JPS60120367A - カプセルトナ−の製造法 - Google Patents

カプセルトナ−の製造法

Info

Publication number
JPS60120367A
JPS60120367A JP58228976A JP22897683A JPS60120367A JP S60120367 A JPS60120367 A JP S60120367A JP 58228976 A JP58228976 A JP 58228976A JP 22897683 A JP22897683 A JP 22897683A JP S60120367 A JPS60120367 A JP S60120367A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyisocyanate
capsule toner
core material
producing
diisocyanate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58228976A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Matsuoka
松岡 克己
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP58228976A priority Critical patent/JPS60120367A/ja
Publication of JPS60120367A publication Critical patent/JPS60120367A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/093Encapsulated toner particles
    • G03G9/09307Encapsulated toner particles specified by the shell material
    • G03G9/09314Macromolecular compounds
    • G03G9/09328Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/093Encapsulated toner particles
    • G03G9/09307Encapsulated toner particles specified by the shell material
    • G03G9/09335Non-macromolecular organic compounds
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/093Encapsulated toner particles
    • G03G9/09392Preparation thereof

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子写真法などの記録方法において形成され
た潜像を可視画像とするために用いられるカプセルトー
ナーの製造法に関するものである。
[技術分野の説明] 圧力定着方式を利用する電子写真法などの記録方法に使
用するトナーとして、着色材料とバインダーとを含有す
る芯物質と該芯物質の周囲に形成された高分子物質(樹
脂)よりなる外殻とから構成されるカプセルトナーが知
られている。
上記のカプセルトナーは、各種の方法により得ることが
できるが、一般には、芯物質を含む親油性溶液を水性溶
媒中に油滴状に分散し、該油滴状芯物質の周囲に高分子
物質からなる外殻を形成してマイクロカプセルを得たの
ち、該マイクロカプセルを水性溶媒から分離乾燥するこ
とからなる方法により製造されている。このようにして
形成されるカプセルトナーの高分子外殻材料としては各
種のものが知られているが、その内でもポリウレア、ポ
リウレタン、あるいはポリウレア、ポリウレタを含む複
合樹脂などの、ポリイソシアナートを−モノマー成分と
する高分子物質は、外殻としての物理的特性が良いため
優れた外殻材料ということができる。
[先行技術の問題点] カプセルトナーは微小な粒子からなるものである必要が
あるため、その製造工程中の芯物質を含む親油性溶液を
水性溶媒中に油滴状に分散する工程において通常の分散
方法(乳化方法)で、できるだけ微小な油滴を安定に調
製できることが望ましい。しかしながら、一般に芯物質
には比較的粘度が高いバインダーが含まれるため穏やか
な攪拌条件などで微小な油滴を安定に調製することは簡
単ではない。」二記のポリイソシアナートを−モノマー
成分とする高分子物質からなる外殻を有するカプセルト
ナーを製造する場合においては、芯物質およびポリイソ
