JPS60172336A - 石炭燃焼廃ガス処理装置 - Google Patents
石炭燃焼廃ガス処理装置Info
- Publication number
- JPS60172336A JPS60172336A JP59026149A JP2614984A JPS60172336A JP S60172336 A JPS60172336 A JP S60172336A JP 59026149 A JP59026149 A JP 59026149A JP 2614984 A JP2614984 A JP 2614984A JP S60172336 A JPS60172336 A JP S60172336A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waste gas
- gas
- tower
- liquid contact
- stage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
Landscapes
- Treating Waste Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明はボイラや各種の燃焼炉で石炭を燃焼することに
よって排出される廃ガス中の有害成分を除去する廃ガス
処理装置に関するものである。
よって排出される廃ガス中の有害成分を除去する廃ガス
処理装置に関するものである。
火力発電所のボイラや、化学工場、金属精錬工場などの
各種燃焼炉で石炭を燃焼すると、この燃焼装置から排出
される廃ガス中には、二酸化硫黄（ＳＯｓ）や三酸化硫
黄（８０ａ）などの人体に有害な硫黄酸化物（以下ＳＯ
ｘと言う）が含有されているので、近年公害防止の見地
からこれら屏ガス中のＳＯｘを除去する各種の廃ガス処
理装置が提案されて実用化されている。
各種燃焼炉で石炭を燃焼すると、この燃焼装置から排出
される廃ガス中には、二酸化硫黄（ＳＯｓ）や三酸化硫
黄（８０ａ）などの人体に有害な硫黄酸化物（以下ＳＯ
ｘと言う）が含有されているので、近年公害防止の見地
からこれら屏ガス中のＳＯｘを除去する各種の廃ガス処
理装置が提案されて実用化されている。
しかしながら、従来用いられている脱硫式の廃ガス処理
装置においては、８０ｘを除去して有効に回収できる反
面、廃ガス中に含まれている塩化水素（ＨＯ２）やふつ
化水素（ＨＦ）などのハロゲン化ガスも同時に含まれて
吸収除去されてしまうので、回収される硫黄化合物溶液
を二次利用できないし廃棄もできないという欠点があっ
た。
装置においては、８０ｘを除去して有効に回収できる反
面、廃ガス中に含まれている塩化水素（ＨＯ２）やふつ
化水素（ＨＦ）などのハロゲン化ガスも同時に含まれて
吸収除去されてしまうので、回収される硫黄化合物溶液
を二次利用できないし廃棄もできないという欠点があっ
た。
本発明は以上のような点に鑑みなされたもので、燃焼装
置側と直列状に接続されたスプレ洗浄塔と充填塔と充填
式気液接触装置との３段階の処理装置を設け、前段部と
中段部とではＰＨ値の異なる吸収液を廃ガスに接触させ
て廃ガス中のハロゲン化ガスを２段階に吸収するととも
に、後段部では廃ガスとアンモニア化合物吸収液とを接
触させて廃ガス中の硫黄酸化物を吸収させて回収するよ
うに構成することによシ、ハロゲン化ガスと硫黄酸化物
とを完全に分離して個別に吸収除去し有用な硫黄化合物
を回収することを可能にした石炭燃焼廃ガス処理装置を
提供するものである。以下、本発明の実施例を図面に基
いて詳／ｌ４ｉｌＫ説明する。
置側と直列状に接続されたスプレ洗浄塔と充填塔と充填
