JPS6023105Y2 - ガスシ−ルド溶接装置 - Google Patents

ガスシ−ルド溶接装置

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Publication number
JPS6023105Y2
JPS6023105Y2 JP16977981U JP16977981U JPS6023105Y2 JP S6023105 Y2 JPS6023105 Y2 JP S6023105Y2 JP 16977981 U JP16977981 U JP 16977981U JP 16977981 U JP16977981 U JP 16977981U JP S6023105 Y2 JPS6023105 Y2 JP S6023105Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support base
welding
windshield
steel pipe
support
Prior art date
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Expired
Application number
JP16977981U
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English (en)
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JPS5876387U (ja
Inventor
義弘 薮内
孝夫 三原
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は鋼管杭等の管状物の溶接装置に関する。
地盤強化のため杭打込み現場では、短尺の単位鋼管杭を
溶接して長尺化し、打込むことが行なわれている。
この溶接は風の影響を嫌ってノンシールドアーク溶接が
使用されるが、こらば炭酸ガスシールドアーク溶接に較
べて溶込みと溶着速度などの点で劣る。
本考案は山間地等、風の強い場所でも少し広い平地があ
ればガスシールドアーク溶接が可能な自動溶接装置を提
供することを目的とする。
本考案は2本の管状母材を横向きに突き合せた状態で回
転可能に支持する支持台に対し、該支持台及び支持台上
に載置される母材を跨いで支持台の支持方向に沿って中
空の風防体を移動可能に配備し、風防体中に溶接トーチ
を具えたことを特徴と腰風防体で風を遮ぎりシールドガ
スによって確実に溶融部を外気と遮断して良好な溶接を
得ることが出来るものである。
以下図面に示す実施例に基づき本考案を具体的に説明す
る。
第1図はダムの工事現場等、大量の鋼管杭の打込みを必
要とし、且つ鋼管杭の溶接作業のために広い場所が確保
出来る鋼管杭の打込み現場に本考案に係る炭酸ガスシー
ルドアーク溶接装置1を設置した状況を示している。
上記装置は平行レール11.11上に配備され夫々上面
に鋼管杭9,9aを回転自由に支持する一対ノ受はロー
ラ21,21を具えた4台の支持台2,2aと、支持台
2,2a及び支持台2,2a上に載置される鋼管杭9,
9aを跨いで支持台2の支持方向に移動可能に配備され
た中空の風防体3と、該風防体3中に配備された溶接ト
ーチ4と、該トーチ4に連繋されたシールドガス供給装
置5及び溶接機本体7とで構成される。
平行レール11.11は床面に敷設した平行■型鋼12
,12の前端側に固定されている。
上記レール11上の4台の支持台2,2aの内、最も前
端の支持台2はレール11の前端に固定され、他の3台
の支持台2aは車輪22を具えてレール上に移動可能に
係合している。
最前端の支持台2の受ローラ21はモータ23に連繋さ
れ強制駆動される。
モータ23には遠隔操作スイッチボックス24が連繋さ
れている。
前記平行■型鋼12.12の中央部から後部側に両■型
鋼に跨がって複数の支持杆13を略等間隔に配備腰各支
持杆13,13上に前記レール11.11を平行し且つ
レール間隔よりも広い間隔を存して平行軌条14.14
を配備する風防体3は平行軌条14.14の間隔を存し
て一対の側壁31.31を対向配備腰側壁31.31の
上端間を三角屋根32で連結して前後面及び下面の3方
が開口した中空体に形成され、両側壁31の下端に車輪
33.33を具えて軌条14に移動可能に係合している
車輪33はモータ(図示せず)に連繋され風防体3は自
走出来る。
上記風防体3はアングル材、チャンネル材等の軽量型鋼
で分解可能に枠組みし、屋根及び側壁はスレート或は耐
熱処理を施した柔軟シートで取外し可能に塞いで構成さ
れ、分解して運搬出来る。
風防体3の前後には耐熱性シートで形成した巻き上げ式
の垂れ幕34が配備され、該幕34には第4図に示す如
く、前記支持台2a及び支持台上の鋼管杭9の通過を許
容する開口部35が形成されている。
風防体3の移行路に沿って多数のフック15を摺動可能
に嵌めたガイド杆16が配備される。
該ガイド杆16は前記支持杆12の一端から上向きに突
設した支柱17に支持されている。
風防体3内には溶接トーチ4、溶接ワイヤー送給装置4
2、炭酸ガス供給装置5、トーチ冷却装置6及び換気扇
36が配備される。
溶接トーチ4は風防体3の横桟37に配備した水平調節
及び上下調節の可能なトーチスタンド41に取付けられ
ている。
ワイヤー送給装置42はトーチ4の基端側に配備され、
前記構成37に吊したワイヤードラム43からワイヤを
繰り出してトーチ4に送給する。
炭酸ガス供給装置5は一方の側壁31に突設した受台3
8に炭酸ガスボンベ51を載せ、該ボンベ51をガス流
量調節器52を介してガスホース53でトーチ4に連繋
する。
トーチ冷却装置6は他方の側壁31に突設した受台38
にブライン循環式の冷却機61を配備し、該冷却機61
とトーチ4との間を送水ホース62と回収ホース63と
で連繋し、冷却機61によって水を冷却しつつ該水をポ
ンプ64によって冷却機61とトーチ4との間を循環さ
せる。
換気扇36は風防体3内側の換気を画って作業者を一酸
化炭素中毒の危険から守るためのものであって、屋根3
2或は側壁31の適所に配備される。
上記冷却機61、ワイヤ送給装置42、ガス流量調節具
52及び換気扇36は風防体3に配備した手元操作盤3
9で集中操作出来る。
風防体3の移行路の近傍に溶接機本体7を収容した小屋
