JPS60113583A - 陰極線管の電極電圧を変化する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、少なくとも１つの電圧を供給する巻線と少な
くとも１つの管状部分とを有する変圧器を有し、この管
状部分内には少なくとも１つのケーブルが挿入されまた
この管状部分内でケーブルが前記の巻線と接触するよう
にした、陰極線管の少なくとも１つの電極を励磁する可
変電圧を発生する装置に関するものである。

本発明は主にカラーテレビジョン受像機に用いられるも
のである。

公知の電圧発生装置では、電圧は、その端間に数キロボ
ルトの電圧を取扱うことのできる特別なポテンショメー
タによって変えられる。この種のポテンショメータは、
例えば、［フォーカス　ポテンショメータ　ユニットＪ
　（［Ｆｏｃｕｓ　Ｐｏｔｅｎｔ−ｉｏｍｅｔｅｒ　Ｕ
ｎｉｔ　Ｊ　）という名前でフィリップス（Ｐｂ１ｌｉ
ｐｓ　）社のカタログに見出すことができる。

この種のポテンショメータは大型で、接続が面倒であり
、特に、高圧のため必要とされる絶縁のため高価である
。

本発明の目的は、このような素子を無くてすますことで
あり、したがってこの素子を変圧器および電圧発生素子
に接続する必要がない０この電圧発生装置は、電圧を供
給する巻線と管状部分とを有する変圧器を有し、この管
状部分内にはケーブルが挿入されまたこの管状部分内で
ケーブルが前記の巻線と接続される。

本発明の特徴とするところは、前記の管状部分の内側に
、巻線の１つの点に接続された一端を有する少なくとも
１つの抵抗層が配設され、ケーブルには、前記の抵抗層
との接触を確立する装置が設けられ、前記の管状部分内
への挿入の深さは調節可能である点にある。

本発明の装置では、ポテンショメータの摺動路は、管状
部分の内側に配設された集束電圧出力に対する抵抗層で
構成され、ポテンショメータの摺動子は、前記の管状部
分の高圧ケーブルの端部で構成され、この端部は、電圧
を変えるために管状部分内を滑動可能である。

附加的な抵抗の使用を避けるために、抵抗層の他端は巻
線の他方の点に接続するのが好ましい。

適当なのは、抵抗層との接触を確立する装置が、絶縁被
覆上に折返されたケーブル心線の端部より構成されるよ
うにすることである。

本発明の装置により、極めて簡単且つ安価な手段により
可変電圧を加えることが可能となる。

更に、本発明の装置は陰極線管の集束電圧と第２グリツ
ドのバイアス電圧の両方を供給するとともでき、このた
めには管状部分は夫々の１つのケーブルに対する２つの
凹部な有し、これ等の四部には夫々抵抗層が設けられる
。

以下に本発明を図面の実施例を参照して更に詳しく説明
する。

第１図はテレビジョンセットの高圧変圧器を示す。通常
のようにこの変圧器は神々の電圧を供給する複数の巻線
を有し、これ等の巻線はフェライト鉄心８の周囲に配設
されている。図示の巻線２０は集束電圧を供給する。こ
の変圧器は突出した管状部分１０を有し、この管状部分
にはケーブル９が挿入され、ケーブルはこの管状部分内
で巻線２０と接触される。

前記の管状部分１０内には、その一端が接続線７を経て
巻線の一点に接続された抵抗層２が設けられている。ケ
ーブル９には前記の抵抗層と接触するための手段が設け
られ、管状部分内への挿入の深さは手または簡単につく
れる機械的な手段で調節される。

抵抗層２の他端は例えばクリップ１２によって導体１１
と接続される。巻線２０と抵抗層２も示されている第２
Ａ図は、前記の他端が導体１１を経て、接地された固定
抵抗２８に接続されていることを示す。

