JPS60209298A - スケ−ル除去剤 - Google Patents

スケ−ル除去剤

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Publication number
JPS60209298A
JPS60209298A JP6794684A JP6794684A JPS60209298A JP S60209298 A JPS60209298 A JP S60209298A JP 6794684 A JP6794684 A JP 6794684A JP 6794684 A JP6794684 A JP 6794684A JP S60209298 A JPS60209298 A JP S60209298A
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JP
Japan
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scale
acid
scales
destructed
descaling agent
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Pending
Application number
JP6794684A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Imai
敏之 今井
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Individual
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、各種産業設備及公害除去投信、その他の工業
設備に於ける、機器及パイプ類に付着生成する、スケー
ルの除去を目的とする、物理化学的除去剤に関するもの
である。
従来より、スケールの除去には、高圧水の噴射又は研摩
剤の吹付等の物理的除去と化学薬品の吹付洗浄除去及循
環溶解除去等の化学的除去が行われて来た。
しかし、工業的見地から判断すると、その効果は、目的
物の構造、材質、スケールの性状等により、限定的にな
らざるを得ない。
従って、物理的除去法と化学的4除去法の併用による除
去を行う場合が多いが、これにも限度があり、今だ、以
下に記述する、本発明の目的を達成す急除去法は、見聞
に及んでいない。
尚、スケールの除去には、多大な時間と労力と費用を費
して居るのが現状である。
本発明は、この除去作業を、簡易に、しかも廉価に除去
しようと云う目的から、生まれたものである。
一般的に、水を溶媒とする酸でスケールを除去しようと
する時、その効果は、酸とスケールが反応して、生成す
る塩が、水に易溶か難溶かで決まる、水に易溶であれば
、その効果が大きい事&j言う迄もない。
特別なる溶媒を用いる場合は、この限りでないが、様々
な制約が生じる為、水を溶媒とする酸の使用法が最も一
般的であ仝。 。
従って、スケールの主要成分と反応し、生成した塩が水
に易溶な物質になる酸を使用すれば良い事になる。
ところがここに、もう一つの制約がある。
それは、スケールが付着して居る、機器及パイプ類の材
質である。この場合主に、使用する酸の腐食性が問題i
cなる。スケールを溶解除去する能力と腐食性は、理想
的には、相反する性質が、除去剤に要求される事になる
が、ξれは実質的には、全んど、不可能に近いと云える
例えば、炭酸カルシウムを主成分とするスケールが、ス
テンレス鋼ξζ耐着生成して居たとする、この場合、酸
は、塩酸と硫酸を用意したとする。結果は、塩酸はスケ
ールと反応し、塩化カルシウムを生成し、よ(スケール
を除去する。
しかし、ステンレス鋼に腐食を起こす。硫酸は、ステン
レス鋼には全んど腐食を起こさないが、スケールとの反
応生成物が硫酸カルシウムとなり、これは水に難溶であ
る為全んど、除去しない。以上の為に、インヒビターと
も呼ばれる、様々な、腐食抑制剤を酸1ど混入使用され
る。
しかし、この方法も、現実的には、腐食抑制効果とスケ
ール除去効果には、時間的な制約も含めて、限定的な効
果しか望めないのが現状である。
本発明の除去剤は、スケールの除去の効果を工業的利用
度に高め、なおかつ、機器及パイプへの影響の全んど無
い酸の選定を行える所に利点がある。
次に本発明のスケール除去剤の効果と機能について述べ
る。
スケールには、様々の性質のものが存在するが、一般的
に、大きな問題となっているのは、マグネシウム及カル
シウム等のアルカリ土類金属及アルカリ金属類の特に、
−炭酸化合物及硫酸化合物である。これらを主成分とす
るスケールは、機器及バイブ類Ir−1層状になり、蓄
積生長するが、この断片を採取、微細基と観察すると、
完全に密なものでは無(、多孔質なもの・である事が知
れる。又、顕微鏡的視野で観察しても、完全に密に見え
るものもあるか、これも、その断片に、水を滴下すると
、かなりの速度で浸透する事で、その多孔質的な、生成
が知れる。今これを巨視的に見てこの多孔性を一般的に
大の集まりと考・える。
そして、この穴に、本発明である、除去剤が侵入すると
、酸と周囲のスケールと反応が必然的に成される。この
時、これも必然的にpH値の中和方向への移行が起きる
が、スケールの性質と酸の性質により、固有的な、時間
的差異は生じるが、極部的に、全んど中和点に近いもの
と予想される。この時一定のpH値で溶解して居た金属
イオンが、pH値の移行により、その水酸化物として、
過飽和分の析出を起こす。この時、あたかも、水が凍結
した時に、その膨張圧により、パイプを破壊する如く、
その析出圧によりスケールの破壊を起こす。そして、ス
ケール表面にある。除去剤に一定の流動を与えると、そ
の為に、破壊されたスケールが洗浄され、 ・それ以下
のスケールの破壊が行われる。これが段階的に連続して
起る現象を利用したのが、本発明である。
