JPS60158745A

JPS60158745A - Ｐｃｍ信号送信機

Info

Publication number: JPS60158745A
Application number: JP1387184A
Authority: JP
Inventors: Hajime Nakajima; 一中島
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1984-01-27
Filing date: 1984-01-27
Publication date: 1985-08-20
Also published as: JPH0444855B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は複数チャンネルの各信号を夫々パルスコード変
調（ＰＣＭルで時分割切換によりシリアルに送信するＰ
ＣＭ信号送信機および受信機に関する。

（従来技術）一般に、パルスコード変調を使用して情報の送受信を行
うシステムでは、送信側でアナログ情報信号をサンプリ
ングし、そのサンプル値を、（＝整数）ビットのデジタ
ル信号に変換（Ａ／Ｄ変換）してこのデジタル信号を送
信し、受信側では受信した上記デジタル信号をＤ／Ａ変
換して再びアナログ情報信号に復調するようにしている
。

ところで、上記のようなＰＣＭ方式による情報の送受信
システムにおいて、複数チャンネルの各信号を夫々パル
スコード変調（ＰＣＭ）Ｌで時分割切換によりシリアル
に送信すると、各チャンネルについて１つのサンプル値
を送信するのに要する時間は一定であるから、チャンネ
ル数に比例して送信に要する時間は増加する。一方、受
信側では、ある１つのチャンネルに注目すると、上記チ
ャンネル数に比例して新たなデータを受信するための待
ち時間が長くなる。このため、従来のこの種のシステム
では、変化の速い信号を多チャンネルでシリアルに伝送
するのが困難であるといった問題があった。

（発明の目的）本発明は上記問題を解消すべくなされたものであって、
その目的は、ＰＣＭ方式による情報の送受信システムに
・おいて、ＰＣＭ信号のデータ圧縮を行うことにより、
実質的にＰＣＭ信号全体のビット数を削減し、多チャン
ネルのＰＣＭ信号を効率よくシリアルに送受信すること
である。

（発明の構成）このため、本発明は、複数チャンネルの各信号を夫々パ
ルスコード変調（ＰＣＭ）してこれらパルスコード化さ
れたＰＣＭ信号を時分割切換によりシリアルに送信する
ＰＣＭ信号送信機において、前回送信したＰＣＭ信号と
今回送信するＰＣＭ信号との差分を計算する差分計算回
路と、送信するＰＣＭ信号を構成する上位ビットに零が
連続したときにこの零であるビットを無視する零サプレ
ス回路と、１回の送信毎に次に送信する各チャンネルの
ＰＣＭ信号の送信順序を切り換えて送信用の時分割多重
信号を合成する信号合成回路とを備えていることを特徴
としている。

本発明のいま一つの特徴は、複数チャンネルの各信号を
夫々パルスコード変調（Ｐ、ＣＭルてこれらパルスコー
ド化されたＰＣＭ信号を時分割切換によりシリアルに送
信されたＰＣＭ信号を受信するＰＣＭ信号信号受信対い
て、１回の送信毎に送信順序を切り換えて送信された各
チャンネルのＰＣＭ信号を各チャンネル別に出力する信
号分配回路と、この信号分配回路により分配されたＰ　
ＣＭ信号を構成する上位ビットに零が連続したときにこ
の零であるピットを復元する零サプレス復調回路と、前
回受信したＰＣＭ信号と今回受信したＰＣＭ信号との差
分を合成して送信された信号を復調する復調回路とを備
えていることである。

（実施例）以下、添付図面を参照して本発明の実施例を具体的に説
明する。

第１図に本発明に係るＰＣＭ送信機の一実施例のブロッ
ク図を示す。

第１図のＰＣＭ送信機は、チャンネル１からチャンネル
１ｏまでの１１１個のチャンネルを有しており、これら
ｍ個のチャンネルの各々について夫々差分計算回路１．
零サプレス回路２，３および信号切換回路４を備えてお
り、各入力端子ｐＨＰ２１・・・。

ＰＩｌｌには夫々チャンネル１，２．・・・、　Ｉｌｌ
のアナログ情報信号をＡ／Ｄ変換したＰＣＭ信号が夫々
入力している。

上記差分計算回路１は、各チャンネルについて、前回送
信したＰＣＭ信号と今回送信したＰＣＭ信号との差分を
計算し、この差分を零サプレス回路２に出力している。

上記差分は、正（プラス）の場合には「１」および負（
マイナス）の場合には「０」が符号桁として上記差分の
最上位桁の上に付加されて零サプレス回路２に出力され
る。

上記零サプレス回路２は、符号桁を除く上記差分の上位
桁に「０」が連続する場合、この上位桁を省略（零サブ
レスルて、最初鼾１」が現われる桁から下の桁を出力す
る回路である。

