JPS6015149A - 海洋構造体とその製造方法 - Google Patents
海洋構造体とその製造方法Info
- Publication number
- JPS6015149A JPS6015149A JP12231383A JP12231383A JPS6015149A JP S6015149 A JPS6015149 A JP S6015149A JP 12231383 A JP12231383 A JP 12231383A JP 12231383 A JP12231383 A JP 12231383A JP S6015149 A JPS6015149 A JP S6015149A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- propeller
- epoxy
- composite material
- marine structure
- urethane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、海ｌ＃構造体とその製造方法に関する。
従来、複合材料プロペラとして、第１図（ＡＪ、（＋３
７に示すようなＦＲＰ’プｐベラが開発されたが、不飽
和ポリエステル主体にガラス繊維が用いられていた。な
お、第１図（ＢＪは第１図（ＡＪのａ部の断面図である
。第１図（ＡＪ、（ＢＪ中、ｏｌは複合材料プロペラ（
以下、 ＦＲＰプロペラと記す〕、０２は海水又は淡水
、ｏ３はプ四ペラ表面材（不飽和ポリエステル）０４は
プロペラ構成複合材料（不飽和ポリエステルおよびガラ
ス繊維）である。
７に示すようなＦＲＰ’プｐベラが開発されたが、不飽
和ポリエステル主体にガラス繊維が用いられていた。な
お、第１図（ＢＪは第１図（ＡＪのａ部の断面図である
。第１図（ＡＪ、（ＢＪ中、ｏｌは複合材料プロペラ（
以下、 ＦＲＰプロペラと記す〕、０２は海水又は淡水
、ｏ３はプ四ペラ表面材（不飽和ポリエステル）０４は
プロペラ構成複合材料（不飽和ポリエステルおよびガラ
ス繊維）である。
このようなＦＲＰ７四ベラにおいては、次のような欠点
があった。
があった。
（１） プロペラ構成複合材料が不飽和ポリエステルお
よびガラス繊維であり、強度が強くない為、プロペラ直
径は小径の物に限定される。
よびガラス繊維であり、強度が強くない為、プロペラ直
径は小径の物に限定される。
（２） 不飽和ポリエステルはキャビテーションに対し
強くないので、プロペラ周速が早く、キャビテーション
が発生の可能性がある大直径プロペラに使用する為には
問題があり、複合材料プロペラは小塵の物に限定される
。
強くないので、プロペラ周速が早く、キャビテーション
が発生の可能性がある大直径プロペラに使用する為には
問題があり、複合材料プロペラは小塵の物に限定される
。
本発明は上記欠点（１）、（２）を除去することを目的
としてなされたものである。
としてなされたものである。
すなわち本発明は、
（１） 炭素繊維強化エポキシ樹脂製母体の表面にウレ
タンをコーティングしてなる海洋構造体。
タンをコーティングしてなる海洋構造体。
（２） 炭素繊維強化エポキシ樹脂を所望の形状に加熱
成形するＩｉ前に、ジイソシアネートと２価アルコール
を混合し、該混合物を上ｄ己炭素繊維強化エボギシ樹脂
表面にコーティングすることを％徴とする海洋構造体の
製造方法に関するものである。
成形するＩｉ前に、ジイソシアネートと２価アルコール
を混合し、該混合物を上ｄ己炭素繊維強化エボギシ樹脂
表面にコーティングすることを％徴とする海洋構造体の
製造方法に関するものである。
本発明は、従来の不飽和ポリエステル＋ガラス繊維の組
み合せ材に対し、航空機用として開発された強度が優れ
たエポキシ＋炭素繊維の組合せ材を海洋構造体に用い、
かつキャビテーション対策として表面にウレタンコーテ
ィングを施行するもので、該ウレタンコーティングは、
エポキシとの密着性を良くするため、２液温合方式のウ
レタンとし、混合時期をエポキシ面への塗布直ｈσとす
ること、及び塗布時期をエポキシ＋炭素繊維の組合せ材
の加熱成形前とすることＫより、混合液中の未反応成分
がエポキシと化学的に結合させ、ウレタンとエポキシと
の密層力を確保して、耐キャビテーションに優れた複合
材料製海洋構造体を得るものである。
み合せ材に対し、航空機用として開発された強度が優れ
たエポキシ＋炭素繊維の組合せ材を海洋構造体に用い、
かつキャビテーション対策として表面にウレタンコーテ
ィングを施行するもので、該ウレタンコーティングは、
エポキシとの密着性を良くするため、２液温合方式のウ
レタンとし、混合時期をエポキシ面への塗布直ｈσとす
ること、及び塗布時期をエポキシ＋炭素繊維の組合せ材
の加熱成形前とすることＫより、混合液中の未反応成分
がエポキシと化学的に結合させ、ウレタンとエポキシと
の密層力を確保して、耐キャビテーションに優れた複合
材料製海洋構造体を得るものである。
本発明は、船舶用ボート、フィンスタビライザー、舵、
船体、各種の海洋構造物、船舶用プロペラ、船舶用構造
