JPS6022681B2 - 農園芸用殺菌剤 - Google Patents

農園芸用殺菌剤

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JPS6022681B2
JPS6022681B2 JP8426676A JP8426676A JPS6022681B2 JP S6022681 B2 JPS6022681 B2 JP S6022681B2 JP 8426676 A JP8426676 A JP 8426676A JP 8426676 A JP8426676 A JP 8426676A JP S6022681 B2 JPS6022681 B2 JP S6022681B2
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dihydro
pyridazinone
dichloro
methyl
chloro
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輝臣 城島
幸義 高日
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はピリダジノン誘導体を有効成分とする農園芸用
殺菌剤に関する。
ジヤーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサエテイ
(J・A・C・S)7ふ1117(193)には、6−
(4ーハロゲノもしくは3・4ージクロロフェニル)‐
4・5‐ジヒドo‐3(汎)ピリダジノンが抗アメーバ
剤として有用であると記載されている。
また、ジャーナル・オブ・ヘテロサイクリツク・ケミス
トリー(J・Heter比yclicchem)11、
755(1974)には、6一(4−クロロー3ーメチ
ルフエニル)一4・5−ジヒドロー3(斑)ピリダジノ
ン、6‐(3‐ニトロフェニル)‐4・5‐ジヒドロ‐
3(班)ピリダジノンおよび6−(4−メトキシフエニ
ル)−4・5‐ジヒドo−3(が)ピリダジノンが抗プ
oトゾア剤の開発を志向して合成されたと記載されてい
るのみである。更にフランス特許第1507475号に
は、6一(4−アミノフエニル)一4・5−ジヒドロー
3(が)ピリダジノンが開示されており、これは医薬お
よび染料の中間体であると述べている。また、袴閥昭5
0一班史×号には、6一(3ークロロー4−ヒドロキシ
フエニル)一4・5ージヒドロー3(2H)ピリダジノ
ンが開示されており、医薬中間体として知られている。
本発明者等は、次の一般式(1)を有するピリダジノン
誘導体が各種農園美作物の病害防除に有効であることを
見し、出した。
式1 式中、R,は水素原子またはヒドロキシ基を示す。
R2およびR4は両方が同一または異なってハロゲン原
子を示すか、あるいは一方がハロゲン原子であり、他方
が水素原子を示す。R3は水素原子、低級アルキル基、
低級アルコキシ基、低級アルケニルオキシ基またはハロ
ゲン原子を示す。前記一般式(1)において、R2、R
3およびR4のハロゲン原子の例としては、塩素、臭素
、弗素または沃素があげられ、好ましくは塩素または臭
素である。 ZR3の低級
アルキル基の例としては、メチル、エチル、n−プロピ
ル、イソプロピル、nープチル、イソブチル、sec−
プチル、tenープチル、nーアミル、イソアミル、S
eC−アミルまたはn−へキシルのような炭素数1乃至
6個を有する直Z鎖状または分枝鎖状の低級アルキル基
があげられ、好ましくは炭素数1または2個の低級アル
キル基である。R3の低級アルコキシ基の例としては、
メトキシ、エトキシ、nープロポキシ、イソプロポキ2
シ、nープトキシ、イソブトキシ、secーブトキシ、
也rt−ブトキシ、n−アミルオキシ、イソアミルオキ
シ、SeCーアミルオキシまたはnーヘキシルオキシの
ような炭素数1ないし6個を有する直鎖状または分枝鎖
状の低級アルコキル基があげ2られ、好ましくは炭素数
1または2個の低級アルコキシ基である。
R3の低級アルケニルオキシ基の例としては、アリルオ
キシ、2−プテニルオキシ、1−メチル一2ープoベニ
ルオキシ、2ーメチルー2ーブロ3べニルオキシ、3−
ブテニルオキシまたは2ーベンチニルオキシのような炭
素数3なし・し5個を有する直鎖状または分枝鎖状の低
級アルケニルオキシ基があげられる。
・前記一般式(1)において、優れた殺菌効果を3示す
化合物は、【11 R,が水素原子またはヒドロキシ基
、特に水素原子を示し、R2およびR4両方が同一また
は異なって塩素原子または臭素原子を示し、R3が水素
原子、炭素数1または2個の低級アルキル基、特にメチ
ル基、炭素数1または2個の低級アルコキシ基、特にメ
トキシ基もしくは炭素数3または4個の低級ァルケニル
オキシ基、特にアリルオキシ基を示すか、あるいは■
R,およびR2が水素原子を示し、R2およびR3両方
が同一または異なって塩素原子または臭素原子を示すか
、もしくはR2が塩素原子または臭素原子を示し、R3
が水素原子または炭素数1または2個の低級アルキル基
を示す。
本発明の農園芸用殺菌剤において用いられる前記−般式
(1)を有する化合物を例示すれば、次のとおりである
(なお、化合物番号は以下の記載において参照される。
)化合物番号 化 合 物1 6
−(3・4ージクロロフエニル)一4・5−ジヒドロ−
3(2H)ピリダジノン 2 6−(3・4・5ートリクロロフエニル)一4・
5ージヒドロー3 (2H)ピリダジノン 3 6−(3・4ージクロロー5ーブロモフエニル
)一4・5ージヒドロー3(が)ピリダジノン 4 6−(3−ク。
ロー4ーメチルフエニル)一4・5ージヒドロー3(が
)ピリダジノソ 5 6一(3−ブロモー4ーメチルフエニル)一4
・5ージヒド0−3(が)ピリダジノン 6 6一(3ークロロー4一イソプロピルフエニル
)一4・5ージヒドロ−3(2H)ピリダジノン 7 6一(3・5ージクロロー4−メチルフエニル
)一4・5−ジヒドロ−3(2H)ピリダジノン 8 6一(3・5−ジブロモー4−メチルフエニル
)一4・5ージヒドロー3(2H)ピリダジノン 9 6一(3・5ージヨードー4−メチルフエニル
)一4・5ージヒドロー3(2H)ピリダジノン 10 6−(3・5ージクロロー4−エチルフエニ
ル)−4・5ージヒドロー3(汎)ピリダジノン 11 6一(3・5ージプロモー4ーエチルフヱニ
ル)一4・5ージヒドロ−3(2H)ピリダジノン 12 6一(3・5−ジクロロ−4−n−プロピル
フエニル)一4・5ージヒドロー3(2H)ピリダジノ
ン 13 6−(3・5ージプロモ−4一nープロピル
フエニル)−4・5ージヒドロ−3(2H)ピリダジノ
ン タ14 6−(3・5ージクロロ−4一
nープチルフエニル)一4・5−ジヒドロー3(2H)
ピリダジノン 15 6一(3・5ージクロロー4−SeCーブ
チルフエニル)−4・5ージヒZOドロー3(が)ピリ
ダジノン 16 6一(3・5ージクロロー4−企rtーブ
チルフエニル)−4・5ージヒドロー3(2H)ピリダ
ジノン 17 6−(3・5ージクロロ−4‐n‐Zタベン
チルフエニル)一4.5−ジヒドo‐3(が)ピリダジ
