JPS60119232A - 芯糸へ単糸のカバ−糸を巻付ける方法 - Google Patents

芯糸へ単糸のカバ−糸を巻付ける方法

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JPS60119232A
JPS60119232A JP22765183A JP22765183A JPS60119232A JP S60119232 A JPS60119232 A JP S60119232A JP 22765183 A JP22765183 A JP 22765183A JP 22765183 A JP22765183 A JP 22765183A JP S60119232 A JPS60119232 A JP S60119232A
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bobbin
winding
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core
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    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02GCRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
    • D02G3/00Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
    • D02G3/22Yarns or threads characterised by constructional features, e.g. blending, filament/fibre
    • D02G3/36Cored or coated yarns or threads
    • D02G3/362Cored or coated yarns or threads using hollow spindles
    • D02G3/365Cored or coated yarns or threads using hollow spindles around which a reel supporting feeding spool rotates
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H7/00Spinning or twisting arrangements
    • D01H7/92Spinning or twisting arrangements for imparting transient twist, i.e. false twist

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、たとえば適当な糸を芯糸とし、これに綿単
糸のような一方向に撚りを有する短繊維の紡績単糸をカ
バー糸としてその撚シ方向と反対方向に巻付けたカバー
ドヤーンを作るような場合、巻付けに伴なってカバー糸
に掛る撚り返し方向の撚シによってカバー糸が切断して
しまうようなおそれがあって実施できないので、このよ
うなことを防ぐための芯糸へのカバー糸の無撚巻付は方
法に関するものである。
カバリング機によって芯糸にカバー糸を巻付けたカバー
ドヤーンを作る場合、カバー糸には巻付けと同方向の撚
シが掛る。従って、特にたとえば綿単糸のような短繊維
の紡績糸をカバー糸として、これを芯糸に巻付けだカバ
ードヤーンを作る場合、綿単糸のような短繊維の紡績単
糸は左撚り(2撚シ)が通常の規定であるから、その撚
シの方向と同方向の左巻きにする場合は間層ないのであ
るが、反対の右巻きにすると、撚シ返しになって短繊維
の結合力がなくなって切断してしまうこととなり、この
ような単糸一本での撚り退し方向の一重の右巻きはもち
ろん、これを必要とする布石二重巻きにするようなこと
は従来不可能とされ実施できなかったものである。この
ため従来は、そのような撚り返しを伴なう右巻きを必要
とする場合には、単糸二本を合わせて行うことによって
切断を防止するようにされていたのであるが、これでは
、糸の太さの選択において所望のカバードヤーンの企画
に合わなかったシ、細番手の糸を使用すると高価である
だけでなく二本合わせてのカバリング工程は糸が則゛れ
ないようにフライヤーを使用する必要があって巻付けの
回転速度が制限されたり他に多くのトラブルの原因とな
って非常に手数が掛って非能率的である等の多くの問題
があシ、実際上利用し難いものである。そこで特別に右
巻き用として規定とは反対の右撚の単糸を別註でめるこ
とも考えられるのであるが、これでは非常に高価につク
シ、風合に欠けたものしか入手できない。
一方、たとえば、スパンデックス糸等の弾性糸を芯糸と
し、これを伸長させた状態で、これに綿単糸等の短繊維
の紡績単糸をその撚り方向と同方向の左方向に強く巻付
は又は合撚してカバリングすることによシ、弾性糸の弾
性を止めた糸を作シ、さらにこの糸を芯糸として、これ
に上巻きとして同種の綿単糸等の短繊維の紡績単糸をそ
の撚り方向と反対の右方向に巻付けてカバリングしたカ
