JPS60248579A - エレベ−タの速度制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔元側の技術分野〕 本発明はインバータを用いて可変電圧可変周波数制御（
以下、ＶＶＶＦという）するエレベータの速度制御装置
に関するものである。

〔従来技術〕

近年、堅牢で安価な父流篭動機にインバータを組合せた
ＶＶＶＦ制御方式がエレベータの制御に過用されつつあ
る。

ところで、この制御方式において、従来の直流電動機と
同等以上の制御性能を得るためには、父流電動機の一次
電流をその界磁に寄与する成分（界磁分電流）とそれに
直交するトルクに寄与する成分（トルク分電流）に分離
してそれぞれ独立に制御する必要があるが、この方式は
ベクトル制御とにつき第２図および第６図を参照して説
明する。

第２図中（１）は誘導電動機α６）の回転速度の指令を
発する速度指令発生装置、（２）は誘導電動機α６）の
２次磁束の指令Φ２Ｒを発する磁束指令発生装置、（８
）は速度指令発生装置（１）からの速度指令信号Ｖ　ｐ
と誘導電動機０６）に取付けられた速度検出器（１７）
からの速度信号Ｖ、との偏差をと９トルク指令ＴＲを演
算する速度制御装置、（４）は、速度制御装置（８）よ
り出力されるトルク指令ＴＲが負のとき磁束指令発生装
置（２）に界磁指令を送出して２次磁束指令Φ２Ｒを小
さくする符号判定装置、（５）はトルク指令ＴＲ並びに
磁束指令発生装置（２）からの磁束指令の２Ｒよシ、誘
導電動機（１６Ｊへの一次電流指令’ｕＲｌ　’ＶＲ１
１ｗＲを演算する一次電流指令演算装置、（６）　、　
（７）　。

（８）バー次寛流指令１ｕＲｌ　ｉＶＲＩ　１ｗＲと電
流検出器０３）。

（１４）、（１５）により検出された誘導電動機実電流
１ｕ。

１　ｖｌ　１ｗとの偏差をめる加算器、（９）　、　（
１０）　、　（１１１は上記偏差信号を増巾し、その信
号によＶ）　ｉｕ、　ｉｖ。

ｌ　ｗが電流指令１□ｌ　’ＶＲｌ　１ＷＲに等しくな
るようインバータ装置（１２１を制御する電流制御回路
、（（２）は誘導電動機に可変電圧、可変周波数の交流
電力を供給するインバータ装置、（１８）は誘導電動機
（１６）により駆動されるつな車、α９）はつな車（靭
）二巻き掛けられた主梁、（社）、　（ｚｉｐはそれぞ
れ、かご及びつり合い錘である。

れぞれ抵抗値Ｒよ、Ｒ２，Ｒ３，Ｒ，の値をもつ抵抗剛
はコンデンサＣ□、（１７）はオペアンプ、鄭）は第２
図の正負判定装置（４）の出力がノ・イレペルの時接点
が閉じるアナログスイッチである。

上記構成の回路において、アナログスイッチ例の接点が
閉じていない時、すなわち、トルク指令ＴＲが正の時（
誘導電動機がカ行時）ｉｌ−１，磁束指令Φ２Ｒは欠配
（１）式によって算出される。

また、アナログスイッチμｓ）の接点が閉じている時（
誘導電動機が回生時）は磁束指令Φ２Ｒは欠配（２）式
によって算出される。

・Φ・（２） 上記（１）　、　（２）式よりアナログスイッチｌ：ｌ
Ｂ）の接点が閉じている時の方が磁束指令Φ２Ｒは小さ
くなることとなる。

なシ、磁束指令Φ２Ｒは（２）式で与えられ、誘導電動
機０６）が力行状態の時の磁束指令Φ２Ｒ１すなわち（
１）式で算出さ力るΦ２Ｒよシ小さくなる。つまり誘導
電動機（１６）が回生時には、トルク指令ＴＲが負であ
り符号判定装置（４）よ！ｌｌ磁束指令発生装置（２）
に弱め界磁指令を出して上記誘導電動機α６）（［−弱
め界磁で運転できるものであり、これは以下の理由によ
る。

すなわち、回生運転時は誘導電動機α６）の磁気騒音が
増大するので弱め界磁にして前記の磁気騒音を下げるよ
うにする。しかしながら、この場合、誘導電動機０６）
が弱め界磁のため、誘導電動機α６）のトルクゲインが
減少し、ひいては閉ループ制御の定常ゲインが低下する
こととなる。これにより、速度指令Ｖ　ｐに対する実速
度７．の追従性が悪くなる。また、誘導′亀４機α６フ
が回生運転になるのは主に減速中であるが、上記した実
速度ｖＴの追従性が悪くなるため、眉床課差も大きくな
ってしまう欠点がある。

