JPS601071B2 - スラリ−状廃液の固液分離法 - Google Patents

スラリ−状廃液の固液分離法

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JPS601071B2
JPS601071B2 JP52158922A JP15892277A JPS601071B2 JP S601071 B2 JPS601071 B2 JP S601071B2 JP 52158922 A JP52158922 A JP 52158922A JP 15892277 A JP15892277 A JP 15892277A JP S601071 B2 JPS601071 B2 JP S601071B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は廃水の固液分離に関し、詳しくは郡市廃水、産
業廃水その他の広汎な廃水中に溶解、乳濁、懸濁、浮遊
など各種の形態で存在する爽難汚染源物質の固液分離、
とくには郡市下水、し尿処理や食品工業廃水その他各種
廃水の生物処理における消化汚泥もしくは活性汚泥類も
しくはこれらを含有するスラリー状廃液の固液分離を遠
0分離機で行う際、優れた分離効果を発揮する。
スラリー状廃液の固液分離法に係る。都市下水、し尿や
、醸造、製紙、屠殺、皮革、澱粉工業等の廃水は種々の
方法によって浄化されるが、処理液の特性や処理量の規
模等に応じて遠心分離機、真空炉過機、加圧炉過機、毛
管式脱水機により間液分離が行なわれている。
これらの有機物を含む廃水の処理は、河川の汚染や海水
の汚染の防止上極めて重要な問題であり、近年種々な方
法が研究開発され、一部実用化に移されている。然し乍
ら、廃水処理の技術開発はまだ十分とは言えず、処理量
が莫大であればある程、それに要する経費も莫大となり
、経済性も含めて十分な技術が確立しているとは言い難
いのが現状で、河川および海水の汚染防止上まだ多くの
問題を残している。本発明は、都市下水、し尿や醸造、
製紙、屠殺、皮革、澱粉工業等の有機物を含む廃水の処
理に関し、特にこれらの廃水を大量に経済的に処理する
方法に係るものである。
従来、都市下水等の有機物含有の廃水の大量処理には、
活性汚泥法に夕より生物処理した後、凝集剤を加えて凝
集体を形成させた後遠心分離機によって固液分離を行う
方法が採用されてきた。遠心分離機による園液分離は単
位時間当り処理量が大きい長所の反面、園液分離が必し
も十分に行なわれ難いために処理液のSS濃度、COD
や透過率も十分でなく、又ケーキ含水率も比較的高いな
どの短所があった。このため、有機物含有廃水の生物処
理後に用いられる凝集剤は比較的高性能の凝集剤を必要
とし、従来キトサン系カチオニック高分子凝集剤やポリ
アクリルアミドカチオン変性物、ポリアミノアルキルア
クリレートもしくはメタアクリレート系高分子凝集剤等
が主に用いられた。然し乍ら、これらの凝集剤では処理
後の炉液の透過率は尚十分でない許りか、SSの除去率
も低く更に比較的高価であるので、処理費用が莫大なも
のとなり、都市下水の処理の場合等には地方自治体の財
政上にも問題となつた。本発明者等は、先にユニークな
脱水的凝集作用を有する特定のシアナミド・ホルムアト
デヒド系重縮合物を提案したが(特願昭52−6626
9号特関昭54−1286号公報参照)、その後研究を
続けてきた結果、該シアナミドーホルムアルデヒド系車
縮合物、特にジシアンジアミドーホルムアルデヒド縮合
系高分子凝集剤にカチオニック高分子凝集剤を併用する
と有機物含有廃水、特にその生物処理後の凝集に極めて
優れた効果があり、就中遠心分離機による固液分離に優
れた効果を有することを発見した。
即ち、本発明固液分離法を用いることにより、分離液の
SSは、極めて低い水準が達成これ、又脱色清澄化効果