式気液接触装置との３段階の処理装置を設け、前段部と
中段部とではＰＨ値の異なる吸収液を廃ガスに接触させ
て廃ガス中のハロゲン化ガスを２段階に吸収するととも
に、後段部では廃ガスとアンモニア化合物吸収液とを接
触させて廃ガス中の硫黄酸化物を吸収させて回収するよ
うに構成することによシ、ハロゲン化ガスと硫黄酸化物
とを完全に分離して個別に吸収除去し有用な硫黄化合物
を回収することを可能にした石炭燃焼廃ガス処理装置を
提供するものである。以下、本発明の実施例を図面に基
いて詳／ｌ４ｉｌＫ説明する。
第１図および第２図は本発明に係る石炭燃焼廃ガス処理
装置の実施例を示し、第１図はこれを実施した石炭焚ボ
イラの廃ガス処理系の概要構成図、第２図は廃ガス処理
装置の概要構成図である。図において、矢印入方向から
石炭が供給される石炭焚のボイラ１の蒸気出口は発電機
２に直結された蒸気タービン３に依続されておシ、また
廃ガス出口４にはＮＯｘ除去装置５が接続されている。
装置の実施例を示し、第１図はこれを実施した石炭焚ボ
イラの廃ガス処理系の概要構成図、第２図は廃ガス処理
装置の概要構成図である。図において、矢印入方向から
石炭が供給される石炭焚のボイラ１の蒸気出口は発電機
２に直結された蒸気タービン３に依続されておシ、また
廃ガス出口４にはＮＯｘ除去装置５が接続されている。
Ｂは空気予熱器であってその一次側にはＮＯｘが除去さ
れた例えば３５０℃程度の廃ガスが導入されておシ、二
次側へ供給される常温のエアを３００℃程度に加熱し配
管７を経てボイラ１へ供給するように構成されている。
れた例えば３５０℃程度の廃ガスが導入されておシ、二
次側へ供給される常温のエアを３００℃程度に加熱し配
管７を経てボイラ１へ供給するように構成されている。
さらに空気予熱器６の廃ガス出口８は電気集塵機９に接
続されてお如、空気予熱器６での熱交換によ）１７０℃
程度に降温したＳＯｘとハロゲン化ガスとダストとを含
む廃ガスは電気集塵機９に導かれてダストのほとんどを
除去される。
続されてお如、空気予熱器６での熱交換によ）１７０℃
程度に降温したＳＯｘとハロゲン化ガスとダストとを含
む廃ガスは電気集塵機９に導かれてダストのほとんどを
除去される。
第１図に符号１０で示すものは第２図に詳細を示す屍ガ
ス処理装置であって、その廃ガス人口１１は電気集塵機
９の廃ガス出口１２に接続されており、この廃ガス人口
１１には、ダストがほとんど除去され、ＳＯｘとハロゲ
ン化ガスとが含まれた廃ガスが導かれている。
ス処理装置であって、その廃ガス人口１１は電気集塵機
９の廃ガス出口１２に接続されており、この廃ガス人口
１１には、ダストがほとんど除去され、ＳＯｘとハロゲ
ン化ガスとが含まれた廃ガスが導かれている。
廃ガス処理装置１０は、密閉円筒状に形成された第１処
理塔１３を備えておシ、この第１処理塔１３の内部中央
には、スプレ洗浄塔１７のガス出口であるガス通路１４
が開口する仕切板１５によって充填塔１６とスプレ洗浄
塔１７とが上下に隔成されている。このうちスプレ洗浄
塔１７には前記廃ガス人口１１が開口されておシ、また
内部には、複数個のノズルを備えてポンプ１８付きの配
管１９に接続され、カルシウム、ナトリウム他のアルカ
リ化合物によｊ５ＰＨ１〜２にｉ、ｌｌｕされた吸収液
を下方向に向けて噴出させるスプレ２０が架設されてお
り、またポンプ１８とスプレ洗浄塔１７の底部とは、配
管２１によって接続されている。
理塔１３を備えておシ、この第１処理塔１３の内部中央
には、スプレ洗浄塔１７のガス出口であるガス通路１４
が開口する仕切板１５によって充填塔１６とスプレ洗浄
塔１７とが上下に隔成されている。このうちスプレ洗浄
