JPS60259647A - コアヤ−ン - Google Patents

コアヤ−ン

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Publication number
JPS60259647A
JPS60259647A JP11715984A JP11715984A JPS60259647A JP S60259647 A JPS60259647 A JP S60259647A JP 11715984 A JP11715984 A JP 11715984A JP 11715984 A JP11715984 A JP 11715984A JP S60259647 A JPS60259647 A JP S60259647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
yarn
polyester
component
core yarn
Prior art date
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Pending
Application number
JP11715984A
Other languages
English (en)
Inventor
大柴 良甫
西田 郁春
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP11715984A priority Critical patent/JPS60259647A/ja
Publication of JPS60259647A publication Critical patent/JPS60259647A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ウオーム感があり適度の張り腰のある秋冬物
生地に好適なコアヤーンに閃する。
〈従来技術との関係〉 現在、秋冬物生地特に秋冬物の婦人ドレス生地には梳毛
糸または紡毛糸が多く用いられている。
この婦人ドレス生地は、ウオーム感が′あるものの、若
干張り腰に欠けるきらいがあり、さらに家庭で洗濯され
にくいといった欠点を有する。
〈発明の・目的〉 本発明は、ウオーム感があり適度の張り腰があり、家庭
でも洗濯可能なウール風合の秋冬物生地特に秋冬物の婦
人ドレス生地に好適なコアヤーンを提供することを目的
とする。
〈発明の構成〉 本発明は、かかる目的を達成するために次のような構成
を有する。すなわち、本発明は1コアヤーンであって、
芯成分がフィラメント繊度1〜3デニールであるポリエ
ステル系繊維のフィラメント糸で構成され、鞘成分がフ
ィラメント繊度0・1〜3デニールであるポリエステル
系繊維のステープル繊維を主体として構成され、しかも
該芯成分が前記コアヤーンに対して10〜60重量%を
占め、前記フィラメント糸の熱水収縮率が前記ステ−プ
ル繊維のそれより5〜15%大きく、さらに撚係数(イ
ンチ方式)が3.0〜4.5の範囲にあることを特徴と
するコアヤーンである。以下に、本発明の詳細な説明す
る。まず、本発明は、コアヤーンでなければならない。
これは、生地にしたときにウオーム感が出るようにする
ためである。次に、該コアヤーンは、芯成分と鞘成分と
からなるものであるが、芯成分はフィラメント繊度1〜
3デニールであるポリエステル系繊維のフィラメント糸
でなければならない。これは1張り腰を与え1家庭での
洗濯を可能とするためである。すなわち、ポリエステル
系繊維の特性を利用してコアヤーンに張り腰を与え、ま
た、生地にしたときに形態安定性を与えるためである。
そして、前記ポリエステル系繊維のフィラメント糸のフ
ィラメント繊度は1〜3デニールでなければならない。
1デニール朱満であるとコアヤーンの張り腰が失なわれ
13デニールを超えると風合が硬くなり好ましくな□1
 くなる。ここに、ポリエステル系繊維とは・アルキレ
ンテレフタレート単位を主たる構成単位とするポリエス
テル、好ましく LJエチレンテレフタレート単位を8
5モル%以上含むコポリエステル若尼<はホモポリエス
テル又はこれらの混合物からなる繊維形成性、ポリエス
テルを紡糸することにより得られる繊維をいう。このポ
リエステル系繊維のうちでも、・常圧可染ポリエステル
系繊維が好ましい。該常圧可染ポリエステル系繊維とは
、エチレンテレフタレート、ブチレンテレフタレートの
如キアルキレンテレ7タレート繰返し単位を80モル%
以上含むポリエステルを紡出して得られる常圧で染色さ
れうる繊維である。例えば、アルキレンテレフタレート
系ポリエステルを超高速紡糸して得られる常圧分散染料
