JPS60244639A

JPS60244639A - ドアミラ−構造

Info

Publication number: JPS60244639A
Application number: JP59098622A
Authority: JP
Inventors: Kunio Kotani; 小谷　邦夫; Masagoro Kushida; 櫛田　政五郎; Tatsuo Nakamura; 辰男中村; Yoshichika Uematsu; 植松　芳近; Tsuneji Kato; 加藤　常治; Fumiyoshi Sato; 佐藤　文義
Original assignee: Nissan Motor Co Ltd; Ichikoh Industries Ltd
Current assignee: Nissan Motor Co Ltd; Ichikoh Industries Ltd
Priority date: 1984-05-18
Filing date: 1984-05-18
Publication date: 1985-12-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】・〔発明の利用分野〕本発明は自動車等に装着して用いられる緩衝式のドアミ
ラーに関するものである。

〔発明の背景〕

ドアミラーは車体の側方に突出せしめて装着されるため
、走行中に外部障害物と衝突する機会が有る。また、車
庫入れ運転などのように障害物との間隔が狭い個所を通
過する際に邪魔になるという問題も有る。

前者の外部障害物との衝突に関して、その衝撃を緩和す
るため緩衝式のドアミラーが用いられる。

この緩衝式ドアミラーは、一般に、車体に固定するミラ
ーベースを設け、このミラーベースに対してミラーハウ
ジングを回動可能に軸支し、上記ミラーハウジングによ
ってミラーボデーを支承した構造である。このような構
造を用いると、ミラーハウジングが障害物と衝突したと
き支承軸の回シに傾倒して衝撃を緩和吸収する。

また、後者の車庫入れ時等に邪魔になるという問題はま
記の緩衝装置を利用してミラーハウジングを傾倒させた
姿勢で障害物近傍を通過することによって解消し得る。

しかし、車庫入れ等の際、その都度ミラーハウジングを
傾倒させたシ復元させたシするのは面倒であるから、モ
ータ及び減速機を備えた駆動装置をミラーハウジング内
に搭載した緩衝式ドアミラーが用いられる。

上に述べた電動式の緩衝式ドアミラーによれば外部障害
物と衝突した際は緩衝効果が得られ、車庫入れ等の場合
はスイッチ操作でミラーハウジングを傾倒・復元させる
ことができるので便利である。

しかし、従来のこの種のドアミラーには次記のような技
術的困難が有る。

（イ）、ミラーベースに対してミラーハウジングを軸支
し、このミラーハウジングにミラーボデー及び回動駆動
装置をそれぞれ搭載する構造であるため、車体に取り付
ける場合の作業性が良くない。

（ロ）、上記の如くミラーハウジングに回動駆動装置を
搭載しているため、ドアミラーの意匠を変えるためにミ
ラーハウジング形状を変更しようとすると、回動駆動装
置を含めて設計変更しなければならない。この為、設計
変更に伴う変更部品が多く、多大の管理工数を要し、そ
の上回動駆動装置を含めて構成部品の互換性が失われる
。

〔発明の目的〕

本発明は上述の事情に鑑みて為されたもので、車体に対
する取付作業性が良く、ミラーハウジン　。

グの回動駆動装置の互換性を損わずにミラーハウジング
単独の設計変更が可能なドアミラー構造を提供しようと
するものである。

〔発明の概要〕

上記の目的を達成する為、本発明のドアミラー構造は、
ミラーベースと、上記ミラーベースに対して回動可能に
軸支されたミラーハウジングと、ミラーハウジングに対
して支承されたミラーボデーと、前記ミラーハウジング
をミラーベースに対して回動せしめる為の駆動装置とを
備えたドアミ′ラーにおいて、ミラーベースに対して回
動可能に回動ベースを軸支するとともに、その回動ベー
スにミラーハウジングを取り付ける枠状部材を一滲、Ｋ
構成し、かつ、前記回動ベースをミラーベースに対して
回動せしめるための駆動装置を該回動ベースに搭載し、
前記の回動ベースと駆動装置と枠状部材とミラーハウジ
ングとミラーボデーとが相互に連結された一つの組立部
品を構成し、上記の組立部品をミラーベースに対して着
脱できる構造としたことを特徴とする。

〔発明の実施例〕

次に、本発明の実施例を第１図乃至第４図について説明
する。　゛第１図は本発明のドアミラー構造の１実施例における分
解斜視図である。

ミラーベース１に枢支軸１ａを着脱自在に取り付ける。

１ｂは取付ネジである。２は回動ベースで、前記枢支軸
１ａに嵌合する軸受２ａを一体成形しである。

ミラーハウジング３を取り付けるように枠状部材２ｂを
構成し、該枠状部材２ｂを回動ベース２と−　一体に成
形する６上記枠状部材２ｂに対してその背面側からミラーハウジ
ング３を当接し、取付ネジ３ａで固着する。