バードヤーンを作るならば、この糸は左右二重巻きの短
繊維の紡績単糸によって縮みのない状態に内部の弾性糸
が伸長状態のままで収縮弾性が潜在する状態に弾性を止
められた自体に伸縮弾性のない普通の紡績単糸の双糸の
ような非常に風合のよい形態の糸として得られ、この糸
を編糸に用いて靴下等のストレッチ性を要求される編製
品の編地を編成するならば、その糸が自体に伸縮弾性が
ないにもかかわらず内部の弾性糸の潜在収縮弾性によっ
て編成の曲折ぐせを生じてあたかも倦縮加工糸のような
形態のストレッチ性を現出し、この曲折くせによって大
きなストレッチ性を付与された非常に風合のよい製品を
得ることができるものである。ところが、それを実施す
る場合、短繊維の紡績単糸を左右2重巻きにする必要が
あって、前述した通シの理由から最初に左方向に強く巻
きイ\」けるのには問題ないのであるが、その上に上巻
きとして反対の右方向に巻付けるときに、この上巻きの
単糸が撚り返しとなってたちまち切断してしまうことと
なるので、この問題をどうしても解決しなければならな
い。
この発明は、以上のような事情から、芯糸へのカバー糸
の巻(qけをカバー糸に巻付は方向の撚りを生ぜしめず
にできるようにし、以って紡績単糸のカバー系でも撚り
返しの切断を生せしめることなくその撚シ方向と反対方
向への芯糸への巻((Jけを可能にしようとするもので
ある。
この発明は、カバリング機において、芯糸にカバー糸が
接合して巻(Jけが行なわれる゛箇所で、これに巻イ」
け方向と同方向に撚9を掛ければ芯糸に撚りが掛からな
い点に着目してなされたもので、その方法としての特徴
は、カバー糸を巻いた回転ボビンの軸上に芯糸を走行さ
せ、前記ボビンのカバー糸を前記芯糸に所定部位で接合
して巻付けていくに際し、そのカバー糸と芯糸との接合
部に前記ボビンと同方向に回転する仮撚スピンドルを設
け、この仮撚スピンドルでカバー糸と芯糸とを接合状に
案内しながら前記ボビンの回転方向と同方向に撚りを与
えることによシ、カバー糸への撚りの掛りを防ぐことに
ある。
以下に本発明の方法の実施例を図面を参照して説明する
図において、ローラ(1)と、これに接合する駆動ベル
ト(2)のような適当な回転駆動手段によって一方向に
回転される中空状の縦の袋錘スピンドル(3)に、カバ
ー糸(Sl)を巻いたボビン(4)全装着支持させて回
転させる。スピンドル+31には芯糸供給源(図示せず
)からの芯糸(S2)を下方から上方に向けて慣通させ
、このようにして芯糸(S2)をボビン(4)の軸上を
上方fC向って連続的に走行させる。そしてボビン(4
)の上方の所定部位において、走行する芯糸(Sl)に
、ボビン(4)からのカバー糸(Sl)を接合させてボ
ビン(4)の回1伝によって巻(qけていき、このよう
にしてできるカバードヤーン(Y)を上方に導いて巻取
部(図示せず)に巻取っていく。
この場合、芯糸(Sl)とカバー系(Sl)との接合部
には、普通のスレッドガイドを設けるのではなしに、こ
れにかえて仮撚スピンドル+51を設ける。仮撚スピン
ドル(5)は、たとえば、ボビン(4)のスピンドル(
31にプーリ(8)、(9)とベルト(10)で連動連
結した中間軸111)に対し、別のブー!J +121
゜(131とベルト旧)で連動連結させるというような
適当な回転力伝達手段によってボビンのスピンドル(3
)の回転に連動して回転させ、或は独自の回転駆動手段
で回転させるようにし、いずれにしてもボビン(4)の
回転方向と同方向に回転させる。
仮撚スピンド゛ル(類の構造は、図示例では、糸を通す
ことのできる短い中空軸状のロータ(6)の内部に、糸
を撚りの進行を止めるように曲折状に案内する三本のピ
ン(7a)、(7b)、(7c)を(黄断方向に設けた
ものとしである。この仮撚スピンドルf51に関し、三
本′のピン(7a)、(7b)、(7c)は、これが一
番適当であるからそのようにしたもので、このピンの数
は適当に設定でき、極端にはピンを一木にして、これに
糸を−巻きさせて案内して糸の撚シの進行を止めるよう
な構造にしてもよいし、或はピンでなしにそれにかわる
他の物で構成することもでき、さらには糸を案内しなが
らはさむニップローラ等の糸への接圧ローラを糸を中心
に周回状に回転させたりその他の接圧によって糸の撚り
の進行を止めるような構造のものとすることもできる。
いずれにしても仮撚スピンド゛ル(5)は、この部分で
糸の撚シの進行を止めるようにして芯糸(Sl)とカバ
ー系(Sl)とを揃えるように接合状に案内し、その両
糸にボビン(4)と同方向の回転による撚9を与えるよ
うにするものである。
以上のようにした場合、芯糸(s2)の走行と同時に、
たとえば、ボビン(4)が右方向に回転し、従って仮魅
スピンドル(5)がそれと同方向の右方向に回転すると
、両糸(81)、(Sl) には仮撚スピンドル(5)
からの進行方向へは右撚、反対方向に左撚が掛る。従っ
て、仮撚スピンドル+51に至るまでにおいて、芯糸(
Sl)には左撚が掛る。
しかしカバー系(Sl)には、これが仮撚スピンドル(
5)と同じに右方向に回転しているボビン(4)から解
除されているのでそのような撚シが掛らない。そして実
質的に芯糸(Sl)にカバー系(S+)が巻き(=Jけ
られるのは、仮撚スピンド)I/i51を通過してから
であシ、この巻付は数はボビン(4)の回転で決′=!