塔１７には前記廃ガス人口１１が開口されておシ、また
内部には、複数個のノズルを備えてポンプ１８付きの配
管１９に接続され、カルシウム、ナトリウム他のアルカ
リ化合物によｊ５ＰＨ１〜２にｉ、ｌｌｕされた吸収液
を下方向に向けて噴出させるスプレ２０が架設されてお
り、またポンプ１８とスプレ洗浄塔１７の底部とは、配
管２１によって接続されている。
、 ２２はＰ１４調節用の水酸化カルシウムアルカリ液
を供給するパルプ付きの配管であシ、また２３はパルプ
付きの排水用配管である。さらに、仕切板１５上方の充
填塔１６内には、例えばポリプロピレンで作った複雑な
形状をしていてガスと液体との接触面積を大きくしたポ
ールリングなどの充填物を多数充填させた充填層２４が
設けられておシ、その上方には、複数個のノズルを備え
てポンプ２５付きの配管２６に接続され、カルシウム、
ナトリウム他のアルカリ化合物によ［ＰＨａ程度に調整
された吸収液を下方に向けて噴出させるスプレ２７が架
設されている。２８はＰＨ鯛節用の水酸化カルシウムア
ルカリ液を配管２６へ供給するパルプ付きの配管であっ
て、供給された液はポンプ２５で循環されてスプレ２１
のノズルから噴出される。
を供給するパルプ付きの配管であシ、また２３はパルプ
付きの排水用配管である。さらに、仕切板１５上方の充
填塔１６内には、例えばポリプロピレンで作った複雑な
形状をしていてガスと液体との接触面積を大きくしたポ
ールリングなどの充填物を多数充填させた充填層２４が
設けられておシ、その上方には、複数個のノズルを備え
てポンプ２５付きの配管２６に接続され、カルシウム、
ナトリウム他のアルカリ化合物によ［ＰＨａ程度に調整
された吸収液を下方に向けて噴出させるスプレ２７が架
設されている。２８はＰＨ鯛節用の水酸化カルシウムア
ルカリ液を配管２６へ供給するパルプ付きの配管であっ
て、供給された液はポンプ２５で循環されてスプレ２１
のノズルから噴出される。
そして廃ガス人口１１から入った廃ガスは、スプレ洗浄
塔１７内でＰＨを１〜２に調整されてスプレ２０から噴
出する吸収液と気液接触することによりハロゲン化ガス
の９０〜９５％とＳＯａの９９％とさらに残υのダスト
とを除去された上、充填塔１６内でＰＨを３程度に＋ｊ
［されてスプレ２７から噴出する吸収液と、ダストが少
ないときに有効に作用する充填物の部分で気液接触する
ことによりａｈのハロゲン化ガスとＳＯｓとをほとんど
完全に吸収除去されるように構成されている。
塔１７内でＰＨを１〜２に調整されてスプレ２０から噴
出する吸収液と気液接触することによりハロゲン化ガス
の９０〜９５％とＳＯａの９９％とさらに残υのダスト
とを除去された上、充填塔１６内でＰＨを３程度に＋ｊ
［されてスプレ２７から噴出する吸収液と、ダストが少
ないときに有効に作用する充填物の部分で気液接触する
ことによりａｈのハロゲン化ガスとＳＯｓとをほとんど
完全に吸収除去されるように構成されている。
全体を符号２Ｂで示すものは、密閉円筒状に形成された
第２処理塔であって、その下部廃ガス人口３ｏに一端を
接続されたダクト３１は、他端を第１処理塔１３上端の
廃ガス出口３２に接続されておシ、ハロゲン化ガスとＳ
Ｏｓとを完全に除去されたす６ガスが第２処理塔２９に
導かれている。第２処理塔２９の内部には、ガス通路３
３が開口する仕切板３４によって上下の気液接触室３５
．３６が隔成されておシ、前記廃ガス入口３０は下部の
気液接触室３６に開口されている。下部の気液接触室３
６の内部には、複数個のノズルを備えてポンプ３７付き
の配管３８に接続されたスプレ３９が架設されており、
またポンプ３７と気液接触室３６の底部とは、配管４０