上記枠状部材２ｂの前面側にミラー用リモートコントロ
ーラ駆動ユニット４を取シ付ける。４ａは取付ネジであ
る。この駆動ユニットに球接手４ｂを介してミラーボデ
ー５を取シ付ける。５ａはミラ一本体である。上記の駆
動ユニット４は伝動部材４ｃを作動させ、ミラーボデー
５を上下、左右に回動せしめて視界を調節する構成部材
である。

６は前記の回動ベース２に搭載する駆動装置で、該回動
ベース２をミラーベース１に対して回動せしめる構成部
分である。

この回動駆動装置６は主として駆動用のモータ７、減速
機８、及び伝動用クラッチ手段９がらなシ、ミラーハウ
ジング回動駆動用のモータ７を制御するための回転角制
御スイッチ１ｏを備えている。

第２図は上記の回動駆動装置６の断面図で、この図は枢
支軸１ａの軸心と減速機８の軸心とモータ７の軸心とを
結ぶ面で切断して展開した断面を描いである。

組立状態の断面図（第２図）に示すように、モ−タ７．
減速機８は回動ベース２に搭載してあシ、モータ７の回
転出力は減速歯車群１２の元歯車１２ａ１中間遊歯車１
２ｂ−１，１２ｂ−ｚ、及び受歯車１２ｃに順次伝導さ
れて減速機８に入り、該減速機の出力軸に固着された出
力歯車８ａを介してクラッチ手段９の受歯車９ａに伝え
られる。８ｂは出力歯車取付用のナツト、８Ｃは同じく
バネ座金である。

前記受歯車９ａは２枚の摩擦板９ｂを介して２枚のクラ
ッチプレー）　９ｃｍ＋　、　９Ｇ−２に挟まれている
。９ｄは上記のクラッチプレー）　９ｃｍ５　、９ｃｍ
２と枢支軸１ａとの回動を係止しているビン形のキーで
ある。

上記の枢支軸１ａはクラッチ手段９のクラッチ軸の役目
を兼ねている。

９ｅはクラッチスプリングで、スラスト軸受９ｆを介し
てクラッチプレー）　９ｃｍ２と軸受２ａとの間に圧縮
介装してあシ、受歯車９ａ　、摩擦板９ｂ　、クラッチ
プレー）　９ｃｍ１．９Ｃ−２の摺触面に圧力を与えて
いる。９ｇは上記クラッチスプリング９ｅの力を支承し
ているスナップリングである。

上述のクラッチ手段に滑シを生じない状態において、受
歯車９ａは支承軸１ａに対して固定されている。従って
、モータ７が減速機８及び出力歯車８ａを介して受歯車
９ａを回そうとすると、これらの駆動装置を搭載した回
動ベース２が回される。

回動ベース２の回動に伴い、これと一体成形した枠状部
材２ｂ、及び該枠状部材２ｂに固着したミラーハウジン
グ３、並びに前記枠状部材２ｂに対してリモートコント
ローラ駆動ユニット４を介して支承されたミラーボデー
５が回される。

また、ミラーハウジング３が障害物と衝突して前記のク
ラッチ手段９に大きい回動力が加えられると、クラッチ
の摩擦面に滑シを生じて回動ベース２が滑動し、これに
伴ってミラーハウジング３は外力に対して過大な抵抗を
示すことなく回動せしめられる。１１は回動ベース２を
セット位置に固定する手段で、回動ベース２に装着され
たボール１１ａと、付勢バネｌｌｂと枢支軸に設けた凹
みｌｌｃとからなっている。

上に述べたように、ミラーハウジング３はモータ７に駆
動されたとき、及び大きい外力を受けたとき枢支軸１ａ
を中心として回動する。このミラーハウジング３の回動
を駆動するモータ７は、クラッチプレート９Ｃ−２に固
定した円筒形スイッチ部材１０ａと、これに摺触してい
るリード状接点１０ｂと、該リード状接点を支承してい
る基板］Ｏｃとよシなる回転角制御スイッチ１０によっ
て制御される。

上記の円筒形スイッチ部材１０ａはその周囲に導電パタ
ーンを形成されてクラッチプレート９Ｃ−２に取シ付け
られ、ミラーベース１に対して回動を拘束されている。

一方、リード状接点１０ｂを支承した基板１０ｃは回動
ベース２に固定されてミラーハウジング３と共に回動す
る。このため、リード状接点１０ｂと円筒形スイッチ部
材１０ａの導電パターンとの導通状態はミラーハウジン
グ３の回動に伴って切シ変見られ、ミラーハウジング３
が所定の回転角に達したとき駆動用モータ７が停止せし
められる。