′吻等種々のものに適用できるＯ 本発明の一実施態様例を第１図（ＡＪ、（Ｂｊに示すよ
うな形状の船舶用プロペラに適用した場合について説明
する。
船体、各種の海洋構造物、船舶用プロペラ、船舶用構造
′吻等種々のものに適用できるＯ 本発明の一実施態様例を第１図（ＡＪ、（Ｂｊに示すよ
うな形状の船舶用プロペラに適用した場合について説明
する。
エポキシ＋炭素繊維の組合せ材からなるプロペラ仮合材
別０４の表面に２液晶合型のウレタン０３をコーティン
グし、複合材料グロベ２０１を製作する。海水又は淡水
０２中にて使用してもプロペラ表面拐のウレタン０３が
キャビテーションによる壊食を防止する。
別０４の表面に２液晶合型のウレタン０３をコーティン
グし、複合材料グロベ２０１を製作する。海水又は淡水
０２中にて使用してもプロペラ表面拐のウレタン０３が
キャビテーションによる壊食を防止する。
本発明においては、プロペラ複合材料ｏ４のマトリック
スであるエポキシ樹脂とプロペラ表面材のウレタンとが
、例えば次のような反応で化学的に結合し、複合材料０
４と表面材０５との密着性を確保することができる。
スであるエポキシ樹脂とプロペラ表面材のウレタンとが
、例えば次のような反応で化学的に結合し、複合材料０
４と表面材０５との密着性を確保することができる。
エピクロルヒドリンにビスフェノールＡをアルカリ雰囲
気中で反応させるとエポキシ初期縮合物が生じる。
気中で反応させるとエポキシ初期縮合物が生じる。
Ｈ３
これにアミン類等の硬化済を加えて反応させると、エポ
キシ基はＲＱして付加重合し、エポキシ樹脂硬化体とな
る。
キシ基はＲＱして付加重合し、エポキシ樹脂硬化体とな
る。
Ｈ
ジイソシアネートと２価アルコールがポリ付加重合反応
を起こし、ポリウレタンが生成する。
を起こし、ポリウレタンが生成する。
ポリウレタン〜エポキシ反応：
プロペラ複合材料０４は炭素繊維にエポキシ樹脂をマト
リックスとして作られるが、最終的に加熱成形する前の
状態では、エポキシ樹脂の中にまだ（１）式の生成物で
あるエポキシ初期縮合物が残っている。そこで、プロペ
ラ複合材料０４を加熱成形する直前に、（３ン式に示す
ポリウレタン生成原料であるジイソシアネートと２価ア
ルコールを混合し、この混合物をプロペラ複合材料０４
ヘコーテイングする。この時、式（３）に示すようにジ
イソシアネートは２価アルコールと反応してポリウレタ
ンを生成すると共に、ジイソシアネ−１・の一部は次の
式（４）に示すように、（１）式の生成物であるエポキ
シ初期縮合物と反応シ、ポリウレタンとエポキシの結合
物を生じる。
リックスとして作られるが、最終的に加熱成形する前の
状態では、エポキシ樹脂の中にまだ（１）式の生成物で
あるエポキシ初期縮合物が残っている。そこで、プロペ
ラ複合材料０４を加熱成形する直前に、（３ン式に示す
ポリウレタン生成原料であるジイソシアネートと２価ア
ルコールを混合し、この混合物をプロペラ複合材料０４
ヘコーテイングする。この時、式（３）に示すようにジ
イソシアネートは２価アルコールと反応してポリウレタ
ンを生成すると共に、ジイソシアネ−１・の一部は次の
式（４）に示すように、（１）式の生成物であるエポキ
シ初期縮合物と反応シ、ポリウレタンとエポキシの結合
物を生じる。
Ｃ１Ｈ５
０Ｈ５
この反応により、プロペ２複合材料０４とプロペラ表面
材０６との化学的結合が実現できる。
材０６との化学的結合が実現できる。
以上詳述した本発明による効果をまとめると、次の通り
である。
である。
（ａＪ 複合材料の＊維として用いた炭素繊維の強度が
強いことから、従来のガラス繊維ではプロペラ径が小径
な物に限定され【いたのに対し、プロペラが大径化でき
る。
強いことから、従来のガラス繊維ではプロペラ径が小径
な物に限定され【いたのに対し、プロペラが大径化でき
る。
（ｂＪ キャビテーションに強い性質を持つウレタンを
表面コーテイング材として有機的に複合材料プロペラに
コーティングできることから、キャビテーションに強い
プロペラが実現でき、プロペラが大径化できる。
表面コーテイング材として有機的に複合材料プロペラに
コーティングできることから、キャビテーションに強い
プロペラが実現でき、プロペラが大径化できる。
第１区（ム）、 （Ｂ）は船舶用プ日べ２を示す概略図
で、第１図（Ｂ）は第１図（Ａ）のａ部の断面図である
。 復代理人 内 １） 明 復代理人 萩 原 亮 − 第１図 （Ａ） 手続補正書 昭和５８年 ８月／／日 特許庁長官 若杉和夫殿 １、事件の表示 昭和 ５８年特許願第１２２５１５号 ２°発ｔｉｌｌ ｆｌ 名ｆｒｌ° 海洋構造体とその
製造方法３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区丸の内二丁目５番１号氏 名 、ア１４，１、ｓ （６２０）三菱重工業株式会社４！
Ｉ−代理人 住 所 東京都港区虎ノ門−丁目１６番２号ｌ補正の対
象 （１）明細書の「発明の詳細な説明」の項＆補正の内容 （１） 明細書５頁の（１）式を次の通り訂正する。 ＯＨ。 」 （２） 同７頁の（４）式を次の通り訂正する。 ＣＨ３」