によって接続されている。４１は配ｖ４０にアンモニア
化合物を供給するパルプ伺きの配管であ）、４２はＳＯ
ｇを吸収しハロゲン化ガスを含まないアンモニア化合物
溶液を排出させる回収口である。また気液接触室３６内
にはボールリングなどを充填した充填ノー４３が設けら
れている。さらに、仕切板３４上方の気液接触室３５内
には充填層４４が設けられておシ、その上方には、複数
個のノズルを備えてポンプ４５付きの配管４６に接続さ
れたスプレ４１が架設されている。４８は配管４６にア
ンモニア化合物を供給するパルプ付きの配管であり、ま
た４９はミスト除去用のデミスタであって、デミスタ４
９の上方には廃ガスを大気へ放出する排出口５０が設け
られている。そして、廃ガス入口３０、から入った廃ガ
スは、上下の気液接触室３５．３６内で段階的にアンモ
ニア化合物と気液接触することにより８０ｍを除去され
て排出口！５０から大気へ放出されるとともに、吸収し
た８０ｓはハロゲン化ガスを含まない並値安／硫安溶液
として回収口４２から回収されるように構成されている
。
第２処理塔であって、その下部廃ガス人口３ｏに一端を
接続されたダクト３１は、他端を第１処理塔１３上端の
廃ガス出口３２に接続されておシ、ハロゲン化ガスとＳ
Ｏｓとを完全に除去されたす６ガスが第２処理塔２９に
導かれている。第２処理塔２９の内部には、ガス通路３
３が開口する仕切板３４によって上下の気液接触室３５
．３６が隔成されておシ、前記廃ガス入口３０は下部の
気液接触室３６に開口されている。下部の気液接触室３
６の内部には、複数個のノズルを備えてポンプ３７付き
の配管３８に接続されたスプレ３９が架設されており、
またポンプ３７と気液接触室３６の底部とは、配管４０
によって接続されている。４１は配ｖ４０にアンモニア
化合物を供給するパルプ伺きの配管であ）、４２はＳＯ
ｇを吸収しハロゲン化ガスを含まないアンモニア化合物
溶液を排出させる回収口である。また気液接触室３６内
にはボールリングなどを充填した充填ノー４３が設けら
れている。さらに、仕切板３４上方の気液接触室３５内
には充填層４４が設けられておシ、その上方には、複数
個のノズルを備えてポンプ４５付きの配管４６に接続さ
れたスプレ４１が架設されている。４８は配管４６にア
ンモニア化合物を供給するパルプ付きの配管であり、ま
た４９はミスト除去用のデミスタであって、デミスタ４
９の上方には廃ガスを大気へ放出する排出口５０が設け
られている。そして、廃ガス入口３０、から入った廃ガ
スは、上下の気液接触室３５．３６内で段階的にアンモ
ニア化合物と気液接触することにより８０ｍを除去され
て排出口！５０から大気へ放出されるとともに、吸収し
た８０ｓはハロゲン化ガスを含まない並値安／硫安溶液
として回収口４２から回収されるように構成されている
。
以上のように構成された廃ガス処理装置の動作を説明す
る。石炭の燃焼によシボイラ１内で発生した蒸気は蒸気
タービン３に導かれて発電が行なわれるとともに、石炭
の燃焼によって発生した廃ガスはＮＯｘ除去装置に導か
れてＮＯ酸成分除去されたのち空気予熱器６に導かれて
ボイラ供給用の空気を３００℃程度に加熱する。この加
熱によシ熱を奪われて１７０℃程度となった廃ガスは、
電気集塵機９に導かれてダストをほとんど除去されたの
ち廃ガス処理装置１０のスプレ洗浄塔１７に設けた廃ガ
ス人口１１から塔内へ導かれる。スプレ洗浄塔１７内に
は、配管２２から配管２１へ供給されたＰＨＩ〜２程度
の水酸化カルシウムアルカリ液がポンプ１８で循環され
てスプレ２０のノズルから噴出しているので、廃ガスは
この噴出液と気液接触して含有するハロゲン化ガスとＳ