ノン 18 6一(3・5−ジクロロー4一SeC−ア
ミルフエニル)−4・5ージヒドロー3(2H)ピリダ
ジノン 2019 6一(3・5−ジクロロ
ー4一n−へキシルフエニル)−4・5ージヒドロ−3
(2H)ピリダジ/ン 20 6一(3・5−ジブロモー4ークロロ−2
−ヒドロキシフエニル)一24・5‐ジヒドロ−3(が
)ピリ ダジノン 21 6一(3・5−ジブロモ−4−メチル−2ー
ヒドロキシフエニル)一4・5−ジヒドロ‐3(斑)ピ
リ3 ダジノソ 松 6−(3・5ージクロロー4ーメチルー2−ヒド
ロキシフエニル)− 4・5ージヒドロー3(2H)ピリ ダジノン 3 23 6一(3・5−ジプロモー4ーェチルー2ー
ヒドロキシフエニル)−4・5‐ジヒドロー3(汎)ピ
リ ダジノン 24 6一(3・5ージプロモ−4一にrtーブ
チル−2−ヒドロキシフエニル)−4・5−ジヒドロー
3 (が)ピリダジノン 25 6−(5ークロロー4ーメチル−2ーヒド
ロキシフエニル)一4.5−ジヒドロ‐3(汎)ピリダ
ジノン 26 6一(3ーブロモー5ークロロー4ーメチ
ルー2ーヒドロキシフエニル)一4・5ージヒドロ−3 (2H)ピリダジノン 27 6−(3ークロロー4ーエチルフエニル)
一4・5ージヒドロー3(が)ピリダジノン 28 6−(3ープロモー5ークロロー4ーメチ
ルフエニル)−4.5ージヒドロ‐3(が)ピリダジノ
ン 29 6−(3ーブロモフエニル)一4・5‐ジ
ヒドo‐3(が)ピリダジノン 30 6−(3ークロロフエニル)一4・5‐ジ
ヒドo‐3(が)ピリダジノン 31 6一(3−クロロー4ーメトキシフエニル)
一4・5−ジヒドロ−3(2H)ピリダジノン 32 6一(3・5ージクロロー4−メトキシフエニ
ル)一4・5ージヒドロ‐3(が)ピリダジノン 紙 6一(3・5ージブロモフエニル)‐4・5‐
ジヒドロ‐3(が)ピリダジノン 私 6−(3−プロモー5ークロロー2−ヒドロキ
シフエニル)一4・5ージヒドロー3(2H)ピリダジ
ノン 35 6一(3・5−ジクロロー4ーメトキシ−
2−ヒドロキシフエニル)−4・5‐ジヒドロー3(が
)ピリ ダジノン 36 6−(3・5−ジブロモー4ーエトキシフ
エニル)一4・5−ジヒドロー3(2H)ピリダジノン 37 6一(5ークロロ−2ーヒドロキシフエニ
ル)−4・5ージヒドロ−3(が)ピリダジノン 聡 6一(3・5ージクロロー2ーヒドロキシフエニ
ル)一4・5−ジヒド ロ‐3(汎)ピリダジノン 39 6一(315ージクロロー4−エトキシフ
エニル)一4・5ージヒドロ−3(2H)ピリダジノン 40 6−(3・5ージプロモ−4−メトキシフ
エニル)−4・5ージヒドロー3(2H)ピリダジノン 41 6一(3ークロロー5ープロモ−4−メトキ
シフエニル)一4.5−ジヒドロー3(2H)ピリダジ
ノン 42 6−(3−クロロー5−ブロモー4ーエト
キシフエニル)−4・5−ジヒドロ‐3(汎)ピリダジ
ノン 43 6−(3ークロロー4ープロモフエニル)一
4・5−ジヒドロー3(2H)ピリダジノン 44 6−(3・5ージクロロ−4−イソプロピ
ルフエニル)一4・5ージヒドロ‐3(幻)/ピリダジ
ノン 45 6−(3リクロロー4ーフルオロフエニル)
一4・5−ジヒドロー3(2H)ピリダジノン 46 6一(3・5−ジブロモー4−n−へキシ
ルフヱニル)一4.5ージヒドロ−3(2H)ピリダジ
ノン 47 6−(4・5−ジクロロ−2ーヒドロキシ
フエニル)一4・5−ジヒドo‐3(が)ピリダジノン 48 6一(3・5−ジクロロフエニル)‐4・5
‐ジヒドロ‐3(汎)ピリダジノン 49 6−(3−ヨードフエニル)−4・5ージヒ
ドロー3(2H)ピリダジノン 50 6一(3・5ージクロロー4一アリルオキ
シフエニル)−4.5ージヒドロ−3(2H)ビリダジ
ノン 51 6−(3・5−ジクロロ−4一nープロポキ
シフエニル)−4・5ージヒドロ−3(2H)ピリダジ
ノン 52 6一(3・5ージョード−4−メトキシフエニ
ル)一4・5ージヒドロー3(2H)ピリダジノン 53 6一(3・5ージクロロー4ーフルオロフエニ
ル)一4・5ージヒドロー3(2H)ピリダジノン 弘 6−(3−フルオロフエニル)‐4・5‐ジヒ
ドo−3(が)ピリ ダジノン 55 6一(3−フルオロー4−メトキシフエニ
ル)−4・5ージヒドロ−3(2H)ピリダジノン 56 6一(3・4ージフルオロフエニル)一4
・5−ジヒドロー3(が)ピリダジノン 57 6一(3・4ージブロモフエニル)一4・
5ージヒドロ−3(2H)ピリダジノン 斑 6一(3ークロロー5ーフルオロー4−メチル
フエニル)一4・5ージヒドロー3(が)ピリダジノン 59 6−(3−プロモー4ークロロフエニル)
一4・5ージヒドロー3(汎)ピリダジノン 60 6一(3−プロモー4ーフルオロフエニル
)一4・5−ジヒドロー3(斑)ピリダジノン 上記の化合物のうち、化合物番号1で示される化合物を
除き、いずれも文献未翁の新規化合物であり、前記一般
式(1)を有する化合物は次の反応式に示す方法により
製造される。
(式中、R,、R2、R3およびR4は前述と同じ、R
2′およびR4′は少なくとも1つが水素原子であり、
のこりはハ。
ゲン原子である)‘a} 本発明の一般式(1−1)お
よび(1−2)を有する化合物は、方法それ自体公知で
ある次の方法によって製造される。
即ち、(a‐1)式(m−1)または(血−2)の置換
ベンゼンとコハク酸無水物とを、ルイス酸と共に反応さ
せるいわゆるフリーデル・クラフッ反応によって、式(
ロー1)または(ロー2)の4−置換フヱニル−4−オ
キソ酪酸類が製造される。
この方法は、ロジャー・アダムス編、オーガニツク・リ
アクシヨンズ(0「鱗nlcReactio船)5、2
29(1949)、ジヨン.ウイリー・アンド・サンズ
社刊)に記載の方法に準じて行なわれる。
この反応に使用されるルイス酸としては、塩化アルミニ
ウム、塩化第二鉄、四塩化チタン、塩化亜鉛および塩化
第一スズなどがあげられ、特に塩化アルミニウムが好適
である。式(m−1)または(m−2)の化合物とルイ
ス酸とのモル比は1:1乃至1:4であるが、好適には
1:2乃至1:2.5である。
また、この反応は不活性有機溶媒中で行なうことが好ま
しいが、この場合に用いられる溶媒としては、二硫化炭
素:ニトロベンゼンまたはジクロルベンゼンのような芳
香族炭化水素類:ジクロルメタン、ジクロルエタンまた
はテトラクロルエタンのようなハロゲン化アルキル類な
どがあげられる。
また、前記置換ベンゼン(m−1)または(m−2)の
大過剰を用いて、溶媒の不安定下で反応を行なってもよ
い。G‐公式(ロー1)を有する化合物は、また式(ロ
ー2)で示されるベンゼン環の3および5位に少なくと
も1つの水素原子を有する4−フェニル−4−オキソ酪
酸類を、ルイス酸の存在下にハロゲン化剤と反応させる
ことによっても製造される。
この方法は、アルッナィ・ミッテル・フオルシユンク(
Arznelm・一Forsch・)24、1360(
1974)に記載の方法に準じて行なわれる。
ハロゲン化剤としては、塩素、臭素、沃 素、一塩化沃素、塩化スルフリルおよび臭化スルフリル
などがあげられる。