第３図は、回動駆動装置６を搭載した回動ベース２とミ
ラーベース３とを対応せしめて描いた斜視図である。本
図から容易に理解されるように、回動駆動装置６と回動
ベース２との取付状態に影響を及ばずことなく、回動ベ
ース２の枠状部材２ｂに対してミラーハウジング３を容
易に着脱することができる。。

このため、ミラーハウジング３を設計変更して意匠を変
える場合、ミラーハウジング３を単独で交換することが
できる。このため、複数種類のミラーハウジング３に対
して同一型式の回動ベース２及び駆動装置６を適用し得
る。

回動ベース２の枠状部材２ｂＫミラーハウジング３を取
シ付けて回動駆動装置６を搭載すると、第４図に鎖線で
囲んだＡ部分及一つの組立部品を形成する。図示を省略
するが、この組立部品Ａにリモートコントローラ駆動ユ
ニット４を取り付けてミラーボデー５を支承するとドア
ミラー可動部分の単位組立品（サブアッセンブリ）が構
成される。

一方、車体にミラーベースｌを固定しておく。

枢支軸１ａはクラッチ手段９のクラッチ軸を兼ねた部材
であるため、第４図の状態では単位組立品Ａ　。

の中に収納されている。

上記の枢支軸１ａの下端部をミラーペース１に当接せし
めて取付ネジ１ｂで締結し、電気配線を接続すると迅速
かつ容易にドアミラーの装着が完了するので作業性が良
い。

〔発明の効果〕

以上詳述したように本発明のドアミラー構造を適用して
、ミラーペースに対して回動可能に回動ベースを軸支す
るとともに、その回動ベースにミラーハウジングを取シ
付ける枠状部材を一体に構成し、かつ、前記回動ベース
をミラーベースに対して回動せしめるための駆動装置を
該回動ベースに搭載し、前記の回動ベースと駆動装置と
枠状部材とミラーハウジングとミラーボデーとが相互に
連結された一つの組立部品を構成し、上記の組立部品を
ミラーペースに対して着脱できる構造とすることにより
、車体に対する装着作業性が良く、しかも、ミラーハウ
ジングの回動駆動装置の互換性を損うことなくミラーハ
ウジング単独の設計変更が可能であるという優れた実用
的効果が得られ６る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のドアミラー構造の１実施例における分
解斜視図、第２図は同じく回動駆動装置付近の断面図、
第３図は同じくミラーハウジングの交換を説明するため
の斜視図、第４図は同じく装着作業を説明するための斜
視図である。１・・・ミラーペース、１ａ・・・枢支軸、２・・・回
動ベース、２ａ・・・軸受、２ｂ・・・枠状部材、３・
・・ミラーハウジング、４・・・リモートコントローラ
駆動ユニット、４ｂ・・・球接手、４ｃ・・・伝動部材
、５・・・ミラーボデー、５ａ・・・ミラ一本体、６・
・・回動駆動装置、７・・・モータ、８・・・減速機、
８ａ・・・出力歯車、８ｂ・・・ナツト、８ｃ・・・バ
ネ座金、９・・・クラッチ手段、９ａ・・・受歯車、９
ｂ・・・摩擦板、９ｃｍ１　、９Ｃ−２・・・クラッチ
プレート、９ｄ・・・ピン状のキー、９ｅ・・・クラッ
チスプリング、９ｆ・・・スラスト軸受、９ｇ・・・ス
ナップリング、１０・・・回転角制御ス・でツチ、１０
ａ・・・円筒形スイッチ部材、１ｆｌｂ・・・リード状
接点、１０ｃ・・・基板、１１・・・回動ベース固定手
段、ｌｌａ・・・ボール、ｌｌｂ・・・バネ、ｌｌｃ・
・・凹み、１２・・・減速歯車群、１２ａ・・・元歯車
、１２ｂ−ｘ　、　１２ｂ−ｚ・・・中間遊歯車、１２
ｃ・・・受歯車。特許出願人　市光工業株式会社同　日産自動車株式会社代理人　弁理士　秋　本　正　実

Claims

【特許請求の範囲】

車体に固定すべきミラーベースと、上記ミラーベースに
対して回動可能に軸支されたミラーハウジングと、ミラ
ーハウジングに対して支承されたミラーボデーと、前記
ミラーハウジングをミラーベースに対して回動せしめる
為の駆動装置とを備えたドアミラーにおいて、ミラーベ
ースに対して回動可能に回動ペースを軸支するとともに
、その回動ペースにミラーハウジングを取９付ける枠状
部拐を一体に構成し、かつ、前記回動ペースをミラーベ
ースに対して回動せしめるための駆動装置を核回動ベー
スに搭載し、前記の回動ペースと駆動装置と枠状部材と
ミラーハウジングとミラーボデーとが相互に連結された
一つの組立部品を構成し、上記の組立部品をミラーベー
スに対して着脱できる構造としたことを特徴とするドア
ミラー構造。