを
入れ、ある一定長さ被覆材3を分離し、この被覆材3を
はぎ取って内部の銅パイプ部分(温水往き管2、温水戻
り管3)をむき出していた。更にこの温水往き管2と温
水戻り管3を機器等の接続口に、継手を介したロー付け
等により連結接続していた。このため、温水往き管1と
温水戻り管2を分離加工する作業が面倒で時間を取るば
かりでなく、温水往き管1と温水戻り管2の丁度中間と
お‘ましき所を目分量で狙ってナイフを入れても、いま
しば中間点をそれ被覆材3を片寄ってカットしてしまい
内部の鋼パイプ部分(溢水往き管1、温水戻り管2)を
損傷することが多かった。
更に、温水往き管1と戻り管2の識別方法は、銅パイプ
の片一方を着色する等の方法を取っていたため、被覆材
3をはがしてみなければ分からず、一目瞭然と見分けら
れるもではなかった。本発明は、2蓬パイプに予め、あ
る四定長の分離構成部を複数箇所設け、切断を必要長に
近い分離構成部の所で行なわしめ、温水往き管と戻り管
の分離加工を省くことにより前記のような従来の欠点を
解消すものである。
の片一方を着色する等の方法を取っていたため、被覆材
3をはがしてみなければ分からず、一目瞭然と見分けら
れるもではなかった。本発明は、2蓬パイプに予め、あ
る四定長の分離構成部を複数箇所設け、切断を必要長に
近い分離構成部の所で行なわしめ、温水往き管と戻り管
の分離加工を省くことにより前記のような従来の欠点を
解消すものである。
以下本発明の一実施例について第1図から第6図に基づ
いて説明する。この実施例はゴム材により構成された2
蓮パイプを例にとるものであるが、第1図〜第3図にお
いて、温水往き管5と温水戻り管6は並列に接合され2
蓮パイプ7が構成されている。そしてこの2蓮パイプ7
には、ある一定長さ温水往き管5と温水戻り管6の2本
のパイプが各々分離された分離構成部8と、次のある一
定長さはめがね状などに一体化された接合構成部9が繰
り返して複数箇所成形されている。分離構成部8は第2
図に、接合構成部9は第3図にその断面形状の詳細が示
してあるが、温水往き管5と温水戻り管6はいずれも内
部が耐熱性、耐水性を有するEPT(エチレン・プロピ
レン・ターボリマー)等から成る内側ゴム材10、耐圧
強度を増すための補強布1 1、及び耐熱性、耐候性を
有するCSM(クロロ・スルホン化・ポリエチレン)等
の被覆ゴム材12により構成されている。分離構成部8
は溢水往き管5と温水戻り管6が各々分離独立した2本
のパイプや並列に並ぶように構成され、接合構成部9は
2本のパイプが被覆ゴム材12にて一体に接合されてい
る。なお接合構成部9の断面形状は本実施例では丁度め
がね状をなしているが、この池楕円状でも角状でもかま
わない。更に、分離構成部8の温水往き管5と温水戻り
管6の表面には、温水往き管と戻り管の識別ができるよ
う、温水の流れ方向を表わす矢印13,13′,14,
14′が繰り返し表記されている。この矢印13,13
′14,14′は、分離構成部8の中央部をはさんで対
称的な位置に成形されており、中央部において2蓮パイ
プが切断されても、そのいずれの端部においても温水往
き管と戻り管の識別ができるよう工夫されている。次に
、この2蓮パイプの施工方法について述べる。第4図か
ら第6図において、まず第4図の様に2蓮パイプの必要
長に一番近い分離構成部8のほぼ中央部を、ナイフ等で
切断する。するとこの部分は、各々独立したパイプと同
様に成型されているため第5図に示すように、切断した
だけで自然に分離される。しかも2蓮パイプの端部には
、温水往き管5と戻り管6を識別する矢印1314が必
ず残されて表記されているため、往き管・戻り管の区別
が一目瞭然と判別できる。最後にこの2蓮パイプの温水
往き管5と温水戻り管6を放熱器等の機器の合致した接
続口15,16に挿入し、ホふくスバンド17,18等
で締め上げるだけで配管接続が完了する。本実施例にお
いては、切断された分離構成部には、温水の往き管と戻
り管を表わす矢印が表記されているため、この部分を機
器等の接続口に継ぎ込む際に往き管と戻り管をまちがえ
ることがなくなる効果を有する。以上のように本発明は
、2蓮パイプに分離構成部と接合構成部を繰り返して設
け、分離構成部のところで切断し、この切断によって自
然に分離されたパイプ端部を機器等に接続し施工を行な
うため、次の様な効果を有する。
いて説明する。この実施例はゴム材により構成された2
蓮パイプを例にとるものであるが、第1図〜第3図にお
