JPS6027918Y2 - 充填間隙形成用補助枠 - Google Patents

充填間隙形成用補助枠

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JPS6027918Y2
JPS6027918Y2 JP17758080U JP17758080U JPS6027918Y2 JP S6027918 Y2 JPS6027918 Y2 JP S6027918Y2 JP 17758080 U JP17758080 U JP 17758080U JP 17758080 U JP17758080 U JP 17758080U JP S6027918 Y2 JPS6027918 Y2 JP S6027918Y2
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JP
Japan
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frame
inner frame
auxiliary frame
gutter
gap
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Expired
Application number
JP17758080U
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JPS57100200U (ja
Inventor
慎吾 野中
正志 森
誠二 永井
Original Assignee
品川白煉瓦株式会社
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  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、とくに高炉出銑樋(以下、単に樋という)ど
の内張り損傷部を、いわゆる、ドライの振動施工用不定
形耐火物(以下、材料という)などで補修する場合に、
内枠の側端部と残存内張りとの隙間を、迅速かつ確実に
密閉する、充填間隙形成用補助枠(以下、補助枠という
)を提供腰補修作業を省力化するとともに全体を強固に
補修することを目的とする。
樋は一般に上広がりの鉄皮内に、A1゜03−3iC−
C系の樋材をスタンプ施工あるいは振動施工したもので
あるが、出銑時、溶銑およびスラグによってとくに出銑
口前部およびスラグラインが溶損、侵食されるので、適
宜部分補修をするのが普通である。
その際には、あらかじめ300〜400℃程度に放冷し
たのち、まず樋の底部に適当な材料を投入して元の厚さ
に補修する。
次に施工時に使用した広がりの内枠を樋の中心にセット
し、その両側端部と残存内張りとの隙間を、木板、鉄板
、石綿材その他ホース等のクッション材などで塞いだの
ち、内枠と残存内張りとの間隙部に材料を投入し、内枠
を振動して補修する。
しかしながら、残存内張りの表面には地金およびスラグ
などが付着しており、複雑な凹凸があるので、上記のよ
うな手段でその隙間を塞いでいたのでは手間と時間を要
するうえに完全には実施できない。
また、内枠を振動させると投入しである材料が、わずか
の隙間からでも外部に洩れて無駄になるばかりか、補修
した部分の組織がポーラスになるので、次の出銑時早期
に損傷されてしまい、すぐに再補修しなければならない
などの問題があった。
そこで、本考案者らは種々検討した結果、内枠の両側端
部に、ホースなどの密閉材料を直接取付けるよりは、む
しろ、別個に製作した間隙が調節できる密閉枠の外側に
、耐熱性のクッション材を取付けたものを、あらかじめ
樋内にセットした内枠の両側端部に密着すれば、何ら従
来の内枠に手を加えることなく、また、機能を損なわな
いでその側端部と残存内張りとの間の複雑な形状の隙間
を、簡単かつ確実に塞ぐことができることを知見して、
本考案を完成させたのである。
以下に、本考案の一実施例を示す図面にもとづいて、本
考案を詳細に説明する。
本考案の補助枠は、第1図に示すように、外側に耐熱性
あるいは耐火性のクッション材1を取付け、かつ両側に
側板2を有する。
垂直断面がほぼL字状の密閉枠3同志を、油圧シリンダ
ーなどの拡張機構4を介して対向して設けたものである
すなわち、本補助枠の密閉枠3を構成する部材のうち、
側枠5は及巾が300〜500TrrIrLで高さは補
修しようとするものの深さよりも若干高い鋼板などから
なり、その下端に、一対の長尺穴6を穿けた底枠7を、
螺番8で、折りたみできるように、あるいは、90〜1
00°の角度に溶接して取付けである。
また、側枠5の両側あるいは片側(後述する内枠9に対
応する側)には、はぼ台形状の側板2を溶接しである。
そして、側枠5の外側(使用時にセットしたとき、残存
内張り10に対応する側)、および必要に応じて、底枠
7の下側(外側)に、第2図に示すような周知のクッシ
ョン材1をボルト・ナツトなどて脱着可能に取付けであ
る。
なお、第2図aに示すものは、あらかじめ細長い基板1
1に、コイルスプリング12を列状に設け、それらの外
側を石綿布13で覆ったものであり、同じくbは、弾力
性のあるセラミックブランケット14を層状に取付け、
その外側を耐熱性の金網15て囲んだものである。
その他、冷間で補修するときには、空気入りの丈夫なゴ
ム製チューブなども活用できる。
そして、第3図に示すように、側板2の間隙が大きい密
閉枠3内に、小さい密閉枠3をゆるく嵌め込んで、その
底枠7同志を重ね、それぞれの長尺穴6に鋲、または、
ボルト・ナツト16を差し込んで、スライドできるよう
にゆるく連結しである。
側枠5の間には、第1図に示すように一対の油圧シリン
ダー、エアーシリンダー、ターンバックルあるいは、リ
ンク機構などの周知の拡張機構4を設けてあり、遠隔操