シ、その回転方向の右方向に巻1qけられる。しかして
カバー糸(Sl)には巻付は方向の撚りが川らずに芯糸
(Sl)に巻付けられることとなI)得、そのようなカ
バード′ヤーン(Y)となって巻取部に巻取られていく
こととなる。
この方法において、ボビン(4)と仮撚スピンドル15
)の回転(数)は、厳密に一致させる必要はなく、はぼ
同じ回転にするとよく、どちらかといえば仮撚スピンド
ル(5)の回転の方を少しオーバーにすることが好まし
い。右回転の場合で、仮撚スピンドル(5)がオーバー
に回転する場合にハ、ソのオーバーな回転の分だけ、仮
撚スピンドル(5)に至るまでに芯糸(Sl)に必要以
上に左撚シが掛ってカバー系(Sl)が甘く左巻きにカ
バーされ、このようにして両糸(Sl、) 、 (82
)がしつかシとした沿糸のような形で仮撚スピンドルf
51を通過してボビン(4)の回転に応じた右巻きツカ
バーが実現され、良好なカバードヤーン(Y)の製品が
得られる。反対に、仮撚スピンドル+51の回転がボビ
ン(4)の回転よりも遅い場合には、仮撚スピンド/し
151に到達する迄に芯糸(s2)にカバー系(Sl)
が甘く石巻きにカバーされた状態で仮撚スピンドル(5
)を通過する。いずれにしても、得られるカバードヤー
ン(Y)の製品にはほとんど変わシはない。但し仮撚ス
ピンドル(5)の回転がボビン(4)の回転よシもあま
シに遅すぎては目的を達することができない。
かくして、以上の方法においては、たとえばカバー系(
S+)に綿単糸等の左撚りに規定された短繊維の紡績単
糸とするならば、上記したようなボビン(4)と仮撚ヌ
ピンド)L/i51との右方向の回転において、その単
糸に撚りが掛らず、従って撚り返されて切断することな
しに、同系の撚り方向と逆の右方向の芯糸(S2)への
巻付けによる従来できなかった所望のカバードヤーン(
Y)の製品の作成が簡単にできる。
そして、その場合、芯糸(S2)を、予め、伸長させた
スパンデックス糸等の弾性糸(S3)に綿単糸等の左、
撚りの短繊維の紡績単糸(S4)をその撚り方向と同方
向の左方向に強く巻きつけて弾性糸(S3)の弾性を止
めたように作成した糸とするならば、冒頭にのべた靴下
等の編成品の編地の編糸に用いて、糸の編成の曲折ぐせ
による大きなメトレツチ性を付与されて良好な風合を呈
する編製品を得ることの可能な糸として、カバードヤー
ン(Y)の製品が問題なく作成できる。
以上のようにして、この発明の方法によれば、従来困難
とされていたところのカバー糸を巻イ〜jけ方向に撚シ
を生ぜしめずに芯糸に巻(=Jけることをはじめて可能
にし、もってとくに綿単糸等の短繊維の紡績重子の撚シ
と反対方向への芯糸への巻付けによるカバードヤーンの
作成を、その単糸の撚シ返しによる切断のおそれなしに
行うことをはじめて可能にしたものであり、組糸その他
として種々の用途の広い風合の良い製品を作ることので
きる新規な糸を得る上で利用価値の高い優れた方法であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を実施するための装置の一実施例を示
す斜視図、第2図はその装置の仮撚スピンドルの部分を
一部を破断し拡大して示す斜視図である。 (4)・・・・・ボビン (5)・・・・・仮撚スピンドル (Sl)・・・カバー系 (S2)・・・芯糸 特許出願人 前 1)専 − 同 前 出 貞 二 同 前 出 貞 予 成 理 人 新 実 健 部 (外1名) 千 わ“凸 i甫 j」三 簀) 1.事件の表示 昭和58年特許願第227651号2
、発明の名称 芯糸へのカバー糸の無撚巻付は方法3、
補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代 理 人 6、補正により増加Aる発明の数 7、補正の対象 明細書全文 8、補正の内容 手続補正書 1、事件の表示 昭和58年特許願第227651号2
、発明の名称 芯糸へのカバー糸の無撚巻イ\Iけ方法