以上は普通の装置である。更に、この装置は、例工ば、
エディジョン　シロン　オブ　ハリ（Ｅｄｉｔｉｏｎｓ
　Ｃｂｉｒｏｎ　ｏｆ　Ｐａｒｉｓ　）で発行された刊
行物「ル　ヌボー　ギイド　ド　ラ　テレビジョン　ア
ン　フレエールＪ　（「Ｌｅ　ｎｏｕｖｅａｕ　ｇｕｉ
ｄｅｄｅ　ｌａ　ｔ６ｔ６ｖｉｓｉｏｎ　ｅｎ　ｃｏｕ
ｌｅｕｒｓ上）の２２９頁から２４０頁に記載されてい
るような釉々の方法で配設できる図示しないダイオード
整流器を有する。

これ等のダイオードは、例えば７ランス国特許第２．１
４６，４１９号明細書に記載されたように巻線のカプセ
ル封じ内に内蔵されるのが一般的である。

このようにして、ダイオードを接続線７と直列に配設す
ることができる。

第２Ｂ図はポテンショメータを接続する別の方法を示す
。この方法は、ポテンショメータの他端を点２２に接続
する第２の管状部分を必要とするために従来使用されな
、かった。けれども、本発明においてはこの方法は有利
である。というのは、導体１１と抵抗２Ｂが無くてもよ
いからである。

同じ管状部分ｌＯ内に導かれた抵抗層の２つの端は巻線
の点２１と２２に接続される。

第８Ａ図の管状部分は、この管状部分の内側に直接に付
着された抵抗層２を有する。この抵抗層はプラズマ　デ
ポジション技法によって得ることができるもので、この
公知の技法は、近づきにくい表面を金属化することがで
きる。抵抗層の両端５．６には導電層が付着され、抵抗
層２の中央部はこの付着中マスクされる。前記の導電部
分５゜６は夫々接続線７とクリップ１２との接続に役立
つ０ 第８Ｂ図の絶縁体には予じめ成形された挿入体１００が
設けられる。この挿入体は溝４を有し、この溝には、抵
抗層で被覆された条帯が入れられる。

第４図は、一方の側、に抵抗層２を有し、両端には導電
層１．８を設けた条帯を示す。これ等の層は、後で別々
の条帯として役立つ多数の条帯より成るセラミック基体
上に厚膜シルクスクリーン法によって付着するのが好ま
しい。端の層１と８には接続線７０と７１が設けられ、
接続線７０は例えば条帯の背後に折返される。次いでこ
の条帯は前記の挿入体ｉｏｏに取付けられ、接続線７０
と７１は孔２４を通され、その後これ等の接続線は巻線
２０に接続され、最後に、巻線と挿入体１００のアセン
ブリはモールドされ、管状部分１ｏを含む１つのブロッ
クに形成される。

第５Ａ図のケーブル９の端部には、ケーブルの心線端部
１８にはんだ付けされたはめ輪１４が設けられている。

でのはめ輪は、抵抗層との十分な接触を保証する弾性条
帯２５を構成する１個またはそれ以上の張出部分を有す
る。第５Ｂ図に示した簡単な形では、抵抗層との接触を
確立するためにケーブルの心線端部ｌＢがその絶縁被覆
上に折返されている。この装置は第８Ｂ図に示した管状
部分と組合せて使用するように意図されたもので、この
管状部分の溝４の深さは、条帯が溝の奥に固着されると
抵抗層は管状部分の内壁より引込んでこのためケーブル
の心線端部ｌＢが入って条帯と確実に接触するだけの溝
が残されるように、条帯の厚さよりも深く、またこれに
よってケーブルがその軸を中心として回転するのが阻止
される。溝に細い条帯を取付ける代りに、ケーブルを挿
入するための凹部に隣接して形成された１つの凹部内に
入れられた比較的中広の条帯な用い、前記の凹部の間に
スロットを形成し、ケーブルの心線端部な通せるように
するのも可能である。第７Ａ図、７Ｂ図および７０図は
このような装置を示したもので、これ等の図面を参照し
て説明する。

カラーテレビジョンセットの陰極線管の集束電圧および
第２グリツド電圧を供給するために、第２７Ａ図の管状
部分は２つの凹部即ちケーブル９と２９のための四部を
有し、これ等の凹部には夫々抵抗層が設けられている。