作あるいは手動によって、側枠5の間隙および傾斜角度
を任意に拡大あるいは縮小できる。
また、範囲を一層大きくしたい場合には、ピストン軸が
反対向きに突き出るように、2基のシリンダーを背中合
せに連結したものを、上下に設けるとよい。
なお、本考案の補助枠は、単独で使用されることはほと
んどなく、普通は、第3図に示すように補修時、横長の
内枠9(施工枠)の両方、または、片方の側端部に、常
法によって、密接あるいは脱着可能に連結して使用され
る。
たとえば、樋17の残存内張り10(側壁)を補修する
場合、一般には前記のように常法によってまず底部を補
修したのち、その上に偏心重り付の回転振動機18を設
けた周知の内枠9をセットし、さらに側板2がその両側
端に密着するように、本考案補助枠を樋17内に静置す
る。
次に第1図に示すように、上下の油圧シリンダーを別々
に作動して側枠5を元の側壁の角度に合せたのち、両方
を同等に伸長して対応する外枠5および底枠7を水平に
外側へ拡張し、適当な圧力でクッション材1を残存内張
り10の損傷面に押しつける。
すると、複雑な凹凸があっても、クッション材1がその
面にそって変形するので、密閉枠3によって内枠9(第
3図図示)の両側端と、残存内張り10との間隙をほぼ
瞬間的に完全に塞ぐことができる。
その際側壁が300〜400℃であっても、クッション
材1は耐熱性の部材で構成されているので熱的に損傷さ
れることはない。
しかし、側壁に付着したスラグなどによって押圧時機械
的に損耗され、中の材料19が洩れるようになるので、
25〜30回使用したら取替えるのがよい。
なお、単に押圧しておくだけでも、補修作業時に、本補
助枠が樋17の長手方向に動き、側板2が内枠9からは
なれ、投入した材料19がそれらの間から洩れることは
ないが、前記の拡張操作後、念のため側枠5と内枠9と
を、長尺のボルト・ナツトあるいはワイヤー(いずれも
図示せず)で連結しておくとよい。
したがって、第3図に示すように、セットした内枠9と
残存内張り10との間隙部に、前記のようなドライの材
料19を投入し内枠9を振動させても、どこからも外部
に洩れないので、組織がポーラスにならず、堅固に補修
することができる。
さらに、補修部分が広範囲な場合には、材料19をよく
充填したのち、本補修助粋の拡張機構4を逆縮小して、
内枠9および残存内張り10から離脱後、樋17の長手
方向に移動し前記と同様に操作すればよい。
よって、本考案の補助枠は、次のような利点を有する。
(1)構造が簡単で製作しやすいうえに、従来の内枠を
とくに改造しなくても、補修時その側端部に接合あるい
は取付けて広範囲に使用できる。
(2)内枠の側端と残存内張りとの複雑な形状の隙間を
、遠隔操作によって短時間で完全に塞ぐことができるの
で、高温雰囲気での人手による煩雑な準備が不要となり
、補修作業を大巾に省力化でる。
(3)内枠を振動させても補修用の間隙部に投入したド
ライの材料が外部に洩れないので、無駄なくかつ堅固に
補修でき、その耐用性が向上する。
以上詳記したように、本考案の補助枠は構造が簡単で取
扱いやすく、従来の内枠の両側端に密着して使用するこ
とによって、内枠と残存内張りとの隙間を迅速かつ確実
に塞ぎ、補修作業を大巾に省力化するとともに、材料を
無駄にせずに堅固に補修できる点滅に有用である。
なお、本装置は、単に樋を部分補修するだけでなく、全
面張り替えする場合あるいはタンディシュなどを、周知
の流し込み材などで補修するのにも適用できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の補助枠を外方へ拡張した状態を示す第
3図のA−A断面矢視図、第2図は本考案に係わるクッ
ション材の一部切欠き見取図、第3図は本考案の補助枠
を使用して樋を補修する場合の要領を示す平面図である
。 図中1・・・・・・クッション材、2・・・・・・側板
、3・・・・・・密閉枠、4・・・・・・拡張機構、5
・・・・・・側枠、7・・・・・・底枠である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底枠7の端部に側枠5をほぼL字状に設け、外側にクッ
    ション材1を装着するとともに、側枠5の両側あるいは
    片側に側板2を取付けた密閉枠3を、拡張機構4を介し
    て対向して連設することを特徴とする充填間隙形成用補
    助枠。
JP17758080U 1980-12-12 1980-12-12 充填間隙形成用補助枠 Expired JPS6027918Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17758080U JPS6027918Y2 (ja) 1980-12-12 1980-12-12 充填間隙形成用補助枠

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17758080U JPS6027918Y2 (ja) 1980-12-12 1980-12-12 充填間隙形成用補助枠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57100200U JPS57100200U (ja) 1982-06-19
JPS6027918Y2 true JPS6027918Y2 (ja) 1985-08-23

Family

ID=30102362

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JP17758080U Expired JPS6027918Y2 (ja) 1980-12-12 1980-12-12 充填間隙形成用補助枠

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