JPS6019975Y2 - エンジンの混合気通孔 - Google Patents
エンジンの混合気通孔Info
- Publication number
- JPS6019975Y2 JPS6019975Y2 JP13078382U JP13078382U JPS6019975Y2 JP S6019975 Y2 JPS6019975 Y2 JP S6019975Y2 JP 13078382 U JP13078382 U JP 13078382U JP 13078382 U JP13078382 U JP 13078382U JP S6019975 Y2 JPS6019975 Y2 JP S6019975Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulator
- vent
- engine
- fuel
- carburetor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はエンジンの運転における不整燃焼に対し、安定
化を目的とする吸入管の混合気通孔表面の改良であり、
特に低速運転における燃焼不安定の防止に貢献せんとす
るものである。
化を目的とする吸入管の混合気通孔表面の改良であり、
特に低速運転における燃焼不安定の防止に貢献せんとす
るものである。
以下実施例に基づき詳細な説明を行う。
第１図、一実施例エンジン・シリンダと気化器組み付は
状態の縦断面図。
状態の縦断面図。
第２図、第１図Ｘ−Ｘ部矢視の断面図。
第３図、第２図の横断面図。
第４図、第２図の別の実施例。
第５図、本考案実施例の第２部材の斜視図。
第６図、第２図に第２部材を取着した説明図。
第１図に示す実施例によれば、エンジン・シリンダ１の
吸入口２に吸入管３とインシュレータ４と気化器５を連
結している。
吸入口２に吸入管３とインシュレータ４と気化器５を連
結している。
使用する気化器５はフロート形、ダイヤプラム形何れで
も自由であり、インシュレータ４は高分子材料で作られ
た間部部材であり、吸入管３は必要に応じて設けられた
間隔管であるが、これは省かれる場合もある。
も自由であり、インシュレータ４は高分子材料で作られ
た間部部材であり、吸入管３は必要に応じて設けられた
間隔管であるが、これは省かれる場合もある。
上記構造によれば気化器５で生威せられた燃料混合気は
ガス状、または噴霧状としてシリンダ１の吸入口２より
吸入供給されるのであるが、運転が高速状態であれば吸
入空気の流速も高速であり、混合気の生成状態も良好で
あるから、運転状態の不調不安定は皆無と考えられるの
である。
ガス状、または噴霧状としてシリンダ１の吸入口２より
吸入供給されるのであるが、運転が高速状態であれば吸
入空気の流速も高速であり、混合気の生成状態も良好で
あるから、運転状態の不調不安定は皆無と考えられるの
である。
しかし乍ら低速時、特に、アイドリング範囲におよぶ場
合は、吸気量の減少に伴って吸入空気の流速が低下し、
混合気生成も低下し生燃料が直に吸入される割り合いが
増加し、混合気通孔６下面を流下して吸入口２より吸入
されるのでシリンダ１に対する燃料の濃淡の差が著しく
なり、燃焼の不整が発生して不調に陥る。
合は、吸気量の減少に伴って吸入空気の流速が低下し、
混合気生成も低下し生燃料が直に吸入される割り合いが
増加し、混合気通孔６下面を流下して吸入口２より吸入
されるのでシリンダ１に対する燃料の濃淡の差が著しく
なり、燃焼の不整が発生して不調に陥る。
このような欠点を本考案の実施により改善するものであ
る。
る。
即ち混合気通孔６の下半面の表面に、該表面から隆起し
た直径１粍程度の半球形突起を不整列に密に設けた顕著
な突起粗面７を形成しているため、該突起によって粗面
７上に乱気流が生じ、気化器から供給された燃料の中で
、霧化されずに混合気通孔６下面を伝わって流れている
生燃料が効率良く霧化され、又、表面積の増加により熱
交換が効率良く行なわれ、燃料の気化が促進される。
た直径１粍程度の半球形突起を不整列に密に設けた顕著
な突起粗面７を形成しているため、該突起によって粗面
７上に乱気流が生じ、気化器から供給された燃料の中で
、霧化されずに混合気通孔６下面を伝わって流れている
生燃料が効率良く霧化され、又、表面積の増加により熱
交換が効率良く行なわれ、燃料の気化が促進される。
さらに突起を不整列に密に設けたことにより生燃料が適
度な流過抵抗を受るため熱交換や霧化が一層促進される
と共に、一度に多量の主燃料が吸入口２より吸入される
ことが防止される。
度な流過抵抗を受るため熱交換や霧化が一層促進される
と共に、一度に多量の主燃料が吸入口２より吸入される
ことが防止される。
又、本考案の大きな特徴は、混合気通孔６の下半面の表
面に該表面から隆起した突起を設けた点に有り、前記表
面より低い窪み部が無い為混合気通孔６の下面を伝わっ
て流れる燃料が、過度に滞溜する等の不具合が防止出来
るものである。
面に該表面から隆起した突起を設けた点に有り、前記表
面より低い窪み部が無い為混合気通孔６の下面を伝わっ
て流れる燃料が、過度に滞溜する等の不具合が防止出来
るものである。
同様にしてこの粗面部材を第６図に示したごとく第２部
材８として設け、インシュレータ４等の本体に予め、嵌
装溝９を設けて嵌合して使用することもでき、混合気通
孔６内面に突起粗面７を設けることを容易にしている。
材８として設け、インシュレータ４等の本体に予め、嵌