3、補正をする者 事件との関係 七r許出願人 6、補正により増加する発明の数 7、補正の対象 明細書全文 8、補正の内容 (1)明細書全文を別紙の通り補正する。 9、@付置類の目録 (1) 補正明細書 IJIil 補 正 明 細 書 1、発明の名称 芯糸へ単糸のカバー糸を巻付ける方法 2、特許請求の範囲 芯糸供給源からカバー糸を巻いA回転ボビンの軸上へ芯
糸を走行させ、前記ボビンのカバー糸を前記芯糸に所定
部位で接合して巻付けていくに際し、そのカバー糸と芯
糸との接合部に前記ボビンと同方向に回転する仮撚器を
設け、との仮撚器でカバー糸と芯糸とを接合状に案内し
ながら前記ボビンの回転方向と同方向に撚シを与えるこ
とによシ、前記ボビンから前記仮撚オタに至る捷での間
でカバー糸への撚りの掛υを防ぐことを@徽とする芯糸
へ単糸のカバー糸を巻イqける方法。 この発明は、たとえば適当な糸を芯糸とし、これに綿単
糸のような一方向に撚りを有する短繊維の紡績単糸(以
下単糸と言う)をカバー糸としてその撚υ方向と反対方
向に巻付けたカバードヤーンヲ作る場合、巻付けに伴っ
てカバー糸に掛る撚シ返し方向の撚υによってカバー糸
が切断してしまうのであって実施できないので、このよ
うなことを防ぐためにカバーする行程においてカバー糸
が無撚状態で芯糸と接合し、その後撚シの掛かる様にす
る方法に関するものである。 カバリング機によって芯糸にカバー糸を巻付けたカバー
ドヤーンを作る場合、カバー糸には巻付けと同方向の撚
シが掛る。従って、単糸を力/く一系にする場合、単糸
は左撚シ(Z撚p)が通常の規定であるから、その撚9
の方向と同方向の左巻きにする場合は問題ないのである
が、反対の右巻きにすると、巻付けるまでに撚り返しに
なって短繊維の結合力がなくなって切断してしまうこと
とな9、このような単糸一本での撚り返し方向の一重の
右巻きはもちろん、これを必要とする左右二重巻きにす
るようなことは従来不可能とされ実施できなかったもの
である。 このため従来は、そのような撚シ返しを伴なう右巻きを
必要とする場合には、単糸二本を合わせて行うことによ
って切断を防止するようにされていたのであるが、これ
では糸の太さの選択において所望のカバードヤーンの企
画に合わなかったシ、細番手の糸を使用すると高価であ
るだけでなく、二本合わせてのカバリング工程は糸が離
れないようにフライヤーを使用する必要があって巻付け
の回転速度が制限されたり他に多くのトラブルの原因と
なって非常に手数が掛って非能率的である。そこで特別
に右巻き用として規定とは反対の右撚の単糸を別荘でめ
ることも考えられるのであるが、単糸に追撚が掛かるた
め風合に欠ける。 一方、たとえば、スパンデックス糸等の弾性糸を芯糸と
し、これを伸長させた状態で、下巻に綿単糸を撚p方向
と同方向の左方向に巻(=Jけ、上巻に同様の綿単糸を
その撚り方向と反対の右方向に巻付けてカバリングした
カバードヤーンを作るならば、この糸は左右二重巻きの
単糸によってトルクのない状態で双糸のような非常に風
合のよい製品を得ることができるものである。 ところがそれを実施する場合、単糸を左右二重巻きにす
る必要があるが、前述した通りの理由から上巻きとして
反対の右方向に巻(qけるときに、この上巻きの単糸が
巻(=Jけまでに撚り返しとなってたちまち切断してし
捷うこととなるので、この問題をどうしても解決しなけ
ればならない。 この発明は、以上のような事情から、芯糸に巻付けるま
での間でカバー糸に撚りを生ずることのないようにし、
以って単糸のカバー糸を撚シ返しの切断を生ぜしめるこ
となくその撚シ方向と反対方向への芯糸への巻付けを可
能にしたものである。 この発明は、カバリング機において、芯糸に回転するボ
ビンから解除されるカバー糸が接合して巻付けが行なわ
れる箇所で、これに巻付は方向と同方向に撚pを掛けれ
ば、ボビンから解除されるカバー糸には芯糸と接合する
までの間では、撚りが掛からない点に着目してなされた
もので、その方法としての特徴は、芯糸供給源からカバ
ー糸を巻いた回転ボビンの軸上へ芯糸を走行させ、前記
ボビンのカバー糸を前記芯糸に所定部位で接合して巻付
けていくに際し、そのカバー糸と芯糸との接合部に前記
ボビンと同方向に回転する仮撚器を設け、との仮撚に?