シアナートを含む親油性溶液を水性溶媒中に油滴状に分
散する工程が一般に含まれるが、この芯物質およびポリ
イソシアナートを含む親油性溶液がかなり粘燈が高いな
どの理由により、微小な油滴が安定に得られにくいとの
問題がある。
「本発明の要旨] 本発明者は、上記のカプセルトナーの製造方法において
、芯物質およびポリインシアナートを含む親油性溶液を
水性溶媒中に油滴状に分散する際に、有機金属化合物を
存在させることにより微小かつ安定な油滴が得られるこ
とを見い出し、本発明に到達した。
従って本発明は、芯物質およびポリイソシアナートを含
む親油性溶液を水性溶媒中に油滴状に分散し、油滴状芯
物質の周囲にポリイソシアナートを−モノマー成分とす
る高分子物質からなる外殻を形成してマイクロカプセル
を得たのち、該マイクロカプセルを水性溶媒から分離乾
燥することからなるカプセルトナーの製造法において、
該親油性溶液の水性溶媒中への分散を有機金属化合物の
存在下に行なうことを特徴とするカプセルトナーの製造
法を提供するものである。なお、有機金属化合物は、ポ
リイソシアナートの量に対して0゜2〜20重量%存在
させるのが好ましく、さらに1.0〜IC重量%存在さ
せるのが好ましい。
[本発明の効果] ポリイソシアナートを−モノマー成分とする高分子物質
(ポリウレア樹脂、ポリウレタン樹脂、あるいはそれら
の樹脂を含む複合樹脂など)からなる外殻を有するカプ
セルトナーの製造方法において、芯物質およびポリイソ
シアナートを含む親油性溶液を水性溶媒中に油滴状に分
散する際に、有機金属化合物を存在させることによって
、従来利用されている操作よりも簡易な分散操作(乳化
操作)により、微小かつ安定な油滴を得ることができる
。従って、上記の高分子物質からなる外殻を有する微小
なカプセルトナーの製造工程が簡略化される。
[本発明の詳細な記述] 芯物質(カーボンブラックなどの着色材料、ポリマー、
油性溶剤等のバインダーなど)およびポリイソシアナー
トを含む親油性溶液を水性溶媒中に撹拌装置あるいは乳
化装置を用いて油滴状に分散する工程;該油滴状芯物質
の周囲にポリイソシアナートを−モノマー成分とする高
分子物質からなる外殻(ポリウレア樹脂壁、ポリウレタ
ン樹脂壁、あるいはポリウレアおよび/またはポリアミ
ド樹脂などからなる複合壁など)を形成してマイクロカ
プセルを得る工程;および該マイクロカプセルを水性溶
媒から分離乾燥する工程を含むカプセルトナーの製造方
法は、前述のように既に知られている。
電子写真用トナーのための着色材料としては、カーボン
ブラック、グラフト化カーボンブラックなどの黒色トナ
ーが一般的に用いられているが、また青色、赤色、黄色
などの各種の有彩色着色剤も用いられている。本発明の
カプセルトナーの製造法においても、それらの公知の着
色材料を用いることができる。
カプセルトナーのバインダーの成分として用いることの
できるポリマーの例としては、次のような化合物を挙げ
ることができる。
ポリオレフィン、オレフィンコポリマー、スチレン系樹
脂、スチレン・ブタジェンコポリマー、エポキシ樹脂、
ポリエステル、ゴム類、ポリビニルピロリドン、ポリア
ミド、クマロン・インデン共重合体、メチルビニルエー
テル・無水マレイン酸共重合体、アミン樹脂、ポリウレ
タン、ポリウレア、アクリル酸エステルのホモポリマー
もしくはコポリマー、メタクリル酸エステルのホモポリ
マーもしくはコポリマー、アクリル酸と長鎖アルキルメ
タクリレートとの共重合体オリゴマ〜、ポリ酢酸ビニル
、ポリ塩化ビニル。
バインダーの成分として用いることのできる油性溶剤の
例としては、沸点150℃以上の高沸点溶媒(以下、単
に高沸点溶媒ともいう)を挙げることができる。この高
沸点溶媒の例を以下に記載する。
フタル酸エステル類(例、ジエチルフタレート、ジブチ
ルフタレート);脂肪族ジカルボン酸エステル類(例、
マロン酸ジエチル、シュウ酸ジメチル);リン酸エステ
ル類(例、トリクレジルホスフェート、トリクレジルホ
スフェート);クエン酸ニスチル類(例、0−7セチル
トリエチルシトレート、トリブチルシトレート);安息
香酸エステル類(例、ブチルベンゾエート、ヘキシルベ
ンゾエート):脂肪族酸エステル類(例、ヘキサデシル
ミリステート、ジオクチルアジペート):アルキルナフ
タレン類(例、メチルナフタレン、ジメチルナフタレン
、モノイソプロピルナフタレン、ジイソプロピルナフタ
レン);アルキルジフェニルエーテル類(例、0−1m
−1p−メチルジフェニルエーテル):高級脂肪酸また
は芳香族スルホン酸のアミド化合物類(例、N、N−ジ
メチルラウロアミド、N−ブチルベンゼンスルホンアミ
ド);トリメリット酸エステル類(例、トリオクチルト
リメリテート)ニジアリールアルカン類(例、ジメチル
フェニルフェニルメタンなどのジアリールメタン、■−