一方、いま一つの零サプレス回路３は、たとえばチャン
ネル１の場合、入力端子Ｐ１から入力する上記ＰＣＭ信
号の上位桁にｒＯＪが連続する場合、この上位桁を省略
（零サプレス）して、最初に１１」が現われる桁から下
の桁を出力する回路である。

上記零サプレス回路２および３の出力はいずれも信号切
換回路４に出力している。

この信号切換回路４は、上記零サプレス回路２および３
の出力を切り換えて出力する回路で、各チャンネルにつ
いて、零サプレス回路２からの零サプレスされた差分が
（＋ｆｌ−１）回通過すると、零サプレス回路３からの
零サプレスされたＰＣＭ信号を１回通過させる。このＰ
ＣＭ信号の通過は、ｍ個の信号切換回路４について一つ
のフレーム毎に順次切り換えられる。

ｍ個の信号切換回路４の出力は信号合成回路５に入力し
ている。この信号合成回路５は、ｍ個の上記信号切換回
路４がら夫々人力する信号を組み合せて、第２図に示す
ようなフレーム構成を有するシリアルな信号に合成する
回路である。

上記第２図から分るように、一つのフレームは、新たな
フレームの始まりを示すフレームスペース。

７エールセー７のための７エールセー７ビツト、零サプ
レス回路３の出力を通過させている信号切換回路４が属
しているチャンネルＸを示すモードコードビット、零サ
プレスされたチャンネルＣＨ（×）の全ビットおよびチ
ャンネルスペース（ＣＨ・ＳＰ）をおいて残るチャンネ
ルＣＨｋ１．・・・。

ＣＨｋＩＩｌ−１の（ｍｌ）個の差分データビ帰を順次
配置した構成を有する。第３図にｍ＝８の場合の８フレ
一ム分の具体的な信号構成例を示す。

次に、上記７エールセー７ビツト、＋＋＋＝８（８チヤ
ン禾ル）の場合のモードコードビット、および差分デー
タビットの構成を夫々次の第１表、第２表および第３表
に示す。

（以下余白）第１表第２表第３表以上に説明した第２図のフレーム構成を有する時分割多
重されたＰＣＭ信号は、第４図に示すように、「１」お
よび「０」が夫々Ｔおよび２Ｔに対応してパルス中が変
化するパルスに変換し、このパルスを送信回路６で搬送
波に乗せて送信アンテナ７から発射している。

上記Ｔの値は、たとえば、Ｔ＝４００μＳｅｅに設定さ
れる。

第１図のＰＣＭ送信機から発射された信号は第５図のＰ
ＣＭ受信機に受信される。このＰＣＭ受信機は、受信ア
ンテナ１１．受信回路１２．信号分配回路１３．零サプ
レス復調回路１４および復調回路１５からなり、上記零
サプレス復調回路１４および復調回路１５はチャンネル
１からチャンネルｍの各チャンネルに夫々１組ずつ設け
られている。

上記受信回路１２は受信アンテナ１１で受信された信号
を検波し、ＰＣＭ送信機から送信された第４図のパルス
信号を得る周知の構成を有するＡＭ受信回路もしくはＦ
Ｍ受信回路等であって、この受信回路１２がら出力する
第４図のパルス信号は信号分配回路１３に出力している
。

上記信号分配回路１３は、第４図のパルス信号を第２図
のフレーム構成を有する時分割多重ＰＣＭ信号に変換し
た後、この時分割多重ＰＣＭ信号からチャンネル１．チ
ャンネル２．・・・、チャンネルｍの信号を分離し、各
チャンネルの零サプレス復調回路１４に夫々出力してい
る。

各零サプレス復調回路１４は、信号分配回路１３から入
力する零サプレスされた信号のビットにｒＯＪを付は加
える回路で、上記零サプレス復調回路１４からは、第１
図の差分計算回路１ｈｔら出力する差分および入力端子
ｐ、、ＩＰ２２・・・ｙＰｍに入力するＰＣＭ信号の全
ピットデータカ咄力される。第２図のフレーム構成から
各零サプレス復調回路１４は、１つの全ビットデータを
出力した後、（「１）個の差分を出力する。

上記全ビットデータは、真値として第５図に示す記憶装
置１６および差分復調回路１７からなる復調回路１５の
記憶装置１６に記憶され、差分復調回路１７にて、後続
するフレームの対応するチャンネルの差分と加算された
後、出力端子Ｐ。１゜ＰＯ２１・・・、Ｐｏｌｌｌから
出力されるとともに、記憶装置１６の内容がこの加算値
に更新されるようにしている。また、各記憶装置１６の
内容は、（ｍ＋１）フレームにつき１回、新しい全ビッ
トデータに更新される（第３図参照）。

