JPS60234260A - デイスクカセツトロ−デイング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、例えば光ディスクカセットを用いる記録再生
装置等におけるディスクカセットローディング装置に関
するものである。

（従来技術） 情報信号の記録媒体たるディスク、例えば光ディスクは
、防塵のためにこれをカセットに収納し、さらに、カセ
ットにシャッタを設けて不使用時はシャッタを閉じてお
き、ディスクドライブ装置にカセットを装填したときに
シャッタを開いてディスクの記録面及びディスクを回転
駆動するための開口部を開放するようにしたものがある
。しかし、従来のシャッタを有するディスクカセットの
ローディング装置は、ディスクカセットのローディング
用の駆動源とシャッタを開閉するための駆動源を別個に
有しており、機構が複雑であった。

（目的） 本発明の目的は、ディスクカセットのローディング用の
駆動源とカセットのシャッタを開閉するための駆動源と
を兼用しうるようにして機構の簡略化を図ったディスク
カセットローディング装置を提イ共することにある。

（構成） 本発明のディスクカセットローディング装置は、信号記
録用ディスクを収納し、このディスクの記録血止ディス
クを回転駆動するための開口部とを開閉するシャッタを
有してなるディスクカセットを用いるディスク１−ライ
ブ装置のディスクカセソ１−ローディング装置であって
、ディスクカセットのローディング通路中の上記シャッ
タの通路にローラを設け、このローラは、ディスクカセ
ットのローディング時に、上記シャッタとの摩擦力に基
づきシャッタを開く向きの力が作用するようにディスフ
カ七ソ１〜のローディング方向に対して斜めに軸支され
てなるものである。

以下、図面を参照しながら本発明を説明する。

まず、本発明装置に使用されるディスクカセットの例を
説明する。第３図及び第４図において、偏平な箱形に形
成されたカセット１内には信号記録媒体としてのディス
ク２が収納されている。カセット１の両面には、−側縁
部から奥方に向かって開口部３．３が形成されている。

この開口部３．３は、カセット１に収納されたディスク
２の記録面及びディスク２の駆動用中心部を開放するた
めのものである。−ヒ記開ロ部３．３は二つのシャッタ
４．４によって開閉されるようになっている。

シャッタ４．４は、第５図に示されているようにＵ字状
に形成されて上下方向の重なり部を主体としてなり、こ
の重なり部によってカセソＩ’　１の上下の開口部３．
３を開閉するようになっている。

シャッタ４．４は、その−側部がカセット１の上下に形
成されたガイド溝５．５に嵌められると共に、このガイ
ドａ５．５及びこのガイド溝５．５の一方の面を構成す
るガイド部１３．１３に案内されてカセノｌ−１の左右
方向に平行移動しうるように取付けられている。ガイド
溝５．５内にはコイルばね６．６が介装されており、こ
のばね６．６の弾力により、シャッタ４．４は互いにそ
の相対向面が当接しようとする向きに移動するように付
勢され、カセソ１−１をディスクドライブ装置に装填し
ない通常の状態では、シャッタ４．４の相対向面がカセ
ット１の左右方向の中心位置で当接して開口部３．３を
閉鎖するようになっている。なお、第３図で斜線を付し
て示した領域Ａ、Ａは後述のシャック開閉用ローラが圧
接すべき領域であり、両方向の斜線を付して網目状に示
した領域Ｂは、シャッタ４．４をばね６．６の弾力に抗
して移動させたとき開放される領域である。

次に、上記ディスクカセットを用いるローディング装置
の実施例を説明する。第１図及び第２図において、ディ
スクドライブ装置７の正面には、ディスクカセットの挿
入口８が設けられており、この挿入口８に続いてカセッ
トローディング通路９が設けられている。カセット１は
そのシャッタ４．４取付は部を奥方に向けて挿入口８か
らローディング通路９に挿入するようになっている。ロ
ーディング通路９内には二つのローラ１０．１０が設げ
られている。ローラ１０．１０は、挿入されたカセット
１のシャッタ４．４にそれぞれ圧接するようになってい
る。ローラ１０．１０は、その軸１１１１がカセソ１〜
１のローディング方向に対して斜めになるように、かつ
、双方の軸１１．１１の延長線が略直交するように軸支
されており、また、第４図に示５− されているように、各ローラ１０．１０は駆動源たるモ
ータ１２．１２によって回転駆動されるようになってい
る。各ローラ１０．１０は、カセット１がローディング
通路９に挿入されたとき、第３図について説明したシャ
ッタ４．４に対してその領域Ａ、、Ａに圧接するように
なっている。

そこでいま、ディスクカセット１をディスクドライブ装
置７の挿入口８からローディング通路９に所定の向きに
挿入したとする。カセット１をある程度挿入すると、そ
のシャッタ４．４の上ニローラ１０．１０が圧接するに
至る。ローラ１０．１０は予めモータ１２によりカセッ
ト１を奥方に引き込む方向、即ち、第１図についていえ
ば、左側のローラ１０はその軸１１を手前側から見た場
合時計方向に、右側のローラ１０はその軸１１を手前側
から見た場合反時計方向に回転駆動されている。第６図
は一対のローラ１０．１０のうち左側のローラの回転駆
動により、同ローラが圧接するシャッタ４に対して生ず
る力関係を示す。第６図において、ローラ１０の回転駆
動により同ローラとシャッタ４との摩擦力６− によって軸１］に直角をなす向きの力Ｆが生ずる。