装溝９を設けて嵌合して使用することもでき、混合気通
孔６内面に突起粗面７を設けることを容易にしている。
更に、粗面部材用材料を自由に選択できる便利さがある
。
。
合金属材料によって前記突起粗面７を作って設ければ、
金属が一般にインシュレータ用断熱材料よりも熱伝導が
良好であることから、周囲から熱せられ易く、粗面７上
を流過する主燃料が前記の如く、気化作用の向上効果を
受けることができる。
金属が一般にインシュレータ用断熱材料よりも熱伝導が
良好であることから、周囲から熱せられ易く、粗面７上
を流過する主燃料が前記の如く、気化作用の向上効果を
受けることができる。
また、第４図のごとくインシュレータ４部材を上下二部
材に分割することは、通孔６内の粗面７の工作を容易に
する別な手段として、その選択は設計の自由である。
材に分割することは、通孔６内の粗面７の工作を容易に
する別な手段として、その選択は設計の自由である。
上記共通の理由で、シリンダ１本体の吸入口２の下半面
にも粗面７を作ることは気化器５を直接に結合した場合
、また前記中間部材の何れかを省いた場合、気化促進効
果の向上に直接に利用できるものである。
にも粗面７を作ることは気化器５を直接に結合した場合
、また前記中間部材の何れかを省いた場合、気化促進効
果の向上に直接に利用できるものである。
この如く気化器５とシリンダ１の間の混合気通孔６の内
面下壁より隆起した顕著な突起粗面７を作ることで、燃
料混合気の生皮を改善し、エンジンの運転状況を安定化
し、出力の増加、燃料消費量の低下など関連利益を受は
実用面に多大の貢献を果すことができる。
面下壁より隆起した顕著な突起粗面７を作ることで、燃
料混合気の生皮を改善し、エンジンの運転状況を安定化
し、出力の増加、燃料消費量の低下など関連利益を受は
実用面に多大の貢献を果すことができる。
第１図：実施例エンジン・シリンダと気化器組み行状態
の縦断面図。 第２図：第１図Ｘ−Ｘ矢視断面図。 第３図：第２図の横断面図。第４図：第２図の別の実施
例。 第５図：第２部材の斜視図。第６図：第２図に第２部材
を取着した説明図。 １・・・・・・エンジン・シリンダ、３・・・・・・吸
入管、４・・・・・・インシュレータ、５・・・・・・
気化器、６・・・・・・混合気通孔、７・・・・・・突
起粗面、訃・・・・・第２部材。
の縦断面図。 第２図：第１図Ｘ−Ｘ矢視断面図。 第３図：第２図の横断面図。第４図：第２図の別の実施
例。 第５図：第２部材の斜視図。第６図：第２図に第２部材
を取着した説明図。 １・・・・・・エンジン・シリンダ、３・・・・・・吸
入管、４・・・・・・インシュレータ、５・・・・・・
気化器、６・・・・・・混合気通孔、７・・・・・・突
起粗面、訃・・・・・第２部材。
Claims (1)
- エンジン・シリンダ１に断熱材料よりなるインシュレー
タ４、又は、インシュレータ４と吸入管３を組合せたも
のを介して気化器５を連結する形式のものにおいて、該
インシュレータ４又はインシュレータ４と吸入管３を含
む混合気通孔６の下半面の表面に該表面から隆起した突
起を不整列に密に設けた突起粗面７を形成したことを特
徴とするエンジンの混合気通孔。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13078382U JPS6019975Y2 (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | エンジンの混合気通孔 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13078382U JPS6019975Y2 (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | エンジンの混合気通孔 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5898460U JPS5898460U (ja) | 1983-07-04 |
| JPS6019975Y2 true JPS6019975Y2 (ja) | 1985-06-15 |
Family
ID=30101434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13078382U Expired JPS6019975Y2 (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | エンジンの混合気通孔 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6019975Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT512815B1 (de) * | 2012-04-27 | 2014-02-15 | Karl Stefan Riener | Luftleitvorrichtung für eine Heizeinrichtung |
-
1982
- 1982-08-31 JP JP13078382U patent/JPS6019975Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5898460U (ja) | 1983-07-04 |
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