JPS60209040A - 縫糸 - Google Patents

縫糸

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Publication number
JPS60209040A
JPS60209040A JP6032684A JP6032684A JPS60209040A JP S60209040 A JPS60209040 A JP S60209040A JP 6032684 A JP6032684 A JP 6032684A JP 6032684 A JP6032684 A JP 6032684A JP S60209040 A JPS60209040 A JP S60209040A
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JP
Japan
Prior art keywords
sewing
weight
sewing thread
polyester
denier
Prior art date
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Pending
Application number
JP6032684A
Other languages
English (en)
Inventor
島倉 護
良二 小松
滝 瑛一路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP6032684A priority Critical patent/JPS60209040A/ja
Publication of JPS60209040A publication Critical patent/JPS60209040A/ja
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  • Artificial Filaments (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱可塑性エラス) w −、とくに特定のポリ
エステル・ポリエーテル系エラストマーから構成される
柔軟で、伸縮性が6り、且、透明性に優れた縫糸に関す
るものである。
近年、アパレル業界で社ファツジ冒ンの多様化、高級化
に対応して種々の素材が、単独又は複合化して用いられ
、色、柄もバラエティをもたせて、縫製素材は極めて、
数多いものとなっている。そこで用いられる縫糸の種類
も年毎に多くなつてきているが、とくに縫製生地の色に
適合する縫糸として400t−越える色数が出纏ってお
り、適合糸の選択は複雑化し相当する色数の在庫をもた
ねばなラスコスト高になっている。こうした状況を出来
るだけ解消しようとして透明性のある縫糸を用い、縫製
生地色に適合する範囲を拡けて縫糸の種類を減少しよう
とする試みが行われて−る。従来、こうした目的の縫糸
に用いられている繊維はポリアミドあるいはポリエステ
ルの艶消し剤の添加量を減少させた連続フィラメント糸
であり、構成繊維の単繊維繊度を太くして透明性を向上
することが行われていた。しかしながら、従来の使用繊
維ではヤング率が高く、繊度を太くするときわめて粗a
な縫糸となり、一般には風合いが重視されるアパレル用
生地i/cは用いることができず、1部カーテンなどの
インテリア用として用りられるに過ぎなかった。また、
構成単繊維繊度をある1度太くし、柔軟性をも九せるた
めに捲IIIIMJ工を施し、低撚数構成とした縫糸も
考えられているが、透明性はわるく、適合色の範囲は極
めて狭いものであり九。
本発明は、特殊な熱可塑性合成繊維を用い、適当な繊度
構成にすることにより従来の欠点を解消する柔軟性に富
んだ、極めて透明性に優れた縫糸を提供することを目的
とする。
本発明は、かかる目的を達成するために次の構成をとる
ものである。すなわち、本発明は、エチレンテレフタレ
ート単位をポリエステル成分に対して60モルチ以上含
有するポリエステル成分60〜97重量%とポリテトラ
メチレンエーテルグリコール単位をポリアルキレンエー
テルグリコール成分に対して60モルチ以上含有するポ
リアル中レンエーfルfす:s−ル成分40〜3重量%
とからなるポリエステルポリエーテルブロック共重合体
からなる繊維で構成され、単繊維繊度が7デニ一ル以上
、全繊度が20〜2000デニールであることを特本発
明の重要な特徴の一つは該縫糸を構成する繊維に特足の
ポリエステル・ポリエーテルブロック共重合体を使用す
ることである。該ブロック共重合体としては、エチレン
テレフタレート単位ヲ60モルチ以上、好ましくは80
モルチ以上含有するポリエステル成分をハードセグメン
トとし、ポリテトラメチレンエーテルグリコール単位t
−60モルチ以上好ましくは80モルチ以上含有するポ