いて、温水往き管5と温水戻り管6は並列に接合され2
蓮パイプ7が構成されている。そしてこの2蓮パイプ7
には、ある一定長さ温水往き管5と温水戻り管6の2本
のパイプが各々分離された分離構成部8と、次のある一
定長さはめがね状などに一体化された接合構成部9が繰
り返して複数箇所成形されている。分離構成部8は第2
図に、接合構成部9は第3図にその断面形状の詳細が示
してあるが、温水往き管5と温水戻り管6はいずれも内
部が耐熱性、耐水性を有するEPT(エチレン・プロピ
レン・ターボリマー)等から成る内側ゴム材10、耐圧
強度を増すための補強布1 1、及び耐熱性、耐候性を
有するCSM(クロロ・スルホン化・ポリエチレン)等
の被覆ゴム材12により構成されている。分離構成部8
は溢水往き管5と温水戻り管6が各々分離独立した2本
のパイプや並列に並ぶように構成され、接合構成部9は
2本のパイプが被覆ゴム材12にて一体に接合されてい
る。なお接合構成部9の断面形状は本実施例では丁度め
がね状をなしているが、この池楕円状でも角状でもかま
わない。更に、分離構成部8の温水往き管5と温水戻り
管6の表面には、温水往き管と戻り管の識別ができるよ
う、温水の流れ方向を表わす矢印13,13′,14,
14′が繰り返し表記されている。この矢印13,13
′14,14′は、分離構成部8の中央部をはさんで対
称的な位置に成形されており、中央部において2蓮パイ
プが切断されても、そのいずれの端部においても温水往
き管と戻り管の識別ができるよう工夫されている。次に
、この2蓮パイプの施工方法について述べる。第4図か
ら第6図において、まず第4図の様に2蓮パイプの必要
長に一番近い分離構成部8のほぼ中央部を、ナイフ等で
切断する。するとこの部分は、各々独立したパイプと同
様に成型されているため第5図に示すように、切断した
だけで自然に分離される。しかも2蓮パイプの端部には
、温水往き管5と戻り管6を識別する矢印1314が必
ず残されて表記されているため、往き管・戻り管の区別
が一目瞭然と判別できる。最後にこの2蓮パイプの温水
往き管5と温水戻り管6を放熱器等の機器の合致した接
続口15,16に挿入し、ホふくスバンド17,18等
で締め上げるだけで配管接続が完了する。本実施例にお
いては、切断された分離構成部には、温水の往き管と戻
り管を表わす矢印が表記されているため、この部分を機
器等の接続口に継ぎ込む際に往き管と戻り管をまちがえ
ることがなくなる効果を有する。以上のように本発明は
、2蓮パイプに分離構成部と接合構成部を繰り返して設
け、分離構成部のところで切断し、この切断によって自
然に分離されたパイプ端部を機器等に接続し施工を行な
うため、次の様な効果を有する。
‘1} 2蓬パイプの分離構成部のところを切断するだ
けで、温水往き管と戻り管が自然に分離され分離加工が
省けるため施工がきわめて容易になるとともに、接合構
成部が分離構成部と交互に構成されているため、2蓮パ
イプとしての特長も失われることがない。■ 分離加工
の際、損傷し易かった補強布等の耐圧強度を維持する材
料が傷つかずに済み、施工時における強度や耐久性の劣
化の問題が解消できる。
けで、温水往き管と戻り管が自然に分離され分離加工が
省けるため施工がきわめて容易になるとともに、接合構
成部が分離構成部と交互に構成されているため、2蓮パ
イプとしての特長も失われることがない。■ 分離加工
の際、損傷し易かった補強布等の耐圧強度を維持する材
料が傷つかずに済み、施工時における強度や耐久性の劣
化の問題が解消できる。
(3} 2蓮パイプには分離構成部が繰り返して構成さ
れているため、従釆の2蓮パイプの様に全長にわたって
接合されているものに比べ、コーナー等で配管を曲げる
際、曲げ加工が容易にできる。
れているため、従釆の2蓮パイプの様に全長にわたって
接合されているものに比べ、コーナー等で配管を曲げる
際、曲げ加工が容易にできる。
なお、ここでは実施例としてゴム製の2蓮パイプを例に
取ったが、従来の様な銅パイプを2蓮一体に被覆した2
蓬パイプ等にも本発明は適用可能である。
取ったが、従来の様な銅パイプを2蓮一体に被覆した2
蓬パイプ等にも本発明は適用可能である。
【4ー 分離構成部においては温水往き管から温水戻り
管への伝熱が行なわれないため、温水往き管の温度の低
減できる。
管への伝熱が行なわれないため、温水往き管の温度の低
減できる。
【51 施工時に全体の長さが分らない時に、分離構成
