JPS6012583A - 表示制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、表示制御装置に関するもので、例えば、ド
ツトマトリックス構成の液晶表示パネルに文字又は図形
を描かせる表示制御装置に有効な技術に関するものであ
る。

〔背景技術〕

従来より、ドツトマトリックス構成の液晶表示装置が、
例えば、「電子材料Ｊ誌の１９８０年１０月号２頁２１
〜頁４３において公知である。従来のドツトマトリック
ス構成の液晶表示パネルを用いた表示装置では、マイク
ロプロセッサ等により、その画素データを形成してＲＡ
Ｍ　（ランダム・アクセス・メモリ）に書込み、それを
読み出して信号電極を駆動するものである。

したがって、マイクロプロセッサにおいては、アルファ
ベント文字、数字を表示させる場合、そのコード化され
た情報を、そのドラＩ・マトリックスに対応した表示デ
ータに変換すること、及びすフレッシュメモリ（ＲＡＭ
；ランダム・アクセス・メモリ）に転送する等の情報処
置が多くなってしまうという欠点がある。そこで、本願
発明者は文字パターンを専用のＲＯＭ等で形成すること
を考えた。

この場合、図形表示等のためにリフレッシュメモリに直
接画素データを書込むとき、文字も表示したい場合がし
ばしばあることに着目して、上記ＲＯＭの有効利用を図
ることを考えた。

〔発明の目的〕

この発明の目的は、表示機能の向上を図った表示制御装
置を提供することにある。

この発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
この明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。

本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。

すなわち、コード化された文字信号を受けてドラ　′ト
構成の文字パターン信号に変換する文字発生回路を設け
て、図形表示のときその文字パターンを読み出しを行う
ようにして、リフレッシュメモリに上記形成された文字
パターンを書込むようにするものである。

〔実施例〕

図面には、この発明の一実施例のブロック図が示されて
いる。

同図において、液晶表示パネルＬＣＤは、横方向に走査
電極が走っており、縦方向に信号電極が走りでおり、両
者の交点に表示ドツトが形成され、その明、暗によって
所定の表示が行われる。このようなドントマトリックス
の液晶表示パネルＬ　ＣＤは、公知であるのでその構造
及び動作原理の詳細な説明を省略する。

上記液晶表示パネルＬＣＤの走査電極には、走査電極駆
動回路Ｒ−ＤＲＶにより、順次選択駆動信号が供給され
る。この走査′ＩＪ１棒駆動回路Ｒ−ＤＲＶは、特に制
限されないが、ｌチップのモノリシック半導体集積回路
装置ＴＣＩにより構成され、液晶を交流駆動するための
多値パルスの駆動信号を形成する。例えば、このよ・う
な走査電極駆動回路Ｒ−ＤＲＶは、■日立製作所から販
売されている品名’ＨＤ４４１０３Ｊのような半導体集
積回路装置を利用することができる。

この実施例において、上詰液晶表示パネルＬＣＤの信号
電極には、１チツプモノリシック半導体集積回路装置に
よって構成された表示制御装置ＩＣ２により形成された
表示信号が供給される。この実施例の表示制御装置ＩＣ
２は、特に制限されないが、信号電極駆動回路Ｃ−ＤＲ
Ｖと、文学コード信号を受けて文字パターン信号を形成
す番文字発生回路を構成するＲＯＭ　（リード・オンリ
ー・メモリ）と、制御回路ＣＯＮとを含んでいる。

上記文字発生回路ＲＯＭは、特に制限されないが、８ビ
ツトのＡＳＣＩＩ（アスキー）コードを受け、５×７ド
ツトで構成される文字、数字の画素データに変換する、
いわゆるキャラクタゼネレータである。特に制限されな
いが、上記ＲＯＭは、マスク型ＲＯＭによって構成され
る。

また、ＲＡＭは、上記液晶表示パネルに表示すべき表示
文字に対応した文字コード信号又は図形等の画素データ
を記憶するリフレッシュメモリである。すなわち、この
リフレッシュメモリＲＡＭに書込まれた文字コード又は
図形データに従って繰り返しその表示を行うことによっ
て、液晶パネルＬＣＤに所定の表示を行わせる。