可染性繊維、全酸成分に対し5−金属スルホイソフタル
酸成分を0.5〜6.0モル%共重合したアルキレンテ
レフタレート系ポリエステルを通常紡糸ないし高速紡糸
して得られる常圧力チオン染料可染性繊維などがあり1
かかる常圧力チオン染料可染性繊維を構成するポリエス
テルには、5−金属スルホイソ7タル酸成コ分以外に更
に他の酸成分たとえばイソフタル酸、アジピン酸、セバ
シン酸等から適宜選ばれたものを共重合するか1または
5−金属スルホイソフタル酸成分以外に更にグリコール
成分としてジエチレングリコール、ネオペンチルグリコ
ール、ネオペンチルグリコール−アルキレンオキシド付
加体等から適宜選択して得られるものを共重合して得ら
れるポリエステルなどがある。常圧力チオン染料可染性
繊維は、生地にしたときにピルが発生しにくいといった
長所があるので、好ましい。また、前記芯成分のポリエ
ステル系繊維のフィラメント糸は、好ましくはマルチフ
ィラメント糸であり、繊度として1.0〜3.0デニー
ルのものが好ましい。
1.0デニ一ル未満であると張り腰が失なわれ、他方3
.0デニールを超えると風合が損なわれて好ましくない
。また、前記マルチフィラメント糸を構成するフィラメ
ントの断面形状は、好ましくはトライローバル形のもの
がドライタッチな風合が得られる点から好ましい。そし
て、前記フィラメント糸の熱水収縮率は後述の鞘成分を
主体として構成するステープル繊維のそれより5〜15
%太きくなけれはならない。これは、後加工における加
熱、もみ作用を受けてふくらみを出し生地があたかもウ
ール風合を呈するようにするためである。
熱水収縮率が5%未満であるとウール風合が出にくくな
り、他方、15%を超えるとスポンジライクなフカツ′
キのある風合となり好ましくない。斜上の範囲にあると
芯成分は鞘成分の内部にかくれ、いわゆる目むき現象が
防止される。さらに、芯成分のポリエステル系繊維のフ
ィラメント糸は1前記コアヤーンに対して10〜60重
量%古めなければならない。10重量%未満であると腰
1張りが無くなり、60重量%を超えると前記フィラメ
ント糸の風合がコアヤーンに強く影響し、ウオーム感に
乏しくなる。
さらに、鞘成分は、フィラメント繊度が0.1〜3デニ
ールであるポリエステル系繊維のステーブル繊維を主体
として構成されなければならない。
これは、芯成分のポリエステル系繊維のフィラメント糸
と実質的に同じポリエステル系繊維を選ぶことにより、
形態安定性を保ち、ウール風合を出すためである。そし
て、ポリエステル系繊維のステーブル繊維が主体という
ことは、該ステーブル繊維が鞘成分のうちで好ましくは
90〜100重景%含まれていることである。この範囲
であれば、形態安定性を失なわずにウオーム感のあるウ
ール風合のものが得られる。前記ステーブル繊維のうち
でもすでに述べた如き常圧可染ポリエステル系繊維が好
ましい。けだし、ドライタッチでウオーム感のある風合
を得るためと抗ピリング性を向上させるためである。そ
して、前記ポリエステル系繊維のステープル繊維以外の
ステーブル繊維としては、綿繊維、羊毛繊維などの天然
繊維が好ましい。なお、鞘成分のポリエステル系繊維の
ステーブル繊維の繊度は0.1〜3デニールでなければ
ならない。0.1デニ一ル未満になるとウールライクの
風合が得られにくくなり、他方3デニールを超えると風
合が粗硬となるので好ましくない。特に1〜3デニール
のものが好ましい。そして1該鞘・3j1 成分のポリ
エステル系繊維のステーブル繊維の断、1 面形状は、ウール風合を出すために特に異形断面形のも
のが好ましい。ここで云うまでもないが、鞘成分のポリ
エステル系繊維の熱水収縮率は芯成分のそれより小さく
なけれがならない。これは、すでに述べたようにウール
風合を出すためである。
ここで、熱水収縮率の測定法は、次の方法による。
すなわち、JISL−1013,7,15のA法による
0しかして、かかる芯成分と鞘成分とからなるコアヤー
ンには、糸形成、のために彩係数(インチ方式)が3・
0〜4.5の範囲にある撚@(t/インチ)が付与され
ていなければならない。3.0未満であるとコアヤーン
の締りが悪くなり、芯成分と鞘成分との分離が起って好
ましくない。他方、4.5を超えると折角与えた熱水収
縮率の差による効果を発揮しがたくなり好ましくない。
ここでミ撚係数(インチ方式)は、次の式で与えられる
。すなわち、Tを撚数(1/インチ)、Kを撚係数(イ
ンチ方式)、Nを英式綿番手とするとT = K 何の
式におけるXで撚係数が与えられる。
ここで、本発明のコアヤーンの製造法について j述べ
ると、精紡機で所定重量の粗糸を所定のドラフト倍率で
