JPS6023096Y2 - 鋳造装置 - Google Patents
鋳造装置Info
- Publication number
- JPS6023096Y2 JPS6023096Y2 JP7618480U JP7618480U JPS6023096Y2 JP S6023096 Y2 JPS6023096 Y2 JP S6023096Y2 JP 7618480 U JP7618480 U JP 7618480U JP 7618480 U JP7618480 U JP 7618480U JP S6023096 Y2 JPS6023096 Y2 JP S6023096Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead
- pot
- casting
- molten lead
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は特に鉛蓄電池用極板の鋳造基体等の鋳造装置の
改良に関するものである。
改良に関するものである。
従来鉛蓄電池用極板の鋳造基体の加圧鋳造法による鋳造
は、酸化鉛の混入を防止するため、加圧ガスとして不活
性ガス（チッソ、アルゴン、その他）等により加圧鋳造
していた。
は、酸化鉛の混入を防止するため、加圧ガスとして不活
性ガス（チッソ、アルゴン、その他）等により加圧鋳造
していた。
この不活性ガスによる加圧鋳造によれば、酸化鉛の混入
は皆無で良好な鋳造基体を得ることができるが、基体を
１回鋳造する毎に不活性ガスを排出する構造であるため
に高価となりまた循環構造とすると装置が複雑となって
製造費も非常に高くなるという欠点を有していた。
は皆無で良好な鋳造基体を得ることができるが、基体を
１回鋳造する毎に不活性ガスを排出する構造であるため
に高価となりまた循環構造とすると装置が複雑となって
製造費も非常に高くなるという欠点を有していた。
本考案は上記の如き欠点を除去するもので、圧縮空気と
連通ずる鉛熔解釜と加圧ポットを溶融鉛供給パイプによ
り接続せしめ、溶融鉛は加圧ポットで圧縮空気により加
圧し、溶融鉛供給パイプのノズルより金型内に射出して
鋳造する鋳造装置において、加圧ポット内に酸化鉛防止
板を具備せしめ而も加圧ポット内への圧縮空気の吸気口
および圧縮空気量を考慮することにより酸化鉛の発生を
著しく減少せしめた鋳造装置を提供するにある。
連通ずる鉛熔解釜と加圧ポットを溶融鉛供給パイプによ
り接続せしめ、溶融鉛は加圧ポットで圧縮空気により加
圧し、溶融鉛供給パイプのノズルより金型内に射出して
鋳造する鋳造装置において、加圧ポット内に酸化鉛防止
板を具備せしめ而も加圧ポット内への圧縮空気の吸気口
および圧縮空気量を考慮することにより酸化鉛の発生を
著しく減少せしめた鋳造装置を提供するにある。
鉛熔解釜１の鉛投入口２から投入された鉛塊は、ヒータ
ー３によって加熱された溶融鉛４となるが、溶融鉛温度
制御器５により、溶融鉛４の温度は３００°Ｃ乃至５５
０°Ｃにおいて制御される。
ー３によって加熱された溶融鉛４となるが、溶融鉛温度
制御器５により、溶融鉛４の温度は３００°Ｃ乃至５５
０°Ｃにおいて制御される。
また溶融鉛４は、加圧ポット６の加圧部７で圧縮空気に
より加圧される。
より加圧される。
該加圧部７には溶融鉛４の表面部において、溶融鉛４の
面位変動に伴ない上下動する鉄板の酸化鉛防止板８を浮
かせている。
面位変動に伴ない上下動する鉄板の酸化鉛防止板８を浮
かせている。
次に溶融鉛４が加圧部７で加圧されている状態において
は、弁９により溶融鉛供給口１０は閉塞されているので
、鉛熔解釜１へは逆流せず、溶融鉛供給パイプ１１を通
じてノズル部１２からフレーム１３により固定されてい
る金型１４内に加圧鋳造される。
は、弁９により溶融鉛供給口１０は閉塞されているので
、鉛熔解釜１へは逆流せず、溶融鉛供給パイプ１１を通
じてノズル部１２からフレーム１３により固定されてい
る金型１４内に加圧鋳造される。
鋳造が終了して加圧ポット６内の圧力が低下すると、弁
９が開放され、溶融鉛４は鉛熔解釜１の溶融鉛供給口１
０を陛て熔融釦哄給パイプ１１を通じて加圧ポット６内
に供給されるが、加圧ポット６内の溶融鉛４の面位は常
に一定の範囲内の面位に保たれるように設計されている
。
９が開放され、溶融鉛４は鉛熔解釜１の溶融鉛供給口１
０を陛て熔融釦哄給パイプ１１を通じて加圧ポット６内
に供給されるが、加圧ポット６内の溶融鉛４の面位は常
に一定の範囲内の面位に保たれるように設計されている
。
また第１圧力調整器１５は、圧力設定またはタイマ設定
が可能であり、第１加圧が終了すると、第２圧力調整器