〔発明の概要〕

本発明は上記欠点を解消するもので、速度制御装置内に
トルク指仝ＴＲおよび誘導電動愼の速度を検出する速度
恢出器からの速度信号ｖＴを監視し、一定の条件の下に
弱め界磁指令と通常の界磁指令とを分けて磁束指令発生
装置に出力するようにし、誘導電動機が回生時に弱め界
磁にしても速度指令Ｖ　ｐ　Ｋ対１−る実速ＫＶＴ（／
Ｊ追従性を損うことなく、着床誤差の少ないエレベータ
の速就制御装置を提供することを目的とするものである
。

〔発明の実施例〕

以下に、本発明の一笑施例を前記第２図と同一部分には
同一符号を付した第１図を参照して説明する。

まず、本発明は次の点に着目してなされたものである。

回生時、誘導電動機の磁気騒音が高くなるのは回生電力
が太きいところ、つま９肪纒電動機の回転数の胃いとこ
ろである。

すなわち、誘導電動機の回転数の低いところでは、例え
誘導電動機の回生運転中において弱め界磁を停止しても
磁気騒音が増加しないばかりではなく、低速回転域にお
いて積極的に弱め界磁を停止することにより誘導電動機
のトルクゲインが上昇し、また速度指令Ｖ　ｐに対する
実速度ｖＴの追従性が良くなり、着床誤差が少くなると
いうことに基づくものである。

そこで、第１図に示すように速度制御装置（８）から出
力されるトルク指令と速度検出ｂ　ｎｖ＋で検出した誘
導電動機α６）の実速度Ｖ、を監視し、以下に示す条件
により弱め界磁指令と通常の界磁指令とを分けて磁束指
令発生装置（２）に出力する界磁レベル指令発生装置（
８１）を設ける。

この界磁レベル指令発生装置ｊ８１）は、トルク指令Ｔ
Ｒが負になった時に弱め界磁指令を出力しくこの点に関
しては前記従来装置の符号利足装置と同じ機能を有する
）、特に誘導電動機α６）が停止すると＠にもトルク指
令ＴＲが負となるがこの場合には再贋磁束指令発生回路
（２）に通常の界磁指令を出力する。すなわち、上記界
磁指令発生装置（８１）は、次の条件によシ通常の界磁
指令と弱め界磁指令とを出力する。

（１）トルク指令ＴＲ≧０のとぎ、ローレベル出力（通
常の界磁指令） 恒）トルク指令ＴＲｌ０のとき、 ■実速度ｖＴ≧Ｃ（一定値）ならばノ１イレペル出力（
弱め界磁指令） ■ｖＴ＜Ｃならばローレベル出力（通常の界磁指令） 尚、Ｃの値についでは実際の誘導電動機の（ロ）転数と
磁気騒音の発生状況等とを考慮して決定される０ 〔発明の効果〕 本発明は上記のようにトルク指令ＴＲと誘導電動機の実
速度ｖＴとを監視し、誘導電動機の回生運転時における
低速Ｎ転職では弱め磁界を停止するよう゛な指令を出力
する界磁レベル指令発生装置を設けたので、回生運転時
のトルクゲインの低下を招来させることなく、着床精度
を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すエレベータの速度制御
装置′のブロック図、第２図は従来のエレベータの速度
制御装置のブロック図、第６図は上　゛記従米の制御装
置に２ける磁束指令発生装置の回路図である。 （１）・・速度指令発生装置 （２）・・磁束指令発生装置 （８）・・速度制御装置 （５ン・・−次電流指令演算装置 （ｔ２）・・インバータ装置 （１６）・・誘導電動機　（１７）・・速度検出器（８
１）・・界磁レベル指令元生装置 ＴＲ・・トルク指令　ＶＴ−嗜実速度 代理人　大　岩　増　雄 第３図 ２ ス 手続補正書（自発） ２、発明の名称 エレベータの速度制御装置 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住　所　東京都千代田区丸の内二丁目２番３号名　称　
（６０１）三菱電機株式会社 代表者片山仁八部 ４、代理人 ５　補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄。 ６、補正の内容 明細書第３頁第１７行の「抵抗（２Ｂ）Ｊという記載な
［抵抗、（２６）、、＋と補正する。 以　上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. エレベータのかご駆動用の誘導電動機が回生運転時に弱
   め界磁を行うようにしたエレベータの速度制御装置に２
   いて、この制御装置内にトルク指令と前記誘導電動機の
   実速度を監視し、前記誘導電動機が回生運転時の一定速
   度以下になった時に弱め界磁を停止させる指令を磁束指
   令発生装置に出力する界磁レベル指令発生装置を設けた
   ことを特徴とするエレベータの制御装置。