この力Ｆは、シャッタ４と共にカセット１を奥方に引き
込もうとする力Ｆｘとシャッタ４を側方に平行移動させ
ようとする力Ｆｙとに分けることができる。従って、カ
セット１は力Ｆｘによって奥方に引き込まれつつ、その
シャッタ４が力Ｆｙによって側方に平行移動させられる
ことになる。このような動作は、左右両側のローラ１０
．１０により左右両側のシャッタ４．４に対して行われ
るから、結局、カセソＩ・１が所定の位置まで引き込ま
れてローディングが完了した時点ではシャッタ４．４が
両側に移動さセられ、開口部３が開放されてカセット１
の内部のディスク２を光ピツクアップ等のトランスデユ
ーサ及びディスクドライブ用ターンテーブルに対して露
出するごとになる。こうしてシャッタ４．４を全開した
状態ではローラ１０．１０の回転駆動は停止するが、こ
の全開状態を保持するように、ばね６．６の弾力に対し
てローラ１０．１０とシートツタ４．４との間の摩擦力
が大きくなるように設定され、また、必要に応じてモー
タ１２．１２にブレーキがかけられるようになっている
。

カセット１をドライブ装置から排出するときはモータ１
２．１２を逆転駆すｊする。これによりシャッタ４．４
にはカセット１を排出する向きの力が作用すると共にシ
ャッタ４．４を閉じる向きの力が作用し、カセットの排
出とシャッタの閉鎖が同時に行われる。

次に、第７図及び第８図の実施例について説明する。第
７図及び第８図において、ディスクドライブ装置７のカ
セットローディング通路９の下部には、同通路を直角に
横切る方向の駆動軸２４に二つのローディング用ローラ
２３．２３が固着されており、駆動軸２４はモータ２２
によって回転駆動されるようになっている。一方、ロー
ディング通路９の上部には、左右一対のシャッタ開閉用
ローラ２ｏ、２０が軸２１．２１によって回転可能に支
持されている。

ローラ２０．２０は、挿入されたカセット１の左右のシ
ャッタに対して圧接することができるように配置され、
さらに、その軸２１．２１は前記実施例における軸１１
．１１と同様にカセット１の挿入方向に対して斜めにな
るように配置されている。しかし、ローラ２０．２０は
これを回転駆動する駆動源は有しておらず、ローディン
グ用ローラ２３．２３の駆動源としてのモータ２２を有
しているにすぎない。

上記実施例において、いま、カセット１を所定の向きに
してドライブ装置７のローディング通路９内に挿入した
とする。カセット１に対してはまずローディング用ロー
ラ２３．２３が圧接し、モータ２２によって予め回転駆
動されているローラ２３．２３とカセット１との間の摩
擦力によりカセット１は奥方に引き込まれる。カセット
１が引き込まれる途中で、カセット１の左右一対のシャ
ッタにそれぞれ左右のローラ２０．２０が圧接し、シャ
ッタとローラ２０．２０との間の摩擦力によりローラ２
０．２０は軸２１．２１を中心に回転駆動される。しか
るに、ローラ２０．２０の軸２１．２１はカセット１の
挿入方向に対し斜めに設けられていることから、ローラ
２０．２０の回転駆動により、前に述べた実施例の場合
と同様に、カセット１の左右一対のシャッタをそれぞれ
左右に平行移動させる向きの力が発生し、カ９− セット１が所定の位置まで引き込まれてローディングが
完了した時点では左右のシャッタが両側に移動させられ
、カセット１の内部のディスクを１−ランスデューサ及
びターンテーブルに対して露１］１する。また、モータ
２２を逆転駆動すれば、ローディング用ローラ２３．２
３によってカセット１が排出されつつカセットｌのシャ
ッタが閉鎖される。

（効果） 本発明によれば、ディスクをカセットに収納することに
よって防塵効果をもたせたディスクカセットを用いるデ
ィスクドライブ装置において、カセットのローディング
と同時にカセットのシャッタを開閉するようにしたから
、操作時間の短縮化を図ることができ、また、カセット
のシャッタの通路上にローラを設けると共にこのローラ
はカセットのローディング方向に対して斜めに軸支する
ことによってカセットのローディング時にシャッタを開
く向きの力が作用するようにしたから、カセットのロー
ディング用駆動源とカセットのシャッタ開閉用の駆動源
とを兼用させることが可能に−１０＝ なり、構造が簡単なディスフカ七ソトローディング装置
を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す平面図、第２図は同上
正面図、第３図は本発明装置に用いられるディスフカセ
ントの例を示す平面図、第４図は第３図中の線ＩＶ−Ｉ
Ｖに沿う断面図、第５図は上記ディスフカセントのシャ
ッタ部分を示す斜面図、第６図は上記実施例におけるロ
ーラに作用する力関係を示す平面図、第７図は本発明の
別の実施例を示す平面図、第８図は同上正面図である。 １・・ディスフカセント、２・・ディスク、３・・開口
部、４・・シャッタ、７・・ディスクドライブ装置、９
・・ローディング通路、１０・・ローラ、　２０・・ロ
ーラ。 １１−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 信号記録用ディスクを収納し、このディスクの記録面と
   ディスクを回転駆動するための開口部とを開閉するシャ
   ッタを有してなるディスクカセットを用いるディスクド
   ライブ装置のディスクカセットローディング装置であっ
   て、ディスクカセットのローディング通路中の上記シャ
   ッタの通路にローラを設け、このローラは、ディスクカ
   セットのローディング時に、上記シャッタとの摩擦力に
   基づきシャッタを開く向きの力が作用するようにディス
   クカセットのローディング方向に対して斜めに軸支され
   てなるディスクカセットローディング装置。