ルイス酸および反応溶媒については、上記.(a−1)
の方法で記載した例があげられる。
ハロゲン化に際して、例えば、式(ロー 2)で示されるベンゼン環の3および5位が水素原子で
ある4ーフェニル−4ーオキソ酸酸を、先ず3位を塩素
化し、次いで5位を臭素化することもできるし、また先
に3位を臭素化し、次に5位を塩素化することもできる
に‐3)次に、式(D−1)または(ロー2)の4−置
換フェニル−4−オキソ酸酸類をヒドラジン類と反応さ
せることによって、式(1−1)または(1一2)の6
一置換フェニルー4・5ージヒドロー3(2H)ピリダ
ジノン類が製造される。
この方法は例えばジャーナル・オブ・アメリカン・ケミ
カル・ソサエテイ(J・A・C・S・)751117(
1953)に記載の方法に準じて行なわれる。
この反応に使用されるヒドラジン類としては、ヒドラジ
ン水和物、ヒドラジン塩酸塩および硫酸塩などがあげら
れる。また、この反応は溶媒の存在下で好適に行なわれ
る。使用される溶媒としては、本反応に関与しなければ
特に限定なく、例えばメタノール、エタノール、nープ
ロパノール、イソプロパノールまたはnープタノールの
ようなアルコール類;テトラヒドロフランまたはジオキ
サンのような環状エーテル類;酢酸またはプロピオン酸
のような有機酸類;ジクロルメタンまたはジクロルエタ
ンのようなハロゲン化アルキル類および水などがあげら
れ、特にアルコール類が好適に使用される。
反応温度は、室温以上好適には溶媒の還流温度近くで行
なわれる。反応時間は反応温度、使用される試薬の種類
によって異なるが約0.5乃至1餌時間である。
更に、式(ロー1)および(0−2)の4一置換フェニ
ル−4ーオキソ酸酸類を通常の方法に従って、ェステル
化(例えば低級アルキルェステル)またはアミド(例え
ばアミドまたは低級アルキルアミド)のような機能的誘
導体に変換し、これらのェステルまたはアミドを上記の
方法と同様にヒドロキシ類と反応させても、それぞれ式
(1−1)および(1−2)の化合物が得られる。
‘bー 本発明の一般式(1)を有する化合物のうち、
式(1一3)で示されるベンゼン環の4位に低級アルコ
キシ基まは低級アルケニルオキシ基を有する化合物はま
た、次の反応式に示すように4−(4ーヒドロキシフエ
ニル)一4ーオキソ酪酸またはそのェステル類(ロー3
)に飽和もしくは不飽和のアルキル化、およびヒドラジ
ン類との反応を任意の順序に行なって製造される。
(式中R5は水素原子もしくはメチル、エチルまたはプ
ロピルのような低級アルキル基を示し、R′3は低級ア
ルコキシ基または低級アルケニルオキシ基を示し、R2
およびR4は前述と同じ。
)上記式(ロー3)の化合物のうちR5が低級アルキル
基である化合物は4−(4−ヒドロキシフェニル)一4
−オキソ酪酸類を常法によりェステル化して製造される
。上記式(0一3)および(ロー5)の化合物を飽和も
しくは不飽和のァルキル化剤と反応させて夫々式(0−
4)および(1−3)の化合物を製造する方法は、不活
性溶媒中好ましくは触媒の存在下に行なわれる。この反
応に使用される飽和もしくは不飽和のアルキル化剤とし
ては、ジメチル硫酸またはジェチル硫酸のようなジアル
キル硫酸類;沃化メチル、沃化エチル、臭化エチル、臭
化プロピル、塩化メチル、臭化アリルまたは3−ブロモ
ー2ーメチルー1ープロベンのようなハロゲン化飽和/
不飽和アルキル類:トリメチルホスフアイトまたはトリ
エチルホスフアイトのようなトリアルキルホスフアイト
類およびジアゾメタンなどが用いられる。アルキル化も
しくはアルケニル化剤としてジアルキル硫酸類およびハ
ロゲン化飽和/不飽和アルキル類を用いる場合には、触
媒の存在下で反応を行なうのが好ましい。
触媒としては通常、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
、炭酸ナトリウムまたは炭酸カリウムのような無機塩基
;トリェチルアミン、トリェチレンジアミンまたはN・
N−ジメチルアニリンのような3級アミン類が使用され
る。また不活性溶媒としては本反応に関与しなければ特
に限定されないが、メタノール、エタノールまたはイソ
プロパノールのようなアルコール類;アセトンまたはメ
チルエチルケトンのようなケトン類;ジェチルエーテル
、テトラヒドロフランまたはジオキサンのようなエーテ
ル類;ベンゼン、トルェンまたはキシレソのような芳香
族炭化水素類;ジメチルホルムアミドまたはジエチルホ
ルムアミドのようなジアルキルホルムアミド類および水
などが用いられる。上記式(ロー3)および(ロー4)
の化合物をヒドラジン類と反応させて夫々式(0一5)
および(1−3)の化合物を製造する方法は、前記(a
−3)に記載の方法と同様の方法で行なわれる。
前記一般式(1)の化合物は農園芸用殺菌剤として用い
られ、寄主植物に被害を与えることなく植物の病気に対
して治療的且つ保護的効果を示す。
すなわち、散布剤または水面施用剤として使用すること
により稲作での重要病害である稲紋枯病を特に強力に防
除することができる。
また、土壌処理あるいは種子処理剤として使用すること
によりリゾクトニア菌に起因するビート、棉、ウリ類等
各種作物の苗立枯病に特に有効,であるほか、ナス、ゥ
リ類等の白絹病、ジャガイモくるあざ病などの土壌伝染
性病害を有効に防除することができる。
一方、実用薬量では稲、トマト、ジャガイモ、棉、ナス
、キウリ、インゲン等の作物は薬害をうけることはない
さらに、前記一般式(1)を有する化合物は、果樹園、
非農耕地、山林等においても殺菌剤として有効に使用す
ることができる。
本発明の化合物は、担体および必要に応じて他の補助剤
と混合して、農園芸用殺菌剤として通常用いられる製剤
形態、たとえば、粉剤、粗粉剤、微粒剤、粒剤、水和剤
、乳剤、水溶液剤、水落剤、油懸濁剤等に調製されて使
用される。
ここでいう担体とは、処理すべき部位へ有効成分化合物
の到達性を助け、また、有効成分化合物の貯蔵、輸送あ
るいは取り扱いを容易にするために、農園芸用殺菌剤中
に混合される合成または天然の無機または有機物質を意
味する。適当な固体坦体としては、カオリナィト群、モ
ンモリロナイト群あるいはアタバルジヤィト群等で代表
されるクレー類、タルク、雲母、築ロウ石、軽石、バー
ミュキラィト、石こう、炭酸カルシウム、ドロマイト、
けいそう土、マグネシウム石灰、りん灰石、ゼオラィト
、無水ケイ酸、合成ケイ酸カルシウム、等の無機物質、
大豆粉、タバコ粉、クルミ粉、小麦粉、木粉、でんぷん
、結晶セルロース等の植物性有機物質、クマロン樹脂、
石油樹脂、アルキド樹脂、ポリ塩化ピニル、ポリアルキ
レングリコール、ケトン樹脂、ェステルガム、コーバル
ガム、ダソマルガム等の合成または天然の高分子化合物
、カルナバロゥ、密ロゥ等のワックス類、あるいは尿素
等があげられる。
適当な液体担体としては、ケロシン、雛油、スピンドル
油、ホワイトオイル等のパラフィン系もしくはナフテン
系炭化水素、ベンゼン、トルェン、キシレン、エチルベ
ンゼン、クメン、メチルナフタリン等の芳香族炭化水素
、四塩化炭素、クロロホルム、トリクロルエチレン、モ
ノクロルベンゼン、0−クロルトルェン等の塩素化炭化