rでカバー糸と芯糸とを接合状に案内しながら前記ボビ
ンの回転方向と同方向に撚9を与えることにより、前記
ボビンから前記仮撚器に至るまでの間でカバー糸への撚
シの掛シを防ぐことにある。 この方法によると、カバー糸はボビンがら仮撚器に至る
までは撚シの掛りをなくされ、仮撚器を通過した後芯糸
と共に撚りが掛るので、単糸のカバー糸を撚シ返し方向
に芯糸に巻付けることが、単糸のカバー糸に切断を招く
おそれなし以下に本発明の方法の実施例を図面を参照し
て説明する。 図において、デー!J−il+と、これに接触する駆動
ベルト(2)のような適当な回転駆動手段によって一方
向に回転される中空状の縦の袋錘スピンドル(31に、
単糸のカバー系(St)を巻いたボビン(4)を装着支
持させて回転させる。スピンドル(3)には、芯糸供給
源(図示せず)からの芯糸(Sl)を下方から上方に向
けて貫通させ、このようにして芯糸(Sl)をボビン(
4)の軸上を上方に向って連続的に走行させる。そして
ボビン(4)の上方の所定部位において、走行する芯糸
(s2)に、ボビン(4)からのカバー系(St)を接
合させてボビン(4)の回転によって巻イ\Jけてぃき
、このようにしてできるカバードヤーン(Y)を上方に
導いて巻取部(図示せず)に巻取っていく。 この場合、芯糸(Sl)とカバー糸(sl)との接合部
には、普通のヌレットガイドを設けるのではなしに、こ
れにかえて仮撚にに(5)を設ける。 仮撚器(5)として好適には図示のような仮撚スピンド
ルを用いることができ、これを、たとえばボビン(4)
のスピンドル(3)にプーリー(8)、(9)とベル)
 (1,01で連動連結した中間軸0.11に対し、別
のブー ’) −t121 、 l]3+とベルト■で
連動連結させるというような適当な回転力伝達手段によ
ってボビンのスピン1−ル(3)の回転に連動して回転
させ、或は独自の回転駆動手段で回転させるようにし、
いずれにしてもボビン(4)の回転方向と同方向に回転
させる。仮撚スピンドルの構造は、図示例では、糸を通
すことのできる短い中空軸状のロータ(6)の内部に撚
9の進行を止めるように糸を曲折状に案内する2三本の
ピン(7a) 、(’i’b)、1?7ctc)を横断
方向に設けたものとしである。 ここで三本のピン(7a)、(7b)、(7C)は、こ
れが一番適当であるからそのようにしたもので、このピ
ンの数は適当に設定でき、極端にはピンを一本にして、
これに糸を−巻きさせて案内して糸の撚りの進行を止め
るような構造にしてもよいし、或はピンでなしにそれに
かわる他の物で構成することもできる。また仮撚器(5
)としては、そのような仮撚スピンドル以外にも、たと
えば糸を案内しながらはさむニップローラ等の糸への接
圧ローラを糸を中心にボビン(4)と同方向に周回状に
回転させる等で接圧によって糸の撚りの進行を止める構
造のものとしたり、その他適当な構造のものを用いるこ
とができる。 いずれにしても仮撚器(5)は、この部分で糸の撚9の
進行を止めるようにして芯糸(Sl)とカバー系(Sl
)とを揃えるように接合状に案内し、その両糸にボビン
(4)と同方向の゛回転による撚シを与えるようにする
ものである。 以上のようにした場合、芯糸(Sl)の走行と同時に、
たとえば、ボビン(4)が図面に矢印で示すように右方
向に回転し、従って仮撚18 f51 yb”それと同
方向の右方向に回転すると、両糸(81)、(Sl)に
は仮撚器(5)からの進行方向へは右撚、反対方向に左
撚が掛る。従って仮撚に?r 151に至るまでにおい
て芯糸(Sl)には左撚が掛る。しかしカバー系(Sり
には、これが仮撚器151と同じに右方向に回転してい
るボビン(4)から解除されているのでそのような撚シ
が掛らない。そして実質的に芯糸(S2)にカバー系(
Sl)が巻き付けられるのは、仮撚器(5)を通過して
からであり、この巻イ」け数は、芯糸(S2)の走行速
度とボビン(4)の回転で決まる。 この方法において、ボビン(4)と仮撚g咎i51の回
転(M)は、厳密に一致させる必要はなく、はぼ同じ回