71及び発電機72を設置する。
溶接機本体7と前記溶接トーチ4とを繋ぐケーブル70
は、前記風防体3の移行路に沿って摺動可能に配備され
た複数のフック15に垂らして掛は渡されている。
発電機72からは小屋71に設けた配電盤73を介して
溶接機本体7、支持台2のモータ23及び風防体3内の
各設備に送電される。
風防体3に送電する送電線74は、前記ケーブル70を
掛けたフック15にケーブル70を同様垂らして掛は渡
されている。
前記■型鋼12と溶接機本体7とがアース線75で繋が
れ、支持台2上に載置される鋼管杭9゜9aは寂ローラ
21、支持台2,2aレール11、■型鋼12を経てア
ースされるのである。
然して鋼管杭9,9aの溶接に際し、支持台2a、2a
、2aを溶接すべき2本の鋼管杭9,9aの長さに合せ
て移動させ、更に風防体3を軌条14の後端側、即ち支
持台2aから離して待機させる。
クレーン8で鋼管杭9を1本づつ吊り上げながら支持台
2,2a上の受ローラ21上に載せ、第2図に示す如く
支持台2〜2aで2本の鋼管杭9.9aを水平に突き合
せる 次に風防体3を支持台2側に前進させ、トーチ4を鋼管
杭9,9aの突き合せ部91の真上に位置させる。
次に鋼管杭9,9aを静止した儂、突き合せ部91の上
部一点を溶接し、仮付けする。
支持台2のモータ23を作動して受ローラ21.21従
って鋼管杭9aを約120°回転させる。
強制回転させる受ローラ21上の鋼管杭9aがローラ2
1との摩擦力で回転すれば、該鋼管杭9aに対し仮付け
されて突き合わさっている他方の鋼管9も同時に回転す
る。
再び仮付は溶接を行ない、更に鋼管杭9,9aを120
°回転して溶接し、即ち鋼管杭の突き合せ部91の外周
の3ケ所を仮付は溶接する。
次に鋼管杭9,9aを連続回転させながら本溶接する。
風防体3によって風は遮ぎられるから、トーチ4から噴
射される炭酸ガスは狙い位置即ち溶融部を確実にシール
ド出来、良好な溶接が得られる。
溶接終了後は再び風防体3を後退させ、一体に繋がった
鋼管杭をクレーンで持ち上げ、支持台2〜2aから外し
て、長尺の鋼管杭が得られる。
尚、本考案の実施に際腰母材は鋼管杭に限定されること
はなく管状であれば可い。
又、風防体3中にはワイヤー送給装置42及び溶接トー
チ4のみを配備し、他の機器は風防体3外部の床面に設
置しておき、各種機器と溶接トーチをホース及び導電線
で連繋することが出来る。
又、本考案は炭酸ガスシールドアーク溶接に限ることは
なく、非溶極式或は溶極式のイナートガスアーク溶接等
、各種のガスシールド溶接に実施出来る。
本考案は上記の如く移動可能な風防体3て風を遮断して
、風の影響を受けることなくガスシールド溶接が行なえ
、溶接終了後は風防体3を移動し、母材をクレーン等で
吊り上げて簡単に支持台2上から取り外せる。
又、風防体は軌条上を辷って移動し、風防体内に溶接ト
ーチが配備されているため、風防を移動させてもトーチ
と支持台との高さ関係は不変であり、母材の形状が変わ
らない限り、トーチ高さを1度決めるだけで済み、作業
能率が向上する等、実用上優れた効果を有す。
尚、本考案は上記構成に限定されることはなく実用新案
登録請求の範囲に記載の技術範囲内で種々の変形が可能
であるのは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は溶接装置の斜面図、第2図は同上の側面図、第
3図は第1図■−■線に沿う断面図、第4図は垂れ幕を
下した状態の風防体の側面図である。 2・・・・・・支持台、3・・・・・・風防体、4・・
・・・・トーチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 2本の管状母材を横向きに突き合せた状態で回転可
    能に支持する支持台と、支持台を跨いで支持台の支持方
    向に沿って移動可能に配備され少なくとも支持台側に向
    う前面に支持台及び支持台上に載置される母材の通過を
    許容する開口部を具え且つ支持台を挾んで配備した平行
    軌条上を転動する車輪を具えた中空の風防体と、風防体
    中に配備された溶接トーチと、溶接トーチに連繋された
    シールドガス供給装置及び溶接機本体とで構成されたガ
    スシールド溶接装置。 ■ 支持台は本の鋼管に対し2台を設け、合計4台が配
    備されている実用新案登録請求の範囲第1項に記載のガ
    スシールド溶接装置。
JP16977981U 1981-11-14 1981-11-14 ガスシ−ルド溶接装置 Expired JPS6023105Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16977981U JPS6023105Y2 (ja) 1981-11-14 1981-11-14 ガスシ−ルド溶接装置

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JP16977981U JPS6023105Y2 (ja) 1981-11-14 1981-11-14 ガスシ−ルド溶接装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5876387U JPS5876387U (ja) 1983-05-23
JPS6023105Y2 true JPS6023105Y2 (ja) 1985-07-09

Family

ID=29961752

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16977981U Expired JPS6023105Y2 (ja) 1981-11-14 1981-11-14 ガスシ−ルド溶接装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5515570B2 (ja) * 2009-09-30 2014-06-11 Jfeスチール株式会社 鋼管杭の現場溶接用防風設備及び該防風設備を用いた鋼管杭の現場溶接方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5876387U (ja) 1983-05-23

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