ドラフトしながら該精紡機の70ントローラの上流から
ポリエステル系繊維のフィラメント糸を供給して一緒に
紡出し、ついで施撚しつつ巻き取ることによってコアヤ
ーンが得られる。
また、本発明のコアヤーンを用いて布帛にした後の処理
方法としては、液流型染色法でもみ効果を与え、デカタ
イザーで加工することが、ウール風合を出す上で特に好
ましい。
〈発明の効果〉 このように本発明のコアヤーンは、布帛にしたときにウ
オーム感があり適度の張り、腰があり家庭でも洗濯可能
なウール風合のものとなるなど顕著な効果が奏される。
実施例1 常圧力チオン染料可染ポリエステルマルチフィラメント
糸(5oデニール/36フイラメント島セミダル、丸断
面)を芯成分に、常圧力チオン染料可染ポリエステルス
テーブル繊維(2デニ一ル×38′X等長カット、セミ
ダル、丸断面)を鞘成分に用いて、重量%比40:60
で50情のコアヤーンを撚係数4.0で製造した。この
際、熱水収縮率を種々変えたものを組み合わせてコアヤ
ーンを製造した。ついで、このコアヤーンを経糸、緯糸
に用いて経密度110本/インチ、緯密度75本/イン
チの2/2の綾織を製織し、染色、仕上工程にてワッシ
ャーリラックスで者毛羽を発生させ、サーキュラ染色を
施し、さらにデカタイザーで押さえて仕上加工し、得ら
れた布帛を評価した。その結果は、第1表に示すとおり
である。なお、ステーブル繊維の熱水収縮率は2%とし
た。
本発明のマルチフィラメント糸の熱水収縮率が8〜16
%のものは、ウオーム感、ウール風合もあり、さらに洗
濯による影響もなく秋冬物の婦人ドレス地として好適で
あった。
実施例2 常圧力チオン染料可染マルチフィラメント糸(50デニ
ール/36フイラメント、セミダル、丸断面、熱水収縮
率9%)を芯成分に、常圧力チオン染料可染ポリエステ
ル繊維のステーブル繊維(2デニールX 38 tnm
の等長カット、セミダル丸断面、熱水収縮率2%)と綿
繊維とを鞘成分に用。
いて重量%比で47 : 51.5 : 1.5の割合
でコアヤーン50′Bを撚係数4.0で紡出した。つい
で、経密度110本/インチ、緯密度75本/インチで
2/2のフィルを製織し、実施例1と同様の工程で加工
した。なお、線成分1.5重ffi%は染め残して加工
したところ、ケンピ調の外観とウール風合の秋冬物婦人
ドレス生地を得ることができた。
特許出願人 東洋紡績株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コアヤーンであって、芯成分がフィラメント繊度l〜3
    デニールであるポリエステル系繊維のフィラメント糸で
    構成され、鞘成分がフィラメント繊度0.1〜3デニー
    ルであるポリエステル系繊維のステープル繊維を主体と
    して構成され、しかも該芯成分が前記コアヤーンに対し
    て10〜60重量%を占め、前記フィラメント糸の熱水
    収縮率が前記ステープル繊維のそれより5〜15%大き
    く、さらに撚係数(インチ方式)が3.0〜4.5の範
    囲にあることを特徴とするコアヤーン。
JP11715984A 1984-06-06 1984-06-06 コアヤ−ン Pending JPS60259647A (ja)

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JP11715984A Pending JPS60259647A (ja) 1984-06-06 1984-06-06 コアヤ−ン

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0282781U (ja) * 1988-12-16 1990-06-26

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JPS564727A (en) * 1979-06-20 1981-01-19 Toray Industries Crude yarn and production thereof
JPS56101932A (en) * 1980-01-21 1981-08-14 Toray Industries Special extensible composite yarn and method
JPS5930926A (ja) * 1982-08-12 1984-02-18 東洋紡績株式会社 特殊複合紡績糸
JPS5943135A (ja) * 1982-09-03 1984-03-10 東洋紡績株式会社 複合紡績糸

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