この装置によって、第９図に示した電気回路が得られる
。巻線２０は略々８ＫＶの電圧を供給し、この巻線の導
体は、集束電極に導かれるケーブル９と接触する抵抗摺
動路２の一端にこの電圧を加える。前記の摺動路には、
固定抵抗２Ｂと陰極線管の第２グリツドに導かれるケー
ブル２９と接触する抵抗摺動路２８が続く。この摺動路
２８の摺動路２８と反対側の端は導ｆｆＭ８６によって
変圧器の端子に接続され、この端子は略々０．５　ＫＶ
の電圧を供給する。代りに固定抵抗を経て接地してもよ
い。

第７Ｂ図は第７Ａ図に示した管状部分の断面図である。

この図面には２つの円筒状凹部内の２つのケーブル９，
２９とこれ等のケーブル９，２９の夫々の心線端部ｌａ
ｗ２０と接触する２つの条帯８１と８２を示す。これ等
の条帯は、２つのケーブル用の凹部の間に形成された適
当な凹部２７内に一緒に配設され、前記のケーブル用の
凹部は、ケーブル軸と平行に延在する開口部を経て前記
の凹部７と連通し、ケーブル心線端部１Ｂ、８０を通す
。第５Ａ図に示したと同様なはめ輪を用いてもよいこと
は云う迄もない。

第７Ｃ図は第７Ａ図のＣにおける断面図を示したもので
、ケーブル９．ｚ９と条帯８１，８２とがどのように配
されているかを示す。

第８Ａ図は、抵抗摺動路２と２８およびこれ等を結ぶ導
電路８８〜８６とを有する側より見た条帯８１と８２の
斜視図を示す。これ等の条帯はアルミニウムシートより
切取られ、前記の路はシルクスクリーン法および硬化に
よる「厚膜」製造法によって形成されている。

ケーブルの特定の変位に対して摺動路２８は略々４００
■の変化を生じ、摺動路２は略々２ＫＶの変化を生じね
ばならないので、摺動路２８は摺動路２よりもｄ」が広
い。固定抵抗２８を形成する摺動路２８の延長部は、ケ
ーブルの挿入が適切でな（・場合にはケーブルは最早や
この抵抗と接触することがなく、過度に高い電圧が第２
グリツドに加えられるのを確実に防ぐために、縦方向に
ずらされている。条帯８２は、管状部分ｌＯに入れられ
る前に、第８Ｂ図に示したストリップ組立体が得られる
ように矢印８７で示したように条帯８１と背中合せにさ
れる。クリップ２６は第８Ａ図の導電路８４と８５間を
電気的に接続し、導電路８８と８６は第９図に関して前
に説明したように巻線の両端に接続される。

第６Ａ図は、ケーブル用の四部の周囲にスロッ）１５を
有する管状部分の外側端部な示す。このスロットは締着
によってケーブルを定位置にロックすることができる。

この締着は、例えば、第６Ｂ図に系すリングによって行
われ、このリングは、締着が行えるように管状部分のね
じ山にねじ込まれる。代りに、第６Ｃ図に示すリング１
８を管状部分の切頭円錐部におし込んでもよい。第６Ａ
図と第６Ｄ図は１つのケーブルに対する１つの管状部分
を示したものであるが、これ等の図面特に第６Ｄ図に関
して説明した手段は、２つのケーブルに対する管状部分
の場合にも用いることができることはわかるであろう。

抵抗層の形成、接触手段の構成またはケーブルロックに
ついての別の方法も本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて色々と考えられる。例えば、ケーブルをロックする
ために、楔状の部材を２つのケーブルの間にこれ等ケー
ブルがロックされる迄挿入してもよいし、ケーブルと管
状部分の外側のストップとの間に挿入してもよい。更に
、導電路８６（第８Ａ図）を固定抵抗を形成する抵抗路
に代えてもよい。