Ｏｓとを祖取りされる。この場合、吸収液でＰＨ３以上
であると、ＳＯｘ中のＳｏｎが吸収されて廃水として逃
げ、−その５ＯＩＩがカルシウム液に溶けると、Ｃａ５
Ｏｓとなシ、カルシウム液がＰＨ１〜２だと溶けている
がＰＨ３以上になると固体スラリ状になシ装置に目詰シ
を起こす。しかしこの場合には吸収液である循環液がＰ
Ｈ１〜２に調整されているので廃ガス中のＳＯｓはほと
んど化学吸収されず、物理的に溶解する量だけが除去さ
れるために、ＣＯＤと呼ばれる化学的酸素要求量が５０
ｐｐｍ以下に抑えられ、配管２３からはＣＯＤ処理し易
い液が排出される。
る。石炭の燃焼によシボイラ１内で発生した蒸気は蒸気
タービン３に導かれて発電が行なわれるとともに、石炭
の燃焼によって発生した廃ガスはＮＯｘ除去装置に導か
れてＮＯ酸成分除去されたのち空気予熱器６に導かれて
ボイラ供給用の空気を３００℃程度に加熱する。この加
熱によシ熱を奪われて１７０℃程度となった廃ガスは、
電気集塵機９に導かれてダストをほとんど除去されたの
ち廃ガス処理装置１０のスプレ洗浄塔１７に設けた廃ガ
ス人口１１から塔内へ導かれる。スプレ洗浄塔１７内に
は、配管２２から配管２１へ供給されたＰＨＩ〜２程度
の水酸化カルシウムアルカリ液がポンプ１８で循環され
てスプレ２０のノズルから噴出しているので、廃ガスは
この噴出液と気液接触して含有するハロゲン化ガスとＳ
Ｏｓとを祖取りされる。この場合、吸収液でＰＨ３以上
であると、ＳＯｘ中のＳｏｎが吸収されて廃水として逃
げ、−その５ＯＩＩがカルシウム液に溶けると、Ｃａ５
Ｏｓとなシ、カルシウム液がＰＨ１〜２だと溶けている
がＰＨ３以上になると固体スラリ状になシ装置に目詰シ
を起こす。しかしこの場合には吸収液である循環液がＰ
Ｈ１〜２に調整されているので廃ガス中のＳＯｓはほと
んど化学吸収されず、物理的に溶解する量だけが除去さ
れるために、ＣＯＤと呼ばれる化学的酸素要求量が５０
ｐｐｍ以下に抑えられ、配管２３からはＣＯＤ処理し易
い液が排出される。
ハロゲン化ガスとＳＯｓとが粗板シされた廃ガスは、ガ
ス通路１４から充填層１６へ入シ、同じくスプレ２７の
ノズルから噴出されるＰＨを３程度に調整された水酸化
カルシウムアルカリ液と気液接触することによシ、ハロ
ゲン化ガスとＳＱｓとかはゾ完全に仕上取シされる。こ
の場合、噴出液のＰ）ｌが３程度ではあるが、前記した
固体スラリ状のものも生じるような３以上ではないので
、Ｓ０８はほとんど吸収されないので、ＳＯｓガスのロ
スが最少限に抑えられる。・また充填塔１６内の排気ガ
スは、スプレ洗浄塔１７においてガス中のダストの少な
くとも９０％以上が洗い落されているので、充填塔１６
ではガス吸収率のよい充填層式の気液接触装置の使用が
可能となる。
ス通路１４から充填層１６へ入シ、同じくスプレ２７の
ノズルから噴出されるＰＨを３程度に調整された水酸化
カルシウムアルカリ液と気液接触することによシ、ハロ
ゲン化ガスとＳＱｓとかはゾ完全に仕上取シされる。こ
の場合、噴出液のＰ）ｌが３程度ではあるが、前記した
固体スラリ状のものも生じるような３以上ではないので
、Ｓ０８はほとんど吸収されないので、ＳＯｓガスのロ
スが最少限に抑えられる。・また充填塔１６内の排気ガ
スは、スプレ洗浄塔１７においてガス中のダストの少な
くとも９０％以上が洗い落されているので、充填塔１６
ではガス吸収率のよい充填層式の気液接触装置の使用が
可能となる。
このようにしてハロゲン化ガスと８０ｇとが除去された
廃ガスは、ダクト３１を通って第２処理塔２９の下段気
液接触室３６へ導かれる。この室内には配管４１から配
管４０へ供給されたＰＨ６程贋のアンモニア化合物がポ