水素、ジオキサン、テトラヒドロフランのようなエーテ
ル類、アセトン、メチルエチルケトン、ジイソブチルケ
トン、シクロヘキサノン、アセトフエノン、イソホロン
等のケトン類、酢酸エチル、酢酸アミル、エチレングリ
コールアセテート、ジェチレングリコールアセテート、
マレイン酸ジブチZル、コハク酸ジェチル等のェステル
類、メタノール、nーヘキサノール、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、シクロヘキサノール、ベン
ジルアルコール等のアルコール類、エチレングリコール
エチルエーテル、エチレングリコールフエZニルエーテ
ル、ジエチレングリコールエチルエーテル、ジェチレン
グリコールブチルェーテル等のエーテルアルコール類、
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の極性
溶媒あるいは水等があげられる。
2乳化、分散、湿潤、拡展、結合、崩壊性調節、有
効成分安定化、流動性改良、防錆等の目的で使用される
界面活性剤は、非イオン性、陰イオン性、陽イオン性お
よび両性イオン性のいずれのものをも使用しうるが、通
常は非イオン性および2(または)陰イオン性のものが
使用される。適当な非イオン性界面活性剤としては、た
とえば、ラウリルアルコール、ステアリルアルコール、
オレィルアルコール等の高級アルコールにエチレンオキ
シドを重合付加させたもの、ィソオクチルフェ3ノール
、ノニルフェノール等のアルキルフェノールにエチレン
オキシドを重合付加させたもの、ブチルナフトール、オ
クチルナフトール等のアルキルナフトールにエチレンオ
キシドを重合付加させたもの、パルミチン酸、ステアリ
ン酸、オレィン3酸等の高級脂肪酸にエチレンオキシド
を重合付加させたもの、ステアリルりん酸、ジラウリル
りん酸等のモノもしくはジアルキルりん酸にエチレンオ
キシドを重合付加させたもの、ドデシルアミン、ステア
リン酸アミド等のアミンにエチレンオキシドを重合付加
させたの、ソルビタン等の多価アルコールの高級脂肪酸
ヱステルおよびそれにエチレンオキシドを重合付加させ
たもの、エチレンオキシドとプロピレンオキシドを重合
付加させたもの等があげられる。適当な陰イオン性界面
活性剤としては、たとえば、ラウリル硫酸ナトリウム、
オレィルアルコール硫酸ェステルアミン塩等のアルキル
硫酸ェステル塩、スルホこはく酸ジオクチルエステルナ
トリウム、2ーエチルヘキセンスルホン酸ナトリウム等
のアルキルスルホン酸塩、イソプロピルナフタレンスル
ホン酸ナトリウム、メチレンビスナフタレンスルホン酸
ナトリウム、リグニンスルホン酸ナトリウム、ドデシル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム等のアリールスルホン酸
塩等があげられる。さらに本発明の農園芸用殺菌剤には
製剤の性状を改善し、生物効果を高める目的で、カゼイ
ン、ゼラチン、アルプミン、ニカワ、アルギン酸ソーダ
、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒ
ドロキシエチルセルロース、ポリビニルアルコール等の
高分子化合物や他の補助剤を併用することもできる。
上記の担体および種々の補助剤は製剤の剤型、適用場面
等を考慮して、目的に応じてそれぞれ単独にあるいは組
合わせて適宜使用される。
粉剤は、例えば有効成分化合物を通常1なし、し25重
量部含有し、残部は固体担体である。
水和剤は、例えば有効成分化合物を通常25なし、し9
の重量部含有し、残部は固体担体、分散湿潤剤であって
、必要に応じて保護コロイド剤、チキントロピー剤、消
泡剤等が加えられる。粒剤は、例えば有効成分化合物を
通常1ないし35重量部含有し、残部は大部分が固体担
体である。
有効成分化合物は固体迄体と均一に混合されているか、
あるいは固体担体の表面に均一に固着もしくは吸着され
ており、粒の径は約0.2なし、し1.5収穫度である
。乳剤は、例えば有効成分化合物を通常5なし、し5の
重量部含有しており、これに約5なし、し2の重量部の
乳化剤が含まれ、残部は液体担体であり、必要に応じて
防錆剤が加えられる。
このようにして種々の剤型に調製された本発明の農園芸
用殺菌剤を、たとえば、水田または畑地において農作物
に病気の発生する前または発生後に作物の茎葉に散布、
または土壌もしくは水面に .施用するとき、1山あた
り有効成分として1ないし5000夕好ましくは10〜
1000夕を投ずることにより、有効に病害を防除する
ことができる。
また、本発明の農園芸用殺菌剤を種子処理、たとえば種
子粉衣剤として使用するときは、種子重量あたり有効成
分として0.1%〜2%好ましくは0.2〜0.5%を
粉衣することにより、有効に土壌もしくは種子伝染性病
害を防除できる。
本発明の農園芸用殺菌剤は、殺菌スベクトラムを広げる
ために他の農園芸用殺菌剤が配合されることは好ましく
、場合によっては相乗効果を期待することもできる。
このような他の農園芸用殺菌剤の例としては、たとえば
、3・3ーェチレンビス(テトラヒドロ‐4・6‐ジメ
チル‐汎‐1・3・5ーチアジアジンー2ーチオン;エ
チレンビスジチオカーバメィト 亜鉛塩またはマンガン
塩:ビス(ジメチルジチオカーバモイル)ジサルフアイ
ド;プロピレンビスジチオカーバメイト:亜鉛塩;ビス
(ジメチルジチオカーバモイル)エチレンジアミン;ジ
メチルジチオカーバメイト ニッケル塩;メチル1一(
ブチルカルバモイル)一2−ペンズイミダゾールカーバ
メート;1・2ービス(3−メトキシカルボニル−2ー
チオウレイド)ベンゼン;1ーイソプロピルカーバモイ
ルー3一(3・5−ジクロロフエニル)ヒダントイン;
Nーヒドロキシメチル−Nーメチルジチオカーバメイト
カリウム塩;5ーメチル−10ーブトキシカルボニル
アミノ−10・11ーデヒドロジベンゾ(b・f)アゼ
ピン等のカーバメイト系殺菌剤、ビス(1ーヒドロキシ
ー2(IH)ピリジンチオネート)亜鉛塩;2ーピリジ
ンチオールー1−オキサイド ナトリウム塩等のピリジ
ン系殺菌剤、0・0ージィソプロピル−Sーベンジルホ
スホロチオエート;0−ヱチルーS・Sージフェニルジ
チオホスフェート等りん系殺菌剤、N−(2・6−ジエ
チルフエニル)フタルイミド;N−(2・6ージエチル
フエニル)4ーメチルフタルィミド等のフタルィミド系
殺菌剤、N−トリクロロメチルチオ一4ーシクロヘキセ
ンー1・2ージカルボキシミド;N−テトラクロロエチ
ルチオー4ーシクロヘキセン−1・2ージカルボキシミ
ド等のジカルボキシミド系殺菌剤、5・6−ジヒドロー
2ーメチルー1・4ーオキサジンー3ーカルボキサニリ
ドー4・4ージオキシド;5・6ージヒドロー2ーメチ
ル−1・4−オキサジンー3ーカルボキサニリド等のオ
キサジン系殺菌剤、2・3ージクロロ−1・4ーナフト
キノン、2一オキシ−3−クロロー1・4−ナフトキノ
ン鋼サルフェート等のナフトキノン系殺菌剤、ベンタク
ロロニトロベンゼン;1・4ージクロロー2・5−ジメ
トキシベンゼン;5ーメチルs−トリアゾール(3・4
一b)ペンズチアゾール:2一(チオシアノメチルチオ