にも懐れているので分離液の透過率も従来法に比べて高
く、一方分離後のケーキの含水率も比較的低い値に押え
ることが可能となった。更に分離液のCODが同時に低
い水準を達成できるという効果も実現されることとなっ
た。又、後述の実施例2,3,4より明らかな様に原液
のSS濃度が変動しても、凝集剤の添加3量を厳密に調
節することなく安定して良好な固液分離の効果も達成で
きる等の極めて優れた効果を有するものである。キトサ
ン系カチオニック高分子凝集剤の使用量は、特に制限さ
れるものではないが、良好なSS除去や処理液の透過率
、CODお4よびケーキ含水率の点よりジシアンジアミ
ドホルムアルデヒド縮合系高分子凝集剤およびキトサン
系カチオニック高分子凝集剤の合計使用量に対して好ま
いま10〜70%、(但し、固形分重量に基いて計算し
た百分率で示す。以下も同じ)特に好ましくは30〜7
0%が使用される。10%より少ないと十分なSS除去
や分離液透過率が得難く、又70%を越えるとSS除去
および透過率、ケーキ含水率が悪化するので好ましくな
い。
本発明の固液分離法における凝集脱水剤の添加量は、廃
水中の固形分の重量に基いて、ジシアンジアミドホルム
アルデヒド縮合系高分子凝集剤およびキトサン系カチオ
ニック高分子凝集剤の夫々樹脂固形分の合計重量が、通
常約0.1〜約5%、好ましくは約0.5〜約2%程度
の量で用いることができる。
又、ジシアンジアミドホルムアルデヒド縮合系高分子凝
集剤とキトサン系カチオニツク高分子凝集剤の添加順序
は、特に制限されるものでなく、両者を同時に添加して
もよいし、予め両者を混合後添加してもよく、又どちら
かを先に添加してもよい。
尚、本発明の間液分離法においては、ジシアンジァミド
ホルムアルデヒド縮合系高分子凝集剤およびキトサン系
カチオニック高分子凝集剤の使用に際して、他の凝集剤
の併用が可能であり、例えば、硫酸アルミニウム、ポリ
塩化アルミニウム、塩化第二鉄の如き無機凝集剤、およ
びポリアクリルアミドのホフマン分解物又はマンニツヒ
反応物、ポリアミノアルキルアクリレートもしくはーメ
タアクリレート類、ポリアミノアルキルーアクリルアミ
ドもしくはーメタアクリルアミド類、ポリエチレンィミ
ン系化合物類、ポリアミド−もしくはポリエステルーポ
リアミン系化合物類、ポリハロヒドリンアミン系化合物
類、ジハロアルカンポリアルキレンポリアミン系化合物
類の如き公知のカチオン系有機凝集剤も必要に応じ必要
量を併用することができる。
本発明の上記目的および更に多くの他の目的ならびに利
点は、以下の記載から一明らかとなるであろう。
本発明の固液分離法に用いられるジシアンジアミドホル
ムアルデヒド縮合系高分子凝集剤としては、例えば特公
昭36−23231号の実施例1および実施例3記載の
水溶性高分子縮合体が使用される。
これらの水溶性高分子縮合体の製法として、ジシアンジ
アミド1モルに鍵酸または有機酸を、0.5〜1.5モ
ルの割合で加え、僅かに加熱すれば透明溶液となり、次
いで急激に発熱反応を起して白色泥状のグアニル尿素等
の酸の塩類が生成されるので、これをホルマリンのごと
きアルデヒド類2〜3モルと80〜10000で縮合し
た生成物を水に溶解して、適度の濃度として用いること
が記載されている。そして、上記縮合による高分子化を
充分に行わせることが必要であること、および縮合が進
む程凝集効果が大きな凝集剤となることが記載されてい
る。又、上記反応に用いる酸又はそのアンモニウム塩類
として、硫酸のほかに、塩酸、燐Z酸、蟻酸、酢酸、乳
酸、酒石酸等の酸およびこれらのアンモニウム塩が例示
されている。そして、該提案の実施例1では、塩酸/ジ
シアンジアミドのモル比が1、ホルムアルデヒドノジシ
アンジアミドのモル比が3の反応生成物が、又、実施例
3Zでは、燐酸/ジシアンジアミドのモル比が1、ホル
ムアミド/ジシアンジアミドのモル比が3、の反応生成
