JPS6016276Y2 - 自動クラッチを設けた歩行用刈取作業機 - Google Patents

自動クラッチを設けた歩行用刈取作業機

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Publication number
JPS6016276Y2
JPS6016276Y2 JP9633179U JP9633179U JPS6016276Y2 JP S6016276 Y2 JPS6016276 Y2 JP S6016276Y2 JP 9633179 U JP9633179 U JP 9633179U JP 9633179 U JP9633179 U JP 9633179U JP S6016276 Y2 JPS6016276 Y2 JP S6016276Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
processing section
walking
plate
machine equipped
Prior art date
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Expired
Application number
JP9633179U
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English (en)
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JPS5612932U (ja
Inventor
実 中山
Original Assignee
セイレイ工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、バインダー等において、回向時等にハンド
ルを押さえて前処理部等を浮かせた場合、前処理部等の
運転を自動的に、一時停止させることのできる自動クラ
ッチを設けたバインダー等の歩行用刈取作業機に関する
ものであり、特にハンドルを機体に対して揺動自在に装
着して作業性ならびに安全性を向上させたことを特徴と
する。
従来バインダ一作業等における回向時等では一般的に作
業者がハンドルを押さえ車輪を支点として前処理部を浮
かせ回向動作を行なっている。
このような回向時においても通常前処理部等は、これが
被刈取物等の対象物が存在しないままの状態でもって作
動することとなるため無用の動力の損失、或いは他の作
業者への危険をもたらしていた。
そこで、このような点を解消するために、回向動作時の
機体全体の動きを利用することにより前処理部の浮上時
における前処理部への動力伝達を自動的に遮断するよう
にしたものが案出されている(例えば、特開昭50−4
0316号公報)。
しかしながら、この種のものにあっては機体全体が動作
すことによって初めて動力伝達が遮断されるものである
から、前処理部への動力伝達を小刻みに断続させるには
困難を伴い、また前処理部等のみを刈取状態位置で簡便
に停止させることが出来ないため、前処理部等がある程
度の高さまで浮上してもまだ前処理部等へ動力の伝達が
なされている場合があって作業性ならびに安全性が害さ
れる不具合があった。
そこでこの考案は、作業機の回向においては前処理部を
浮かせるために作業者が必ずハンドルを押さえる点に着
目したものであって、ハンドルに作用する押さえ荷重を
利用することによりハンドルのみを動作させるようにし
て、前処理部の運転を自動的に停止させることのできる
適切な手段を提供することによって上記の欠点を巧みに
解決しようとするものである。
以下この考案を具体的実施例をバインダーに使用した場
合について説明する。
バインダーAは刈取部1を有する前処理部B、車輪2、
エンジン部C1ハンドル3、クラッチレバ−4等により
構成されている。
この考案は、上記バインダーAにおいて、ハンドル3の
基部付近に機体に固定した固定板5を取り付ける。
固定板5上には一端近くを軸6によって揺動自在に軸支
りまた揺動板7を取り付け、その揺動11]を制御する
ための停止片8を固定板5上に突設する。
更に揺動板7にはハンドル3の基部を固着し、且つ軸6
により遠い位置で揺動時に前処理部Hの作動を停止きせ
るクラッチのクラッチワイヤー9を取り付(・)ると共
に、揺動板1と−・体となるハンドル3の操作部が通常
操作位置となるようバネ10を張設置7ている。
なお必要に応じ第1図に示すよ・・うに固定板5主に前
記揺動板7に形成した係止部を軸支12、係止状態を解
除する〔1ツクレバー・14を取り付け、ロックレバ−
」4の他端はハンドル操作部へ適宜係止手段を用いて導
くように構成する。
また係止杆13はもどしバネ15により常に揺動板7と
係止状態を保ように設ける。
この考案はに記の構成からなり、その作動要領は次のよ
うになされる。
通常の刈り取り作業においては、ハンドル3はその基部
が固着されている揺動板7に設けられたバネ10により
通常の操作位置にあり揺動板7は揺動せず、したがって
クラッチワイヤー9は引かれることなく前処理部の作動
が行われる。
次に方向転換を行う回向操作、或いは同種の移動に際し
ては、作業者はハンドル3の操作部を押さえ車輪2を支
点と17で前処理部Bを浮かせる。
この時第1段階としてハンドル3が軽く押さえられると
ハンドル3に掛る押さえ荷重によりハンドル3の基部を
固着した揺動板7は、軸6を支点としてバネ10に抗し
て係止片8まで揺動することになり、したがって揺動板
7に取り付けた前処理部Bの作動クラッチのクラッチワ
イヤー9が引張され、前処理部の作動が停止し、第2段
階としてハンドル3が更に押さえられると前処理部が浮
上される。
なお係止杆13は必要に応じ装設されるもので、特に作
業場の凹凸等により機体の制御が行い難い場合等に具備
させたときは、この係m杆13で揺動板7は固定板5上
に「jツクされてハンドル3が機体と一体になり、不用
意にハンドル3が押さえられて前処理部が停止するとい
う心配がなくなりハンドル操作がより確実に行える利点
がある。
この考案は上記のよ・)に構成されることにより以下の
作用効果が期待できる。
ハンドルの押さえ荷重を利用してハンドルのみを動作さ
せることにより前処理部の作動を目動的に停止させ得る
ため、従来の農用作業機のよ−うに、前処理部の停止操
作に関し機体全体を浮かせる必要がなく、また前処理部
への動力伝達を簡便な操作で小刻みに断続できる等、作
業性を向上させることができる。
更に、前処理部を浮かせて機体を回向させる場合に、ま
ずハンドルが押さえられて前処理部の動力が遮断される
から前処理部は機体が動作しない状態つまり刈取状態位
置で停止することになり、このことは前処理部の作動状
態のままでは機体を上下回動出来ないことであり、安全
上特に有益であると共に、回向時に前処理部で前方側方
の未刈稈を引っ掛けることがない等の利点がある。
そして、更にハンドルを降下させると揺動板の回動が停
止片に規制されてハンドルと機体は同体的になり、固定
されたハンドルによると同様に機体を上下回動操作でき
、好的に回向することができる。
なお、ロックレバ−により係止杆を操作すると必要に応
じ揺動板の制御が簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を施したバインダー。 第2図はバインダー前部を浮かせる状態を示す。 第3図はハンドルの移動に併う要部を示す。符号、3・
・・・・・ハンドル、7・・・・・・揺動板、8・・・
・・・停止片、9・・・・・・クラッチワイヤー、B・
・・・・・前処理部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハンドル3の基部が連結される揺動板7を機体に枢着腰
    更に該揺動板7の回動を所定範囲内に制御する停止片8
    を機体に突設することによって、前記所定範囲内ではハ
    ンドル部のみが機体の回動動作を判わないで通常操作位
    置から一定量だけ下方へ回動降下するようにし、且つ前
    処理部Bへの動力伝達を制御するクラッチワイヤー9を
    前記揺動板7の回動動作に連動させたことを特徴とする
    自動クラッチを設けた歩行用刈取作業機。
JP9633179U 1979-07-12 1979-07-12 自動クラッチを設けた歩行用刈取作業機 Expired JPS6016276Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9633179U JPS6016276Y2 (ja) 1979-07-12 1979-07-12 自動クラッチを設けた歩行用刈取作業機

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5612932U JPS5612932U (ja) 1981-02-03
JPS6016276Y2 true JPS6016276Y2 (ja) 1985-05-21

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ID=29329161

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JP9633179U Expired JPS6016276Y2 (ja) 1979-07-12 1979-07-12 自動クラッチを設けた歩行用刈取作業機

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