１６のタイマー１７を調整する。
が可能であり、第１加圧が終了すると、第２圧力調整器
１６のタイマー１７を調整する。
第１加圧終了後高圧で加圧されて鋳造は終了する。
従来は第３図に示すように、加圧ポット６の側部から圧
縮ガスにより加圧する構造であるために溶融鉛４の面位
が乱れてガスとの接触が多くなり、酸化鉛の発生が多か
ったのであるが、本考案における装置は、第２図に示す
ように、排気パイプ１８、加圧パイプ１９を加圧ポット
６の上部に設けて加圧する方法であって、酸化鉛防止板
８を存有せしめることにより、酸化鉛の発生を大巾に防
止することが可能となり、また不活性ガスを使用するこ
となく、圧縮空気でも酸化鉛の混入の全くない基体の鋳
造が可能であって、価格も大巾に低減することができた
。
縮ガスにより加圧する構造であるために溶融鉛４の面位
が乱れてガスとの接触が多くなり、酸化鉛の発生が多か
ったのであるが、本考案における装置は、第２図に示す
ように、排気パイプ１８、加圧パイプ１９を加圧ポット
６の上部に設けて加圧する方法であって、酸化鉛防止板
８を存有せしめることにより、酸化鉛の発生を大巾に防
止することが可能となり、また不活性ガスを使用するこ
となく、圧縮空気でも酸化鉛の混入の全くない基体の鋳
造が可能であって、価格も大巾に低減することができた
。
なお２０は電磁弁、２１はコンプレッサーである。
上述せる如く、本考案によれば、鋳巣の全く無い鋳造基
体等の鋳造物が得られ、また緻密で均質な鉛合金の鋳造
基体等の鋳造物を得ることができ、而も鉛電池において
は、電池極板寿命が従来の鋳造極板に比して１．５乃至
２倍の鋳造基体の製造が可能となり、さらに作業性が著
しく向上する等実用的価値甚だ犬なるものである。
体等の鋳造物が得られ、また緻密で均質な鉛合金の鋳造
基体等の鋳造物を得ることができ、而も鉛電池において
は、電池極板寿命が従来の鋳造極板に比して１．５乃至
２倍の鋳造基体の製造が可能となり、さらに作業性が著
しく向上する等実用的価値甚だ犬なるものである。
第１図は本考案鋳造装置の概略図、第２図は同加圧ポッ
ト部の概略図、第３図は従来の加圧ポット部の概略図で
ある。 １は鉛熔解釜、４は溶融鉛、６は加圧ポット、８は酸化
鉛防止板、１１は溶融鉛供給パイプ、１２はノズル部、
１４は金型。
ト部の概略図、第３図は従来の加圧ポット部の概略図で
ある。 １は鉛熔解釜、４は溶融鉛、６は加圧ポット、８は酸化
鉛防止板、１１は溶融鉛供給パイプ、１２はノズル部、
１４は金型。
Claims (1)
- 鉛熔解釜と圧縮空気に連通ずる加圧ポットとを溶融鉛供
給パイプにより持続せしめ、溶融鉛は加圧ポットで圧縮
空気により加圧腰熔融鉛供給パイプのノズル部から金型
内に射出して鋳造する鋳造装置において、加圧ポット内
の溶融鉛面位に酸化鉛防止体を存有せしめてなる鋳造装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7618480U JPS6023096Y2 (ja) | 1980-05-30 | 1980-05-30 | 鋳造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7618480U JPS6023096Y2 (ja) | 1980-05-30 | 1980-05-30 | 鋳造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS573458U JPS573458U (ja) | 1982-01-08 |
| JPS6023096Y2 true JPS6023096Y2 (ja) | 1985-07-09 |
Family
ID=29438836
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7618480U Expired JPS6023096Y2 (ja) | 1980-05-30 | 1980-05-30 | 鋳造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6023096Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-30 JP JP7618480U patent/JPS6023096Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS573458U (ja) | 1982-01-08 |
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