物が開示されている更に、上記提案の発明者等の報文、
東工試報57(12号)、604〜614頁(1962
王)には、更に詳細な2検討の結果が報告されており、
この報文においても、分子を大きくするような条件で反
応させた生成物ほど、凝集および除濁の効果が大きいこ
とが報告され、(該報文の604頁、12一1ヌ庁)、
塩酸/ジシアンジアミドのモル比が1.0以下、ホルム
ア2ルデヒド/ジシアンジアミドのモル比が1.5前後
の条件で且つ高い反応温度および形成される生成物が水
溶性を失わない範囲で長時間反応させることにより、分
子の大きな所望の反応生成物の得られることが記載され
ており、(該報文612−6133頁)これらのジシア
ンジアミド・ホルムアルデヒド縮合系高分子凝集剤も、
本発明の固液分離法に用いることができる。本発明者等
は、研究を重ねた結果、上記ジシアンジァミド・ホルム
ァルデヒド縮合系高分子凝集3剤の外に、特に高分子量
高コロイド当量値、即ち数平均分子量が約170〜約3
00、且つコロイド当量値が約4以上、例えば約4〜約
6程度、より好ましくは約4.4〜約5程度のジシアン
・ジアミド・ホルムアルデヒド縮合系高分子凝集剤が本
発明の4固液分離法に好適に用いられることが判った。
数平均分子量が上記下限を超えて低くなりすぎると、た
とえコロイド当量値が約4を超えても、凝集および沈降
速度が遅くなり、また凝集物の分離に際し、その炉週速
度が低下し且つ分離された緑ケーキの含水率は増大する
などの不利益ないし欠陥を生じ、又、数平均分子量が上
記上限をこえて大きくなり、これに伴って、上記コロイ
ド当量値が低下しすぎると、炉過速度が低下し、且つ分
離された湿ケーキの含水率は増大するなどの不利益ない
し欠陥も生ずる結果となる。又SSの除去や分離液の透
過率やCODの点でも、同様の結果となる。尚、本発明
において、コロイド当量値および数平均分子量は、下記
測定法に従って測定、決定される値を意味する。{a}
コロイド当量値:− 固形分が500の9になるように、ジシアンジアミドホ
ルムアルデヒド系軍縮合反応生成物試料を精秤し、水に
溶解させた後全容が1のこなるように水で希釈する。
そこからホールピペットで10の‘の試料を採取し、水
約90の‘を加える。
次に0.1NNaOH又は0.1NHCI溶液を用いて
PH6とし滴定試料とする。上記滴定試料に、トルィジ
ンプルー指示薬(コロイド滴定用、和光純薬製)4滴を
加え、マグネチツクスターラ一で麓拝しながら、1/4
00Nのポリビニル硫酸カリウム溶液(和光純薬製、P
VSKO.4050夕を1夕〆スフラスコに溶解)で滴
定する。終点はトルィジンプルー指示薬の青色が赤紫色
へ変色する点とする。
計算式 コロイド当量値(meq/の=塞き亨導 f:N/400PVSKのフアクター V:N/400PVSKの滴定量(泌) S:試料採取量(夕) W:試料固形分(%) {b)数平均分子量:− 試料1,2,4および9夕を精秤し、それぞれ1000
夕の蒸留水に溶解させる。
各濃度の水溶液について測定温度50oCで「117コ
ロナ分子量測定装置」により電圧を測定する。各濃度に
おける数平均分子量は次の式によって得られる。K Mn=不7蚕 Mn;数平均分子量 △V;測定電圧 Cs:試料濃度 K ;装置定数 なお装置定数はブドウ糖を蒸留水に溶解した水溶液から
作成した。
4つの濃度についてそれぞれ測定し、その濃度を無限希
釈した数値に外挿して数平均分子量を算出する。
上記数平均分子量およびコロイド当量値を満足せしめる
ために、従来提案におけるとは異つた反応結合条件を採
用すべきである。
とくに、ジシアンジアミド1モルに対して約2モル以上
、例えば、約2〜約3モル程度、好ましくは約2.2〜
約2.5モル程度のホルムアルデヒドを用いて反応を行
うのがよく、又、ジシアンジアミド1モルに対して約1