【図面の簡単な説明】

第１Ａ図は本発明の装置に使用する変圧器の側面図、 第１Ｂ図は第１Ａ図のＢよりみた断面図、第２Ａ図は巻
線の接続図、 第２Ｂ図は別の実施例の接続図、 第８Ａ図は管状部分の一実施例の断面図、第８Ｂ図は別
の実施例の断面図、 第４図は抵抗層で被接した絶縁条帯の斜視図、第５Ａ図
はケーブルと抵抗層間の接触を確立する装置の一実施例
の斜視図、 第５Ｂ図は別の実施例の斜視図、 第６Ａ図より第６Ｄ図は夫々ケーブルロック装置の異な
る実施例の斜視図、 第７Ａ図は管状部分が２つのケーブルの凹部な有する実
施例の斜視図、 第７Ｂ図はその横断面図、 第７Ｃ図は第７Ａ図のＣよりみた縦断面図、第８Ａ図は
抵抗層をそなえた２つの条帯の斜視図、 第８Ｂ図は第８Ａ図の条帯を背中合せにした状態の斜視
図、 第９図は陰極線管の２つの電極に対する接続図を示す。 １．８・・・導電層　２，１８・・・抵抗層４・・・溝
　９，２９・・・ケーブル ｌＯ・・・管状部分　１２　、２６・−・クリップ１８
・・・心線端部　１４・・・はめ輪１５・・・スロット
　１６・・・ねじ山１７　、１８・・・リング　１９・
・・止めねじ２０−・・巻線　２５・・・弾性条帯 ８１　、８２・・・条帯　８４　、８５　、８６・・・
導電路１００・・・挿入体 ＦＩＧ、７Ａ　ＦＩＧ、７８ ＦＩＧ、８Ａ　ＦＩＧ、８Ｂ ＦＩＧ、７Ｃ ＦＩＧ、！ｊ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　少なくとも１つの電圧を供給する巻線と少なくとも
   １つの管状部分（ｌＯ）とを有する変圧器を有し、この
   管状部分内には少なくとも１つのケーブル（９）が挿入
   されまた管状部分内でケーブルが前記の巻線と接触する
   ようにした、陰極線管の少なくとも１つの電極を励磁す
   る可変電圧を発生する装置において、前記の管状部分の
   内側に、巻ａ’（２０）の１つの点と接触される一端を
   有する少なくとも１つの抵抗層（２）が配設され、ケー
   ブルには、前記の抵抗層との接触を確立する装置が設け
   られ、前記の管状部分内へのケーブルの挿入の深さは調
   節可能であることを特徴とする陰極線管の電極電圧を変
   化する装置。 区　抵抗層との接触を確立する装置は、その絶縁被覆上
   に折返されたケーブル心線端部（１８）より成る特許請
   求の範囲第１項記載の装置。 ＆　抵抗層との接触を確立する装置は、少なくとも１つ
   の弾性条帯を有するはめ輪より成る特許請求の範囲第１
   項記載の装置。 表　抵抗層は管状部分の壁の溝の中に位置する特許請求
   の範囲第１項から第８項の何れか１項記載の装置。 ａ　抵抗層の他端は巻線（２０）の他端に接続された特
   許請求の範囲第１項から第４項の何れか１項記載の装置
   。 ＆　抵抗層を設けた絶縁条帯が管状部分の中に位置する
   特許請求の範囲第１項から第６項の何れか１項記載の装
   置。 Ｉ　抵抗層は管状部分の内壁に直接に付着された特許請
   求の範囲第１項から第６項の何れか１項記載の装置。 ＆　管状部分は夫々１つのケーブル（９，２９）に対す
   る２つの凹部な有し、これ等の各凹部は、夫々陰極線管
   の集束電圧と第２グリツド電圧を加えるための抵抗層を
   特する特許の範囲第１項から第７項の何れか１項記載の
   装置。 ９、　管状部分は夫々の１つのケーブルに対する２つの
   凹部を有し、これ咎の凹部には夫々抵抗層（２，２８）
   を有する絶縁条帯（８１，８２）が設けられ、これ等の
   条帯は、前記のＢつの凹部の間に、その抵抗層が直列に
   接続されて背中合せに配設された特許請求の範囲第１項
   から第６項の何れか１項記載の装置。 １０、ケーブルロック装置が設けられた特許請求の範囲
   第１項から第９項の何れか１項記載の装置。