JPS6031548B2 - 遠心脱水装置 - Google Patents

遠心脱水装置

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JPS6031548B2
JPS6031548B2 JP7318381A JP7318381A JPS6031548B2 JP S6031548 B2 JPS6031548 B2 JP S6031548B2 JP 7318381 A JP7318381 A JP 7318381A JP 7318381 A JP7318381 A JP 7318381A JP S6031548 B2 JPS6031548 B2 JP S6031548B2
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JP
Japan
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centrifugal
cage
centrifugal cage
dehydrated
primary
Prior art date
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JP7318381A
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JPS57187053A (en
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龍文 藤井
良博 加賀
勝由 岡村
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は厨芥などの生ごみを破砕,搬送,脱水して処
理する生ごみ処理システムの脱水装置として好適な遠心
脱水装置の改良に関する。
頭記生ごみ処理システムとして第1図のようなシステム
が既に提案され、実施化されている。
即ち図において1は食堂の調理場など厨芥が多量に発生
する場所に据付けられた生ごみ粉砕用ディスポーザ、2
はスラリ搬送管、3はスラリ搬送ポンプ、4はごみ搬出
場所或いは焼却炉近くに裾付けられた遠心脱水機である
。ディスポーザ1に投棄された生ごみAはディスポーザ
で細かく粉砕され、水道5より搬送媒体として加えた水
Bとの混合スラIJとして送り出される。粉砕生ごみA
と水Bとの混合スラリは搬送管2を介して遠心脱水機4
まで搬送される。脱水機4は逆円錐台形の連続処理式遠
Dかご41を備えており、送り込まれたスラリを脱水し
てごみかすA′を排出口42よりごみ回収容器6に回収
させ、一方分離脱水された水Bは排水管7を介して排水
される。上記の如きシステムによりビル建物内で発生す
る多量の生ごみ処理が簡便となり、また脱水されたごみ
かすは焼却効率を高め、或いはコンポストの原料として
資源の再利用を図ることができる。一方上記の生ごみ処
理システムを実際に稼動さる場合にディスポーザ1へ投
入される生ごみの量種類は一定せず、このために遠心脱
水機に送り込まれる負荷も時間的に大きく変動する。
即ち或る場合には負荷量が脱水機4の脱水能力以上に多
くなったり、負荷量は多くなくてもスラリに含まれてい
る水の割合が異常に高かったりする。このような場合に
はスラリが逆円錐台形の遠心かご41の斜面を上昇する
過程の間に充分脱水し切れず、回収されたごみかすA′
には相当な水分が残留して脱水率が低下する。また生ご
み処理運転時にディスポーザへの生ごみ投入が中断する
と、脱水機へは水道の水のみが多量に送り込まれて釆る
。このような状態になると遠心かご41のフィルタ面は
水膜で覆われてしまい、かつ水の表面張力によつてフィ
ル夕が目詰まりしたと同様になり、脱水率が極端に悪化
する。しかも遠心かご41の内面を移動した水はかごの
外周縁からケース内に飛散し、水滴となってごみかす排
出口42を通じて既に脱水回収されたごみかすA′の上
へ流れ込む不具合を招く。かかる点遠心脱水機として脱
水容量の大きな大形機を使用すれば、大きな投入負荷に
も余裕をもたせてスラリを充分に脱水することができる
が、変動負荷に対して稼働効率の面から設備が高くなり
不経済である。上詫間題点の対策として、第2図に示す
ように遠心脱水機4と組合わせてその前段に一次脱水装
置8を設置したものが既に提案されている。
かかる一次脱水装置8はケーシング81の上面にスラリ
投入口82、下面に互に偏位して排水口83および被脱
水物導出口84を閉口するとともに、スラリ投入口82
と被脱水物導出口84との間にまたがって傾斜した脱水
スクリーン85を備えて構成されている。上言己の構成
によりスラリ搬送管2を通じて搬送されて来た生ごみと
水の混合スラリA,Bは投入口82よりケーシング81
へ吐出され、ここから脱水スクリーン85の上を糟勤落
下する。この過程でスラリA,Bのうち生ごみAと遊離
している水Bは脱水スクリーン85を透過して背城へ自
重脱水式に脱水分離される。一方、残りの生ごみAは導
出口84へ到り、ここから遠心脱水機4の遠心かご41
へ送り込まれる。これによって遠0脱水機4の負荷を軽
減し、脱水効率の向上と、余分な水の飛散ごみかすへの
再混入の防止を図ろうとするものである。しかしながら
第2図に示した一次脱水装置では実際のごみ処理運転の
結果、当初に期待したような十分な効果が得られないこ