)ペンゾチアゾール;3−ヒドロキシ−5一メチルイン
キサゾール;N−2・3ージクロルフエニルテトラクロ
ルフタルアミド酸:5−ェトキシー3−トリクロロメチ
ルー1.2・4ーチアジアゾール;2・4・6−ジクロ
ロ−6一(0ークロロアニリノ)一1・3・5−トリア
ジン;2・3ージシアノ−1・4一ジチオアンスラキノ
ン:8ーオキシキノリン鋼:ポリオキシン;バリダマイ
シソ;シクロヘキシミド;メタンアルソン酸 鉄塩;ジ
ィソプロピル−1・3−ジチオランー2−イリデンマロ
ネート;3ーアリルオキシー1・2−ペンゾイソチアゾ
ール1・1ージオキシド;カスガマイシン;ブラストサ
イジンS;4・5・6・7−テトラクロロフタリド等の
殺菌剤、等があげられるが、これらに限られるものでは
ない。本発明の農園芸用殺菌剤はまた次のような植物生
長調節剤、除草剤または殺虫剤と配合して使用できる。
タ Nーメトキシカルボニル−N′一4ーメチルフヱニ
ルカーバモイルエチルイソウレア、1一(4ークロロフ
エニルカーバモイル)一3ーエトキシカルボニル−2−
メチルイソウレア等のイソウレア系植物生長調節剤、ナ
フタリン酢酸ナトリウ0ム;1・2−ジヒドロピリダジ
ンー3・6ージオン:ジベレリン等の植物生長調節剤、
2−メチルチオー4・6ービスエナルアミノー1・3・
5ートリアジン;2−クロル−4・6ービスヱチルアミ
ノー1・3・5ートリアジン:2ーメトキシータ4ーエ
チルアミノ−6−イソプロピルアミノー1・3・5ート
リアジン;2ークロル−4−エチルアミノー6ーイソプ
ロピルアミノ−sートリアジン;2ーメチルチオ−4・
6−ビス(イソプロピルアミノ)一sートリアジン;2
ーメチルチオ0一4ーエチルアミノ−6ーイソプロピル
アミノ一s−トリアジン等のトリアジン系除草剤、2・
4ージクロルフェノキシ酢酸およびそのメチル、エチル
またはブチルエステル;2ークロル−4−メチルフェノ
キシ酢酸:4ークロルー2−メチルフェノキシ酢酸、エ
チル2−メチル−4−クロルフェノキシブチレート等の
フェノキシ系除草剤、2,4・6−トリクロルフエニル
−4′ーニトロフエニルエーテル;2・4ージクロルフ
エニルー4′−ニトロフエニルエーテル;3・5−ジメ
チルフェニルー4′−ニトロフェニルェーテル等のジフ
ヱニルヱーテル系除草剤、3一(3・4−ジクロルフエ
ニル)−1−メトキシー1−メチルウレア;3−(3・
4−ジクロルフエニル)−1・1ージメチルウレア;3
一(4ークロロフエニル)−1・1−ジメチルゥレア等
の尿素系除草剤、3−メトキシカルボニルアミノフエニ
ル−N−(3ーメチルフエニル)カーバメート;イソプ
ロピル−N−(3−クロルフエニル)カーバメート;メ
チルN−(3・4−ジクロロフエニル)カーバメート等
のカーバメート系除草剤、5−フロム−3−sec−ブ
チル−6ーメチルラウシル;1−シクロヘキシルー3・
5−プロピレンウラシル等のウラシル系除草剤、S−(
4ークロルベンジル)N・N−ジエチルチオールカーバ
メート;S−エチルN−シクロヘキシル−N−エチルチ
オールカーバメート;S−エチルーヘキサヒドロ−IH
−アゼピンー1−カーボチオエート;S−エチル一N・
N−ジノルマルプロピルチオカーバメート等のチオール
カーバメート系除草剤、1・1′−ジメチル−4・4ー
ビスピリジニウムジクロラィド等のピリジニウム塩系除
草剤、N−(ホスホノメチル)グリシン等のリン系除草
剤、Q・Q・Q−トリフルオロ−2・6ージニトローN
・N−ジプロピル−pートルイジン;4一(メチルスル
ホニル)2・6−ジニトローN・N−ジプロピルアニリ
ン;N3・N3−ジエチル−2・4−ジニトロ−6ート
リフルオロメチル一1・3−フエニルジアミン等のアニ
リン系除草剤、2−クロルーを・6−ジエチル−N−(
ブトキシメチル)アセトアニリド;2−クロル−2・6
−ジエチル−N−(メトキシメチル)アセトアニリド;
3・4−ジクロロプロピオンアニIJド等の酸アニリド
系除草剤、1・3−ジメチルー4一(2・4…ジクロロ
ベンゾイル)−5−ヒドロキシピラゾール:1・3−ジ
メチル−4一(2・4−ジクロロベンゾイル)−5−(
pートルエンスルホニルオキシ)ピラゾール等のピラゾ
ール系除草剤、5−tertープチル−3−(2.4ー
ジクロロー5ーイソプロポキシフエニル)1・3・4ー
オキサジアゾリン−2ーオン;2一〔Nーイソプロピル
、N一(4−クロルフエニル)力ルバモイル〕−4−ク
ロル−5ーメチルー4−イソオキサゾリンー3−オン:
3−イソプロピル−ペンゾー2−チア−1・3−ジアジ
ノン−【4}−2・2ージオキシド;3−(2ーメチル
フェノキシ)ピリダジン等の除草剤、000−ジエチル
0−(2−イソプロピル−4−メチル−6−ピリミジニ
ル)ホスホロチオエ−ト;0・0−ジヱチルS一2−〔
(エチルチオ)エチル〕ホスホロジチオエート;0・0
−ジメチル0−(3−メチル一4ーニトロフエニル)チ
オホスフエート;0・0−ジメチルS−(N−メチルカ
ーバモイルメチル)ホスホロジチオエート;〇.〇−ジ
メチルS−(NーメチルーN−ホルミルカーバモイルメ
チル)ホスホロジチオエート;0・0−ジメチルS一2
一(エチルチオ)エチルホスホロジチオエート;0・0
ージエチルS−2〔(エチルチオ)エチル〕ホスホロジ
チオエート;0・0−ジメチル−1ーヒドロキシ−2・
2・2ートリクロロエチルホスホネート:0・0ージエ
チル−0−(5ーフエニルー3ーイソキサゾリル)ホス
ホロチオエート;メチル(4ーフ。
モー205ージクロロフエニル)フエニルホスホノチオ
エート;0・0−ジメチル−0一(3−メチル一4ーメ
チルメルカプトフエニル)チオホスフエート:0−エチ
ル一0一pーシアノフヱニル フエニルホスホノチオエ
ート;0・0−ジエチルS一(1・2−ジカルボエトキ
シエチル)ホスホロジチオエート;2ークロロー1−(
214・5ートリクロロフエニル)ピニルジメチル ホ
スフエート;2−クロロ−1−(2・4ージクロロフエ
ニル)ビニルジメチル ホスフエート;0・0ージメチ
ル 0−p−シアノフエニル ホスホロチオエート;2
・2−ジクロロビニル ジメチルホスフエート;0・0
ージエチル 0一2・4ージクロロフヱニル ホスホロ
チオエート;エチル メルカプトフエニルアセテート0
・0ージメチル ホスホロジチオエート;S一〔(6−
クロロ−2−オキソ−3一ベンゾオキサゾリニル)メチ
ル〕0・0ージエチルホスホロジチオヱート;4ーメル
カプトチオフエニル ジプロピルホスフエート;2−ク
ロ。−1−(2・4ージクロロフエニル)ビニル ジエ
チルホスフエート;0.0−ジエチル−0一(3−オキ
ソー2−フエニル−汎‐ピリダジン‐6‐ィル)ホスホ
ロチオェート;0・0ージメチル S一(1ーメチルー
2−エチルスルフイニル)ーエチル ホスホロチオレー
ト;0・0ージメチル S−フタリミドメチルホスホロ
ジチオエート;ジメチルーメチル カー/ゞモイルエチ
ルチオエチル チオホスホロチオレート;010ージエ
チル S一(Nーエトキシカルボニル一Nーメチルカー
バモイルメチル)ホスホロジチオエート;0・0−ジメ
チル−S一Z〔2ーメトキシー1・3・4ーチアジアゾ
ールー5(岬)‐オニル‐【4)‐メチル〕 ジチオホ