ンプ３７で循環されてスプレ３９のノズルか、ら噴出さ
れているので、廃ガス中のＥ３０ｇが吸収されて粗板シ
される。吸収されたＳＯｓはハロゲン化ガスを含まない
並値、す／硫安溶液として回収口４２から回収される。
廃ガスは、ダクト３１を通って第２処理塔２９の下段気
液接触室３６へ導かれる。この室内には配管４１から配
管４０へ供給されたＰＨ６程贋のアンモニア化合物がポ
ンプ３７で循環されてスプレ３９のノズルか、ら噴出さ
れているので、廃ガス中のＥ３０ｇが吸収されて粗板シ
される。吸収されたＳＯｓはハロゲン化ガスを含まない
並値、す／硫安溶液として回収口４２から回収される。
そしてハロゲン化ガスとＳＯ８とを粗取りされた廃ガス
は、ガス通路３３から上段の気液接触室３５へ入シ、同
じくスプレ４７のノス°ルから噴出するアンモニア化合
物と気液接触して８０ｇがほとんど完全に仕上数シされ
たのち、デミスタ４９でミストが除去されて排出口５０
から大気へ放出される。
は、ガス通路３３から上段の気液接触室３５へ入シ、同
じくスプレ４７のノス°ルから噴出するアンモニア化合
物と気液接触して８０ｇがほとんど完全に仕上数シされ
たのち、デミスタ４９でミストが除去されて排出口５０
から大気へ放出される。
以上の説明によシ明らがなように、本発明によれば石炭
燃焼廃ガス処理装置において、燃焼装置側と直列状に接
続されたスプレ洗浄塔と充填塔と充填式気液接触装置と
の３段階の処理装置を設け、前段部と中段部とではＰ
Ｈ値の異なる吸収液を廃ガスに接触させて廃ガス中のハ
ロゲン化ガスを粗と仕上げとの２段階に吸収するととも
に、後段部では廃ガスとアンモニア化合物吸収液とを接
触させ廃ガス中の硫黄酸化物を吸収させて回収するよう
に構成することによシ、ハロゲン化ガスと硫黄酸化物と
が完全に分離して個別に吸収されるので、廃ガス放出後
に残って回収される硫黄化合物中にはハロゲン化ガスが
いっさい含まれておらず、こｈ′ｌＪ−有効に二次利用
することができその効果がきわめて顕著である。
燃焼廃ガス処理装置において、燃焼装置側と直列状に接
続されたスプレ洗浄塔と充填塔と充填式気液接触装置と
の３段階の処理装置を設け、前段部と中段部とではＰ
Ｈ値の異なる吸収液を廃ガスに接触させて廃ガス中のハ
ロゲン化ガスを粗と仕上げとの２段階に吸収するととも
に、後段部では廃ガスとアンモニア化合物吸収液とを接
触させ廃ガス中の硫黄酸化物を吸収させて回収するよう
に構成することによシ、ハロゲン化ガスと硫黄酸化物と
が完全に分離して個別に吸収されるので、廃ガス放出後
に残って回収される硫黄化合物中にはハロゲン化ガスが
いっさい含まれておらず、こｈ′ｌＪ−有効に二次利用
することができその効果がきわめて顕著である。
第１図および第２図は本発明に係る石炭燃焼廃ガス処理
装置の実施例を示し、第１図はこれを実施した石炭焚ボ
イラの廃ガス処理系の概要構成図、第２図は廃ガス処理
装置の概要構成図である。 １・・・・ボイラ、１１・拳・・屍ガス入口、１３・・
・・あ１処理塔、１４・―−・ガス通路（ガス出口）、
１６・・・・充填塔、１７ψ・・・スプレ洗浄塔、２０
・０・φスプレ、２４Φ・Φ・充填層、２７・Ｏ・・ス
プレ、２９・・・・第２処理塔、３０・・・・屏ガス入
口、３２−・・・廃ガス出口、３５．３６・・・・気液
接触装置、３９．４０−・・・スワブし、４２拳−・・
回収口、４３．４４””充填層、５Ｑ＊ｅ＊ｅ排出口。 特許出願人 宇部興産株式会社 代理人 山川政樹（（勃３２名）
装置の実施例を示し、第１図はこれを実施した石炭焚ボ
イラの廃ガス処理系の概要構成図、第２図は廃ガス処理