とが判明した。
即ち生ごみAのうちには油分を含むもの、また粘着性の
大きなものが含まれており、このためにスラリ投入口8
2へ吐出されたスラリが下向きに傾斜した脱水スクリー
ン85の上を滑動する途中でスクリーンの網目に付着し
、その上へ後続のスラリが更に重なって堆積し、円滑に
導出口84へ向けて導くことが困難である。更に油分が
多い場合には脱水スクリーンの面城に表面張力によって
油膜が形成されてしまい、自重落下式では水は脱水スク
リーン85の網目をうまく透過することができずに導出
口84へ向けて流れ込んでしまう。加えて上記のような
目詰まりが生じることからひんぱんに洗浄作業を行う必
要があるが、洗浄作業はその都度一次脱水装置を取外し
て分解しなければならず作業が厄介である。この発明は
上記の点にかんがみなされたものであり、その目的は従
来装置の難点を解消し、コンパクトな構成で、しかも脱
水率の向上が図れる遠心脱水装置を提供することにある
かかる目的は本発明により、従来装置における自重落下
式の一次脱水装置に代えて、被脱水処理物の投入口に近
い側に円錐台形の周側面をフィル夕で構成した一次遠心
かごを逆円錐台形の二次遠心かごと向い合わせに並べて
駆動モータ軸上に同軸連結するとともに、更に加えて二
次遠心かごに対向してその外周に円錐台形の三次遠心か
ごを設け、一次ないし三次の遠心かごで3段脱水を行う
ように構成して達成している。
以下この発明を図示の実施例に基づいて詳述する。
第3図において、この発明による遠D脱水装置100の
基本構造は大別してケース110と、一次遠心かご組立
体120と、二次および三次の遠心かご組立体130と
、たて軸形の駆動モータ140とから構成されている。
このうちまずケース11川ま架台111に支えられたケ
ース本体112の頂面菱部に閉口した被脱水処理物であ
る生ごみの投入ロー13、側面のごみかす排出口114
、上下2箇所の排水ロー15,116、およびケース本
体112内の中間に配置したホッパ117を備えて構成
されている。一次遠心かご組立体12川ま円錐台形の周
側面をフィル夕で構成した一次遠心かご121と、外周
緑の数箇所で前記かご121を下側より支えてごみ投入
ロー13の下方に配置した皿状回転盤式のフィーダ12
2とを具備して駆動モーター40のモータ軸141の上
端に連結されている。また一次遠心かご121の外周縁
は先託したホッパ117の上部外周緑に接近対向してい
る。二次および三次の遠心かご組立体13川ま一次遠心
かご組立体120の下方に配置されており、その構造は
前記一次遠心かご121と向い合わせに対向位置する逆
円錐台形の二次遠0かご131と、該こ次遠○かご13
1の内側にフィルタ面と間げきを隔てて配置支持された
ろうと形状の内かご132と、内かご132の外周緑か
ら二次遠心かご131の外周縁の方へ向けて煩め下向き
に延長して形成された円錐台形の三次遠0かご133と
から成る。そして遠Dかご組立体130は回転盤142
を介してモータ軸141へ前記一次遠心かご組立体12
0と相並べて同軸上に連結されており、また二次遠0か
ご131と三次遠心かご133との間の間げき通路がケ
ース110のかす排出口114に臨んでいる。なお遠心
かご組立体120と、130の外周縁部の詳細構造は第
4図に示すごとくである。また前記した遠心かご組立体
120,1301こ対し、ケース110のホッパ117
が遠心かご組立体120と130との間に外周側から入
り組んで介在され、一次遠心かご121の外周緑と二次
遠心かご131の中央部との間を連係しており、このホ
ッパ117とフィーダ122の外周面との間に被脱水処
理物の搬送路を形成している。更にフィーダ122は外
周面より前記の搬送路へ向けて突出す搬送スクリュー1
50を備えている。なお図示例では一次遠心かご121
は周方向の複数箇所で支柱を介してフィーダ122に支
持した構造を示したが、この代りに放射方向の支持部材
を介して直接モータ軸141に取付け支持することも可
能である。次に上言己構成による遠心脱水装置の動作に
ついて述べる。第1図で述べた生ごみ処理システムでデ
ィスポーザにより破砕され、水とともにスラリとしてパ
イプ搬送されて来た生ごみAと水Bは投入ロー13を通
じてフィーダ122の上へ落下する。一方、フィーダ1
22および一次遠心かご121はともに駆動モータ14
0で回転駆動されており、従ってフィーダ122へ落下
した生ごみAと水Bは遠心力により外周方向へ飛ばされ
「次遠心かご121へ向けて供給される。ここで一次脱
水処理が行われ、水Bはフィルタ画を透過して分離し、
排水ロー15を経て外方へ排水される。これに対し一次
脱水処理された生ごみAは一次遠心かご121の内面に
沿って滑り落ち、その外周緑よりホッパ117へ移行し
、更に先記した搬送スクリュー1501こよって強制的
に二次遠心かご131の中央へ送り込まれる。二次遠心
かご131では従来と同じように逆円錐台形のフィルタ
面に沿って生ごみAが移動する過程で脱水が行われ、フ
ィル夕を透過した分離水Bは排水口116を通じてケー
ス外に排水される。
この過程では、二次遠心かご131へ供給された生ごみ
Aが二次遠心かご131と内かごm32との間の狭い間
げきに押込まれるので遠心脱水に加えて圧縮脱水も作用
し、脱水効率が高まる。更に二次遠0かご131の外周
縁から放射方向に放出された生ごみAは最後に三次遠心
