JPS60178Y2 - 環状部材に於けるロ−レツト加工装置 - Google Patents

環状部材に於けるロ−レツト加工装置

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JPS60178Y2
JPS60178Y2 JP2569578U JP2569578U JPS60178Y2 JP S60178 Y2 JPS60178 Y2 JP S60178Y2 JP 2569578 U JP2569578 U JP 2569578U JP 2569578 U JP2569578 U JP 2569578U JP S60178 Y2 JPS60178 Y2 JP S60178Y2
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JP
Japan
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knurling
driven
teeth
cone
driven shaft
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JP2569578U
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JPS54129539U (ja
Inventor
清雄 嶋田
明憲 冨田
Original Assignee
ニチデン機械株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は環状部材に於けるローレット加工装置に関す
るものである。
例えば蛍光管の口金に於いて、第1図に示す如く外環金
属aと口金ビンb、 bが植設されたベークCとを一
体に結着せしめるには、一般に外環金属aの外周囲にロ
ーレットdを形成し、外環金属aの内周面に突出したロ
ーレットdの凹部d′と外環金属aの端部a′とてベー
クCの周縁部を挾持させることにより、外環金属aとベ
ークCとを一体に結着させる様にしている。
ところて従来、上記した蛍光管の口金の外環金属の様な
環状部材にローレットを形成させる装置としては、環状
部材を支持して回転させる回転機構と、環状部材の外周
にローレット歯を喰い込まさせる押圧機構とからなり、
回転機構で環状部材を支持させ乍ら回転させ、これに押
圧機構てローレット歯を押圧せしめることにより、環状
部材の外周囲にローレットを形成させる構成のものが汎
用されている。
しかし乍ら、上記構成を有する従来の装置に於いては次
に挙けられる様な不都合がある。
即ち、前述した様な蛍光管の口金の製造に用いられた場
合、環状部材の外管金属aを支持させているワーク受台
を回転させなけれはならない為に、ベークCに一体に植
設されている口金ビンb、 bのカシメ加工も同時に
行なわせ様とすると位置決め機構等が複雑となるから、
同一装置てローレット加工とカシメ加工とを行なわせる
ことが困難てあり、従って、ローレット加工とカシメ加
工とを別個の工程て行なオ)せる為、2台の装置を必要
とし、而も多くの時間と労力を要する。
又、1方向よりローレット歯を押圧させてローレット加
工を行なわせているから、環状部材に撓みを発生させる
ことになり、この為に高い加工精度を得ることを望むこ
とがてきない。
更に、1個のローレット歯て作業を行なわせているから
、形成品の形成速度に時間を要して生産性が揚らない。
この考案は上記従来の欠点に鑑み、これを改良除去する
もので、即ち、ローレット加工とカシメ加工とが同時に
同一の装置でもって而も簡単に出来得ることを可能とす
るものであり、又複数個のローレット歯を同期させるこ
とにより加工力がパランスして環状部材に撓みを発生さ
せることがないので高精度の加工が可能となると同時に
複数個のローレット歯によって加工を行なわせるのでロ
ーレット歯の数に比例して生産性即ち形成速度を増大さ
せることを目的とした環状部材に於けるローレット加工
装置を提供せんとするものである。
以下この考案の詳細について図面に示す実施例を参考に
説明すると次の通りである。
図面に於いて、1は例えば前述の蛍光管の口金を製造す
る為のワーク即ち外環金属a、口金ピンbb及びベーク
Cを支持するワーク受台で、ターンテーブル(図示せす
)の上部周面に多数等間隔こ設置しである。
iは下端に口金ピンカシメ用パンチ3を固設したロッド
で、図面には示していなI)が油圧又は空気圧シリンタ
ーのピストンロッドこ連結され、シリンダーを作動して
ピストンロッドを伸縮させることにより前記ワーク受台
1に対して上下動する様になしである。
4はロット2に軸受(図示せず)を介して回転自在に嵌
合された回転胴で、一体に形成させた外周歯5にラック
6が噛合させてあり、このラック6を油圧又は空気圧シ
リンダー(図示せす)等で所定ストローク摺動させるこ
とにより、所定角度回転される様になしである。
7は下方にいくに従って漸次小径となる円錐形状に形成
されたローレット歯喰い込み用コーンて、前記回転胴4
の外周に昇降自在に嵌合し、図面には示していないが油
圧又は空気圧シリンダーのピストンロッドに連結され、
シリンターを作動してピストンロッドを伸縮させること
により、回転胴4に対して上下動する様になしである。
8は回転胴4と一体に装着させた駆動歯車て、球状形に
歯切りさせて上下を2面取りしたものである。
9は回転胴4の周囲に複数本配置された従動軸て、駆動
歯車8の球面中心と一致する従動偏心センター0のビン
(図示せず)に枢着された軸受フラケット10,10を
介して回転自在に軸受され、従動偏心センター0を中心
に回動する様になしである。
11欠従動軸9の中間部に固着させた従動歯車て、回動
胴4に装着させた駆動歯車8に噛合させて遊星歯車機構
を構成させている。
12は従動軸9を軸受する上方の軸受ブラケット10に
一体に固着させたアームで、この先端にピン13を介し
てローラー14を回転自在に設けである。
このアーム12をスプリング(図示せず)等て牽引して
