JPS6011604B2 - 長尺ゴム製品の製造方法 - Google Patents
長尺ゴム製品の製造方法Info
- Publication number
- JPS6011604B2 JPS6011604B2 JP53048284A JP4828478A JPS6011604B2 JP S6011604 B2 JPS6011604 B2 JP S6011604B2 JP 53048284 A JP53048284 A JP 53048284A JP 4828478 A JP4828478 A JP 4828478A JP S6011604 B2 JPS6011604 B2 JP S6011604B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- voltage
- electron beam
- manufacturing
- electron
- Prior art date
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- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は長尺のゴムによる被覆電線、チューブあるいは
シートの電子線照射による製造方法に関するものである
。
シートの電子線照射による製造方法に関するものである
。
従釆ゴム被覆電線、ゴムチューブ等はゴム混和物に加稀
剤を添加して押出成形し、その上に帆布を巻回するかも
し〈は鉛を被覆して加熱炉で加孫するか、あるし、は押
出成形した直後にゴム押出機に蓮設された長い加硫管を
通して加圧加熱し加稀するかいずれかの方法が一般的で
あった。
剤を添加して押出成形し、その上に帆布を巻回するかも
し〈は鉛を被覆して加熱炉で加孫するか、あるし、は押
出成形した直後にゴム押出機に蓮設された長い加硫管を
通して加圧加熱し加稀するかいずれかの方法が一般的で
あった。
この穣合は両者共加硫剤をゴム混和物に添加するため、
材料の長期保存が出釆ないという欠点があり、又前者の
方法では帆布あるいは鈴の補助材料が必要であるとか、
後者の方法では加稀管の長さによって加工速度が制限さ
れるという匁点があった。また、ゴムは加硫剤を使わず
に電子線照射によって架橋させることも可能である。し
かし、電子線照射による架橋方法を使って長尺のゴム製
品を製造しようとする場合、末架橋の状態で押出成形さ
れた成形品は軟らかく傷つきやすくガイドローラを通し
たりボビンに巻いたりすることはできないのでゴム押出
機の直後に電子加速装置を設け押出直後に電子線を照射
する必要があるが、一般の照射架橋に十分な能力を具え
た電子加速装置はX線の遮蔽をするのにコンクリート遮
蔽壁を必要とし大型の設備となり、ゴム押出機の直後に
設け専用的に使用するのは経済的でなく一般にゴム押世
機と電子加速装置は個別に設置されているため長尺ゴム
製品を電子線照焼によって製造することはできなかった
。本発明は上記の欠点を解消し電子線照射による架橋反
応速度が速いという特長を生かした製造方法を提供する
ものである。
材料の長期保存が出釆ないという欠点があり、又前者の
方法では帆布あるいは鈴の補助材料が必要であるとか、
後者の方法では加稀管の長さによって加工速度が制限さ
れるという匁点があった。また、ゴムは加硫剤を使わず
に電子線照射によって架橋させることも可能である。し
かし、電子線照射による架橋方法を使って長尺のゴム製
品を製造しようとする場合、末架橋の状態で押出成形さ
れた成形品は軟らかく傷つきやすくガイドローラを通し
たりボビンに巻いたりすることはできないのでゴム押出
機の直後に電子加速装置を設け押出直後に電子線を照射
する必要があるが、一般の照射架橋に十分な能力を具え
た電子加速装置はX線の遮蔽をするのにコンクリート遮
蔽壁を必要とし大型の設備となり、ゴム押出機の直後に
設け専用的に使用するのは経済的でなく一般にゴム押世
機と電子加速装置は個別に設置されているため長尺ゴム
製品を電子線照焼によって製造することはできなかった
。本発明は上記の欠点を解消し電子線照射による架橋反
応速度が速いという特長を生かした製造方法を提供する
ものである。
第1図AおよびBは本発明を示す概略図である。
第1図Aの1‘まサプライボビン、2はゴム押出機、3
は加速電圧0.3MV以下の低電圧電子加速装置、4は
巻取ボビンを、第1図Bの5は前記4の巻取ボビン、6
は加速電圧0.9MV以上の高電圧電子加速装置、7は
巻取ボビンを示す。
は加速電圧0.3MV以下の低電圧電子加速装置、4は
巻取ボビンを、第1図Bの5は前記4の巻取ボビン、6
は加速電圧0.9MV以上の高電圧電子加速装置、7は
巻取ボビンを示す。
まずサプライボビン1から繰り出されたコアあるいは心
線の上にゴム混和物がゴム押出機2によって押出成形さ
れる。
線の上にゴム混和物がゴム押出機2によって押出成形さ
れる。
ゴムチュープ、ゴムテープの場合はコアあるいは心線に
相当するものはないのでサプライボビン1は不要である
。押出成形されたものは加速電圧0.9MV以下の低電
圧電子加速装置3に入り電子線の照射をうけゴムの表面
のみが架橋される。
相当するものはないのでサプライボビン1は不要である
。押出成形されたものは加速電圧0.9MV以下の低電
圧電子加速装置3に入り電子線の照射をうけゴムの表面
のみが架橋される。
なお、電子ビームの放出する部分の反対側に磁石を置く
ことにより電子ビームを反転させれば円形断面のもので
も表面のみ均一に架橋させることができるし、又テープ
状のものでは両面より電子線を照射することにより表面
のみの架橋が可能である。
ことにより電子ビームを反転させれば円形断面のもので
も表面のみ均一に架橋させることができるし、又テープ
状のものでは両面より電子線を照射することにより表面
のみの架橋が可能である。
以上のように表面のみ架橋することによりゴムの成形品
は巻取ボビンへ巻取が可能な程度に硬くなるので、その
ま)巻敬ボビン4に巻取られる。
は巻取ボビンへ巻取が可能な程度に硬くなるので、その
ま)巻敬ボビン4に巻取られる。
なお、前記のような低電圧電子加速装置はX線遮蔽のた
めの遮蔽壁も金属板程度でよく移動も可能なのでゴム押
出機の直後に設置することは十分可能である。成形品が
巻取られた巻取ボビン4は第1図Bの加速電圧0.9M
V以上の高電圧電子加速装置6の前に運ばれ5となって
該成形品を繰り出す。
めの遮蔽壁も金属板程度でよく移動も可能なのでゴム押
出機の直後に設置することは十分可能である。成形品が
巻取られた巻取ボビン4は第1図Bの加速電圧0.9M
V以上の高電圧電子加速装置6の前に運ばれ5となって
該成形品を繰り出す。