この実施例では、図形表示にあたりその図形を説明する
ため等に文字を挿入することが多いこと、及び上記文字
発注回路ＲＯＭにより文字を描ぐ画素データを簡単に得
ることができることに着目して、図形と文字とからなる
画素データを形成するとき上記文字発生回路ＲＯｒｖｆ
の利用するものである。すなわち、マイクロプロセンサ
ＭＰＵによって、上記文字発生回路ＲＯＭを指定して、
表示したい文字コードを入力して、その画素データを受
け取り、リフレッシュメモリＲＡＭに書込むようにする
ものである。

このような図形表示モードの場合には、リフレッシュメ
モリＲＡ　Ｍには、画素データが書込まれていることよ
り、その画素データがそのすま信号線駆動回路Ｃ−Ｄ　
ＲＶに伝えられる。

一方、文字表示の場合には、上記リフレッシュメモリＲ
ＡＭには、文字コードが書込まれているので、その文字
コードは、一旦文字発生回路ＲＯＭに入力され、ここで
文字パターン信号に変換されてから上記信号線駆動回路
Ｃ−ＤＲＶに伝えられる。制御回路ＣＯＮは、このよう
な信号の切り換え機能を含んでいる。また、制御回路Ｃ
ＯＮは、特に制限されないが、水晶発振回路等で形成さ
れた基準周波数パルスに基づいて、互いに関連させた上
記走査電極の走査タイミング信号と、信号電極の選択タ
イミング信号とを形成するようなタイミング制御機能を
持っている。

〔効　果〕

（１１表示制御装置に文字発生回路を内蔵させることに
より、マイクロプロセッサ等からは文字コード等を入力
するだけで、その表示を行わせることができるから、そ
の表示制御を簡素化できるという効果を奏する。すなわ
ち、マイクロプロセッサＭＰＵは、１文字当たり１命令
のデータ転送するだけで良く、しかも表示内容を変える
ときだけデータ転送を行うものであるからである。

（２）上記文字発生回路は、図形表示に際して図形を構
成する画素データを形成するとき、それに挿入する文字
パターンを形成する時にも利用することによって、文字
を含む図形を簡単に形成することができるという効果が
得られる。

（３）上記（１）及び（２）により、その制御の簡素化
及び構成の簡素化が図られるから、この表示制御装置を
用いた情報処理システムの実質的な機能を向上させるこ
とができるという相乗効果が得られる。

以上本発明者シごよってなされた発明を実施例に基づき
具体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更
可能であることはいうまでもない。例えば、上記リフレ
ッシュメモリとしてのＲＡＭは、上記表示制御装置ＩＣ
２に内蔵させるものであってもよい。また、逆に、上記
表示制御装置ＩＣ２に形成される各回路ブロックをそれ
ぞれ所定の組み合わせにより、独立した半導体集積回路
装置により構成するものであってもよい。

〔利用分野〕

以上の説明では、主として本発明者によってなされた発
明をその背景となった利用分野であるマイクロプロセッ
サを用いた液晶表示装置に適用した場合について説明し
たが、それに限定されるものではなく、上述のように文
字発生回路を含み、図形（グラヒイック）表示機能を持
つ各種表示装置に利用できるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明の一実施例を示すブロック図である。 ＬＣＤ・・液晶表示パネル、Ｒ−ＤＲＶ・・走査電極駆
動回路、ＩＣ２・・表示制御装置、Ｃ−ＤＲＶ・・信号
電極駆動回路、ＲＯＭ・・リード・オンリー・メモリ　
（文字発生回路）、ＲＡＭ・・ランダム・アクセス・メ
モリ　（リフレッシュメモリ）　、ＣＯＮ・・制御回路 代理人弁理士　高欄　明夫 ＴＣ／

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、コード化された文字信号を受けてドツト構成の文字
   パターン信号に変換する文字発生回路と、表示すべき文
   字又は図形の情報を保持するリフレッシュメモリと、表
   示装置の動作タイミングに同期してリフレッシュメモリ
   の内容を読み出して所定の表示動作を行わせる制御回路
   とを含み、上記文字発生回路で形成された文字パターン
   を上記リフレッシュメモリに書込む機能を付加したこと
   を特徴とする表示制御装置。 ２、上記表示装置は、走査電極と信号電極とにより構成
   されるドツトマトリックス構成の液晶表示パネルである
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の表示制御
   装置。 ３、上記文字発生回路と制御回路とは、１デツプの半導
   体策積回路により構成され、上記文字発生回路は、マス
   ク型ＲＯＭにより構成されるものあることを特徴とする
   特許請求の範囲第１又は第２項記載の表示制御装置。