装置の概要構成図である。 １・・・・ボイラ、１１・拳・・屍ガス入口、１３・・
・・あ１処理塔、１４・―−・ガス通路（ガス出口）、
１６・・・・充填塔、１７ψ・・・スプレ洗浄塔、２０
・０・φスプレ、２４Φ・Φ・充填層、２７・Ｏ・・ス
プレ、２９・・・・第２処理塔、３０・・・・屏ガス入
口、３２−・・・廃ガス出口、３５．３６・・・・気液
接触装置、３９．４０−・・・スワブし、４２拳−・・
回収口、４３．４４””充填層、５Ｑ＊ｅ＊ｅ排出口。 特許出願人 宇部興産株式会社 代理人 山川政樹（（勃３２名）
Claims (1)
- 燃焼装置側と接続された廃ガス入口を有しアルカリ化合
物でＰＨが調節された吸収液を廃ガスに前記ＰＨ値よシ
も大きな値に調節された吸収液を廃ガスに接触させてハ
ロゲン化ガスを仕上域シする充填塔と、この充填塔の廃
ガス出口と連通ずる廃ガス入口を備え、前記ＰＨ値よシ
もさらに大きな値に調節されたアンモニア化合物を廃ガ
スに接触させて廃ガス中の硫黄酸化物を吸収する気液接
触装置と、この気液接触装置に開口する硫黄酸化物回収
口とを設けたことを特徴とする石炭燃焼廃ガス処理装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59026149A JPS60172336A (ja) | 1984-02-16 | 1984-02-16 | 石炭燃焼廃ガス処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59026149A JPS60172336A (ja) | 1984-02-16 | 1984-02-16 | 石炭燃焼廃ガス処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60172336A true JPS60172336A (ja) | 1985-09-05 |
| JPH0249124B2 JPH0249124B2 (ja) | 1990-10-29 |
Family
ID=12185480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59026149A Granted JPS60172336A (ja) | 1984-02-16 | 1984-02-16 | 石炭燃焼廃ガス処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60172336A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1199318A (ja) * | 1997-07-19 | 1999-04-13 | Lentjes Bischoff Gmbh | 煙道ガスからｓｏ２ を除きそして価値ある物質に加工できる硫酸アンモニウム溶液を製造する装置 |
-
1984
- 1984-02-16 JP JP59026149A patent/JPS60172336A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1199318A (ja) * | 1997-07-19 | 1999-04-13 | Lentjes Bischoff Gmbh | 煙道ガスからｓｏ２ を除きそして価値ある物質に加工できる硫酸アンモニウム溶液を製造する装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0249124B2 (ja) | 1990-10-29 |
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