フェニルー1−メチルフェニルエタン、l−ジメチルフ
ェニル−1−フェニルエタン、1−エチルフェニル−1
−フェニルエタンなどのジアリールエタン)。
本発明においてバインダーは、ポリマーと高沸点溶媒と
の双方を含む組成物であることが好ましい。
カプセルトナーの芯物質には磁性粒子が含有されていて
もよく、磁性粒子としては公知の磁性トナー用の磁性粒
子(磁化しうる粒子状物質)を用いることができる。そ
のような磁性粒子の例としては、コバルト、鉄、または
ニッケルなどの金属単体、合金もしくは金属化合物など
からなる磁性粒子を挙げることができる。なお、磁性粒
子として黒色のマグネタイトなどの有色磁性粒子を用い
る場合には、そのマグネタイトなどの有色磁性粒子を磁
性粒子と着色材料の両者の役目を兼ねる成分として用い
ることもできる。
なお、カプセルトナーには、所望により各種の添加物質
、たとえば、フッ素樹脂のような離型剤を含有すること
ができる。
本発明により製造されるカプセルトナーの外殻は前述の
ように、ポリイソシアナートを−モノマー成分とする高
分子物質である。
水性液体中において、着色材料およびバインダー(そし
て所望により磁性粒子など)を含有する油滴状に分散さ
れた芯物質の周囲に、ポリイソシアナートを−モノマー
成分とする高分子物質よりなる外殻を形成させること、
によりマイクロカプセルを製造する方法は既に公知であ
り、本発明のカプセルトナーの製造法においてもそれら
の公知方法を利用することができる。
本発明のカプセルトナーの製造法のために利用すること
のできるマイクロカプセルの製造方法の例としては、界
面重合法を挙げることができる。
すなわち、芯物質の周囲にポリイソシアナートを−モノ
マー成分とする高分子物質からなる外殻を形成してマイ
クロカプセルを製造する方法の例としては、芯物質と、
ジイソシアナート、トリイソシアナートのようなポリイ
ソシアナートとを親油性溶媒に溶解番分散させた親油性
溶液を、他の反応成分(ポリオール、ポリアミンなど)
を含有する水溶液中に油滴状に分散させて分散液を調製
したのち、この分散液を加熱するなどの方法によりポリ
イソシアナートを反応させて油滴の周囲に高分子物質製
の外殻を形成する方法を挙げることができる。このよう
にして形成される高分子物質は、反応成分がポリイソシ
アナートとポリオールである場合にはポリウレタン樹脂
が、そして反応成分がポリイソシアナートとポリアミン
である場合にはポリウレア樹脂となる。また、ポリイソ
シアナートに対してポリオールとポリアミンの双方を用
いた場合にはポリウレタンとポリウレアとを1 含む複合樹脂となる。
本発明において使用することができるポリイソシアナー
トの例としては下記の化合物を挙げることができる。
(1)ジイソシアナート m−フェニレンジイソシアナート、p−フェニレンジイ
ソシアナート、2.6−トリレンジイソシアナート、2
.4−)リレンジイソシアナート、ナフタレン−1,4
−ジイソシアナート、ジフェニルメタン−4,4′−ジ
イソシアナート、3.3°−ジメトキシ−4,4゛−ビ
フェニルジイソシアナート、3.3′−ジメチルジフェ
ニルメタン−4,4゛−ジイソシアナート、キシリレン
−1,4−ジイソシアナート、キシリレン−1,3−ジ
イソシアナート、4.4′−ジフェニルプロパンジイソ
シアナート、トリメチレンジイソシアナート、ヘキサメ
チレンジイソシアナート、プロピレン−1,2−ジイソ
シアナート、ブチレン−1,2−ジイソシアナート、エ
チリジンジイソシアナート、シクロヘキシレン−1,2
−2 ジイソシアナート、シクロヘキシレン−1,4−ジイソ
シアナート、トルイレンジイソシアナート、トリフェニ
ルメタンジイソシアナート、(2)トリイソシアナート 4.4’、4”−)リフェニルメタントリイソシアナー
ト、ポリメチレンポリフェニルイソシアナート、 (3)テトライソシアナート 4.4°−ジメチルジフェニルメタン−2゜2’ 、5
.5’−テトライソシアナート、(4)ポリイソシアナ
ートプレポリマーへキサメチレンジイソシアナートとヘ
キサントリオールの付加物、2.4−)リレンジイソシ
アナートとカテコールの付加物、トリレンジイソシアナ
ートとヘキサントリオールの付加物、トリレンジイソシ
アナートとトリメチロールプロパンの付加物、キシリレ
ンジイソシアナートとトリメチロールプロパンの付加物
またポリオールの例としては、下記の化合物を挙げるこ
とができる。
エチレングリコール、1.4−ブタンジオール、カテコ
ール、レゾルシノール、ハイドロキノン、l、2−ジヒ
ドロキシ−4−メチルベンゼン、l、3−ジヒドロキシ
−5−メチルベンゼン、3.4−ジヒドロキシ−1−メ
チルベンゼン、3.5−ジヒドロキシ−1−メチルベン
ゼン、2.4−ジヒドロキシ−1−エチルベンゼン、1