転にするとよく、どちらかといえば、仮撚器(5)の回
転の方を少しオーバーにすることが好ましい。図示の右
回転の場合で、仮撚器(5)がオーバーに回転する場合
には、そのオーバーな回転の分だけ、仮撚器(5)に至
るまでに、芯糸(S2)にカバー糸(Sl)が甘く左巻
きにカバーされ、反対に仮撚)t3 i51の回転がボ
ビン(4)の回転よシも遅い場合には、仮撚器(5)に
到達する迄に芯糸(S2)にカバー系(Sl)が甘く右
巻きにカバーされた状態で仮撚)J (51を通過する
。いずれにしても、得られるカバードヤーン(’Y)の
製品には、はとんど変わシはない。但し、仮撚器(5)
の回転がボビン(4)の回転よりもあま9に遅すぎては
目的を達成することができない。 以上の方法において、芯糸(S2)には、たとえば伸長
させたヌパンデツクス糸等の弾性糸(S3”)にカバー
系(Sl)と同様の単糸(S4)をその撚り方向と同方
向の左巻きに巻イ」けたものを用いたシ、その他適宜の
糸を用いることができる。 以上のようにして、この発明方法によれば、従来困難と
されていた綿単糸等の撚シと反対方向への芯糸への巻付
けによるカバードヤーンの作成を、その単糸の撚り返し
による切断のおそれなしに行うことをはじめて可能にし
たものであり、編糸として用途の広い風合の良い製品を
作ることのできる新規な糸を得る上で利用価値の高い優
れた方法である。 4、図面の簡単な説明 第1図はこの発明方法を実施するだめの装置(4)・・
・・・ボビン (5)・・・・・仮撚器 (St)・・・カバー系 (S2)・・・芯糸 特許出願人 前 1)専 − 同 前 1) 貞 二 同 前 1) 貞 千 成 理 人 新 実 健 部 (外1名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. カバー糸を巻いた回転ボビンの軸上に芯糸を走行させ、
    前記ボビンのカバー糸を前記芯糸に所定部位で接合して
    巻(Jけていくに際し、そのカバー糸と芯糸との接合部
    に前記ボビンと同方向に回転する仮撚スピンドルを設け
    、との仮撚ヌビンドルでカバー糸と芯糸とを接合状に案
    内しながら前記ボビンの回転方向と同方向に撚シを与え
    ることにより、カバー糸への撚シのsbを防ぐことを特
    徴とする芯糸へのカバー糸の無撚巻イXJけ方法。
JP22765183A 1983-11-30 1983-11-30 芯糸へ単糸のカバ−糸を巻付ける方法 Granted JPS60119232A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22765183A JPS60119232A (ja) 1983-11-30 1983-11-30 芯糸へ単糸のカバ−糸を巻付ける方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22765183A JPS60119232A (ja) 1983-11-30 1983-11-30 芯糸へ単糸のカバ−糸を巻付ける方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60119232A true JPS60119232A (ja) 1985-06-26
JPS616174B2 JPS616174B2 (ja) 1986-02-24

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000030203A (ko) * 2000-02-07 2000-06-05 이호웅 무연가연사의 제조방법 및 장치
IT201700073345A1 (it) * 2017-06-30 2018-12-30 Temat S N C Di Marzano Nicola & C Dispositivo ruotante di falsa torsione

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