JPS6015147Y2 - 黒体炉用放射管 - Google Patents
黒体炉用放射管Info
- Publication number
- JPS6015147Y2 JPS6015147Y2 JP14032078U JP14032078U JPS6015147Y2 JP S6015147 Y2 JPS6015147 Y2 JP S6015147Y2 JP 14032078 U JP14032078 U JP 14032078U JP 14032078 U JP14032078 U JP 14032078U JP S6015147 Y2 JPS6015147 Y2 JP S6015147Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- tube
- shaped tube
- blackbody
- cross
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Radiation Pyrometers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、放射温度計等の検定等に用いられる黒体炉
用放射管に関するものである。
用放射管に関するものである。
一般に、１０００〜３０００°Ｃの高温用の黒体炉とし
ては通常タンマン炉と呼ばれるものが用いられている。
ては通常タンマン炉と呼ばれるものが用いられている。
これは第１図で示されるように黒鉛等の抵抗体よりなる
棒状管１の中央部にやはり黒鉛よりなる目標円盤２を設
け、中央有底形状としこの管に直接通電して発熱させる
ものである。
棒状管１の中央部にやはり黒鉛よりなる目標円盤２を設
け、中央有底形状としこの管に直接通電して発熱させる
ものである。
この時、棒状管１の内面１ａと、目標円盤２の表面２ａ
とが等温であることが望ましく、しかも十分な黒体条件
となるには、棒状管１の長さ１が目標円盤２の半径ｒの
５倍以上（１＞５ｒ）にわたって等温であることが望ま
しい。
とが等温であることが望ましく、しかも十分な黒体条件
となるには、棒状管１の長さ１が目標円盤２の半径ｒの
５倍以上（１＞５ｒ）にわたって等温であることが望ま
しい。
このために従来、例えば特公昭４０−１１４７９で示さ
れるように、棒状管部よりも目標円盤を小径とし、各部
の横断面積をほぼ同一としてものが提案されている。
れるように、棒状管部よりも目標円盤を小径とし、各部
の横断面積をほぼ同一としてものが提案されている。
つまり第２図イで示すように、棒状管１よりも目標円盤
２を小径丸棒とし、これら横断面積をほぼ同一としてい
る。
２を小径丸棒とし、これら横断面積をほぼ同一としてい
る。
しかしながら、このような方法では電流は目標円盤２の
中心には流れず、必ずしも一様な温度分布が得られなか
った。
中心には流れず、必ずしも一様な温度分布が得られなか
った。
又、第２図口で示されるように棒状管１の目標円盤２に
切込１１１２ｂを形成して電流を一様に流そうとする方
法もあるが、これでは横断面積が一定とならずやはり一
様な温度分布が得られなかった。
切込１１１２ｂを形成して電流を一様に流そうとする方
法もあるが、これでは横断面積が一定とならずやはり一
様な温度分布が得られなかった。
この考案の目的は、以上の点に鑑みてなされたもので、
棒状管と中央有底部よりなり、この中央有底部を中心に
向かって小径とすると共に各部の横断面積を一定とし、
一様な温度分布が得られるようにした高精度な黒体炉用
放射管を提供することである。
棒状管と中央有底部よりなり、この中央有底部を中心に
向かって小径とすると共に各部の横断面積を一定とし、
一様な温度分布が得られるようにした高精度な黒体炉用
放射管を提供することである。
第３図は、この考案の一実施例を示す断面図である。
１は黒鉛等の抵抗体からなる棒状管、３はこの棒状管１
に連続して形成された中央有底部で、この中央有底部３
の形状は、棒状管１から中心部へ向かって傾斜をもたせ
て小径となっており、つまりその縦断面はＸ字状でしか
も棒状管１および中央有底部３の各部の横断面積は、は
ぼ一定とされている。
に連続して形成された中央有底部で、この中央有底部３
の形状は、棒状管１から中心部へ向かって傾斜をもたせ
て小径となっており、つまりその縦断面はＸ字状でしか
も棒状管１および中央有底部３の各部の横断面積は、は
ぼ一定とされている。
つまり棒状管１の任意の場所Ａの横断面積、中央有底部
３の傾斜部Ｂ、横断面積、中心部Ｃの横断面積はすべて
同一の面積となるようにされている。
３の傾斜部Ｂ、横断面積、中心部Ｃの横断面積はすべて
同一の面積となるようにされている。
そして、このような構造とされた放射管に通電をすると