加熱電圧0.9MV以上の高電圧電子加速装置6は一般
のポリエチレン等の電子線照射に使用されるものと同形
式のものであり、該装置により成形品はゴムの厚さ方向
の内部まで架橋され、巻取ボビン7に巻取られる。
のポリエチレン等の電子線照射に使用されるものと同形
式のものであり、該装置により成形品はゴムの厚さ方向
の内部まで架橋され、巻取ボビン7に巻取られる。
実際にEPゴムにカーボン、クレー、M鮒等を主体とし
た充填剤を加えたゴム混和物を断面積0.75柳2 の
錫鍍軟鋼撚線の上に厚さ0.8側に押出成形し「 ダイ
スから出た直後に加速電圧150KV、電子線電流3瓜
hA定格の反転磁石付低電圧電子加速装置にて机心ad
の電子線を照射し2000の連続してボビンに巻取った
後、再度繰り出して加速電圧1200KV、電子線電流
5仇hA定格の高電圧電子加速装置によってlmMra
dの電子線を照射したところ、外観的にも異常はなく、
AC1500YI分間の水中耐電圧試験にも耐える良好
なる品質のものが得られた。
た充填剤を加えたゴム混和物を断面積0.75柳2 の
錫鍍軟鋼撚線の上に厚さ0.8側に押出成形し「 ダイ
スから出た直後に加速電圧150KV、電子線電流3瓜
hA定格の反転磁石付低電圧電子加速装置にて机心ad
の電子線を照射し2000の連続してボビンに巻取った
後、再度繰り出して加速電圧1200KV、電子線電流
5仇hA定格の高電圧電子加速装置によってlmMra
dの電子線を照射したところ、外観的にも異常はなく、
AC1500YI分間の水中耐電圧試験にも耐える良好
なる品質のものが得られた。
以上のように本発明は従来できなかった長尺のゴム製品
の電子線照射による製造を可能にしたものであり、経済
的に優れた利点をもつものである。
の電子線照射による製造を可能にしたものであり、経済
的に優れた利点をもつものである。
第1図A,Bは本発明の実施例を示す概略図であり、第
1図Aの1はサプライボビン、2はゴム押出機、3は低
電圧電子加速装置、4は巻取ボビンを第1図Bの5は4
と同じ巻取ボビン、6は高電圧電子加速装置、7は巻取
ボビンを示す。
1図Aの1はサプライボビン、2はゴム押出機、3は低
電圧電子加速装置、4は巻取ボビンを第1図Bの5は4
と同じ巻取ボビン、6は高電圧電子加速装置、7は巻取
ボビンを示す。
Claims (1)
- 1 ゴムによる被覆電線、チユーブあるいはシートを製
造する方法において、ゴム押出機によつて所望の形状に
成形した後、ゴム押出機の直後に設置された加速電圧0
.3MV以下の低電圧電子加速装置により電子線照射を
おこないゴムの表面のみを架橋させ、更に加速電圧0.
5MV以上の高電圧電子加速装置によつて電子線照射を
おこないゴムの厚さ方向内部迄架橋させることを特徴と
する長尺ゴム製品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53048284A JPS6011604B2 (ja) | 1978-04-21 | 1978-04-21 | 長尺ゴム製品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53048284A JPS6011604B2 (ja) | 1978-04-21 | 1978-04-21 | 長尺ゴム製品の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54139686A JPS54139686A (en) | 1979-10-30 |
JPS6011604B2 true JPS6011604B2 (ja) | 1985-03-27 |
Family
ID=12799129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53048284A Expired JPS6011604B2 (ja) | 1978-04-21 | 1978-04-21 | 長尺ゴム製品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6011604B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0510486Y2 (ja) * | 1986-03-20 | 1993-03-15 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5667244A (en) * | 1979-11-06 | 1981-06-06 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | Preparation of diaphragm body of rubber having recessed and protruded pattern |
JPS56144143A (en) * | 1980-04-09 | 1981-11-10 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | Manufacture of rubber hose |
JPS56166030A (en) * | 1980-05-28 | 1981-12-19 | Dainippon Ink & Chem Inc | Continuous forming method for composite pipe |
JPS60248747A (ja) * | 1984-05-22 | 1985-12-09 | Sumitomo Chem Co Ltd | ゴム発泡体の製造方法 |
US7928165B2 (en) * | 2003-11-14 | 2011-04-19 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Transparent and translucent crosslinked propylene-based elastomers, and their production and use |
-
1978
- 1978-04-21 JP JP53048284A patent/JPS6011604B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0510486Y2 (ja) * | 1986-03-20 | 1993-03-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54139686A (en) | 1979-10-30 |
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