スフエート;2ーメトキシー山H−1.3.2ーベンゾ
ジオキサホスホリン 2ーサルフイド;0・。−ジエチ
−0−(3・5・6ートリクロロ−2Z−ピリジル)ホ
スホロチオエート;0ーエチル−0−2・4−ジクロロ
フエニル チオノベンゼンホスホネート;S一〔4・6
−ジアミノ−S−トリアジン−2−イルーメチル〕0・
0ージメチル ホスホ。ジチオエート:0−エチル 0
−Pーニトロフエニルフエニルホスホノチオエート;0
・S−ジメチル−N−アセチル ホスホロアミドチオエ
ート:2−ジエチルアミノー6ーメチルピリミジンー4
ーイルージエチルホスホロチオネート;2−ジヱチルア
ミノー6ーメチルピリミジン−4ーイル ジメチルホス
ホロチオネート;0・0−ジエチル 0一p−(メチル
スルフイニル)フヱニル ホスホロチオエート;0ーエ
チル−S−プロピル 0一2・4ージクロロフエニルホ
スホロジチオエート;シス−3一(ジメトキシホスフイ
ノキシ)一N−メチル一シスークロトンアミド等のりん
系殺虫剤、1ーナフチルN−メチルカーバメイト;Sー
メチル−N一〔(メチルカーバモイル)オキシ〕チオア
セトイミデート;mートリル メチルカーバメート;3
・4ーキシリル メチルカーバメイト;3・5ーキシリ
ルメチルカーバメイト;2一secーブチルフエニルー
Nーメチルカーバメイト;2・3ージヒドロ−2・2ー
ジメチル−7−ペンゾフラニルメチルカーバメート;2
ーイソプロポキシフエニルーN−メチルカーバメート;
1・3ービス(カーバモイルチオ)一2−(N・N−ジ
メチルアミノ)プロパン塩酸塩;2ージェチルアミノー
6−メチルピリミジン−4−ィル ジメチルカーバメィ
ト等の力ーバメィト系殺虫剤、N・N−ジメチル−N′
−(2ーメチル−4−クロロフエニル)ホルムアミジン
塩酸塩、硫酸ニコチン、ミルベマイシン、6ーメチル
ー2・3−キノキサリンジチオサイクリツク S・Sー
ジチオカルボネート、2・4−ジニトロ−6一secー
ブチルフエニル ジメチルアクリレート;1・1ービス
(pークロロフエニル)2・2・2一トリクロロヱタノ
ール;2−(p−にrtーブチルフエノキシ)イソプロ
ピル−Z−クロロエチルサルフアイト;アゾキシベンゼ
ン;ジー(p−クロロフエニル)−シクロプロピル カ
ルビノール;ジ〔トリ(2・2ージメチルー2−フエニ
ルエチル)チン〕オキサイド;1一(4ークロロフエニ
ル)一3(2・6一ジフルオロベンゾイル)ーウレア;
Sートリシクロヘキシルチソ 000ージイソプロピル
ホスホロジチオェート等の殺虫剤あるいは肥料等を混
合して使用することができる。本発明の殺菌剤と、特に
稲栽培上におけるィモチ、ごま葉枯れ、白葵枯病剤やメ
ィ虫、ウンカおよび/またはョコバィ駆除剤との配合は
省力化のメリットが大きい。
同時防除剤として本発明の殺菌剤と配合しうる薬剤は前
記した通りである。配合量は防除の対象および製剤形態
によって異なり、防除に必要な有効成分量を含有させる
よう調製して使用される。稲病害防除および士薮処理に
は特に粉剤が好適である。次に前記一般式(1)を有す
る化合物の製造法を参考例によって説明する。
参考例 1 6一(3・5ージクロロー4ーメチルフエニル)‐4・
5−ジヒドロ‐3(汎)ピリダジノン■ 4一(4ーメ
チルフェニル)−4ーオキソ酪酸192.2夕をジクロ
ルェタン1でに懸濁させ、1げ0以下で縄拝しながら塩
化アルミニウム400夕を注意して加えた。
次いで反応2事器を0℃に冷却し、塩素ガス175.5
夕を1細時間かけて導入した。一夜放置後、反応混合物
を氷1.8k9および濃塩酸300地の混合液中に激し
く鷹拝しながら加え、暫時放置して分離した上層を頃斜
して除き、下層にnーヘキサン800の‘を加えて生成
する結晶を炉取した。得られる粗結晶を洗液がほぼ中性
を呈するまで水洗した後乾燥し、得られた固体をトルェ
ン1.8Zより再結晶すると156.2夕の粗結晶が得
られた。このものをアセトニトリル2そより再結晶する
と融点185〜187℃を有する無色針状晶の4一(3
・5ージクロロー4−メチルフェニル)−4ーオキソ酪
酸135.3夕が得られた。元素分析値(%) C,.
日,。
03CI2として計算値 C、50.60;日、3.8
6;CI、27.16実験値 C、50.77:日、3
.67;CI、2677赤外吸収スペクトル(Nujo
l)仇‐1:2800、250止 1710(一COO
H)、1690(>C=0)■ 4−(3・5−ジクロ
ロー4ーメチルフエニル)−4ーオキソ酸酸15.6夕
をエタノール120の‘に約50qoに加溢して溶解さ
せた後、燈拝しながらヒドラジンヒドラート3.28夕
を滴下した。
滴下終了後、約1時間加熱還流した。放冷後、析出した
結晶を炉取し、エタノールで洗浄後乾燥すると融点20
4〜205午0を有する無色針状晶の目的化合物13.
4夕が得られた。元素分析値(%) C,.日,oON
2CI2として計算値′C、51.斑;日、3舵;N、
10.90;CI、27.58実験値 C、51.50
:日、390:N、11.01:CI、27.42赤外
線吸収スペクトル(NuPI)仇‐1:1690(>C
:0)上記参考例1の■の方法に準じて次の化合物が製
造された。
4−(3ークロロー4ーメチルフエニル)一4−オキソ
酪酸、m‐P‐151〜15ざ0 4一(3ーフロモー4ーメチルフエニル)一4ーオキソ
酸酸、m.p.165〜171℃ 4一(3−クロロー4ーイソプロピルフエニル)−4−
オキソ酪酸、m.P.117〜11洋0 4−(3・5ージブロモ−4ーメチルフエニル)−4−
オキソ酸酸、m.p.188〜191 4−(3・5ージクロロー4ーエチルフエニル)−4ー
オキソ酪酸、m.p.137〜138qC 4一(3・5−ジクロロ−4一n−プロピルフェニル)
一4−オキソ酪酸、m.p.133〜1私℃ 4−(3・5−ジクロロー4一nープチルフエニル)−
4ーオキソ酪酸、m.p.120〜12ぞ○ 4一(3・5−ジクロロー2−ヒドロキシ−4ーメチル
フェニル)−4ーオキソ酪酸、m.p.185〜187
0 4一(3ークロロ−4−エチルフエニル)一4−オキソ
酸酸、m.p.160〜16100 4−(3−プロモフヱニル)−4ーオキソ酸酸、m.p
.114〜11900 4一(3ークロロフェニル)一4ーオキソ酪酸、
、m.p.107〜10ぱ0 4−(3・5−ジクロロフエニル)一4ーオキソ酪酸、
m.P.11704−(3−クロロー4ーフルオロフエ
ニル)−4ーオキソ酪酸、m.P.98〜10ro 上記参考例1の■の方法に準じて次の化合物が製造され
た。
6一(3・4ージクロロフエニル)一4・5ージヒドロ
ー3(2H)ピリダジノン、m.P.176〜17ぴ0 6−(3ークロロー4ーメチルフエニル)−4・5ージ
ヒドロー3(2H)ピリダジノン、m‐p.160〜1
6〆06一(3−フロモー4−メチルフエニル)−4・
5ージヒドロー3(2H)ピリダジノン、m.p.15
0〜153つ06−(3−クロロー4ーイソブロピルフ
エニル)−4・5‐ジヒドロ‐3(が)ピリダジノン、
m.p.1$〜15で0 6一(3・5ージブロモ−4ーメチルフエニル)−4・
5−ジヒドロ−3−(2H).ピリダジノン、m.P.