モル以上、例えば約1〜約1.5モル程度の塩化アンモ
ンを用いた酸性条件下、好ましくはPH約5以下、一層
好ましくはPH約4以下の塩化アンモン添加による酸性
条件下に反応を行うのがよい。反応は水もしくは例えば
水ーアルコール混合媒体の如き水性媒体中で行うのがよ
く、反応温度は約10000以下で行うのがよい。好ま
しい‐一態様によれば、ジシアンジアミド1モルに対し
て約2モル以上のホルムアルデヒドを用い、該ジシアン
ジァミド1モルに対して約1モル以上の塩化アンモンの
存在下、約PH2〜3程度のPH条件および約40〜約
50℃程度の温度条件下に反応を行い、反応末期ないし
終了時のPH条件約4前後、温度条件約85〜約95d
o程度の条件となるように反応を行うのが好ましい。反
応時間は例えば約2時間〜3約1別寺闇程度が好ましい
。上記PH条件の調製に、例えば塩酸、硫酸などの無機
酸、蟻酸、酢酸などの有機酸、あるいは塩化アンモン以
外のこれらのアンモニウム塩、アミン塩などの如き塩類
を併用することもできる。
3本発明で用いる上記水可溶性ジシアンジアミド・ホ
ルムァルデヒド系重縮合反応生成物を形成する反応成分
としては、当然ジシアンジアミドとホルムアルデヒドと
の組み合わせが好ましいがジシァンジァミドの代物こシ
アナミド系化合物が便4用できる。例としては、シアナ
ミド、グアニジン、グァニル尿素、ビグァニドおよびこ
れらの任意の混合物をあげることができる。ジシアソジ
アミド或はその一部たとえば約0.5モル%以下を上言
己他のシアナミド系化合物で代換したシアナミド系化合
物の利用が好ましい。又、ホルムアルデヒドの代りに使
用されるアルデヒド系化合物としては、上記ホルムアル
デヒドのほかに、例えば、パラホルム、アセトアルデヒ
ド、ベンズアルデヒド、フルフラールなどをあげること
ができる。ホルムアルデヒド或はその一部たとえば約0
.5モル%以下を上記他のアルデヒド系化合物で代換し
たアルデヒド系化合物の利用が好ましい。一方、本発明
の固液分離法に用いられるキトサン系カチオニック高分
子凝集剤はキンサン、酢酸、蟻酸、スルフアミン酸等の
キトサン塩および/又はCH基、NH2基、CH20日
基等を適宜化学的方法によって変性したその変性物もし
くはこれらを有効成分として含む凝集剤をいい、例えば
フローナツクN、フローナツク#250、フローナツク
MA(共和油脂工業■製)やクリフィツクCP−609
(栗田工業■製)等が本発明の間液分離に有効に使用で
きる。
他方、本発明の固液分離法に用いられる遠心分離機は、
固−液系の比重差のある混合物を遠心力場に導いて、沈
降速度を増大し、分離を行うもので、性能を高めるため
一般に回転数の高いものが用いられるが、特に特定の機
種に制限されるものではない。
例えば、回転軸が垂直軸のもの又は水平軸のものや、連
続式又はバッチ式のものは当然に使用できるし、円筒型
、分離板型(標準型、ノズル排出型、弁排出型)、スク
リューデカンタ−型(横型、竪型)、その他の型(単筒
型、多筒型、分離板スクリューデカンター型、無孔バス
ケット型)等〔化学装置便覧〜P612〜618、化学
工学協会編、丸善発行、昭45年〕が用いられるが、好
ましくは、スクリューデカンター型の遠心分離機が用い
られる。参考例〔ジシアンジァミド・ホルムアルデヒド
縮合系高分子凝集剤の調製〕37%ホルマリン1071
夕(13.2モル)に、常温蝿梓下にジシアンジアミド
504夕(6.0モル)を加える。
次いで、温度25〜270から塩化アンモン321夕(
6.0モル)を1時間30分を要して除々に添加する。
この間温度は49ooとなる。添加後、反応液を85o
oに昇温し、同温度で4時間反応せしめた後65午CI
こ冷却する。得られたジシァンジアミドー塩化アンモニ
ウムーホルムァルデヒド重縮合物液は、1日後のほぼ安
定した状態で平均分子量178、コロイド当量値4.6