.3−ナフタレンジオール、1.5−ナフタレンジオー
ル、2,3−ナフタレンジオール、2゜7−ナフタレン
ジオール。
上記のポリアミンの例としては下記の化合物を挙げるこ
とができる。
エチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメ
チレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、p−フェニ
レンジアミン、m−フェニレンジアミン、2−ヒドロキ
シトリメチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリ
エチレンテトラアミン、ジエチルアミノプロビルアミン
、テトラエチレンペンタミン、エポキシ化合物とアミン
の付加物、ピペラジン、2−メチルビペラジン、2,5
−ジメチルピペラジン。
また、上記のマイクロカプセルの製造方法において、親
油性溶液にポリイソシアナートと共にテレフタル酸クロ
ライドなどの酸クロライド(あるいは、スルホニルクロ
ライド、ビスクロルホルメート)を含有させた場合には
、ポリウレアおよび/またはポリウレタンとポリアミド
とからなる複合樹脂が形成されるため、得られる外殻は
複合壁となる。
ポリウレタンとポリアミドからなる複合樹脂壁は、たと
えば、ポリイソシアナートと酸クロライドそしてポリア
ミンとポリオールを用い1反応液となる乳化媒体のPH
調整、ついで加温を行なうことからなる界面重合法によ
り調製することができる。また、ポリウレアとポリアミ
ドからなる複合樹脂壁は、ポリイソシアナートと酸クロ
ライドそしてポリアミンを用い、反応液となる乳化媒体
のPH調製、ついで加温を行なうことにより調製するこ
とができる。これらのポリウレアとポリアミドからなる
複合樹脂壁、およびポリウレタンと5 ポリアミドからなる複合樹脂壁の製造法の詳細について
は特開昭58−66948号公報に記載がある。このよ
うな複合壁からなる外殻は、特に、磁性粒子を芯物質内
に含有するカプセルトナーを形成するために適している
上記の酸クロライドの例としては下記の化合物を挙げる
ことができる。
スクシン酸ジクロライド、アジピン酸ジクロライド、セ
パチン酸ジクロライド、フタル酸ジクロライド、イソフ
タル酸ジクロライド、テレフタル酸ジクロライド、フマ
ル酸ジクロライド、1,4−シクロヘキサンジ力ルポニ
ルクロライド、酸クロライド官能基を持ったポリエステ
ル、酸クロライド官能基を持ったポリアミド。
本発明のマイクロカプセルの製造方法において利用され
る有機金属化合物は、たとえば、前記の芯物質およびポ
リイソシアナートを含む親油性溶液に添加してマイクロ
カプセル製造用の分散液に導入することができる。ある
いは、有機金属化合物をそのまま、もしくは適当な溶媒
に溶解した溶6 液として、また適当な液体に分散(もしくは乳化した)
した分散液(もしくは乳化液)として、マイクロカプセ
ル製造用の分散液に導入することもできる。
本発明において用いられる有機金属化合物の例としては
、下記の化合物を挙げることができる。
(1)テトラ−n−ブチルスズ、トリーn−ブチルスズ
モノクロライド、n−ブチルスズトリクロライド、ジ−
n−ブチルスズジラウレート、トリーn−ブチルスズア
セテート、ジ−n−ブチルスズオキサイド、ジ−n−ブ
チルスズサルファイドなどの有機スズ化合物、 (2)ナフテン酸コバルト、ナフテン酸亜鉛、ナフテン
酸銅、ナフテン酸鉛、ナフテン酸ニッケル、ナフテン酸
マンガン、ナフテン酸カルシウムなどのナフテン酸の金
属塩、 (3)式:RmMXn [ただし、Rはアルキル基、ア
リール基またはアラルキル基を、MはSt、Ge、Sn
、またはpbを、Xは0R1SR,NR2、R1または
ocoR(ただし、Rは上記と同義)、モしてm+n=
4を示す]で表わされる第1V族元素の有機金属化合物
、および、 (4)式: (R31M) 2 Y [ただし、Rはア
ルキル基、アリール基またはアラルキル基を、MはSi
、Ge、Sn、またはPbを、そしてYは0、S、NR
,PR(ただし、Rは上記と同義)を示す]で表わされ
る第1V族元素の有1機金属化合物。
上記の有機金属化合物のうちで好ましいのは有機スズ化
合物であり、特に室温付近(10〜30℃)で液体の状
態にある有機スズ化合物が望ましい。
水性液体中において、芯物質の周囲に外殻を形成させる
ことによりマイクロカプセルを調製した後、このマイク
ロカプセルは液相から分離乾燥される。この分離乾燥の
ための操作は通常、マイクロカプセルを含有する分散液
を噴霧乾燥する方法あるいはマイクロカプセルを含有す
るスラリーを加熱乾燥する方法などにより行なわれる。
カプセルトナーの外殻には、所望により、金属含有染料
、ニグロシンなどの荷電調節 剤、疎水性シリカなどの流動化剤、あるいはその他の任