196〜20〆0 6−(3・5ージクロロー4ーエチルフエニル)‐4・
5‐ジヒドロ−3−(汎)ピリダジノン、m.p.IM
〜166℃ 6一(3・5ージクロロー4一nープロビルフェニル)
‐4・5‐ジヒドロ‐3(汎)ピリダジノン、m.P.
205〜2070 6一(3・5−ジクロロ−4一n−ブチルフエニル)‐
4・5‐ジヒドo‐3(汎)ピリダジノン、m.p.1
74〜1770
Z6−(3・5ージクロロ−2−ヒドロキシー4ー
メチルフヱニル)一4u5ージヒドロー3(汎)ピリダ
ジノン、m.p.300qC以上 6一(3ークロロー4−エチルフエニル)一Z4・5‐
ジヒドo‐3(犯)ピリダジ/ン、m.p.142〜1
44q06−(3ーブロモフエニル)一4・5ージヒド
ロー3一(2H)ピリダジノン、m.p.141〜14
5q0 26
一(3ークロロフエニル)−4・5ージヒドロ−3(2
H)ピリダジノン、m.P.147〜15000 6一(3−クロロー4ーメトキシフエニル)−4・5−
ジヒドロー3(2H)ピリダジノン、 2m.p.2
01〜203午06一(3・5−ジクロロフエニル)一
4・5ージヒドロ−3 (2H)ピリダジノン、m.P
.164q0 6−(3ークロロ−4ーフルオロフエニル)一34・5
ージヒドロー3(2H)ピリダジノン、m.P.155
qO6一(3・5ージクロロフエニルー4一イソプロピ
ルフエニル)−4・5ージヒドロー3(汎)ピリダジノ
ン、 3m.p.202〜20
5q06−(3−ヨードフエニル)一4・5ージヒドロ
−3(2H)ピリダジノンm.p.129〜13100 6一(3ーフルオロフエニル)−4・5ージヒタドロー
3(2H)ピリダジノンm.P.1松〜12530 参考例 2 6一(5ークロロー2ーヒドロキシー4ーメチルフェニ
ル)‐4・5‐ジヒドo‐3(が)ピリダジノン■ 無
水コハク酸10夕および塩化アルミニウム30夕をジク
ロルヱタン100机に懸濁した後、室温で鍵拝しながら
p−クロロメタクレゾール14.2夕を滴加した。
滴下終了後、反応容器を100〜12ぴ0に保ち1時間
燈拝した。放冷後、反応混合物を水200夕および濃塩
酸40の‘の混合液中に激しく縄拝しながら加え、暫時
放直して生じた固形物を炉取し、洗液がほぼ中性になる
まで十分に水洗した後乾燥した。このものをメタノール
より再結晶すると融点181〜18ぞ○を有する4一(
5ークロロー2ーヒドロキシー4ーメチルフェニル)−
4ーオキソ酪酸97夕が得られた。収率40%。■4−
(5ークロロー2ーヒドロキシ−4−メチルフェニル)
−4ーオキソ酪酸7夕をェタール70の‘に約50qo
に加温して溶解した後、以下参考例1の■と同様に処理
すると、融点300qo以上を有する目的化合物2.4
夕が得られた。
上記参考例2の■の方法に準じて次の化合物が製造され
た。4一(3・5ージクロロー2−ヒドロキシフエニル
)−4−オキソ酪酸、m.P.166〜1670 4一(5ークロロー2ーヒドロキシフエニル)−4ーオ
キソ酪酸、m.P.181〜18ぞ○ 4一(3−クロロ−4−メトキシフエニル)一4ーオキ
ソ酪酸、m.P.192〜198つ0 4一(3・4ージクロロフエニル)一4ーオキソ酪酸、
m.p.170〜17守○上記参考例2の■の方法に準
じて次の化合物が製造された。
6一(3・5ージクロロー2ーヒドロキシフヱニル)一
4・5ージヒドロー3(2日)ピリダジノン、m.P.
271〜27y0 6一(5−クロロー2ーヒドロキシフヱニル)‐4・5
‐ジヒドo‐3(汎)ピリダジノン、m.p.255〜
2570参考例 3 6一(3ープロモ−5ークロロ−4−メチルフ1.ニル
)‐4・5‐ジヒドo‐3(が)ピリダジノン■ 塩化
アルミニウム8夕をジクロルェタン20の‘に懸濁させ
、室温で鷹拝しながら4一(3−クロロー4ーメチルフ
ェニル)−4ーオキソ酪酸4.5夕を少量ずつ加え、次
いで臭素4.2夕およびジクロルェタン5の【の混合溶
液を35q0で燈拝しながら1時間かけて滴下した後、
更に6時間縄拝した。
一夜放置後、反応混合物を水150夕および濃塩酸25
の‘中に加え、次いで酢酸エチル300の【で抽出した
。抽出液を繰り返し水で洗練し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥後、抽出液より溶媒を蟹去すると残澄5.95夕が
得られた。このものにトルェン35の‘を加え、60℃
で1時間額拝した後一夜放置して生成した結晶を炉取す
ると、融点183〜185qoを有する4‐(3‐プロ
モー5−クロロ−4−メチルフエニル)一4ーオキソ酪
酸3.9夕が得られた。元素分析値(%) C,.日,
舷rCIとして計算値 C、43。24;日、3.30
;Br、2615:CI、11.60実験値 C、44
.66:日、3.19:Br、2616;CI、11.
60■ 4一(3−ブロモー5−クロロー4ーメチルフ
ェニル)−4ーオキソ酪酸10夕をエタノール100M
に約5000に加溢して溶解させた後、燭拝しながらヒ
ドラジンヒドラート1.8夕を滴下した。
滴下終了後、反応混合物を以下、参考例1の■と同様に
処理すると融点199〜200ooを有する目的化合物
7.4夕が得られた。元素分析値(%) C,.日,o
ON2Bに1として計算値 C、43.81:日、3.
34;N、9.29:Br、2650:CI、11.7
6実験値 C、44.16:日、3.26:N、9.2
2:Br、2673:CI、11.88参考例 4 6−(3・5−ジクロロ−4ーヒドロキシフヱニル)‐
4・5‐ジヒドo−3(が)ピリダジノン■ 塩化アル
ミニウム32夕をジクロルェタン110の‘に懸濁させ
、室温で縄拝しながら4一(4ーメトキシフェニル)−
4ーオキソ酪酸21夕を少量ずつ加えた。
次いで4ぴ0で塩素ガス43夕を2時間かけて導入した
後、室温で3時間損拝した。反応終了後、反応混合物を
以下、参考例4の■と同様に処理すると融点180〜1
83qoを有する4−(3・5−ジクロロー4ーヒドロ
キシフェニル)−4−オキソ酸酸15.6夕が得られた
。元素分析値(%) C,汎804CI2として計算値
C、45.66;日、3.07;CI、26.95実
験値 C、45.76:日、3.02:CI、26.6
8■4−(3・5ージクロロ−4ーヒドロキシフェニル
)−4ーオキソ酸酸1.65夕をエタノール20机に約
50℃に加溢して溶解した後、燈拝しながらヒドラジン
ヒドラート0.私夕を滴下した。滴下終了後、以下参考
例1の■と同様に処理すると融点257〜263qoを
有する目的化合物1.0夕が得られた。元素分析値(%
) C,汎802N2CI2として計算値 C、46.