管は発熱し、しかも中央有底部３は、棒状管１から連続
的に同一断面積にて小径とされているので電流密度はす
べての各部で一定であり、しかも形状がＸ字状で序々に
小径とされているので電流の急激な変化を生じることは
ないので極めて高精度に放射管の温度分布を一様とする
ことができる。
管は発熱し、しかも中央有底部３は、棒状管１から連続
的に同一断面積にて小径とされているので電流密度はす
べての各部で一定であり、しかも形状がＸ字状で序々に
小径とされているので電流の急激な変化を生じることは
ないので極めて高精度に放射管の温度分布を一様とする
ことができる。
以上詳述したように、この考案は、棒状管と連続して中
央有底部を設け、この中央有底部を中心に向かって小径
とするとともに各部の横断面積を一定とした黒体炉用放
射管である。
央有底部を設け、この中央有底部を中心に向かって小径
とするとともに各部の横断面積を一定とした黒体炉用放
射管である。
従って、中央有底部が棒状管から連続的に同一断面積と
されているので、電流密度が棒状管および中央有底部の
全各部で一様で、しかも中央有底部の形状が無理なく序
々に傾斜をもたせて小径とされているので電流の急激な
変化は全く生ぜずいっそう電流密度の均一化が図れるた
め、放射管は理想的な黒体炉となる。
されているので、電流密度が棒状管および中央有底部の
全各部で一様で、しかも中央有底部の形状が無理なく序
々に傾斜をもたせて小径とされているので電流の急激な
変化は全く生ぜずいっそう電流密度の均一化が図れるた
め、放射管は理想的な黒体炉となる。
このような放射管を用いることにより、放射管の長さ１
が目標円盤の半径ｒの５倍以上（１＞５ｒ）にわたって
等温とすることが極めて容易に実現でき、特に高精度に
放射温度計の検定、校正に用いて実用的効果は非常に大
きい。
が目標円盤の半径ｒの５倍以上（１＞５ｒ）にわたって
等温とすることが極めて容易に実現でき、特に高精度に
放射温度計の検定、校正に用いて実用的効果は非常に大
きい。
又、有底部をこの考案のように傾斜をもたせることによ
り、傾斜内径部と棒状管内壁における熱放射の相互反射
作用を強め、より一層の空洞均熱効果が高められる。
り、傾斜内径部と棒状管内壁における熱放射の相互反射
作用を強め、より一層の空洞均熱効果が高められる。
第１図は放射管の原理説明図、第２図は従来例を示す放
射管の断面図、第３図は、この考案の一実施例を示す断
面図である。 １・・・・・・棒状管、３・・・・・・中央有底部。
射管の断面図、第３図は、この考案の一実施例を示す断
面図である。 １・・・・・・棒状管、３・・・・・・中央有底部。
Claims (1)
- 棒状管と、この棒状管に連続して形成された中央有底部
よりなり、この中央有底部の形状を棒状管から中心部へ
向かって傾斜をもたせて小径とするとともに各部の横断
面積をほぼ一定としたことを特徴とする黒鉛等の抵抗体
よりなる黒体炉用放射管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14032078U JPS6015147Y2 (ja) | 1978-10-13 | 1978-10-13 | 黒体炉用放射管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14032078U JPS6015147Y2 (ja) | 1978-10-13 | 1978-10-13 | 黒体炉用放射管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5557028U JPS5557028U (ja) | 1980-04-17 |
| JPS6015147Y2 true JPS6015147Y2 (ja) | 1985-05-14 |
Family
ID=29115148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14032078U Expired JPS6015147Y2 (ja) | 1978-10-13 | 1978-10-13 | 黒体炉用放射管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6015147Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-10-13 JP JP14032078U patent/JPS6015147Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5557028U (ja) | 1980-04-17 |
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