4meq/夕であった。以下に、実施例および比較例に
よって本発明の実施態様と、その優れた効果の一例を説
明する。以下の部数乃至%は凡て重量で表示したもので
ある。又使用したジシアンジアミド・ホルムアルデヒド
縮合系高分子凝集剤は、凡て参考例で調製したものを用
いた。実施例 1 原水は富山県滑川市衛生センターし尿処理余剰汚泥(S
S.3800ppm.炉液COD7磯皿)を開いた。
参考例で得られたジシアンジアミドホルムアルヂヒド縮
合系高分子凝集剤とクリフィックスCP−609の混合
比が、固形分として9:1となるように希釈した0.2
%の均一溶液を調製し、原水のSS当り談溶液の添加量
が固形分として2%になるよう流量を調節する。次にこ
れを遠心脱水装置SD−100P(石川島播磨重工製)
を用いて固液分離を行い、分離液のSS、光透過率、C
ODおよびケーキの含水率を測定する。結果は表−1に
示した。
SS、透過率、COD、ケーキ含水率の測定法は以下の
通りである。a 浮遊物(SS)測定法環境庁告示64
号に基〈ガラスファイバー法による。
即ち、ガラスファイバー炉紙を用いて、検水の一定量を
炉遇して蒸発乾圃し、乾燥後ガラスファイバー炉紙上の
残留物の重さも計ってSS量を算出した。b 炉液光透
過率測定法 SS測定後の炉液について分光光度計(島津ダブルビー
ム分光光度計UV−200)を用い所定波長での光透過
率(%)を測定する。
c COD測定法 JISKOI02一1971に基き、過マンガン酸カリ
ウムによる酸素消費量により算出する。
(詳しくは別紙参照) d ケーキ含水率測定法 脱水処理後のケーキを予め秤量したシャーレにとり湿重
量を測定した後、熱風乾燥にて恒量に至らしめ再び重量
測定を行い、次式によりケーキ含水率を算出する。
ケ‐袷水率く%):学xloo a:ケーキ湿重量 b;ケーキ乾燥重量 実施例 2〜7比較例 1〜8 実施例1で、ジシアンジアミドホルムアルデヒド縮合系
高分子凝集剤とキトサン系カチオニック高分子凝集剤の
所定量を添加した代りもこ、表一1に示す様にジシアン
ジアミドホルムアルデヒド縮合系高分子凝集剤および、
キトサン系カチオニツク高分子凝集剤又はキンサン系以
外のカチオニック高分子凝集剤の夫々の所定量を用いた
以外は、凡て実施例1と同一の条件で処理した。
これらの結果を表一1に示した。尚、比較例7のプレス
ト表 −1ール444Kは、ストックハウゼン製、比較
例8のサンポリK−744は三共化成工業■製のキトサ
ン系以外のカチオニック高分子凝集剤である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 廃液にジシアンジアミドホルムアルデヒド縮合系高
    分子凝集剤を加え、次いで遠心分離機によって、スラリ
    ー状廃液の固液分離を行う方法において、ジシアンジア
    ミドホルムアルデヒド縮合系高分子凝集剤にキトサン系
    カチオニツク高分子凝集を併用することを特徴とするス
    ラリー状廃液の固液分離法。 2 キトサン系カチオニツク高分子凝集剤の使用量が、
    ジシアンジアミドホルムアルデヒド縮合系高分子凝集剤
    およびキトサン系カチオニツク高分子凝集剤の合計使用
    量に対し、夫々の固形分重量に基き10〜70%である
    ことを特徴とする特許請求範囲第1項の固液分離法。 3 ジシアンジアミドホルムアルデヒド縮合系高分子凝
    集剤が数平均分子量約170〜約300で、且つコロイ
    ド当量値が約4以上であることを特徴とする特許請求範
    囲第1項の固液分離法。 4 スラリー状廃液が活性汚泥法により処理されたスラ
    リー状廃液であることを特徴とする特許請求範囲第1項
    の固液分離法。
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