で、第１図（Ｂ）は第１図（Ａ）のａ部の断面図である
。 復代理人 内 １） 明 復代理人 萩 原 亮 − 第１図 （Ａ） 手続補正書 昭和５８年 ８月／／日 特許庁長官 若杉和夫殿 １、事件の表示 昭和 ５８年特許願第１２２５１５号 ２°発ｔｉｌｌ ｆｌ 名ｆｒｌ° 海洋構造体とその
製造方法３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区丸の内二丁目５番１号氏 名 、ア１４，１、ｓ （６２０）三菱重工業株式会社４！
Ｉ−代理人 住 所 東京都港区虎ノ門−丁目１６番２号ｌ補正の対
象 （１）明細書の「発明の詳細な説明」の項＆補正の内容 （１） 明細書５頁の（１）式を次の通り訂正する。 ＯＨ。 」 （２） 同７頁の（４）式を次の通り訂正する。 ＣＨ３」
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （１１炭素繊維強化エポキシ樹脂製母体の表面にウレタ
ンをコーティングしてなる海洋構造体。 （２）炭素繊維強化エポキシ樹脂を所望の形状に加熱成
形する直前に、ジイソシアネートと２価アルコールを混
合し、該混合物を上記炭素繊維強化エポキシ樹脂表面に
コーティングすることを特徴とする海洋構造体の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12231383A JPS6015149A (ja) | 1983-07-07 | 1983-07-07 | 海洋構造体とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12231383A JPS6015149A (ja) | 1983-07-07 | 1983-07-07 | 海洋構造体とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6015149A true JPS6015149A (ja) | 1985-01-25 |
Family
ID=14832857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12231383A Pending JPS6015149A (ja) | 1983-07-07 | 1983-07-07 | 海洋構造体とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6015149A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6263685A (ja) * | 1985-09-12 | 1987-03-20 | Hitachi Cable Ltd | インジウムリン基板の研磨方法 |
| JP2010519022A (ja) * | 2007-02-19 | 2010-06-03 | インベント ウムウェルト− ウント フェルファーレンステヒニック アーゲー | 水平攪拌機およびこの水平攪拌機を用いて浄化槽内に流れを産生する方法 |
| JP2010519021A (ja) * | 2007-02-19 | 2010-06-03 | インベント ウムウェルト− ウント フェルファーレンステヒニック アーゲー | 水平攪拌機およびこの水平攪拌機を用いて浄化槽内に流れを産生する方法 |
| JP2016193667A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-17 | 三菱重工業株式会社 | 船舶用プロペラ |
-
1983
- 1983-07-07 JP JP12231383A patent/JPS6015149A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6263685A (ja) * | 1985-09-12 | 1987-03-20 | Hitachi Cable Ltd | インジウムリン基板の研磨方法 |
| JPH0442476B2 (ja) * | 1985-09-12 | 1992-07-13 | Hitachi Cable | |
| JP2010519022A (ja) * | 2007-02-19 | 2010-06-03 | インベント ウムウェルト− ウント フェルファーレンステヒニック アーゲー | 水平攪拌機およびこの水平攪拌機を用いて浄化槽内に流れを産生する方法 |
| JP2010519021A (ja) * | 2007-02-19 | 2010-06-03 | インベント ウムウェルト− ウント フェルファーレンステヒニック アーゲー | 水平攪拌機およびこの水平攪拌機を用いて浄化槽内に流れを産生する方法 |
| JP2016193667A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-17 | 三菱重工業株式会社 | 船舶用プロペラ |
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