かご133に突き当り、ここで水Bは分離してフィル夕
を透過し、排水口115より排水される。そして残りの
ごみかすは三次遠心かごI33の内面に沿って下方に移
動し、その外周縁より飛出した後にケースのかす排出口
114を通じて排出される。しかも前記の三次遠心かご
I33により特に次のような効果が得られる。すなわち
先に述べたように、生ごみ処理運転中にディスポーザへ
の生ごみ投入口の中断よって水だけが脱水機へ導入され
る場合には、水の表面張力によって二次遠心かご131
の脱水能力が極端に悪化するが、二次遠心かご131の
フィル夕を透過しされなかった水も遠心力作用で三次遠
心かご133のフィルタ面に衝突した際に殆どフィル夕
を透過して脱水されることになる。この結果多量の水滴
がかす排出口114へ向うのを良好に防止できる。また
三次遠心かご131では、その内面を移動する生ごみA
は層をなして移動するので、フィルタ面に直接触れてい
る生ごみ層の下層部分は良好に脱水されるが、上層部分
は十分に脱水されずにそのまま遠心かごの外周縁に到達
してしまう。かかる点三次遠心かご133の設置により
、二次遠心かご131から放出された生ごみAは三次遠
心かご133のフィルタ面に遠心力作用で衝突されるの
で、脱水率は大中に高まる。以上述べたようにこの発明
の構成によればトまず一次脱水機構として遠心かごを用
いたことにより、従来の自重落下式の脱水機構と較べて
その脱水効果は高く、遠心脱水装置全体としての総合的
な脱水率を従釆方式のものと較べて大中に向上できる。
また二次および三次の遠心かごを一次遠心かごとともに
1台の駆動モー夕軸に連結し、かつ互に向い合わせに並
べた−次と二次の遠心かごの中間にはホッパを介在させ
るとともに、投入口より導入されて来る被脱水処理物を
一次遠心かごへ供給するための皿状回転盤を設けた巧み
な構成配置により、被脱水処理物を機内の移動経路に沿
って投入口より排出口まで円滑に移送させつつ、全体と
してコンパクトにまとめて構成することができる。しか
も逆円錐台形の二次遠心かごと逆向きの円錐台形の三次
遠心かごを二次遠心かごの外周に対向して設置したこと
により、二次遠心かごで脱水しされなかった水分は三次
遠心かごへの衝突によって良好に脱水されるので、脱水
装置の総合的な脱水効率を飛躍的に向上できるなど、そ
の実用的効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は遠心脱水装置を組込んだ生ごみ処理システムの
系統図、第2図は従来における遠心脱水装置の構成断面
図、第3図はこの発明実施例の構成断面図、第4図は第
3図における要部の拡大図である。 loo・・・・・・遠心脱水装置、110・・・・・・
ケース、113・・・・・・被脱水処理物の投入口、1
14…・・・かす排出口、115,116・・・・・・
排水口、117・・・.・・ホッパ、120・・・・・
・一次遠心かご組立体、121・・・・・・一次遠心か
ご、122…・・・フィ−ダ、131・・・・・・二次
遠心かご、133・・・・・・三次遠心かご、140・
・…・駆動モータ、141・・…・モータ軸。 寸1図才2図 ★3四 才ム図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被脱水処理物の投入口,脱水処理後のかす排出口,
    および分離水の排水口を備えたケースと、該ケース内に
    収容されかつそれぞれたて軸形駆動モータの同軸上に相
    並べて連結された周側面をフイルタとする円錐台形の一
    次遠心かごと、該一次遠心かごのフイルタ面へ向けて投
    入口より落下導入された被脱水処理物を供給する回転盤
    式フイーダと、一次遠心かごと向い合わせに対向してそ
    の下方に配置した逆円錐台形の二次遠心かごと、該二次
    遠心かごの外周縁の外方に対向して配置した円錐台形の
    三次遠心かご、および一次遠心かごで脱水処理された被
    脱水処理物を二次遠心かごの中央へ向けて送り込むケー
    ス側のホツパとを具備して構成したことを特徴とする遠
    心脱水装置。
JP7318381A 1981-05-15 1981-05-15 遠心脱水装置 Expired JPS6031548B2 (ja)

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JPS57187053A JPS57187053A (en) 1982-11-17
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ID=13510761

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1468744B1 (de) * 2003-04-16 2008-06-04 Ferrum AG Schubzentrifuge mit rotierbarem Trichter zur Vorbeschleunigung des Gemisches

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JPS57187053A (en) 1982-11-17

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