上記出力端子Ｐ。１１ＰＧ２１・・・、ＰＱＩＩＩから
得られた復調信号は図示しないＤ／Ａ変換器に入力され
、アナログ信号として取り出される。

上記のような方式によるＰ　ＣＭ信号の時分割多重送受
信システムでは、■個のチャンネルのうち、変化のある
チャンネル数が少いほど１フレーム当りの信号長は短か
くなる。逆に、Ｉｆｉ個のチャンネルが同時に大きく変
化する場合や信号コード中に「０」が多い場合には信号
長は長くなるか、この信号長は従来のＰＣＭ信号の送受
信システムの時分割多重送受信システムの信号長以下と
なる。従って、全体として、第１図および第５図のＰＣ
Ｍ信号の時分割多重送受信システムで１１１フレーム当
すの平均送受信時間は従来のシステムに比１ｆｆｉＬで
大幅に短くなり１、変化の速い信号を多チャンネルでシ
リアルに送信および受信することができる。

本発明は電波を使用して信号の伝達を行うシステムに限
定されず、超音波やレーザ光等を信号の伝達に利用する
システムにも広く適用することができる。

（発明の効果）以上、詳述したことがらも明らかなように、本発明は、
時分割多重によるＰＣＭ方式の情報の送受信システムに
おいて、データ圧縮により送信するＰ　ＣＭ信号全体の
ビット数を削減して情報の送受信を行うようにしたから
、１フイーノ叶当りに要する平均送信時間が小さくなり
、多チャンネルのＰＣＭ信号を効率よくシリアルに送受
信することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るＰＣＭ送信機の一実施例の構成を
示すブロック図、第２図は本発明に係るＰＣＭ信号送信
機および受信機に使用される信号のフレーム構成の説明
図、第３図は第２図のより具体的な説明図、第４図は送
受信されるＰＣＭ信号の波形図、第５図は本発明に係る
ＰＣＭ受信機の一実施例の構成を示すブロック図であ・
る。１・・・差分計算回路、　２，３・・・零サプレス回路
、４・・・信号切換回路、　５・・・信号合成回路、１
３・・・信号分配回路、１４・・・零サプレス復調回路
、１５・・・復調回路、　１６・・・記憶装置、１７・
・・差分復調回路。特許出願人　シャープ株式会社代理　人　弁理士前　山　葆　ばか２名手続補正書輸発
）１．事件の表示昭和５９年特許願第　１３８７１　号２発明の名称ＰＣＭ信号送信機および受信機３、補正をする者事件との関係　特許出願人住所　大阪府大阪市阿倍野区長池町２２番２２も名称（
５０４）　シャープ株式会社代表者　佐　伯　旭４、代理人住所　大阪府大阪市東区本町２−１０　本町ビル内氏名
　弁理士（６２１４）青　山　葆　ほか　２名５、補正
命令の日付　（自　発）６、補正の対象明細書の発明の詳細な説明の欄？、補正の内容明細書中、次の個所を訂正します。発明の詳細な説明の欄第９頁の第２表を次表の通り訂正します。以　上

Claims

【特許請求の範囲】

（１）複数チャンネルの各信号を夫々パルスニード変調
（ｐｃＭルてこれらパルスコード化されたＰＣＭ信号を
時分割切換によりシリアルに送信するＰＣＭ信号送信機
において、前回送信したＰＣＭ信号と今回送信するＰＣ
Ｍ信号との差分を計算する差分計算回路と、送信するＰ
ＣＭ信号を構成する上位ビットに零が連続したときにこ
の零であるビットを無視する零サプレス回路と、１回の
送信毎に次に送信する各チャンネルのＰＣＭ信号の送信
順序を切り換えて送信用の時分割多重信号を合成する信
号合成回路とを備えていることを特徴とするＰＧＭ送信
機。
（２）複数チャンネルの各信号を夫々パルスフード変調
（ＰＣＭ）してこれらパルスコード化されたＰＣＭ信号
を時分割切換によりシリアルに送信されたＰＣＭ信号を
受信するＰＣＭ信号受信機において、１回の送信毎に送
信順序を切り換えて送信された各チャンネルのＰＣＭ信
号を各チャンネル別に出力す６信号分配回路とこの信号
分配回路により分配されたＰＣＭ信号を構成する上位ビ
ットに零が連続したときにこの零であるビットを復元す
る零サプレス復調回路と、前回受信したＰＣＭ信号と今
回受信したＰＣＭ信号との差分を合成して送信された信
号を復調する復調回路とを備えていることを特徴とする
ＰＣＭ信号受信機。