意の添加物質を加えることができる。これらの添加物質
は、外殻形成時、あるいはカプセルトナーの分離乾燥後
など任意の時点でカプセルトナーの外殻に含有させるこ
とができる。
また、本発明のカプセルトナーは、 特開昭57−179860.58−21259.58−
66948.58−66949.58−66950.5
8−68753.58−70236.58−91464
.58−95353.58−100855.58−10
0856.58−100857.58−100858.
58−111050.58−144932.58−14
5233号の各公報、および 特願昭57−64673.57−175404.57−
189139.58−41960.5s−484ts、
58−58419.58−57421.58−5742
2.58−1748989 号特許出願などの明細書に記載のカプセルトナーおよび
カプセルトナー製造技術と適宜組合わせて利用すること
も可能である。
次に本発明の実施例および比較例を示す。
[実施例1] ポリイソブチルメタクリレート(商品名ニアクリベース
、MM−2002−1:藤倉化成■製)を50重量%含
むジフェニルエタンの溶液50gにマグネタイト磁性粒
子(商品名:EPT−1000:戸田工業■製)50g
を乳鉢にて混練し、黒色磁性インクを調製した。
酢酸エチル40gに、テレフタル酸ジクロライド2.0
g、タケネー)DI↓ON(商品名:キシリレンジイソ
シアナートのトリメチロールプロパン付加物、成田薬品
工業■製)lo、ogおよびジ−n−ブチルスズジラウ
レート0.5gを添加し、均一な溶液とした後、前記黒
色磁性インクと混合し、油性液とした。
別にメチルセルロース(メトローズ65SH−50、商
品名、信越化学工業■製)6gを水0 194gに溶解した水溶液を調製し、これをスパチュラ
を用いて攪拌しながら上記の油性液を添加した。次いで
2000rpmで30秒間攪拌したところ、油滴の平均
粒径が10.7gmのO/W型のエマルジョンを得た。
上記のエマルジョンにジエチレントリアミンの2.5%
水溶液50gを添加し、この混合液を60℃に2時間加
温してカプセル化反応を進行させた。反応終了後、濾過
とデカンテーションを繰り返すことによりメチルセルロ
ースおよび塩を除去したのち、そのカプセルスラリーを
オーブンで100℃に乾燥したところカプセルトナーが
得られた。
得られたカプセルトナーは、流動性の高い粉末であり、
−成分系トナー用の磁気ロールでは均一な磁気ブラシが
形成された。さらに、この磁気ブラシを用いて通常の電
子写真法により形成した静電潜像を現像してトナー像を
得た。このトナー像を普通紙に転写し、200 k g
 / c rn’の圧力にて加圧ローラーで定着したと
ころ、定着性の良い複写画像が得られた。
[実施例2] ジ−n−ブチルスズジラウレートの代わりにジメチルス
ズジクロライドを同量用いた以外は実施例1の操作を繰
り返しく撹拌:2000rpmにて30秒間)、0/W
型のエマルジョンを得たところ、油滴の平均粒径は10
.31Lmであった。
[実施例3] ジ−n−ブチルスズジラウレートの代わりにトリーn−
ブチルスズアセテートを同量用いた以外は実施例1の操
作を繰り返しく撹拌: 2000rpmにて30秒間)
、O/W型のエマルジョンを得たところ、油滴の平均粒
径は11.Opmであった。
[比較例1] ジ−n−ブチルスズジラウレートを用いなかった以外は
実施例1の操作を繰り返しく攪拌:2000rpmにて
30秒間)O/W型のエマルジョンを得たところ、油滴
の平均粒径は24.7pmであった。
[比較例2] ジ−n−ブチルスズジラウレートを用いず、かつ攪拌条
件を400Orpm、2分間と変えた以外は実施例1の
操作を繰り返しO/W型のエマルジョンを得たところ、
油滴の平均粒径は12.3川mであった。
特許出願人 富士写真フィルム株式会社代理人 弁理士
 柳川泰男 3 497−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、芯物質およびポリイソシアナートを含む親油性溶液
    を水性溶媒中に油滴状に分散し、油滴状芯物質の周囲に
    ポリイソシアナートを−モノマー成分とする高分子物質
    からなる外殻を形成してマイクロカプセルを得たのち、
    該マイクロカプセルを水性溶媒から分離乾燥することか
    らなるカプセルトナーの製造法において、該親油性溶液
    の水性溶媒中への分散を有機金属化合物の存在下に行な
    うことを特徴とするカプセルトナーの製造法。 2゜該重機金属化合物をポリイソシアナートの量に対し
    て0.2〜20重量%存在させることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のカプセルトナーの製造法。 3゜該有機金属化合物をポリイソシアナートの量に対し
