JPS6018148Y2 - 商品陳列具 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は主に小物商品を横方向に並列状に装着して店
舗などで陳列し、販売に供する商品陣列具に関するもの
である。

周知のように目薬、釦、その他の小物商品は袋に入れて
台紙に止着し、該台紙を店舗に下げたり置いて陣列しな
がら販売されている。

この場合、商品を台紙に取付けるには袋を台紙にホッチ
キス止めしたり、接着したり、或いは台紙表面に縦表面
に縦方向のレールを左右に並設して商品を設けたプレー
トを嵌着している。

この為体裁が悪くて商品代置が減少するばかりでな（、
商品を台紙から外すとき破損することがある。

この考案は上記に鑑み、商品の着脱が容易なばかりでな
く体裁良い商品陳列具を提案するものである。

以下、図示の実施例に基いてこの考案を説明すると、縦
長で厚紙、合成樹脂板などからなる台紙１には上下に一
対の通孔として上方横長孔２ ａ ％下方横長孔２ｂを
平行にして上下一対で対向状に形成する。

図面の実施例では上下−組の横長孔を上下に２組設けた
例を示しであるが、１組でも又は３組以上を１枚の台紙
に設けてもよい。

上記した一対の横長孔のうち下方横長孔２ｂの下縁には
２以上の係止部３を形成す。

該係止部３は横長孔２ｂに連通ずる切込溝状で、複数を
形成する場合には下方横長孔２ｂに沿い並列させる。

一方台紙１に着脱する商品４は縦長で合成樹脂フィルム
５で被覆してあり、合成樹脂フィルム５を例えば厚紙、
合成樹脂板などからなるプレート６の表面にヒートシー
ルなどで止着して商品４を保持している。

このためプレート６の表面には商品４の一側に狭い側部
６ａ、他側に広い側部６ｂ。

商品４の上方に上縁部６０下方に下縁部６ｄが形成され
る。

なお、プレート６の広い側部６ｂは商品名、商標名、効
能、使用法、製造発売元など商品に必要な事項を表示す
るために設けられたものである。

上記商品としては例えば洗浄性有る化学剤を入れた小型
の携帯用噴射容器であって、商品名、商標名、効能、使
用法、製造発売元などの商品に必要な事項は上記プレー
ト６の広い側部６ｂ以外、台紙１、プレート６の表面、
裏面の適宜位置に印刷表示してもよい。

上記商品としては例えば洗浄性布る化学剤を入れた小型
の携帯用噴射容器であって、上記した台紙１とプレート
６とには表面、裏面の適宜位置、例えばプレート６の広
い側部６ｂ等に商品名、商標名、効能、使用法、製造発
売元などを印刷表示する。

上記した台紙１とプレート６とにおいて、上方横長孔２
ｂの上縁と下方横長孔２ｂの下縁の間隔長さＬｌはプレ
ート６の縦の長さ１１より短かく、また合成樹脂フィル
ム５で被覆された商品４の上端とプレート６の下縁との
間隔長さで２より長いか或いははＳ゛等しくしである。

係止部３の巾Ｌ２は合成樹脂フィルム５で被覆された商
品４の横巾１３ とほぼ等しくしである。

更に上方横長孔２ａの上縁と係止部３の下縁の間隔長さ
Ｌは合成樹脂フィルム５で被覆された商品４の下端とプ
レート６の上縁との間隔長さ１４より短かくしである。

このため上記プレート６を台紙１上に装置する場合には
、上記プレート６の上縁を上方横長孔２ａに表側から通
して上縁部６ｃを台紙１の裏側に位置させ、またプレー
ト６の下縁を下側横長孔２ｂに表側から通して下縁部６
ａを台紙の横長孔２ｂ下方裏側に位置させる。

これにより両横長孔２ａ＊２ｂの孔間部分１′がプレー
ト６の裏側にプレート６の上縁部６ｃと下縁部６ｄが台
紙１の裏側に位置するのでプレート６は台紙に挟持され
、商品４を横長孔に沿い移動できる。

そして商品４の下方を係止部３に上から嵌合することが
できるので、商品の装着状態では商品４が係止部３に嵌
合され、且つプレート６の上縁部６ａが台紙１の裏側に
位置してプレート６を挟持するため、前側にも後側にも
抜けることがない。

また１、プレート６を左右方向に移動させるようとても
、商品４の下方側端が係止部３の側縁に引掛っているの
で動かない。

このように商品４を有するプレート６は前後方向、左右
方向に動かしても抜けないが、プレート６を上方に移動
させると商品の下方が係止部３から外れ、またプレート
６の下縁部６ｄが下方横長孔２ｂから外れるので、この
ま）プレート６を台紙１より抜き出すことができる。

また、この考案では下方横長孔２ｂの下縁適宜間隔に多
数の係止部３を形威しであるため１、台紙１上に多数の
プレートを装着することができる。

尚、この実施例では隣接する係止部３，３の間隔長さＬ
４をプレートの狭い側部６ａの巾１５ とはＳ゛等しく
しであるため、係止部３に各プレート６の商品４を嵌合
した場合隣り合うプレートにおいて広い側部６ｂの表面
に隣りのプレート６が重合する状態となる。

したがって通孔２ａ、２ｂに密にプレート６を装着する
ことができる。

尚、上記のような重合状態で装着されたプレートは一端
側のプレートより上方に持ち上げて順次外すことができ
る。

以上要するにこの考案によれば上下に一対の横長孔を設
けるとともに、このうち下方に設けた横長孔の下縁に係
止部を形威し１、該係止部にプレートを有する商品を嵌
合して装着し、またプレートを上方に持ち上げて外すこ
とができる。

したがってプレートの着脱が極めて簡単なばかりでなく
接着剤やホッチキスを使用しないので手間を要せず、し
かも装着時又は外すときに商品を破損することがない。

またプレートを一部重合すれば小さな台紙でも多数のプ
レートを装着することができ、体裁が良くて商品信置の
高いものとなる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの考案の実施例を示すもので、第１図は正面図
、第２図は一部を欠截した斜視図、第３図は側面図であ
る。 図中、１は台紙、２ａ、２ｂは上下に設けた一対の横長
孔、３は係止部、４は商品、６はプレート。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. この表面に商品を止着させたブレーキを挟持して横に移
   動させることができる平行な上下一対の横長孔を設け、
   該横長孔のうち下方設けた横長孔の下縁には上記商品を
   嵌合することができる２以上の係止部を並列状に設けた
   台紙から構成され、上記上方横長孔の上縁と下方横長孔
   の下縁の間隔長さは上記ブレーキの長さより短かく、上
   記商品の上端とブレーキの下縁との間隔長さより長いか
   或はほぼ等しくし、また上記係止部の巾は商品の横巾と
   ほぼ等しく腰更に上記上方横長孔の上縁と係止部の下縁
   の間隔長さは商品の下端とプレートの縁との間隔長さよ
   り短かくしたことを特徴とする商品陳列具。