先端のローラー14を常時コーン7の円錐側面に当接さ
せる。
15はローレットを形成する為のローレット歯で、従動
軸9の下端に一体に固着されている。
尚、16はワークが加工後上型をなす口金ピンカシメ用
パンチ3に喰い付くのを防止する為にパンチ3に嵌合し
たノックアウト用スリーブで、パンチ3との間に圧縮介
在させたスプリング16の弾力で常に下方に押圧しであ
る。
次に上記構成なる本考案装置い作動を説明する。
先ず、外環金属a、口金ピンb、 b及びベークCのワ
ークをワーク受台1に所定の様にのせる。
そして直ちにロッド2の下降により口金ピンカシメ用パ
ンチ3をワークに押圧させ、口金ピンb。
bをパンチ3でベークCにカシメ付けさせる。
この後、口金ピンカシメ用のパンチ3でワークを一定圧
でワーク受台1に押圧させた儂で、ローレット歯喰い込
み用コーン7をシリンダーにより回転胴4に対して降下
させると、先端のローラー14がコーン7の円錐側面に
接触するアーム12が揺動せられ、従動軸9は軸受ブラ
ケットlO,10を介して従動偏心センター0を中心に
内方に回転し、従動軸9の下端に固着せられたローレッ
ト歯15をワーク受台1に一定圧で押圧されている外環
金属aの外周面に押圧させ、ローレット歯15を外環金
属aに喰い込ませる。
尚、この時、駆動歯車8と従動歯車11が通常の平歯車
どうしの噛合の場合は従動軸9の回動は不可能であるが
、駆動歯車8を従動偏心センター0を中心とする球面歯
車に形成したから、駆動歯車8と従動歯車11とが噛合
った状態ても従動軸9は回動が可能てあり、而も駆動歯
車8と従動歯車11は常に噛合った状態にある。
この状態てラック6をシリンダーにより所定ストローク
摺動させて回転胴4を所定角度例えはローレット歯15
を2個設けた場合には1800回転させると、駆動歯車
8と従動歯車11とよりなる遊星歯車機構によってロー
レット歯15を外環金属aの外周に沿って自転させ乍ら
公転させることができ、ローレット歯15て外環金属a
の外周囲にローレットdが形成される。
以上説明した様にこの考案はワーク受台に対して上下動
し得るロッドに回転自在に回転胴を嵌合し、該回転胴に
昇降自在に円錐形状のコーンを嵌合すると共に、球面歯
形を有する駆動歯車を一体に装着し、該駆動歯車の周囲
に複数の従動歯車を噛合し、該従動歯車を駆動歯車の球
面中心を支点にして揺動する回転自在な従動軸に固設し
、該従動軸の下端にローレット歯を固設すると共に、上
端に固設したアームの先端のローラーを前記コーンの円
9tt−r剣面に接当したから、カシメ加工とローレッ
ト加工とが一台の装置て同時に行うことが可能となり、
加工工程を短縮でき時間と労力の省略化を図り得る効果
がある。
又、複数個のローレット歯車を同期させることにより加
工力がバランスするから、従って、環状部材が撓むのを
防止することがてきるという効果かあり、常に所定形状
にローレット成形することがてきるから、不良品の大幅
な低減を達成てきるという効果が犬である。
更に、生産性に関して、加工速度はローレット歯が複数
個である為、例えはローレット歯を2個使用した場合、
従来の1個のローレット歯を使用した場合の2倍とする
ことができる等ローレット歯の数に比例して生産性を増
大することがてき極めて優れた性能を発揮し得るもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置によりローレット加工する蛍光管の
口金の断面図、第2図は本考案のローレット加工装置の
l実施例を示す構成国である。 1・・・・・・ワーク受台、2・・・・・・ロッド、3
・・・・・・カシメ用パンチ、4・・・・・・回転胴、
7・・・・・・ローレット歯喰い込み用コーン、8・・
・・・・駆動歯車、9・・・・・・従動軸、10,10
・・・・・・軸受ブラケット、11・・・・・・従動歯
L12・・・・・・アーム、14・・・・・山−ラ−1
5・・・・・田−レット歯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワーク受台に対して上下動し得るロッドに回転自在に回
    転胴に昇降自在に円錐形状のコーンを嵌合すると共に、
    球面歯形を有する駆動歯車を一体に装着し、該駆動歯車
    の周囲に複数の従動歯車を噛合し、該従動歯車を駆動歯
    車の球面中心を支点にして揺動する回転自在な従動軸に
    固設し、該従動軸の下端にローレット歯を固設すると共
    に、上端に固設したアームの先端のローラーを前記コー
    ンの円錐側面に接当し々ことを特徴とする環状部材に於
    けるローレット加工装置。
JP2569578U 1978-02-28 1978-02-28 環状部材に於けるロ−レツト加工装置 Expired JPS60178Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2569578U JPS60178Y2 (ja) 1978-02-28 1978-02-28 環状部材に於けるロ−レツト加工装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2569578U JPS60178Y2 (ja) 1978-02-28 1978-02-28 環状部材に於けるロ−レツト加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54129539U JPS54129539U (ja) 1979-09-08
JPS60178Y2 true JPS60178Y2 (ja) 1985-01-07

Family

ID=28866550

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JP2569578U Expired JPS60178Y2 (ja) 1978-02-28 1978-02-28 環状部材に於けるロ−レツト加工装置

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