リエーテルをソフトセグメントとするブロック共重合体
である。ポリエステル成分としてはポリエチレンテレフ
タレート単位の他、40モルチまでの割合でポリメチレ
ンテレフタレート単位、ポリプロピレンテレフタレート
単位、ポリテトラメチレンテレフタレート単位、ポリエ
チレンイソフタレート単位等のimtたは2種以上が共
重合されてhてもよい。また、ポリエーテル成分として
はポリテトラメチレンエーテルグリコール単位の他、4
0モルqbまでのポリエチレンエーテルグリコール単位
、ボリプ四ピレンエーテルグリコール単位、ポリヘキサ
メチレンエーテルグリコール単位等の1種また#′i2
種以上が共重合されていてもよ込。
なお、ハードセグメントおよびソフトセグメントの共重
合成分としては、上記例示のものに限定されるものでは
なく、特にイソフタル酸、ダイマー酸、3.5−1>(
カルボメトキシ)ベンゼンスルホン酸金属塩を共重合成
分として使用したものが共重合成分を用いる場合にはコ
スト低減又は染色性向上の面で実用上有用である。これ
らの中で最も好ましいのはポリエチレンテレフタレート
をノーードセグメントとし、ポリテトラメチレンエーテ
ルグリコールtソフトセグメ/トとするポリエステル・
ポリエーテルブロック共重合体でるる。
ハードセグメントとしての上記芳香族ポリエステルとソ
フトセグメントとしての上記ポリアルキレンエーテルグ
リコールとの共重合比率(重量)は60:40〜97:
3の範囲でbることが必要で、さらに好ましくは80:
20〜95:5がよい。
すなわち通常、熱可重性ニジストマーとして化成品用途
で使用される共重合比率に比べてハードセグメントの量
が多いのが特徴である。その理由は縫糸とした場合にソ
フトセグメント量が共重合比率40重量−より多くなる
とヤング率の低下が大きくなり、縫製時針糸のループ形
成が不安定化し、目とびが発生したり、また伸ばされて
縫製されやすく縫羨後、伸長回復によりパッカリングが
発生しやすい欠点が生じる。
また、該ソフトセグメント量が3重量−未満であると、
縫糸の剛性が大きくなり単繊維繊度を太くして透明性を
向上させる仁とができなくなる。
また、該ポリアルキレンエーテルグリコールの数平均分
子量は繊維の融点管高め6点及び適当な柔軟性を縫糸に
付与する点から500〜4000が好適で6シ、さらに
好ましくは1000〜3000がよい。
尚、上記ポリエステルボリエーテルブ”Qyり共重合体
には必要に応じて抗酸化剤、耐光剤、離燃剤などを添加
してもよいが、つや消し剤は透明性付与の点で添加しな
いか、できるだけ少量にとどめるべきである。
以上、本発明の縫糸の構成繊維であるポリエステル・ポ
リエーテルブロック共重合体について詳述し九が、本発
明において、更に重要な要件の1つは縫糸を構成する単
繊維繊度が7デニ一ル以上で、全繊度が20〜2000
デニールの範囲にあることでめる。
単繊維繊度t77デニ一ル上に限定した理由は該繊度が
本発明の目的とする縫糸の透明性に密接に関係している
からで、太繊度はと透明性は向上する傾向にあシ、十分
な透明性を付与する丸めに少なくとも7デニ一ル以上に
することが必要なのである。
′tた、縫糸の全繊度の限定理由は全繊度20デニ一ル
未満では縫糸として充分な実用縫目強力を保てず、また
% 2G00デニールを越えると縫糸は太くなり透明性
効果が失われてくるからである。
以上記載したように、本発明は特定の重合体を溶融紡糸
延伸し、適度な繊度構成にして得られる縫糸であり、従
来製造できなかりた柔軟かつ透明性に優れた性質をもち
、広範囲の色、柄の縫製生地に適合し・縫糸の″在庫を
大巾に減少し得るものである。
゛ なお、本発明の縫糸は無色で使用される外、青。
赤、黄など標準色で染色し、その類似系統色の縫製生地
に適合させて用いることもできる。
実施例1 テレフタル酸(TPA)と等量のエチレングリコールと
数平均分子量1000のポリテトラメチレングリコール
(PTG)とt−TPA/PTGモル比が50.0とな
るように調合し、敗北防止剤(イオノックス330.シ
ェルオイル社製商品名) 0.15重量−1触媒0.0
5重量−と共にオートクレーブに仕込み、攪拌下に加熱
して、140〜230℃まで昇温して、エステル交換反
応を行い、生成したメタノールは系外に留去した。その
後、減圧しつつ240℃まで昇温して、100分間保持
して重合を行い、融点220℃のポリエステルボリエ〒
テルブ四ツク弁型合体人を得た。
この共重合体中のPTG含量は10重量−であつ九。こ
のプルツク共重合体をスクリエウ押出機によシ紡糸温度
260℃で溶融紡糸延伸し、107デニールのモノフィ
ラメント糸を得九〇その後該モノフィラメント糸ヲ18
0℃x0.5秒の熱セットを行い、シリコンを主゛体と
する平滑剤’Ji−2重量−付着させて縫糸とした。