    てt、o−to重量%存在させることを特徴とする特許
    請求の範囲第2項記載のカプセルトナーの製造法。 4゜該有機金属化合物が、芯物質およびポリイソシアナ
    ートを含む親油性溶液に含有されて水性溶媒に導入され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカプセ
    ルトナーの製造法。 5゜該有機金属化合物が、有機スズ化合物であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカプセルトナー
    の製造法。 6゜該有機スズ化合物が、室温付近にて液体の状態にあ
    る有機スズ化合物であることを特徴とする特許請求の範
    囲第5項記載のカプセルトナーの製造法。
JP58228976A 1983-12-02 1983-12-02 カプセルトナ−の製造法 Pending JPS60120367A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58228976A JPS60120367A (ja) 1983-12-02 1983-12-02 カプセルトナ−の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58228976A JPS60120367A (ja) 1983-12-02 1983-12-02 カプセルトナ−の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60120367A true JPS60120367A (ja) 1985-06-27

Family

ID=16884817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58228976A Pending JPS60120367A (ja) 1983-12-02 1983-12-02 カプセルトナ−の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60120367A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62213838A (ja) * 1986-03-14 1987-09-19 Jujo Paper Co Ltd マイクロカプセルの製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62213838A (ja) * 1986-03-14 1987-09-19 Jujo Paper Co Ltd マイクロカプセルの製造方法
JPH0520139B2 (ja) * 1986-03-14 1993-03-18 Jujo Paper Co Ltd

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0532745B2 (ja)
US4933249A (en) Electrostatographic pressure fixing process using encapsulated toner particles
JP2800558B2 (ja) 静電荷像現像用マイクロカプセルトナーおよびマイクロカプセルの形成法
JPH0416783B2 (ja)
JPH0766199B2 (ja) カプセルトナ−
JP2800609B2 (ja) カプセルトナーおよびその製造方法
JPH0629978B2 (ja) カプセルトナ−
JPS62237465A (ja) 現像用トナ−
JPS60120367A (ja) カプセルトナ−の製造法
JPH0830040A (ja) 液体現像剤及びその製造方法
JPS60128458A (ja) カプセルトナ−とその製造法
JPS58182644A (ja) カプセルトナ−の製造法
JPH0812450B2 (ja) カプセルトナ−
JPH0418299B2 (ja)
JP2757725B2 (ja) カプセルトナー及びその製造方法
JPS61114247A (ja) カプセルトナ−の製造方法
JPH0664356B2 (ja) カプセルトナー
JPS60198558A (ja) カプセルトナ−の製造方法
JPH0612459B2 (ja) カプセルトナ−
JPH07117770B2 (ja) カラーコピー用カプセルトナー
JPH0685089B2 (ja) カプセルトナ−
JPH07113784B2 (ja) カプセルトナ−
JPS5919949A (ja) マイクロカプセルトナ−
JPH0774912B2 (ja) カプセルトナー
JPH061389B2 (ja) 電子写真用トナ−