JPS6025228Y2 - 手術用メス - Google Patents

手術用メス

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Publication number
JPS6025228Y2
JPS6025228Y2 JP2531581U JP2531581U JPS6025228Y2 JP S6025228 Y2 JPS6025228 Y2 JP S6025228Y2 JP 2531581 U JP2531581 U JP 2531581U JP 2531581 U JP2531581 U JP 2531581U JP S6025228 Y2 JPS6025228 Y2 JP S6025228Y2
Authority
JP
Japan
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sword
handle
tip
head
presser
Prior art date
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Expired
Application number
JP2531581U
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English (en)
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JPS57139310U (ja
Inventor
夏雄 内山
Original Assignee
エス・ユ−株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by エス・ユ−株式会社 filed Critical エス・ユ−株式会社
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Publication of JPS6025228Y2 publication Critical patent/JPS6025228Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は手術用メスの改良に関するものである。
手術用のメスは、切開しようとする部位、すなわち皮膚
、筋肉、臓器などによって刃の形状を異にするものが用
いられているが、単にこのような月形状を選択するばか
りでなく、手術箇所によってはメスの柄に対する刀刃の
角度を変えたいという要求がある。
このような要求に応する従来製品もあるが、従来のもの
は柄に対する刀刃の傾きが2ないし3段階に限定されて
おり、必ずしも執刀者の要求を満足せしめるものではな
かった。
本考案はこの点を改善し、柄部分に対する刀部分のなす
角度を広い範囲にわたって無段的に設定できるとともに
、刀刃の向きも自在に設定できる、新規な手術用メスを
提供することを目的とする。
すなわち本考案によれば、刀刃を有する刀部分の根元に
球状の頭部を形成し、この球状の頭部を柄部分の先端内
部において任意角度位置に鎖錠可能に保持せしめて成る
手術用メスが提供される。
このメスの前記頭部およびこの頭部を鎖錠する部材の関
連部分の少なくとも一方にはローレットを形成する。
以下本考案メスを添付図面に例示したその好適な実施例
について詳述する。
図示の実施例は本考案を替刃式のメスに適用したもので
ある。
すなわちこのメスは刀部分3、柄部分1および押え棒2
を主要構成部分として戊る。
刀部分3は第3図に示すように替刃4を取替可能に取付
けた本体から戊り、その根元または他端には比較的短か
い頚部5を介して球状の頭部6が形成しである。
柄部分1はその前部部分外面に手で保持する便のためロ
ーレットが形成しである。
この柄部分1の内部には第4a図および第4b図に示す
ように貫通孔12が穿設しである。
この貫通孔12の内径は前述の球状の頭部6を収用する
に充分な径としであるが、柄部分の先端においては第4
a図に何畳15で示すように縮径した開口としである。
柄部分1の側部には頭部6を通し貫通孔12へと導びく
開口8が穿設しであるとともにこの間口8から柄部分先
端の開口15までには軸線方向のスリット7が形成しで
ある。
このスリット7の幅は刀刃部分の頚部5を通すが、頭部
6は通さない程度の幅としである。
押え棒2は第2図に示すように前端に球状頭部5の押え
面11、後端にローレットを形成した操件部9と柄部分
1との係合用ねじ部10とを形成しである。
この押し棒2はこれを柄部分1の後端からその貫通孔1
2内へ押入し、第4b図に示すねじ部14に螺合せしめ
る。
押え面11は第4a図の斜視図および第5図の拡大断面
図に示すように頭部6と補形をなす凹んだ半球面として
あり、この内面にはローレットまたはこれに類似の粗面
を形成しである。
上述のように各部分から成るメスを組立てるには、第4
a図に示すように刀部分3の球状頭部6を柄部分1の側
部開口8を介して内部貫通孔12内に導き入れ、次いで
、矢印に示すように柄部分の前部へと移動せしめて、前
部開口15から頚部5を突出せしめる。
次に柄部分1の後端から押し棒2を挿入してそのねじ部
10をねじ部14(第4b図)に螺合せしめて、押し棒
2の先端の押え面11を頭部6に当接させ、刀部分3の
角度および向きを第1図の符号3′、3″に示すように
任意所望のとおり定めた後ねじ部10を充分にねじ込ん
でローレットを切った押え面11で刀部分3の頭部6を
鎖錠固定するのである。
このように本考案によれば、球状の頭部6と半球状に凹
んだ押え面11との保合によるものであるので、刀部分
3の柄部分1に対する角度を無段階に任意に設定できる
また刀部分の刀刃4の向きも第1図の3″で示すように
無段階に任意に選定できる。
また鎖錠固定には係合面にローレットまたはこれに類似
の粗面を形成せしめてあり摩擦係数が非常に大きいので
充分強固に固定できる。
なお、ローレットは押え面11ばかりでなく、またこれ
に代えて頭部6に形成してもよい。
以上本考案を添付図面に例示したその好適な実施例につ
いて詳述したが、本考案はこの特定の実施例に限定され
るものではなく、本考案の精神を逸脱しないで、幾多の
変化変形がなし得ることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案手術用メスの1実施例の側面図、第2図
はその押え棒の側面図、第3図はその刀部分の側面図、
第4a図は柄部分の前部と刀部分の一部と押え棒の一部
とを示す拡大図、第4b図は柄部分の後部の拡大断面図
、第5図は押え棒の先端の拡大断面図である。 1・・・・・・柄部分、2・・・・・・押え棒、3・・
・・・・刀部分、4・・・・・・替刃、5・・・・・・
頚部、6・・・・・・頭部、7・・・・・・スリット、
8・・・・・・側部開口、9・・・・・・操作部、10
・・・・・・ねじ部、11・・・・・・押え面、12・
・・・・・貫通孔、14・・・・・・ねじ部、15・・
・・・・開口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端に刀刃を有する刀部分の他端に形成した球状の頭部
    を、柄部分内の貫通孔内から柄部分先端に位置せしめ、
    前記柄部分の後端から挿入した押え棒の先端を前記頭部
    に係合せしめて鎖錠する、刀部分の角度および向きを自
    由に選定し得る手術用メスにおいて、前記球状の頭部お
    よびこれを受ける前記押え棒の凹んだ半球形の押え面を
    有する先端部の少なくとも一方にローレットまたは類似
    粗面を形成せしめたことを特徴とする手術用メス。
JP2531581U 1981-02-26 1981-02-26 手術用メス Expired JPS6025228Y2 (ja)

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JP2531581U JPS6025228Y2 (ja) 1981-02-26 1981-02-26 手術用メス

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JP2531581U JPS6025228Y2 (ja) 1981-02-26 1981-02-26 手術用メス

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Publication Number Publication Date
JPS57139310U JPS57139310U (ja) 1982-08-31
JPS6025228Y2 true JPS6025228Y2 (ja) 1985-07-29

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ID=29823015

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JPS57139310U (ja) 1982-08-31

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