又、金属の酸への溶解は、単体の金属を溶解イオン化し
ても良いが、時間がかかる事と、水素ガスの発生もあり
、あらかじめ酸に溶解せしめた市販のものを利用するの
が有利である。
又、酸及金属イオンの種類については、特に限定さhる
ものではないが、金属イオンに付いては、今日の環境規
制の問題から考慮するに、除去剤の使用層の廃液の処分
に困難を起たすものは、使用出来ない事が多く、一般的
には、鉄又は、アルミニウムをイオン化使用するのが望
ましい。
以下、実施例に基づき、本発明の効果を明らかにする。
実際にスケールの生成したパイプを実験に供した。
起験内容 1、使用パイプ 口径(呼径)−1QQ*g SGP 長さ□ 1m スケール厚さ□2511 図2参照 ■ パイプ本体 ■ スケール部 ■空間部 2、 スケール主成分 炭酸カルシウム 3、循環流量 50017m 4、使用した酸 塩酸・硫酸・クエン酸・酒石酸・スルファミン酸5、 
使用した金属 鉄・アルミニウム・亜鉛 6、除去剤の各濃度 酸の濃度 10%(重量比) 金属 196(重量比)
水 895%(重量比) 7、実験方法 図1参照 ■のタンクに貯留した除去剤を■のポンプで■の実験パ
イプの方行に送り出し■の配管にて■のタンクに戻す、
循環法にて実験を行った。
8、実験結果 以上に示す如く、硫酸・クエン酸・酒石酸に於いては、
金属イオンの含まない場合書と、全んどその効果が認め
られない−こも関らず、金属イオンの混入により、かな
りの効果が期待出来る事になる。
以下にパイプに対する腐食性の結果をそれぞれ以上にて
、酸に金属イオンを混入する事により、酸自体の腐食性
が太き(とも、除去に要する時間が短縮される事により
、現実的な意味での腐食性は軽減される。
又、スケールJr:対する、酸自体の効果は、無くとも
、金属イオンの混入により、充分実用性が発現し、しか
も腐食性の少ない酸が使用出来る事が証明されている。
由に本発明の主目的が達成され、本発明の価値が非常に
高いものである事が立証されている。
発明者今井敏之 特許出願人 今 井 敏 之 図2 特許庁長官殿 1.事件の表示 昭和59年特許順第51−06994
6 号2、発明の名称 χケールーを1゜ 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代 理 人 6、補正の対象 目出 7、補正の内容a4r、、産初−:庫汁しも商か一善(
嶋ね麹?L)手続補正書 特許庁長官殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第S’l−0679
46号2、発明の名称 スケール餘去、IF113、補
正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代 理 人 住所(居所) 氏名(名称) 5、補正命令の日付(発送日) Ha粕5q$vas+
86、補正の対象w−ト凹トI″tc革?訣U「^櫂以
下にパイプに対する腐食性の結果をそれぞれ以上にて、
酸に金属イオンを混入する事により、酸自体の腐食性が
大きくとも、除去に要する時間が短縮される事により、
現実的な意味での腐食性は軽減される。
又、スケールに対する、酸自体の効果は、無くとも、金
属イオンの混入により、充分実用性が発現し、しかも腐
食性の少ない酸が使用出来る事が証明されている。
由に本発明の主目的が達成され、本発明の価値が非常に
高いものである事が立証されている。
4、図面の簡単な説明 図1は本発明の除去剤を使用した循環法によるスケール
除去実験の流れ図である。
図2は図1の実験に使用したスケールの耐着したパイプ
の断面図である。
発明者今井敏之 特許出願人 今 井 敏 之

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 酸及金属イオンを有効成分とし、水を溶媒として使用す
    るスケール除去剤。
JP6794684A 1984-04-04 1984-04-04 スケ−ル除去剤 Pending JPS60209298A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6794684A JPS60209298A (ja) 1984-04-04 1984-04-04 スケ−ル除去剤

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JPS60209298A true JPS60209298A (ja) 1985-10-21

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ID=13359615

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JP6794684A Pending JPS60209298A (ja) 1984-04-04 1984-04-04 スケ−ル除去剤

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020090526A1 (ja) * 2018-11-01 2020-05-07 栗田工業株式会社 冷却水系の金属部材の防食方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020090526A1 (ja) * 2018-11-01 2020-05-07 栗田工業株式会社 冷却水系の金属部材の防食方法
JP2020070478A (ja) * 2018-11-01 2020-05-07 栗田工業株式会社 冷却水系の金属部材の防食方法
TWI786339B (zh) * 2018-11-01 2022-12-11 日商栗田工業股份有限公司 冷卻水系統的金屬構件的防蝕方法

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