部あるいは接合構成部の数を教えることにより長さを知
ることができる。
部あるいは接合構成部の数を教えることにより長さを知
ることができる。
第1図は本発明方法を実施するための2蓮パイプの外観
図、第2図は第1図A一A′線断面図、第3図は第1図
B−B′線断面図、第4図は上記2蓬パイプの切断前の
施工図、第5図は同切断後の施工図、第6図は本発明方
法を用いた機器への接続施工図、第7図は従来例の2蓮
パイプの外観図、第8図は第7図C−C′線断面図であ
る。 5・・…・温水往き管、6・・・・・・温水戻り管、7
・・・・・・2蓮パイプ、8・・・・・・分離構成部、
9・・・・・・接合構成部、13,14・・・・・・矢
印(識別)、16,16・・・・・・接続口。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図
図、第2図は第1図A一A′線断面図、第3図は第1図
B−B′線断面図、第4図は上記2蓬パイプの切断前の
施工図、第5図は同切断後の施工図、第6図は本発明方
法を用いた機器への接続施工図、第7図は従来例の2蓮
パイプの外観図、第8図は第7図C−C′線断面図であ
る。 5・・…・温水往き管、6・・・・・・温水戻り管、7
・・・・・・2蓮パイプ、8・・・・・・分離構成部、
9・・・・・・接合構成部、13,14・・・・・・矢
印(識別)、16,16・・・・・・接続口。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 温水循環回路の温水往き管、戻り管として、ある一
定の長さ2本のパイプが各々分離独立している分離構成
部と、次のある一定長さは、一体化された接合構成部と
が複数対繰り返し構成された2連パイプを用い、施工時
に必要長に近い分離構成部のところで切断し、この切断
によつて分離されたパイプ端部を機器の接続口に各々連
結接続することを特徴とする温水循環回路の配管方法。 2 2連パイプは分離構成部の往き管、戻り管の各パイ
プ表面に温水往き管、戻り管の識別を表記したものを使
用することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の温
水循環回路の配管方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10635279A JPS6032071B2 (ja) | 1979-08-20 | 1979-08-20 | 温水循環回路の配管方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10635279A JPS6032071B2 (ja) | 1979-08-20 | 1979-08-20 | 温水循環回路の配管方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5631577A JPS5631577A (en) | 1981-03-30 |
JPS6032071B2 true JPS6032071B2 (ja) | 1985-07-25 |
Family
ID=14431380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10635279A Expired JPS6032071B2 (ja) | 1979-08-20 | 1979-08-20 | 温水循環回路の配管方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6032071B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0354929Y2 (ja) * | 1985-04-05 | 1991-12-05 |
-
1979
- 1979-08-20 JP JP10635279A patent/JPS6032071B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0354929Y2 (ja) * | 1985-04-05 | 1991-12-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5631577A (en) | 1981-03-30 |
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