36:日、3.11:N、10.81;CI、27.3
7実験値 C、46.25;日、2.96:N、10.
82:CI、27.18参考例 5 6−(315−ジクロロー4ーメトキシフエニル)‐4
.5‐ジヒドo−3(が)ピリダジノン■ 参考例4の
■で得られた4−(3・5ージクロロー4ーヒドロキシ
フエニル)一4−オキソ酪酸4.7夕を無水エタノール
300の【に溶解した後、氷冷下で約30分間塩化水素
ガスを導入した。
反応終了後、反応混合物より溶媒を留去し、残溶にベン
ゼンを加えて抽出を行なった後、抽出液より溶媒を蟹去
すると融点117〜119qoを有する4−(3・5ー
ジクロロ−4ーヒドロキシフェニル)−4ーオキソ酪酸
エチルェステル51夕が得られた。
ここに得られたエチルヱステル2.9夕、沃化メチル7
夕、無水炭酸カリウム14夕およびアセトン20泌の混
合物を45〜50qoで3時間櫨拝した。
反応終了後、反応混合物より溶媒を蟹去し、残澄にベン
ゼンを加えて抽出を行なった。抽出液を水で洗浄後、抽
出液より溶媒を留去すると油状(n客1.拭払6)の4
一(3・5−ジクロロー4ーメトキシフェニル)−4ー
オキソ酸酸エチルェステル2.9夕が得られた。このも
のを室温で放置すると融点49〜5〆Cを有する結晶と
なつた。元素分析値(%) C,3日,404CI2と
して計算値 C、51.17;日、4.32:CI、2
324実験値 C、51.44:日、4.72:CI、
2317■4−(3・5−ジクロロー4−メトキシフエ
ニル)−4−オキソ酪酸エチルェステル2.45夕、ヒ
ドラジンヒドラート0.449およびエタノール25の
‘の混合物を細時間加熱還流した。
放袷後、析出した結晶を炉取すると融点175〜180
qoを有する目的化合物1.97夕が得られた。
J元素分析値(%) C,.日,ぬ2日2CI2として
計算値 C、48.37:日、3.69:N、10.2
6;CI、25.96実験値 C、48.35:日、3
.55;N、10.13;CI、26.04
Z■ 参考例4で得られた6−
(3・5ージクロロー4ーヒドロキシフエニル)一4・
5ージヒドロー3(幻)ピリダジノン1.3夕、ジメチ
ル硫酸1.26夕および無水炭酸カリウム0.7夕をア
セトン30の‘中に加え、鷹拝しながら2時間加熱還流
した。
放袷後、反応混合物を炉過し、炉液より溶媒を減圧下で
蟹去すると融点175〜1770を有する目的化合物1
.36夕が得られた。参考例 6 6一(4−アリルオキシー3・5ージクロロフエニル)
一4・5ージヒドロー3 (2H)ピリダジノン参考例
4の■で得られた6一(3・5ージクロロー4−ヒドロ
キシフエニル)一4・5ージヒドロ‐3(汎)ピリダジ
ノン5夕と無水炭酸カリウム3.3夕をアセトン50の
と中に混和し、室温で濃拝しながら臭化アリル2.4夕
を滴下し、滴下終了後、4時間加熱還流した。
放冷後、反応混合物を炉遇し、炉液を減圧下で蟹去した
後、残澄をエタノールより再結晶すると融点1370を
有する目的化合物5.3夕が得られた。収率聡%。元素
分析値(%) C,3日,202N2CI2として計算
値 C、52.20:日、4.04:N、9.36:C
I、23.70実験値 C、51.79;日、3.班:
N、.9.43:CI、23.47上記参考例6の方法
に準じて次の化合物が製造された。
6一(3・5−ジクロロー4一n−プロポキシフェニル
)‐4・5‐ジヒドロ‐3(汎)ピリダジノン、m.p
.149〜151℃ 本発明の農園芸用殺菌剤の製剤例を次にあげる。
文中、単に部とあるのは全て重量部を意味する。製造例
1 粉剤 化合物番号32の化合物5部、タルク5礎靴、カオリン
45部を均一に混合して粉剤を得た。
製造例 2 水和剤 化合物番号8の化合物5礎部、クレー2$部、桂藻±1
疎部、ホワイトカーボン5部、リグニンスルホン酸ナト
リウム3部、ニューコール1106(日本乳化剤社商品
名)2部およびポリビニルアルコール1部を混合機中で
均一に混合し、ハンマーミルで3回粉砕して水和剤を得
た。
製造例 3 粒剤 化合物番号1の化合物7$都を微細に粉砕し、これにク
レー3庇部を加えて混合機中で混和してプレミックスと
した。
このプレミツクス1碇部をクレー6礎部およびペントナ
ィト3$部と共に混合機中で均一に混和した。このもの
に適当量の水を加え、ニーダー中で樺和し、直径0.8
柵のスクリーンより押し出し、50午Cの通風乾燥機中
で乾燥した。このものをシフターによって整粒して粒剤
を得た。このようにして調製された本発明の農園芸用殺
菌剤の実施例を次にあげる。なお、供試薬剤は前記製剤
例2に準じて製造し、本発明の有効成分化合物を50%
含有する水和剤を用いた。実施例 1 キュウリ苗立枯病防除試験(土壌滋注) フスマに28ooで2週間培養した苗立枯病菌(Rhi
zMtoniasolani)を土壌に均一に混合し、
この土壌を径12仇のポットに入れ、キュウリ(品種:
相模半白)を2雌泣ずつ播種したのち、上から25の飢
の供託薬液を3夕/あの割合で溝注した。
鉢を25q0の温室に2週間保ち、苗立枯病の発病苗数
(本)を調査した。1区3蓬制とし、その合計値を第1
表に示す。
第1表 実施例 2 稲もんがれ病防除試験(保護効果) 4〜5葉期の稲苗(品種:黄金錦)に3ポット50の【
あて3の血の供試薬液を散布し、2少時間室温に放置し
た後、予めもんがれ病菌(Pellic山ariasa
sakii)を培養したえんぱく粒を稲の茎際に4〜5
粒置き、25〜270の温室に移し、菌接種10日後に
発病の程度を病斑形成の高さ(仇)によって調査した。
その結果を第2表に示す。第2表 実施例 3 稲もんがれ病防除試験(治療効果) 6〜7業期の稲苗(品種:黄金錦)に予めもんがれ病菌
(Pelliculariasasakii)を培養し
たえんばく粒を稲の茎際に4〜5粒置き、25〜270
の温室に移した。
菌接種3日後に温室より取り出して、3ポット50の【
あて10功血の供試薬液を散布し、風乾後、再び25〜
270の温室に移した。薬剤散布時に形成されている病
斑の高さをチェックしておき、薬剤散布10日後に新ら
しく進展した病斑長(仇)を調査した。その結果を第3
表に示す。第3表実施例 4 インゲン苗立枯病防除試験(種子粉衣) エンバク粒培地に2がoで2週間培養した苗立枯菌(R
hizMtoniasolani)を土壌に均一に混合
し、プラスチック箱(2&水×3&ス、深さ11肌)に
入れた。
この土壌に供試薬剤を0.25%(対種子重量)の割合
に粉衣したインゲン種子(品種:マスターピース)を6
雌泣播種し、25qoの温室に2週間保った後、苗立枯
病の発病苗数(本)を調査した。その結果を第4表に示
す。第4表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式I ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は水素原子またはヒドロキシ基を示す。 R_2およびR_4は両方が同一または異なつてハロゲ
    ン原子を示すか、あるいは一方がハロゲン原子であり、
    他方が水素原子を示す。R_3は水素原子、低級アルキ
    ル基、低級アルコキシ基、低級アルケニルオキシ基また
    はハロゲン原子を示す。)を有する化合物を有効成分と
    する農園芸用殺菌剤。
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