JPS6022710A - テ−プレコ−ダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテープレコーダに関し、特にテープ再生走行指
令（以下再生指令という）を発してからヘッドがテープ
に接触し、かつテープが安定走行状態になった後にミュ
ーティング状態が解除されるようにしたものである。

従来、テープレコーダには特に停止状態から再生状態に
しだ時テープ走行開始時等の耳障りで不安定な再生音が
発せられないようにミューティングをかけるようにして
いる。しかしながら、この従来のテープレコーダではミ
ューティングは再生指令から予め定められた一定時間た
け遅延させて解除するようにしており、このためテープ
レコーダによってヘッドがテープに接触する才での時間
が変化してもミューティングの遅延時間は一定であるた
め、短かすぎたり、また逆に長すぎたりするという不都
合があった。

本発明はこのような従来の欠点を解消したものであり、
以下その一実施例についてＮ面を用いて説明する。

Ｓ、は電気回路を録音状態に切換える録音指令スイッチ
、Ｓ２は再生指令スイッチ、Ｓ３は停止指令スイッチで
ある。１はフリップフロップ等で構成された制御回路で
あり、前記各指令スイッチをわずかの間だけ閉じると出
力端子２，３の出力レベルを反転保持するようになって
いる。なお停止状態では出力端子２はＨレベルに、また
出方端子３はＬレベルに保たれている。

Ｓ４　は例えばヘッド基板等により制御され、ヘッドが
テープに接触し、かつテープ走行が行なわれた後、すな
わち再生状態で閉じられるスイッチであり、もちろん停
止状態では開放し、これにより停止状態ではインバータ
５０入力には抵抗Ｒ１を　。

介して電圧が供給され、そのインバータ５の出力はＬレ
ベルとなっている。

前記制御回路１の出力端子３からの出力とインバータ５
の出力を入力とするＮＡＮＤゲート６は停止状態では出
力端子３からのＬレベルとインバータ６からのＬレベル
によりその出力はＨレベルとなっている。一方、前記制
御回路１の出力端子２からの出力と前記ＮＡＮＤゲート
６の出力を入力とするＮＡＮＤゲート４は停止状態では
出力端子２からのＨレベルとＮＡＮＤゲート６からのＨ
レベルによりその出力はＬレベルとなっている。

前記ＮＡＮＤゲート４の出力はＮＡＮＤゲート７の一方
の入力側に供給てれるようになっており、またそのＮＡ
ＮＤゲート４の出力は抵抗Ｒ２、コンデンサＣ１抵抗Ｒ
３、トランジスタＱ１からなる時定数回路８に供給され
、そしてそのトランジスタＱ、のコレクタ出力は前記Ｎ
ＡＮＤゲート７の他方の入力側に供給されている。

Ｑ２は録音、再生信号が増幅または制御される増幅器９
の出力側においてその録音再生信号をミューティング制
御するミューティングトランジスタであり、前記ＮＡＮ
Ｄゲート７の出力はそのミューティングトランジスタＱ
２ヲ制御するようになっている。ＮＡＮＤゲート７の出
力は停止状態ではＮＡＮＤゲート４からのＬレベルとト
ランジスタＱ１がＯＦＦ状態にあることにより抵抗Ｒ４
を介して供給されるＨレベルの入力によりＨレベルとな
っており、したがってミューティングトランジスタＱ２
はＯＮ状態にあって停止状態では録音再生信号系路はミ
ューティング状態にある。

以上のような構成からなり、まず停止状態で録音指令ス
イッチＳ１を閉じるとテープレコーダの電気回路は録音
状態に切換えられ、したがってソースモニタ状態となる
。これと同時に制御回路１の出力端子２は第２図に示す
ようにＨレベルからＬレベルに移行し、これによｐＮＡ
ＮＤゲート４の出力はＬレベルからＨレベルに移行する
。

前記ＮＡＮＤゲート４のＨレベルの出力はＮＡＮＤゲー
ト了の一方の入力側に供給されるとともに時定数回路８
に供給され、これによりトランジスタＱ１のコレクタは
時定数回路８で決定される時間Ｔ１の間Ｌレベルとなり
、このためＮＡＮＤゲート７の入力は時間Ｔ１の間依然
としてＨ１Ｌレベルの入力が供給されるため、その出力
はＨレベルにあってミューティングトランジスタＱ２ｔ
ＯＮしている。そして、時間Ｔ１を経過するとＮＡＲＤ
ゲート７の出力はトランジスタＱ１のコレクタがＨレベ
ルとなるため、Ｌレベルに移行し、これによりミューテ
ィングトランジスタＱ２はＯＦＦ状態となってミューテ
ィング動作は解除される。