かくの如くして得られた縫糸はモノフィラメント糸使い
にもかかわらず柔軟でめ9、透明性がきわめてすぐれて
お9、青、赤、黄の異なる色のポリエステル/綿混紡織
物(Nの45′8使い]t−縫製したが生地色が縫糸を
透過し、適合した、きれいな縫製外観を呈していた。
なお、比較のために102デニールの無色のナイロン6
%ノフィラメント糸からなる市販縫糸について、上記実
施例と同様の縫製テン)t−実施したところ、縫糸が硬
いために、縫製生地は波打ち、縫製外観は不良で実施例
のものに比べて劣るものであった。
実施例2 ポリエチレンテレフタレート・ポリエーテルブロック共
重合体中のポリテトラメチレンエーテルグリコール(P
TG)含量がそれぞれL 5. i5゜35、50重量
%であるトータルデニール75デニールのフィラメント
糸を単繊維デニールを第1表のように変化させて溶融紡
糸した。
その後該各フィラメント糸を180℃x0.5秒の熱セ
ットt−行い、シリコンを主体とする平滑剤を2重量%
付着させて、縫糸とした。
得られた縫糸を用いて、ポリエステルフィラメント50
デニール使いの捺染した平織物を本縫iシンで縫製して
、透明性(プリント柄の透過性]縫目外観(パッカリン
グの程度、目とびなどの欠点を含む縫目のきれいさ〕お
よび触感(縫目部分の剛軟性と糸切れさせた時の糸切れ
端の手で触れた時のチクチク感)t″優◎良○、悪×で
評価した。その結果を第1表に示す。
(第1表】 上表に示されるように単繊維デニール5dでは透明性不
十分で@F)、PTG含量が2重量−では単繊維デニー
ルが太くなるとフィラメント糸が硬く、パッカリング発
生しやすく、糸切れ端がチクチクした感じとな)、PT
G含量が50重量−のものは低そジェラスで伸びやすく
、縫目形成がしにくく、目とびが発生し、縫目外観は不
良であった。
本発明の範囲でめるPTG含量5.15.35重量−1
単繊維デニール15d、 75dのものは透明性、縫目
外観、触感ともに良好であった。
特許出願人 東洋紡績株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エチレンテレフタレート単位をポリエステル成分に対し
    て60−Eルー以上含有するポリエステル成分60〜9
    7重量−とポリナト2メチレ/エーテルグリ;−ル単位
    をポリアル中し/エーテルグリコール成分に対して60
    屯ル一以上含有するポリアルキレンエーテルグリコール
    成分40〜3重量−とからなるポリエステルポリエーテ
    ルブロック共重合体からなる繊維で構成され、単繊維繊
    度が7デニ一ル以上、全1&[が20〜2000デ品−
    ルであること?特徴とする縫糸。
JP6032684A 1984-03-28 1984-03-28 縫糸 Pending JPS60209040A (ja)

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JP6032684A JPS60209040A (ja) 1984-03-28 1984-03-28 縫糸

Applications Claiming Priority (1)

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JP6032684A JPS60209040A (ja) 1984-03-28 1984-03-28 縫糸

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JPS60209040A true JPS60209040A (ja) 1985-10-21

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ID=13138930

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10235052A (ja) * 1997-02-25 1998-09-08 Janome Sewing Mach Co Ltd 刺繍データ生成装置
JP2016141909A (ja) * 2015-02-03 2016-08-08 日本エステル株式会社 ポリエステル繊維

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5526984A (en) * 1978-08-14 1980-02-26 American Cyanamid Co Surgical suture gut derived from block copolymer of segment polyether

Patent Citations (1)

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