したがって、録音指令スイッチＳ１を閉じてＴ。

の時間経過後に録音再生信号系路のミューティング状態
が解除されるため、その録音指令によって切換えられる
回路系から発生するノイズ等がモニタ出力に現われるよ
うなことがないものである。

上記ミューティング解放状態で停止指令スイッチＳ３を
閉じると制御回路１の出力端子２は速やかにＬレベルか
らＨレベルに移行し、このためＮＡＮＩ）ゲート４０両
入力はＨレベルとなってその出力はＬレベルとなシ、Ｎ
ＡＮＤゲート７の出力も速やかにＬレベルからＨレベル
になる。これによりミューティングトランジスタＱ２は
ＯＮし、ミューティング状態となる。

つぎに、停止状態から再生指令スイッチＳ２を閉じた場
合は、制御回路１の出力端子３はＬレベルからＨレベル
に移行する。これと同時にへ、ノド基板が前進し、テー
プ定速走行が開始されるが、スイッチＳ４は少なくとも
ヘッドがテープに接触するまでは開放状態にあるため、
前記出力端子３がＨレベルに移行してもその出力はＨレ
ベルにあり、したがってＮＡＮＤゲート４の出力もＬレ
ベルの状態にある。そして、前記再生指令スイッチＨレ
ベルからＬレベルに移行するため、ＮＡＮＤゲート４の
出力はＬレベルからＨレベルに移行し、するとＮＡＮＤ
ゲート７の出力は前述の場合と同様に時間Ｔ１だけ遅れ
てＨレベルからＬレベルに移行する。

これにより再生指令スイッチＳ２を閉じてから時間（’
ｒ２＋’ｒ、）遅れて録音再生信号系路のミューティン
グが解除されることになり、このためヘッドがテープに
接触するまではもちろんのこと、そのヘッドがテープに
接触してもテープ走行がまだ安定しない状態にあっても
ミューティングがかけられた状態にあり、したがって不
安定な再生が行なわれるようなことがないものである。

そして、前記再生状態から停止指令スイッチＳ５を閉じ
ると、制御回路１の出力端子３は速やかにＨレベルから
Ｌレベルに移行するため、前述の場合と同様に即座にミ
ューティングトランジスタＱ２がＯＮＩ、、てミューテ
ィングが動作する。なおこの場合スイッチＳ４が開放す
るタイミングは全く無＼、 １係である。

本発明は以上の実施例よ！７明らかなように再生指令ス
イッチを操作すると、少なくともヘッドがテープに接触
してからさらに時定数回路により決定される遅延時間を
経過後にミューティング解除されるため、少なくともヘ
ッドがテープに接触する前にミューティングが解除され
るようなことがなく、したがって耳障りな再生音が出力
されることがないものであシ、凍た本発明は周囲温度や
電源電圧の変動２部品のばらつき等があってもこれらに
よる再生音開始の不安定な状態もなくなるもので、その
効果は犬である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す一部ブロック回路図、
第２図は同動作説明図である。 １・・・・・・制御回路、４，６．７・・・・・・Ｎ　
、Ａ　Ｎ　Ｄゲート、６・・・・・・インバータ、８・
・・・・・時定数回路、Ｓｌ・・・・・・再生指令スイ
ッチ、Ｓ２・・・・・・録音指令スイッチ、Ｓ３・・・
・・・停止指令スイッチ、Ｓ４・・・・・・スイッチ、
Ｑ２・・・・・・ミューティングトランジスタ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 再生指令操作部と、前記再生指令操作部の操作により移
   動されるヘッドと、少なくとも前記ヘッドがテープに接
   触した後に作動されるスイッチと、前記スイッチの作動
   により一定時間遅れて出力を発生する遅延出力発生回路
   と、前記遅延出力発生回路の出力により信号系路のミュ
   ーティングを解除するミューティング回路を設けてなる
   テープレコーダ。